AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

死霊復活祭@幕張メッセ

2008年02月18日 | コンサート
アリス・クーパーが20年振り日本上陸!?
いや、そんなことよりアイアン・メイデン東京遠征の話が先ですよね。
人生初となったメイデンライヴだったんですが、感激だった!というより思い出になったという感じだったかな。
幾多のライヴやフェスで激しいモッシュの戦場をかいくぐって来た百戦錬磨のこの私でも、今回の大規模な幕張メッセでの、あまりにも無謀すぎるオールスタンディングには心底堪えましたなぁ~。いや、あれはあかんで。
オープニングのチャーチルの演説が流れ出した瞬間から既にオーディエンスが興奮状態となり、後方から前へと押し入ってこようとする輩のために、冗談抜きでマジ圧死寸前の危険極まりない無秩序状態と化した時はさすがにヤバいと思いました。私はライヴ・サイチューニ・デスにならぬよう身をかわすので必死で、せっかくのトップナンバー“ACES HIGH”を殆ど堪能することができず、かなり悔しい思いをした。
押し寄せる輩を手で前へ前へと押している内に、気が付くと最初にいた場所より50メートルほど後ろに下がってしまっていた。とにかくもうこの混雑加減に戦意喪失というか、意気消沈してしまい、前半部分は殆どライヴに集中できなかった。まぁ今回一番の失敗は、ロッカーに荷物を預けそびれてしまい、会場に持ち込んでしまったことだ。このドジシンめが!!

セットリストは、まさに全盛期の定番曲のオンパレードで、それほどの意外性もなかったが、10分を悠に超える超大作“暗黒の航海”なんかも披露され、この曲のためだけに描かれた難破船のバックドロップとか、演出感タップリのステージはかなりの見物だった。
今回よかったなと思えたのは“POWERSLAVE”かな。あのエジプティックな雰囲気とシャッフリーなリズムセクションがたまらん!
そして、なんといっても“HEAVEN CAN WAIT”だろう。この曲の時に思いましたね。「そうなんだ、私はこの中間の「ウォオオゥ、ウォオオオオーオオ、ウォオオゥ♪」の大合唱をするためにはるばる京都から東京までやって来たんだ」と。
しかもこの時、ファン応募で選出されたのであろう数名の“ウォオオオコーラス隊”がこの大合唱のためだけにステージ上に出現!!いやはや、ようゆわんわ。
そしてライブ終盤ではメイデンライヴ名物、巨大エディ(サムホエアVer.)が出現し、ぎこちなくステージ上を右往左往していた。
今ツアーは7thまでの曲しか演らないと聞いてたのに、“FEAR OF THE DARK”が演奏されたときは「話が違うじゃないか」と思ったが、これはヤニックに対する配慮から選ばれたのではなかろうかと。じゃないと今回のツアー、ヤニックの出番なさ過ぎるでしょ!前座のアヴリル・ラヴィーン気取りのスティーブ・ハリスの娘のKYなパフォーマンスがあったのも、スティーヴの家族愛からきているのでしょうし、ヤニックも家族同様だからね。だから笑って許せましたね。俺って寛大すぎるな。
ただ、私のフェイバリットアルバム『KILLERS』からは1曲も演らんとは何事じゃい!!(激怒)



とまぁ、私にとって初のメイデンライヴは満足のいくものではなかったのだけれども「メイデンのライヴは(一生に一度は)参加することに意義がある」と自分に言い聞かせております。それに、ブログでお知り合いになったメタラーの皆様との“TALK AFTER LIVE”(オフ会とか実は初めて)は実に楽しいひと時でありました。やっぱライヴ後に語り合える人がいるというのはいいものですねぇ。
特に整理番号がかなり前の方だったにもかかわらず、2530番の私に東京駅からライヴ終了後にまで至り付き添って話し相手になってくださった『メタルで行こう!!』の管理人あっこさんには、ホントご迷惑をおかけしたというか、お世話になりっぱなしで感謝に絶えません。この場をかりて御礼申し上げたいと思います。

今日の1曲:<『POWERSLAVE』/ IRON MAIDEN
コメント (4)
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