銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

口蹄(疫)病、と、北野監督のカンヌ映画祭

2010-05-22 05:59:08 | Weblog


 宮崎県で悲惨な状況が起きている模様です。牛とは従順で頭のよい動物です。むかし声のきれいなジョーン・バエズが、『ドナ・ドナ』と言う唄を歌いはやらせました。そのころは牛の命やら、気持ちを、同情を持って考える優しさが、人間・側にありました。社会全体として、そのような心構えがありました。

 しかし、生産高を高めるために世界レベルで、実は残酷な事を牛に対しても、豚に対しても、鶏に対してもやっています。その結果日本人も、江戸時代から比べれば、庶民レベルでも、比較できないほどの贅沢を謳歌できるようになりました。

 私だって、牛を食べています。それも、最近では、ホテル・ビュッフェと言う形で、しょっちゅうおいしいロースト・ビーフを食べています。周りには平和な主婦がいっぱいいます。私は主人と行くか一人で行くかですが・・・・・

昨年までは、仕事オンリーの人間でした。こんな分野には興味さえなかったのです。

 しかし、連続してお読みいただいている方には、その理由がご理解いただいていると思いますが、この一月に、京橋の有名画廊のオーナー山口みつ子さんが急逝されました。その後のマスメディア、および、画廊とか、画壇の山口さんに対する扱いに、深い悲しみを持っています。自主的なお別れ会も誰かの指図で、つぶれて、一切、哀悼の意を表する場が設定されませんでした。不思議なことですし、私は切ないといってもあまりある心理状態です。
で、同行二人と言う気持ちで、山口さんも私もいままでは、味わう余裕の無かった、遊びの世界へ進入しようと考えているのです。そして、もっとも安全で、簡便な遊びが食を楽しむ世界なので、お安くおいしいものを食べられる、ホテル・ビュッフェとか、バイキングを試し続けているのです。途中で個展が挟まりましたが、すでに六回は行っているでしょう。

東京の大きな食堂を持つホテルで、ビュッフェ・バイキングを楽しんでいる主婦たちの表情には、何の不安もなさそうです。宮崎県の県民の苦しみなど、何も反映していません。しかし、預言者は世に容れられず、と言われたほどの私です。内心で深くこの問題を思考していました。取り組むのが大変だからこそ、どくだみが何とかといって、遊んでいたといっても過言でないほどです。
さて、昨日は一切頭を使いませんでした。それで、体は疲れたものの、普段より、疲労が少ないのでしょう。夜の11時に寝て朝の三時には完全に目が覚めており、この困難な話題に、私なりに全力をかけて取り組みたいと思います。
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 東京と宮崎に深い乖離があるがごとく、日本とフランスには、深い距離(乖離)があります。そして、カンヌ映画祭は、宮崎県の口蹄病とは、まったく無関係に進行しています。もし、これがイギリスでかつて流行したようにフランスに影響があれば、ちょっとは話題には上るかもしれませんが、遠く海を隔てた日本のことです。
 シー・シェパード問題にも、黒マグロの禁漁の問題にも、フランスが日本に政府として同情的だとは思えません。つい20年ほど前は、フランス人は、アメリカ人とは違って、日本を理解してくれていると、信じられたのですが、今はそうとも思えません。

 となると、レジオン・ドヌール勲章も、カルティエ財団支援の個展も、カンヌ映画祭も、一切、口蹄病とは無縁に、進行するのでしょう。で、くどいぐらい繰り返しますが、北野武監督は厚遇を受け、最終的には受賞をすることと成るかもしれません。二日ぐらい前に、NHKで、その厚遇の様子が映写されました。
 昨年の、レジオン・ドヌール勲章・受賞以来、メディアが北野監督を扱い報道する量は、金銭的に換算すると、何十億円に当たるでしょう。その効果は、驚くばかりで、北野監督は、ポカリ・スエットのテレビ・コマーシャルにまで進出しました。当たるを幸いなぎ倒すと言う勢いです。

 しかし、これほどの厚遇を受ける裏に、氏の才能以外の側面を見る私です。北野監督は、国際的軍産共同体にとっては、二つの側面で、好都合な人間だからです。それは、氏が講談社襲撃事件で、問答無用の乱暴さを示しえる人間であると、知れ渡っているから、日本の言論界に一種のにらみを利かせうる人間だからです。言論弾圧を、一人のスターを生み出すことによって、可能にしています。実際問題として、怒涛のごとき、オマージュの連続で、北野監督を批判する、意見はどこからも、今のところ、出てきていません。

 もう、一つは、日本政治をおもちゃにして行き、まともな政治家を駆逐して行った、功績があるからです。車輪のもう一方の輪である、小沢民主党幹事長は、経済界を分断していき、ビジネス界を壊滅に近い状態に追い込んでいます。日本はその両輪の、功績(?????)により、大変に国家として弱い常態へと陥れられ、国民一人一人が守られえない状況へ陥っています。

 トヨタの社員も守られていないし、それは、名古屋圏の経済状況(現在の質素化する日本の中で唯一豪華な結婚式が行われる地域として有名だった)の衰退をも、招くでしょう。

 近々、選挙があると言われます。民主党から谷亮子さんが推薦されると言うことで、週刊誌が騒いでいます。今まで表面に出てこなかった、谷亮子さんの実家の、親の職業の問題も出てきました。かたぎではないと今までも、裏でささやかれていた事が、表に出てきたのです。こう言う現象を嚆矢として、政治家は非常に小粒になってきています。今回の口蹄病騒ぎでも、政治家の無能ぶりは言われています。

