さて、首相をからかうという点で、見逃せないのは、田中角栄首相です。この人のことも、ちょっとブログでは書ききれないほどの、人物ですが、激烈な戦いの末に、とうとうご本人の病気で倒れました。脳梗塞だとか。
その頃は、闇の帝王または、キングメーカーとも言われた立場も消え、七奉行と言われた、(角栄さんが次に首相にしたかったであろう)人物も竹下首相をはじめ、逃げ去りました。落日の時です。しかし、日当たりのよい日に、庭に出て、日光浴でもしようとする姿を、ヘリコプターが捉えました。
よく、小泉さんを劇場型・政治家と言いますが、マスメディアこそ、ニュースとか人間をおもちゃにしていると思うのが、ヘリコプターによる、取材です。ホリエモンが収監される日も、六本木ヒルズから、どこかへ向かう、高速道路を、ヘリが追いかけました。
その時に、東京の街は、電飾はきれいでした。だけど、一人の人物をおもちゃにしている、そして、出演料も払っていないのに、劇場に登場をさせているとは、感じました。日本人はこういうニュースを見て喜ぶほど、下品な種族だったのでしょうか?
むしろ、ホリエモンもかわいそうだなあと思ったりします。そして、角栄さんの車椅子姿を見て、惻隠の情に駆られた人が多かったと思います。
それが、田中真紀子さんの人気に繋がっています。
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その真紀子さんですが、外務大臣だったときの記者会見の場で、左手で、秘書官(外務省側の課長さん)が、差し出した書類を振り払う映像が、何度も何度も流されました。
よく有名税とか言います。有名な人は、李下に冠を正さず、で、非常に言動に気をつけなくてはなりません。真紀子さんは、新人として、会社に勤めて、下っ端としてお局さんに仕えたことなど、無いみたいで、それゆえに、こういう場所での、態度がなっていないです。だから、私など『うわー、嫌だなあ。せっかくのチャンスを、この人は自分でふいにしているわ』と、思いました。
しかし、その後で、週刊文春で、真紀子さんのお嬢さんの離婚を取り上げた記事が出たときに、全く別のことに気がつきました。その記事は上杉隆と言う人が書いたものです。その人は別の記事でも、田中角栄元首相を、こき下ろす人のようです。
週刊文春は、金権・問題追求の、先鋒であった立花隆氏が、もと、編集部にいたそうで、それゆえにか、非常に田中角栄氏と、その一族を嫌っているようですが、政治家ご本人はともかくとして、お嬢さんのマイナスのプラヴァシーに触れるなど、日本人であっても、他の国の人であっても、絶対に許されないことだと思います。だって、読者はそのお嬢さまから迷惑を掛けられていないのですよ。それは、知ってはいけない部分です。
でね。急に、『そうか。あの真紀子さんが、書類を振り払う映像が、何度も出てきたのは、政敵の陰謀かもしれない』と感じ始めたのです。この場合の政敵とは、単に野党と言う意味ではありません。もっと深いのですが、ここでは、言葉としては、政敵とだけ、言っておきましょう。
よくサブリミナル効果と言います。でも、あれだけ、はっきりと、映像を繰り返し流すとは・・・・・
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そして、それが、結局は日本の損になっていますね。つい、2,3日前にニューヨーク州の北の方で、ボンバルディア社製の飛行機がまた、墜落しました。こういうときに、『YS11の製造をずっと続けていたらよかっただろうなあ。信頼性が高かっただろうに』と思います。日本の国民(一個人も、一企業も)は、ぜひ、自由に行動する権利を確保したいものです。国民一人ひとりの尊厳を守るためには、たとえ、有名な人が相手でも、それを、からかうのは、損なのです。そういうことに、日本の国民一人ひとりが気がついて欲しいものです。他人を傷つけることは自分を傷つけることですから・・・・・仰向いてつばを吐くとはまさにこのことなのです。
2009年2月15日 川崎 千恵子 (雨宮 舜)
その頃は、闇の帝王または、キングメーカーとも言われた立場も消え、七奉行と言われた、(角栄さんが次に首相にしたかったであろう)人物も竹下首相をはじめ、逃げ去りました。落日の時です。しかし、日当たりのよい日に、庭に出て、日光浴でもしようとする姿を、ヘリコプターが捉えました。
よく、小泉さんを劇場型・政治家と言いますが、マスメディアこそ、ニュースとか人間をおもちゃにしていると思うのが、ヘリコプターによる、取材です。ホリエモンが収監される日も、六本木ヒルズから、どこかへ向かう、高速道路を、ヘリが追いかけました。
その時に、東京の街は、電飾はきれいでした。だけど、一人の人物をおもちゃにしている、そして、出演料も払っていないのに、劇場に登場をさせているとは、感じました。日本人はこういうニュースを見て喜ぶほど、下品な種族だったのでしょうか?
むしろ、ホリエモンもかわいそうだなあと思ったりします。そして、角栄さんの車椅子姿を見て、惻隠の情に駆られた人が多かったと思います。
それが、田中真紀子さんの人気に繋がっています。
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その真紀子さんですが、外務大臣だったときの記者会見の場で、左手で、秘書官(外務省側の課長さん)が、差し出した書類を振り払う映像が、何度も何度も流されました。
よく有名税とか言います。有名な人は、李下に冠を正さず、で、非常に言動に気をつけなくてはなりません。真紀子さんは、新人として、会社に勤めて、下っ端としてお局さんに仕えたことなど、無いみたいで、それゆえに、こういう場所での、態度がなっていないです。だから、私など『うわー、嫌だなあ。せっかくのチャンスを、この人は自分でふいにしているわ』と、思いました。
しかし、その後で、週刊文春で、真紀子さんのお嬢さんの離婚を取り上げた記事が出たときに、全く別のことに気がつきました。その記事は上杉隆と言う人が書いたものです。その人は別の記事でも、田中角栄元首相を、こき下ろす人のようです。
週刊文春は、金権・問題追求の、先鋒であった立花隆氏が、もと、編集部にいたそうで、それゆえにか、非常に田中角栄氏と、その一族を嫌っているようですが、政治家ご本人はともかくとして、お嬢さんのマイナスのプラヴァシーに触れるなど、日本人であっても、他の国の人であっても、絶対に許されないことだと思います。だって、読者はそのお嬢さまから迷惑を掛けられていないのですよ。それは、知ってはいけない部分です。
でね。急に、『そうか。あの真紀子さんが、書類を振り払う映像が、何度も出てきたのは、政敵の陰謀かもしれない』と感じ始めたのです。この場合の政敵とは、単に野党と言う意味ではありません。もっと深いのですが、ここでは、言葉としては、政敵とだけ、言っておきましょう。
よくサブリミナル効果と言います。でも、あれだけ、はっきりと、映像を繰り返し流すとは・・・・・
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そして、それが、結局は日本の損になっていますね。つい、2,3日前にニューヨーク州の北の方で、ボンバルディア社製の飛行機がまた、墜落しました。こういうときに、『YS11の製造をずっと続けていたらよかっただろうなあ。信頼性が高かっただろうに』と思います。日本の国民(一個人も、一企業も)は、ぜひ、自由に行動する権利を確保したいものです。国民一人ひとりの尊厳を守るためには、たとえ、有名な人が相手でも、それを、からかうのは、損なのです。そういうことに、日本の国民一人ひとりが気がついて欲しいものです。他人を傷つけることは自分を傷つけることですから・・・・・仰向いてつばを吐くとはまさにこのことなのです。
2009年2月15日 川崎 千恵子 (雨宮 舜)