モトリーが、神戸ポートアイランドに・・・・・・クル~~~~~っ!!
つーことで、私にとって最初で最後となるであろうモトリー・クルーのファイナルツアー『ALL BAD THINGS MUST COME TO AN END』ジャパンツアー初日の神戸公演を見届けてきた。
モトリーに関しては中学時代、しかもメタル聴き始めた初期の初期に聴いていたぐらいだったが、トミー・リーは一応当時もの凄く憧れてたドラマーだったし、ドラム叩いたことないのにスティック回しだけはやたら上手かったのはやはりトミーの影響であるのは間違いなく、やっぱ死ぬまでに一回くらい生で拝みたかったって願望も前々からあってファイナルジャパンツアーが発表されたと同時にすぐ参戦を決意した。
今回はツレの知り合いの方がクリマン会員だったので先行チケを確保してもらったら、整理番号Aブロックの7番というとんでもなく良番をあてがわれた。私は友だちの友だちにまで恵まれている。
そういや、今回アリーナがオールスタンディングの会場ってここだけなんだってね。
会場は神戸ワールド記念ホール?行ったことないぞって思ってたら、姉曰く小学生のときユニバーシアード神戸大会で一度家族と訪れたことがあるらしい。
現地ついたらグッズ売り場は気が遠くなるような長蛇の列。こんなん待ってたら開場時間に間に合わんくてせっかくの良番が意味なくなるので連番のツレらと合流してさっさと入場口へと赴いた。
今回てっきり最前列行けるもんやと思ってたのが、3万円もするプレミアムブロックってのが設けられてあって前に約200人ものファンが犇めいてて肩すかし。
まぁ通常の2倍以上の料金払ってはるんやからしゃーない。前の方行ってもらわんとね。
会場に入るやツレらがダッシュでブロック中央の最前(スタッフ中央十字通路沿いの角)のエリアを一番乗りで確保してくれた。その時思ったのが、この手のメジャーメタルバンドの常連ファンは普段私の行くバンドのライブとは逆で、開演中ではなく開演前に走らはるんだなと。
ライブ前ツレが言っていた通り、セトリはここ最近のオールタイムベストな選曲。
よって3rdびいきの私がいくら“Use It or Lose It”や“Fight For Your Rights”を期待したところでムダだったわけだ。
だから正直意外性や感激もなく、オマケにこれでもう最後かという緊張感や寂しさも感じなかった。
それはこのバンドのチャラさと緊張感のなさからくるものであろう。私とて彼らに特別な思い入れもなかったのでいた仕方ない。
01.Saints of Los Angeles
02.Wild Side
03.Primal Scream
04.Same Ol' Situation (S.O.S.)
05.Looks That Kill
06.On With the Show
07.Too Fast for Love
08.Smokin' in the Boys' Room
09.Mutherfucker of the Year
10.Anarchy in the U.K.
11.Dr. Feelgood
12.In the Beginning
13.Shout at the Devil
14.Don't Go Away Mad (Just Go Away)
15.Live Wire
16.Too Young to Fall in Love
17.Girls, Girls, Girls
18.Kickstart My Heart
Encore:
19.Home Sweet Home
モトリーのライブは映像ですらあまり見たことなかったが、ヴィンスの歌はテキトーながら今でもけっこう高音が出せるんだなと。ニッキーはただの色男。そしてギターを黙々と奏でるミックの控えめな佇まいが意外とカッコよかったりした。ギタープレイもしっかりしている。
そしてあの長い腕で大振りぎみに太鼓叩くトミー・リーのプレイスタイルは今見てもカッコいい。ドラムキットに設置された電飾を効果的に見せるためか、トミーの顔には照明が当たらず表情は常に影に隠れている。それすらも自分をカッコよく見せる演出だったのかもしれない。
アバズレ感むき出しのダンサーガールズも曲ごとに衣装を変えてきていい塩梅ではあったが、「Girls, Girls, Girls」の時は「下着姿で脱いでいくんちゃうんかい!金返せ!」って、ちょっと期待はずれな露出度に残念な気持ちになった。
そしてなんといってもガールズツアーより恒例?のトミーの回転ドラムアクロバットコーナーですよ。
毎回進化していくこのコーナー。今回はジェットコースターならぬドラムコースターが、会場の上空を後方まで伸びたレールに沿って練り進んで行くというもので、開演前この装置のコースの設置状況を見ていて、これだったら到着地点に辿り着いたらトミー逆さまでステージに着地して大変なんじゃない?って思ってたけど、コースターそのものが回転する仕組みになっててその心配は杞憂だった。
今回トミーが通ったコース。
いやそれにしてもここまでやっちまうとはアホというか、凄い!!
