酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

ハヤブサとのコミュニケーション

2008年01月30日 | コミュニケーション
小雨交じりの29日・・・

ブログ友のwakasamaさんに誘われて 水道施設の見学をさせていただきました

彼とは 昨年の神宮球場以来の再会でした

日頃 つい忘れがちですが、大事な 大事な飲料水です

彼の案内に従って 場内を一周しました

横浜スタジアム 40個分以上の広大な施設でした

職員さん方の 献身的な仕事への取り組みが印象的でしたね


この日の訪問のもうひとつの目的・・・

鷹の「ちょうげんぼう」姉弟たちに”面会”することです

施設の一角で誕生した ハヤブサ類に属するちょうげんぼうたち・・・

この猛禽は 誕生した昨年の5月8日以来 wakasamaさんとの交流が続いているのです

彼が キョロちゃんと名づけたちょうげんぼうです

至近距離の2メートルまでは安心してるようです



はじめは どこにいるのかわからなかったのですが 確かにいました!

テラスから 下に伸びる樋の上にいますね  鳩くらいの大きさです



わかりますか?  チョコンと座っています

私も 傍まで行ってみました





この直後でしたよ

鳴いたのです  ♪クル~ン クル~ン♪

これにはwakasamaさんもびっくり!

歓迎の声なんだそうです

wakasamaさんは 四羽の姉弟たちをたちどころに見分けていました

ちなみに ここにいるのは三番目の姉さんです


驚きましたね

お互いの強い信頼関係があれば 人と野鳥とのコミュニケーションがとれるという事実でした

「オヤジさん 笑顔で近づいてくださいよ」

wakasamaさんの的確なアドバイスでしたね


そして 奇跡のコミュニケーションの後は・・・



急遽駆けつけていただいた 上司のYさんを交えての人間コミュニケーション

話題は尽きず 熱燗も尽きず 誠に楽しい一夜でございました


コミュニケーションの原点は 信頼関係にあり!

再認識の三人 10年来の友人のようでしたね~


冬の畑 

2008年01月27日 | 無農薬野菜作り


勾配のある畑に クッキリとシルエットを浮かび上がらせた「畑びと」です

この方は 大根の収穫にいそしむ K嬢です

アマチュアながら 畑暦は15年になるでしょうか  師匠のYさんも認める実力者です


山で 落ち葉掃きが終了しての午後2時でした

冬の畑は 雑草がなくて助かりますが 閑散としています



この寒さのなか 健気に生きてる大根たちでした

生命力の強靭さには 息を呑む思いがします  葉も まだまだ鮮やかさを保ってますからね

ただし・・・



なかには ひょうきんものもいました  大根界のレビューの踊り子か!

はたまた 単に身をよじって 寒さに耐えていただけなのだろうか

どちらにしても ありがたく いただくことにいたしましょう


お彼岸までは 畑の整備 堆肥を施し 畝はいつでもOKの状態にしておきます


そして 今日のおまけです



「最近 出番がないようだが・・」 

耳元で囁かれましたので 渋い家 今年初のお目見えです

相変わらず 元気でした

彼は ますます侘び 寂びの境地に入ったようです

中高年層ではありますが キレない大人の渋い家です

みなさまに見ていただいて 輝きを増したようです


ためしてガッテン  (会話ブーム)

2008年01月25日 | コミュニケーション


今回のNHK「ためしてガッテン」は題して「会話ブーム」でした

なぜか 会話に関する本が売れているという・・(師匠F氏の本も売れてます)

この日は 研修が終わったあと 湯島のSで風邪退治のために 一杯やってました

番組のあることをスッカリ忘れて


帰宅してましたね~

なんと マダムが録画していたのです


この番組を ご覧になった方もいらっしゃるでしょうね

オジさんも 酔いが醒めてから 見ましたよ


初対面の人物との会話に自信がない人が70パーセントいるそうです


会話を盛り上げ 弾ませるには どうしたらよいか

番組では いろいろな実験をしていましたね

そうです 実験の結果 キーワードはミラー 鏡の原理にあるようです

”最近はまっていること”

”最近あった面白いこと”

