GODFESHに続き、次の日は人間椅子ライブ見にまた心斎橋に舞い戻った。
今回は7月頭に発売された渋公でのライブDVD『現世は夢』発売記念ツアー。
ツアー名はいちおう『屋根裏の散歩者』と、乱歩の作品名がテキトーに付けられてる。
つか、ライブDVD出したからってその記念ツアーするなんて、今まで聞いたことないよ。
まぁ今売れてる時だからキッカケはなんだっていいんだろな。
難波について、会場に行く前に寄りたいところがあった。
アメリカ村のヴィレッジヴァンガードだ。
この支店で人間椅子コーナーが設置されているとの情報を得ていたからだ。
店に入ると、うおーーっかかってるかかってる。人間椅子の曲が!
そして店入ってすぐん所にデーーンとありました。

店で聞こえてきたのは発売されたばかりのライブDVDのプロモーションVの音。
これすでに入手してるんやけど、実はまだ見てない。いや、セットリストまんま演るようなことはまずないとは思うけど、ライブ前にライブ映像見ちゃうとなんか楽しみが半減するかと思って。
特設コーナーには、CDやスコアの他、前回と今回のツアーグッズなんかも置かれてあった。
前回ツアーの椅子メンバーキーホルダーが気になってたのでそれをレジに持っていくと、レジのにいちゃんがその日私の着ていたカテドラルの魑魅魍魎デカダンスTシャツを見て、「それめっちゃヤバいっすねー」との指摘を受けた。
なにを隠そう、彼こそが人間椅子コーナーの仕掛け人だったのだ。
彼の話によると、前日にメンバーが来店して、それぞれポップ画を描かれていったそうだ。
これはたぶん鈴木画。

で、今回大阪の会場は大きく出ましたなんと猫じゃ猫じゃのBIGCAT!!
昨年名古屋で和嶋氏と遭遇したときに「大阪今度は大きい会場でやろうと思ってますんで!」って言ってくれて、それがようやく実現したって感じ。
2013年にオズフェスに出演が決まり、初見の者たちが人間椅子のパフォーマンスを見てモッシュを起こし(元からのファンはモッシュなんかしないからな)、人間椅子コールが沸き起こった。あれはまさに事件だった!
そして今年初めの渋谷公会堂でのライブは満員御礼!という人間椅子の昨今のブレイクぶりはネット上では聞き知っていた。
まぁでも、集客率は東京とコッチとでは比べもんにならんからなぁ~、こんなデカいハコでワンマンなんかして大丈夫かいやと思っていたが、会場入りしたら見事に客が埋まっており、ここへきて初めて人間椅子のその人気ぶりを実感できた。

会場はデカくなったとはいえ、ライブ内容は相変わらずのいつもの人間椅子ですよ。
~セットリスト~
Op.此岸御詠歌
01.阿呆陀羅経
02.地獄への招待状
03.深淵
04.冥土喫茶
05.赤と黒
06.見知らぬ世界
07.迷信
08.あやかしの鼓
09.膿物語
10.宇宙からの色
11.夜叉ケ池
12.黄金の夜明け
13.陰獣
14.なまはげ
15.針の山
アンコール #1
16.新調きゅらきゅきゅ節
17.ダイナマイト
アンコール #2
18.どっとはらい
不覚にも私としたことが、1曲目が演奏されたとき何の曲か最後までわからなかった。
「羯諦!羯諦!羯諦!」のコールで気づくべきだったが、『此岸礼賛』は人間椅子の中で全く聴かないアルバムの内の一枚なのですっかり忘れていた。購入して5回も聴いてないんやないかな?
前半は新し目の曲ばっかで今日のライブはハズレかなと思ったが、まさかまさかの「あやかしの鼓」がきたときは飛び上がらんばかりに興奮した!
まさか生きている内に「あやかしの鼓」の生演奏が聴けるとは・・・スイッチング奏法もカンペキだった。
そして和嶋氏がダブルネックに持ち替えた時は、「もしや!」と思ったらやっぱりきた「夜叉ケ池」!
前回この曲やったときは、イントロのアルペジオがかなりイマイチでやっぱ再現は難しくてなかなか演らんのかなと思ったけど、今回は完璧だった。この曲はこれからもライブでガンガンやるべきだと思う。
そして続いて「黄金の夜明け」、そして20年以上も椅子のライブに通い続け(ウソ、8年間空いた時期もあった)、一度たりとも聴けたことのなかった念願の「陰獣」がキターーっ!!
うん、今回のライブはやっぱアタリだった。
ただ「陰獣」は、鈴木氏のイカ天時代のみゃあみゃあな歌い方が好きなのであって、最近のドスのきいた歌い方(つまり『20周年傑作選』収録のリメイクヴァージョン)のはなんかダメだなぁ。
それにしても、他の公演情報では鈴木氏のテンションが高めだったという噂を聞いていたが、ここ大阪ではいつになくワジーのはしゃぎっぷりが目をひいた。
アンコールで出てきたとき、広いハコが嬉しいのか、無駄にステージ上をランニングスタイルで走り回ってたし。「小学校の頃、マラソン学年で一位だったんですよ」なんて秘話もとび出したりして。
いやー、今ノリにノッてるってことなんでしょうな。
ただ、「新調きゅらきゅきゅ節」のイントロを弾きしくじって、もう一回仕切り直してもベースと合わずグダグダやったんは、なかなかの珍プレイだった。
まぁそれでもこの曲はイヤでも盛り上がるんやけどね。
あと気になったのが、2回目のアンコールで鈴木氏が学ランに着替えてきてるのに最近は「地獄風景」をやらないのな。
じゃあなんでわざわざ学ランに着替えてくるんだ?それってただのコスプレやん。
別にそれに不満があるワケではないが意味不明なんだよ。なんならねずみ男やってくれ。
ライブ後ふたたびヴィレヴァンに寄ったらさっきのにいちゃんがいたので話しかけた。
「僕もライブ行ってましたけど、一時間くらい見てまた店に戻りました」ってさ。
じゃあ「夜叉ケ池」とか見逃したんだ・・・・カワウソ。
でも、店に置いてた今ツアーの人間椅子グッズは完売したんだってさ。よかったね。
今回のTシャツは2種ともデザインが微妙だったが、ライブよかったので記念に一枚購入。
ツアー名が『屋根裏の散歩者』だったので、のぞき目Tの方を。しかしいつ着るねん。