これぞエンターテイメント!!こけおどしメタルバンド!!
私のいるちょうど真上をトミーが紙吹雪撒き散らしながら通過したときはさすがに興奮して手を振りながら思わず叫んでしまったなぁ。
「あんさんムチャやりまんなーーっ!!」って。
アンコールでメンバーたちはステージを降りて登場。
花道沿いにおったので私のすぐ横をメンバーたちが通過した。トミーの手にはタッチでけた。ミックはうつむき加減で降参してるかのように小さく両手を挙げながらヨチヨチ歩いてきてかわいかった。とりあえず二の腕をむんずとつかんでやった。
そして彼らが向かう先はさっきトミーが着地した後方のステージだ。
そこで彼らが最後に演奏したのは、ヒットバラード「Home Sweet Home」。それほど好きな曲ではないが、ここはま、当然の選曲だろう。
それよりステージがエレベータ式に上にと上昇していく仕掛けとは、またしてやられた感じ。
最後に後ろのブロックのファンまで楽しませて、また元来た花道を通ってモトリーは去っていった。
モトリー・クルー。
演奏力はそこそこのハッタリのきいたメタルバンドではあったが、今思えばルックスや衣装、そしてド派手なステージパフォーマンスなど、エンターテイナーとしては徹底したポテンシャルを持ち続け、なおかつ(後期の楽曲はともかく)それなりにキャッチーでカッコいい楽曲センスを合わせ持つ、貴重なメタルバンドだったと思う。
歳も歳だし(特にミックが)、今後また復活ライブやる可能性は極めて低いけど、これでおしまいって感じのライブでもなかったしいい加減なやつらだから、またシレっと日本に来てくれるような気がする。
またさらなるトミーの驚異的なドラムびっくりショーを心待ちにしようではないか。
シアター・オブ・にいさん(泣)。
今日の1曲:『Home Sweet Home』/ Mötley Crüe
つーことで、私にとって最初で最後となるであろうモトリー・クルーのファイナルツアー『ALL BAD THINGS MUST COME TO AN END』ジャパンツアー初日の神戸公演を見届けてきた。
モトリーに関しては中学時代、しかもメタル聴き始めた初期の初期に聴いていたぐらいだったが、トミー・リーは一応当時もの凄く憧れてたドラマーだったし、ドラム叩いたことないのにスティック回しだけはやたら上手かったのはやはりトミーの影響であるのは間違いなく、やっぱ死ぬまでに一回くらい生で拝みたかったって願望も前々からあってファイナルジャパンツアーが発表されたと同時にすぐ参戦を決意した。
今回はツレの知り合いの方がクリマン会員だったので先行チケを確保してもらったら、整理番号Aブロックの7番というとんでもなく良番をあてがわれた。私は友だちの友だちにまで恵まれている。
そういや、今回アリーナがオールスタンディングの会場ってここだけなんだってね。
会場は神戸ワールド記念ホール?行ったことないぞって思ってたら、姉曰く小学生のときユニバーシアード神戸大会で一度家族と訪れたことがあるらしい。
現地ついたらグッズ売り場は気が遠くなるような長蛇の列。こんなん待ってたら開場時間に間に合わんくてせっかくの良番が意味なくなるので連番のツレらと合流してさっさと入場口へと赴いた。
今回てっきり最前列行けるもんやと思ってたのが、3万円もするプレミアムブロックってのが設けられてあって前に約200人ものファンが犇めいてて肩すかし。
まぁ通常の2倍以上の料金払ってはるんやからしゃーない。前の方行ってもらわんとね。
会場に入るやツレらがダッシュでブロック中央の最前(スタッフ中央十字通路沿いの角)のエリアを一番乗りで確保してくれた。その時思ったのが、この手のメジャーメタルバンドの常連ファンは普段私の行くバンドのライブとは逆で、開演中ではなく開演前に走らはるんだなと。
ライブ前ツレが言っていた通り、セトリはここ最近のオールタイムベストな選曲。
よって3rdびいきの私がいくら“Use It or Lose It”や“Fight For Your Rights”を期待したところでムダだったわけだ。
だから正直意外性や感激もなく、オマケにこれでもう最後かという緊張感や寂しさも感じなかった。
それはこのバンドのチャラさと緊張感のなさからくるものであろう。私とて彼らに特別な思い入れもなかったのでいた仕方ない。
01.Saints of Los Angeles
02.Wild Side
03.Primal Scream
04.Same Ol' Situation (S.O.S.)
