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銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

蒼穹の昴が終わってしまった。改稿・短縮・篇

2010-07-11 11:08:35 | Weblog
 本日は日曜日です。このブログの読者の皆様もご自宅にいらっしゃるケースがおおいでしょう。選挙カーの連呼も終わって町は静かです。それで私もちょっとした休憩を入れましょう。

 ところで、NHKハイビジョンで放映をされていた蒼穹の昴が昨日終わってしまいました。私はこのドラマの原作を読んでいません。だから、語ることが的をはずしているかもしれませんが、

 ちょっと、進行がとろとろしていましたね。それは、若手の俳優に魅力がなくて、彼、彼女らが登場すると、すべてが想定内で進行するので、それで、とろいと感じたのでしょう。これは、脚本が悪いのか、彼、彼女らの演技が平板なのか、どちらに原因があるのかが、今のところわかりません。
 ひとつ、原因として想像をされることは、中国の若い人は一人っ子政策の影響で、親から大切にして育てられています。しかも俳優になるためには、大変な競争があるそうです。日本で言えば東大に合格するよりも難しい穴を通らないと、世に出られない模様です。

 それゆえに、優等生としての殻を破ることができないのかな。マダムチャンを演じた女優さんなど、「あなたって、実家がよくて、お嬢様なのでしょう」という感じを受けるだけで、その役が内包している複雑さが、まったく出ていなかったです。主人公、春児、文しゅうを演じた二人の青年もそうですし、彼らを囲む奥様役や、妹やくも、そして、光緒帝の最愛の人珍妃を演じた女優さんも同じです。

 唯一、若手の中で輝いていたのは、光緒帝役の俳優でした。やりがいのある脚本だったと思いますし、本人の人物造詣もすばらしかったです。

 ほかには、中年俳優、特に悪役連中がすばらしかったです。宦官の鬱屈を表現する俳優たちは上手だと感じました。見ていて面白かったです。翻って繰り返しになりますが、中年、若手両方とも、善玉役はつまらなかったです。

 さあて、最後に主役の田中裕子さん。今いえることは、「ごくろうさまでした。よくまっとうなさった。それはえらいです」ということです。「あの重いかつらと衣装をまとうだけでも、大変だったでしょう」と、申し上げたいです。

 その重いかつらと、衣装ということですが、それに惹かれて、見続けました。ドラマ部分がつまらなくても、そこと、装置が立派でしたね。セットとも思われない宮殿でした。私は韓国ドラマをあまり見ていないので、比較ができないのですが、こういう史劇は、衣装と装置が、楽しみなのです。では、                           2010年7月11日、雨宮 舜
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