余談だが、ヴィレヴァン表のガチャガチャに「少年探偵」マグネットあったので挑戦したら、「夜行人間」当たって興奮した。
最近チャラチャラしてきたヴィレヴァンには批判的だったが、キシリア様にもこう伝えたい。
「このアメ村店は、いい店だ!!」
一回かぶっただけであと残り一種。今回はついている。

今日の1曲:『あやかしの鼓』/ 人間椅子
今回は7月頭に発売された渋公でのライブDVD『現世は夢』発売記念ツアー。
ツアー名はいちおう『屋根裏の散歩者』と、乱歩の作品名がテキトーに付けられてる。
つか、ライブDVD出したからってその記念ツアーするなんて、今まで聞いたことないよ。
まぁ今売れてる時だからキッカケはなんだっていいんだろな。
難波について、会場に行く前に寄りたいところがあった。
アメリカ村のヴィレッジヴァンガードだ。
この支店で人間椅子コーナーが設置されているとの情報を得ていたからだ。
店に入ると、うおーーっかかってるかかってる。人間椅子の曲が!
そして店入ってすぐん所にデーーンとありました。

店で聞こえてきたのは発売されたばかりのライブDVDのプロモーションVの音。
これすでに入手してるんやけど、実はまだ見てない。いや、セットリストまんま演るようなことはまずないとは思うけど、ライブ前にライブ映像見ちゃうとなんか楽しみが半減するかと思って。
特設コーナーには、CDやスコアの他、前回と今回のツアーグッズなんかも置かれてあった。
前回ツアーの椅子メンバーキーホルダーが気になってたのでそれをレジに持っていくと、レジのにいちゃんがその日私の着ていたカテドラルの魑魅魍魎デカダンスTシャツを見て、「それめっちゃヤバいっすねー」との指摘を受けた。
なにを隠そう、彼こそが人間椅子コーナーの仕掛け人だったのだ。
彼の話によると、前日にメンバーが来店して、それぞれポップ画を描かれていったそうだ。
これはたぶん鈴木画。

で、今回大阪の会場は大きく出ましたなんと猫じゃ猫じゃのBIGCAT!!
昨年名古屋で和嶋氏と遭遇したときに「大阪今度は大きい会場でやろうと思ってますんで!」って言ってくれて、それがようやく実現したって感じ。
2013年にオズフェスに出演が決まり、初見の者たちが人間椅子のパフォーマンスを見てモッシュを起こし(元からのファンはモッシュなんかしないからな)、人間椅子コールが沸き起こった。あれはまさに事件だった!
そして今年初めの渋谷公会堂でのライブは満員御礼!という人間椅子の昨今のブレイクぶりはネット上では聞き知っていた。
まぁでも、集客率は東京とコッチとでは比べもんにならんからなぁ~、こんなデカいハコでワンマンなんかして大丈夫かいやと思っていたが、会場入りしたら見事に客が埋まっており、ここへきて初めて人間椅子のその人気ぶりを実感できた。

