酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

東京初空襲と 初の○○来襲!

2014年12月01日 | オヤジのぼやき


初冬の都立尾久の原公園です

夏には トンボ・蝶・蝉・野鳥たちが乱舞する隅田川沿いの広大な公園です

下町に住む人たちのオアシスでもあります


実はこの公園 以前は化学工場の所有地でした

アサ○電化工場

戦前・戦中は軍需品の製造をしていました

そのためでしょう

1942年(昭和17)4月18日 日本初空襲の標的になりました

ここ 尾久地域の犠牲者は数十人と伝えられています

まさに 当時連戦連勝の日本軍にとっては寝耳に水の米空軍奇襲攻撃でした

米空母ホーネットから飛び立ったB25双発爆撃機16機は東京は下町荒川区 他に川崎・横須賀・名古屋・四日市・神戸の

各都市を爆撃 中国へ飛び去っていきました

世にいうドーリットルの日本奇襲攻撃でした

その空襲もいまは知る人も少なくなって 若い家族連れが暖かい日差しを浴びてお弁当を広げたりしています

戦争のない平和はいいものです


ところがですね~

この平和な時代の 平和な我が家に飛んでもないヤカラが奇襲攻撃をかけてきたんですね~~

空襲に対抗する対空砲火ならぬ この器械で退治します



ちょっとわからないでしょう?

はじめて拝見しましたよ この器械

なんとなんと これが「白蟻退治器」なんですね

白い容器に貯めた特殊な液体を噴霧器で噴射します


シロアリ出現 話はトイレの鍵が破損したことに始まります

修理にきた職人さんが 鍵の脇の板がフカフカしてるのを発見

剥してみると・・・

なにやら小さな白いものが・・・

「これは白アリです」

え~~鉄骨造りの我が家に白アリ~~そんなのアリ~~

駄洒落の場合じゃア~リません

75年生きてきましたが 初の白蟻被害でした


急遽手配をして専門業者にきてもらいました

「ヤマトシロアリです 特徴は床から1メートル以下の範囲で活動します 天井 2階は大丈夫です」

鍵の修理 シロアリ退治の業者も 我が家を建てた大手建設会社の子会社的な存在です

信用が命の業者さん

巷間伝わる 白蟻まき散らしの心配は皆無でした


繰り返しますが 鉄骨2階建ての我が家です

シロアリの心配なんぞしたことがありません

家屋200軒の建設に携わった担当の建設会社の課長S氏曰く

「私が担当した家で白蟻被害に遭ったのは2軒目です 八王子で1軒 23区では初めてです」

なんとなんと確率1パーセントの被害じゃアリませんか 23区内では0,5パーセント(涙)


しかし これも運というものでしょう

いつ どこで どこに被害を齎すかもしれないシロアリです

趣味の家改めを新築中の身としては痛い出費となりましたが 5年間の保証はアリ難い

家の周りに 古い木材などを置かないように・・餌になりますから・・とのご注意がありました

そして黒蟻が白蟻を食べてくれるとも教えてもらいました 黒を大事にしなければ・・

白が悪人で 黒が善人 これも面白い


これからの人生 アリとあらゆる奇襲攻撃をかわすのは不可能ですが できる限りの用心だけはしておきたいものです

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シロアリ来襲は (wakasama)
2014-12-01 08:48:18
信州の我が家でもありました!
虫と言えば私にと呼ばれていたようです。

信州の我が家は木造2階建ての築百年以上の古民家ですが、引っ越し直後から床下の柱にヤマトシロアリの食痕が見つかり、オヤジさんの家と同様に特殊な液体の入った(ネオニコチノイド系)消毒液を噴霧しました。蟻や蜂のような膜翅類昆虫だけに有効なのだそうです。
また、食痕のある柱に直径5mm程の穴を開けてシイタケの菌糸カプセルのように特殊なペリットを打ち込みました。
5年間保証なので、今は大丈夫ですが古い古民家の多い地区では定期点検が必須だとか・・・
虫好きな私ですが、さすがに有害昆虫は退治しなければなりませんね。
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しろあり (m)
2014-12-01 09:37:04
鉄骨の家にまで。。おそるべし白ありですね。