05.Looks That Kill
06.On With the Show
07.Too Fast for Love
08.Smokin' in the Boys' Room
09.Mutherfucker of the Year
10.Anarchy in the U.K.
11.Dr. Feelgood
12.In the Beginning
13.Shout at the Devil
14.Don't Go Away Mad (Just Go Away)
15.Live Wire
16.Too Young to Fall in Love
17.Girls, Girls, Girls
18.Kickstart My Heart
Encore:
19.Home Sweet Home
モトリーのライブは映像ですらあまり見たことなかったが、ヴィンスの歌はテキトーながら今でもけっこう高音が出せるんだなと。ニッキーはただの色男。そしてギターを黙々と奏でるミックの控えめな佇まいが意外とカッコよかったりした。ギタープレイもしっかりしている。
そしてあの長い腕で大振りぎみに太鼓叩くトミー・リーのプレイスタイルは今見てもカッコいい。ドラムキットに設置された電飾を効果的に見せるためか、トミーの顔には照明が当たらず表情は常に影に隠れている。それすらも自分をカッコよく見せる演出だったのかもしれない。
アバズレ感むき出しのダンサーガールズも曲ごとに衣装を変えてきていい塩梅ではあったが、「Girls, Girls, Girls」の時は「下着姿で脱いでいくんちゃうんかい!金返せ!」って、ちょっと期待はずれな露出度に残念な気持ちになった。
そしてなんといってもガールズツアーより恒例?のトミーの回転ドラムアクロバットコーナーですよ。
毎回進化していくこのコーナー。今回はジェットコースターならぬドラムコースターが、会場の上空を後方まで伸びたレールに沿って練り進んで行くというもので、開演前この装置のコースの設置状況を見ていて、これだったら到着地点に辿り着いたらトミー逆さまでステージに着地して大変なんじゃない?って思ってたけど、コースターそのものが回転する仕組みになっててその心配は杞憂だった。
今回トミーが通ったコース。
いやそれにしてもここまでやっちまうとはアホというか、凄い!!
これぞエンターテイメント!!こけおどしメタルバンド!!
私のいるちょうど真上をトミーが紙吹雪撒き散らしながら通過したときはさすがに興奮して手を振りながら思わず叫んでしまったなぁ。
「あんさんムチャやりまんなーーっ!!」って。
アンコールでメンバーたちはステージを降りて登場。
花道沿いにおったので私のすぐ横をメンバーたちが通過した。トミーの手にはタッチでけた。ミックはうつむき加減で降参してるかのように小さく両手を挙げながらヨチヨチ歩いてきてかわいかった。とりあえず二の腕をむんずとつかんでやった。
そして彼らが向かう先はさっきトミーが着地した後方のステージだ。
そこで彼らが最後に演奏したのは、ヒットバラード「Home Sweet Home」。それほど好きな曲ではないが、ここはま、当然の選曲だろう。
それよりステージがエレベータ式に上にと上昇していく仕掛けとは、またしてやられた感じ。
最後に後ろのブロックのファンまで楽しませて、また元来た花道を通ってモトリーは去っていった。
モトリー・クルー。
演奏力はそこそこのハッタリのきいたメタルバンドではあったが、今思えばルックスや衣装、そしてド派手なステージパフォーマンスなど、エンターテイナーとしては徹底したポテンシャルを持ち続け、なおかつ(後期の楽曲はともかく)それなりにキャッチーでカッコいい楽曲センスを合わせ持つ、貴重なメタルバンドだったと思う。
歳も歳だし(特にミックが)、今後また復活ライブやる可能性は極めて低いけど、これでおしまいって感じのライブでもなかったしいい加減なやつらだから、またシレっと日本に来てくれるような気がする。
またさらなるトミーの驚異的なドラムびっくりショーを心待ちにしようではないか。
シアター・オブ・にいさん(泣)。
今日の1曲:『Home Sweet Home』/ Mötley Crüe
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