会場はデカくなったとはいえ、ライブ内容は相変わらずのいつもの人間椅子ですよ。
~セットリスト~
Op.此岸御詠歌
01.阿呆陀羅経
02.地獄への招待状
03.深淵
04.冥土喫茶
05.赤と黒
06.見知らぬ世界
07.迷信
08.あやかしの鼓
09.膿物語
10.宇宙からの色
11.夜叉ケ池
12.黄金の夜明け
13.陰獣
14.なまはげ
15.針の山
アンコール #1
16.新調きゅらきゅきゅ節
17.ダイナマイト
アンコール #2
18.どっとはらい
不覚にも私としたことが、1曲目が演奏されたとき何の曲か最後までわからなかった。
「羯諦!羯諦!羯諦!」のコールで気づくべきだったが、『此岸礼賛』は人間椅子の中で全く聴かないアルバムの内の一枚なのですっかり忘れていた。購入して5回も聴いてないんやないかな?
前半は新し目の曲ばっかで今日のライブはハズレかなと思ったが、まさかまさかの「あやかしの鼓」がきたときは飛び上がらんばかりに興奮した!
まさか生きている内に「あやかしの鼓」の生演奏が聴けるとは・・・スイッチング奏法もカンペキだった。
そして和嶋氏がダブルネックに持ち替えた時は、「もしや!」と思ったらやっぱりきた「夜叉ケ池」!
前回この曲やったときは、イントロのアルペジオがかなりイマイチでやっぱ再現は難しくてなかなか演らんのかなと思ったけど、今回は完璧だった。この曲はこれからもライブでガンガンやるべきだと思う。
そして続いて「黄金の夜明け」、そして20年以上も椅子のライブに通い続け(ウソ、8年間空いた時期もあった)、一度たりとも聴けたことのなかった念願の「陰獣」がキターーっ!!
うん、今回のライブはやっぱアタリだった。
ただ「陰獣」は、鈴木氏のイカ天時代のみゃあみゃあな歌い方が好きなのであって、最近のドスのきいた歌い方(つまり『20周年傑作選』収録のリメイクヴァージョン)のはなんかダメだなぁ。
それにしても、他の公演情報では鈴木氏のテンションが高めだったという噂を聞いていたが、ここ大阪ではいつになくワジーのはしゃぎっぷりが目をひいた。
アンコールで出てきたとき、広いハコが嬉しいのか、無駄にステージ上をランニングスタイルで走り回ってたし。「小学校の頃、マラソン学年で一位だったんですよ」なんて秘話もとび出したりして。
いやー、今ノリにノッてるってことなんでしょうな。
ただ、「新調きゅらきゅきゅ節」のイントロを弾きしくじって、もう一回仕切り直してもベースと合わずグダグダやったんは、なかなかの珍プレイだった。
まぁそれでもこの曲はイヤでも盛り上がるんやけどね。
あと気になったのが、2回目のアンコールで鈴木氏が学ランに着替えてきてるのに最近は「地獄風景」をやらないのな。
じゃあなんでわざわざ学ランに着替えてくるんだ?それってただのコスプレやん。
別にそれに不満があるワケではないが意味不明なんだよ。なんならねずみ男やってくれ。
ライブ後ふたたびヴィレヴァンに寄ったらさっきのにいちゃんがいたので話しかけた。
「僕もライブ行ってましたけど、一時間くらい見てまた店に戻りました」ってさ。
じゃあ「夜叉ケ池」とか見逃したんだ・・・・カワウソ。
でも、店に置いてた今ツアーの人間椅子グッズは完売したんだってさ。よかったね。
今回のTシャツは2種ともデザインが微妙だったが、ライブよかったので記念に一枚購入。
ツアー名が『屋根裏の散歩者』だったので、のぞき目Tの方を。しかしいつ着るねん。

余談だが、ヴィレヴァン表のガチャガチャに「少年探偵」マグネットあったので挑戦したら、「夜行人間」当たって興奮した。
最近チャラチャラしてきたヴィレヴァンには批判的だったが、キシリア様にもこう伝えたい。
「このアメ村店は、いい店だ!!」
一回かぶっただけであと残り一種。今回はついている。

今日の1曲:『あやかしの鼓』/ 人間椅子