黒ありがやっつけてくれるというのも初です。
どこからともなく入ってくる小さなアリを(黒)やっつけていましたが、ちょっと大事にしようかしらって思いました。

23区で初めてというののもびっくりでしたけど。
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とんだ災難ですね (清遊人)
2014-12-01 15:26:44
これが本当にアリがたくない話ですね。シロアリの被害は聞いたことがありますが、鉄骨作りの土台のどこで仕事をしていたのでしょうか。お金が掛かる時期に追い銭とは痛いですね。直したらアリのままで過ごして欲しいです。
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我が家も (anikobe)
2014-12-01 19:47:40
お風呂のコンクリートに侵食して、結果お風呂の位置を南東側の別棟に移し、トイレ台所と大改造をしたことがあったのです。
その時に私の離れも予防のために薬の散布を床下にしてもらって、今は安心して暮らしていますが、一時はどうなることかとずいぶん心配したものでした。シロアリはコンクリートも繁殖の巣作りをするということを初めて知りました。それ以後はシロアリに狙われなくなっています。
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wakasamaさんへ (オヤジな私)
2014-12-01 21:15:14
こんばんは。
築100以上の2階建ての古民家にお住まいでしたか。
畑で通った小川町の古民家、吉田屋を彷彿します。
土間・囲炉裏があるのでしょうね。
素晴らしいところにお住まいですね。

消毒液は玄関のタイルの下、風呂場のタイルにドリルで小さな穴をあけて噴霧してました。
後は外壁の穴から、台所の収納穴からの処置でした。。
これで、床下も万全だそうです。

この液体は特殊なもので、白蟻が接触すると、カプセルが弾けて殺傷するそうです。
5年間の保証です。

虫が好きなwakasamaさんでも、さすがに退治でしたね。

ちなみに、関東以北のヤマトシロアリの被害は下から1米。
沖縄では2階まで食い尽くすそうです。
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mさんへ (オヤジな私)
2014-12-01 21:22:08
家の傍に置いていた古木に住み着いたようです。
それから地面に添って我が家の床下に侵入。
蟻道(ぎどう)を作って水気のある風呂場から家の中に入ってきた・・というのがプロの推理でした。

鉄骨は関係ないようですね。
敵は羽をもってます。
黒蟻が天敵だそうですよ。そっとしておきましょうか。

我が家の建設会社の扱った件数で、23区初の”栄誉”です。
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清遊人さんへ (オヤジな私)
2014-12-01 21:30:14
アリえない話ですよね。
畑の渋い家ですら聞いたことのない話です。

まことに仕事熱心な勤勉な白蟻でした。
蟻の道、ぎどうというそうです。
人間の道があるのですから、蟻の道も。
困ってるときには出てこないのが蟻の道というものでしょう。
人情が、いやアリ道が廃れました。

文太さんも嫌気がさして健さんを追っていきました。

やっと落ち着いた気分でアリます。
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anikobeさんへ (オヤジな私)
2014-12-01 21:36:01
やはり水気の多いところ、風呂場でしたか。
我が家も浸食された木材は風呂場近くのといれの板でした。
風呂場のタイル、厳寒のタイルにドリルで小さな穴をあけて液体を注入してました。
床下も十分に散布してました。
これで5年の保障です。

鉄骨でも木材部分は死角です。
勉強になりました。

それにしても高価な代償。ニックキ白アリめ!
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シロアリ (pochiko)
2014-12-01 23:36:34
いや~ 鉄筋作りのオヤジさん宅に
まさかの白アリですか。
考えてもみなかった事で…まさに奇襲攻撃ですね。
あの白アリ退治の機械、初めて見ました。
あれで薬剤を噴射してやっつけるのですか。
そのうえ、白アリの敵は黒アリだったなんて…目からうろこですね。
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奇襲 (東京老人)
2014-12-02 09:58:57
我が家もシロアリにやられました、
考えてみれば我が家も半分鉄骨作りなんです、
テツは食いませんけど、だいぶいやになったことを思い出します、
表面からはぜんぜん見えないように食うんですからね、
ドウリトルの奇襲、にくいです、これを機会に日本人皆殺し計画が出来たんですね。
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