 その上、民主党は、人材が少ないです。それなのに、官僚打破、官僚駆逐とか表明してきました。日本では政治家は駄目でも、官僚とか、地方公務員が、ある意味でしっかりしていたので、政治、特に行政がスムーズに運んでいたのに、その方向からも壊滅的な打撃を受けています。アメリカは官僚と言うものがありません。で、サブプラム・ローンみたいな奇策が出ても、それを規制する組織が無いので、庶民が、悲惨な目にあいます。

 私は、去年の秋以来、民主党をもてはやす、マスメディアの動きに、激しい嫌悪感を感じてきています。民主党、とくに小沢幹事長が突出して、力を持つ、構造など、せっかく敗戦の苦労の上に築き上げられた、戦後の民主主義を粉砕していく傾向だと、危惧以上の危惧を持って、推移を眺めてきているのです。
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 日本の政治とか、行政が駄目になると、国民一人一人が守られません。となると、海外の悪徳者に牛耳られるままになります。悪徳者とは、この際では、金が目的の人々と考えるとよいでしょう。さまざまな形で蓄えられた、日本の備蓄金が、これもまた、さまざまな手法で、海外へ流れていってしまっています。

 それを大量に支援しているのが、朝日新聞を中心とする大マスコミです。今週アエラが、太地町の水銀疑惑を、報道していました。その微量程度を大げさに言う。『おお、週刊朝日では足りず、もっと、上品で信頼度が高いと思われている、アエラを、つかってきたな。なりふりかまわずだ。国際的軍産共同体へのご奉仕が過ぎますよ』と思う私ですが、こんな小さな力では、国際的・軍産共同体の悪意ある行動を阻止する事もできず、ただ、スダジイの大木の下で、つぶやくように観察を述べるだけです。

 しかし、もう一回翻ってみます。一気に思いがけない説を展開しましょう。
 
 この口蹄病のウィルスが、海外から持ち込まれ、意図的に宮崎県でばら撒かれたと仮定したらどうなるでしょう。さまざまな、裏を考え及ばないといけません。しかし、直感的に、これは正しいとも思えます。

 日本は島国であって、海に囲まれています。そして、ウィルスは今まで発見をされては、いなかったそうです。しかも、清潔を好む国民性があります。ましてや、高価な種牛生産農家です。牛の健康管理には気をつけているでしょう。夜陰にまぎれて、ウィルス水溶液を、防衛が少ない牛舎周りに撒いておく。それも、もし数軒の畜舎で、行われたら、アウトですね。2009年度の種牛、コンクールで宮崎県の、種牛が、一等賞を取ったそうです。そこを、攻撃するのは、一種の愉快犯として、行動する側にとっては、すぐ思いつく発想です。

 シー・シェパードのこと、そのほかを取ってみても、彼らのやっていることには、ある種の幼稚さはあります。きわめて政治的な問題でも、まるで、いたずらのごとく、軽く、行われてしまう。その目的は何か?

 それは、毒入り餃子事件と同じ発想で行われている側面もあると思われます。日本政治のトップの交代を迫ると言う側面です。福田康夫・元・総理大臣は、立派な人物だったと私は考えています。政治家としてまともです。しかし、解決不可能な問題を突きつけられて人間として、苦悩のあまり、要職を辞してしまわれました。

鳩山さんは、小沢幹事長より、この国にとっては、好ましい人物ですが、実は、芯(または、真のない)お坊ちゃまです。あの奥様にたらし込まれていて、平常心を保っておられるだけでも、普通の心理状態ではない。どこかで、つじつまを合わせる手法を見につけてしまわれているので、心を動かす事が出来ません。責任を取る力も、処理能力もない方です。それでも、今まで、私が、一切批判をしてこなかったのには、わけがあります。
普天間の問題にせよ何にせよ、自然の推移に任せたいと思うからです。民主党の勝利は、不自然です。何が不自然と言うかと言うと、マスコミ総動員が影にあるからです。だから、日本の政治を担うほどの、力量がない事は、最初から推定できていましたから、その真実が暴かれるのを待っていただけです。
 
でも、どうして、マスコミがこれほど、支配をされてしまうかと言うと、その支配者の権力が強大だからでしょう。恐れおののいている人たちが、今の大マスコミを牛耳っています。私がなぜ、埒外にいて、大マスコミも国際的軍産共同体をも恐れないかと言うと、何も、恩恵をこうむっていないからです。まず一つにはそれがあります。名誉もお金もそちらからはいただいていません。
それから、信仰を持っているので、天の采配を信じているからです。自然の力を信じているからです。政治とか行政というのは、人間が行うことですが、その上にある、天の力も存在するのです。天に見守られていると言う事は、現世で、得をするわけではありませんが、心底、平和で、生きがいを感じられる、スケルトンでもあります。

この口蹄病の件に関しては、さまざま、敷衍する論理を展開するかもしれませんが、今日はここまでといたしましょう。では、2010年5月22日 雨宮舜

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