この話題で 知らぬもの同士が会話をしていました

会話が弾んで楽しそうなふたり・・

話が途切れて 気まずさがハッキリわかってしまうコンビ・・

その差は 相手の「表情」にあったのです

相手の笑顔が消えると 自分が話せなくなる

自分の表情も 相手に合わせて無表情・・

まるで 鏡の自分を見ているようなものですね  ド壺にはまります

これを「ミラーニューロンの仮説」というそうです


また 会話を継続させるための「自己開示の返報性」

これは 自分の情報を 先に相手に公開することです

相手が どこに住んでいるかを訪ねるには まず自分が住んでいるところを話す

「私は下町の○区に住んでますが、失礼ですがお住まいはどちらですか」

これで 相手も話しやすくなる


以上の二点は頷けましたよ



この日の研修風景です

同じことを みなさんにやっていただいたばかりでした

住民の方々と 職員さんのコミュニケーションが円滑に図られるといいですね



番組での草笛光子さん、山瀬まみさんのツッコミが愉快でした

やはり会話上手は 聞き上手・・相手の気持ちを聴く

間違いないですね


焚き火の季節

2008年01月22日 | 無農薬野菜作り
また 今年も焚き火シーズンの到来です



1月19日 今年一番の寒さを記録しました

その寒さもなんのその 精鋭7人が「山」に集合 

苗床 堆肥用の枯葉集めが開始されました



まずは 草刈機で整備します

これで 熊手の作業が楽になります



焚き火用の 枯れ木を集めます

野菜作りも 12年目になりました

まだまだ 未熟者ですが 旨い野菜作りに 精一杯努力していきましょう



どんぐり(こちらでは 楢の実)が しっかりと 大地に芽を伸ばしています

命を育む春が すぐそこまでやってきましたね


この日の「山」は暖かく 畑の気温とは3~4度の差があったでしょうか

快適でしたよ

しかし 畑の寒さにやられました

今年の風邪は 腹痛を起こします

みなさま ご注意ください

やっと 治りつつあります


次回は さつまいもを濡れた新聞紙にくるんで 焚き火の下に・・・

ホッカホカの風邪薬になるでしょうね


コミュニケーション 二題

2008年01月17日 | コミュニケーション
今日は 私の研修師匠F氏から聞いたタクシー・ドライバーの話です


F氏は 毎年 滋賀県の研修に出講しています

あるとき いつものようにJR大津駅から タクシーを利用したのでした

改札口を出て 駅前に並んでいるタクシーの列に向かいます

先頭に並んでいたタクシーの運転手さんが 車から降りてきました

40年配の 男性運転手さんです

彼は 笑顔でお辞儀をしました  そして 後部座席のドアーを開けてくれました

「いらっしゃいませ  どうぞ・・」

「お願いします」

F氏は ある種の予感がしました  ”いい運転手さんに当ったな”

案の定でした

目的地のSまでの車中30分弱は 短く感じられました

ふたりとも 関心のある歴史 戦国時代の話題で 会話が弾んだのです

お互いの笑顔で別れたあとも いい余韻が残りました

翌日の研修も この話が導入になりました

”昨夜は 運転手さんと よいコミュニケーションを交わすことができました”


そして 昨年です

同じ場所での研修でした

大津駅の改札を出ます

いつものように タクシーが並んでいます

講師のF氏は 昨年の運転手さんを思い浮かべました

しかし 先頭に並んだ車からは 誰も降りてきません

車に近づいても 後部のドアも開きません

F氏は ドアのガラスを軽くコンコンと叩きました

ドアが開きます  運転手さんは無言です

「Sまで 行ってください」  頷いてはくれましたが これまた無言・・・

「運転手さん 寒くなりましたね」 「景気はいかがですか」

走り出してからの 会話も弾みません  「うん まぁね・・」

なにを言っても 低い声・・ それも つまらなそうに・・

F氏の胸のうちに ある感情が芽生えます

”昨年と 大分違うな 愛想もない 黙っていよう・・”


しばらくして タクシーが信号待ちで停車しました

そのときです

はじめて 振り向いてF氏と顔を合わせた運転手さん・・

「しかし お客さんも珍しいねぇ」

「え? なにが・・」 不審に思ったFさん

「なにがってさぁ・・Sまで行くのに 大津から乗るお客さんは ほとんどいないよ

これから行くとこなら 大津から乗らないでJRのS駅からタクシーに乗ったほうがいいよ

JRも頻繁に出てるし 第一安上がりだよ」 ボソボソと低い声だったそうです

・・・・・・・・・・


飲みながら話していた師匠のF氏は ここで話をやめて いたずらっぽく私の顔を見つめるのでした

話す・聞くを介した人間関係・・・

人間同士のかかわりあいは はかり知れない面白さがあるものですね


貼り紙二枚

2008年01月15日 | オヤジのつぶやき
寒い日でしたが M駅まで散歩を楽しみました

街には 成人式を済ませたばかりの若者たちが 大勢歩いています

数人の若者が立ち止まって なにやら話をしています

そこは 商店街のある店の前でした

なんだろう?

「わ! こりゃぁ しで~な」 騒いでいます  (しで~な  江戸っ子ですね   ひどいな です)

近づいてみると シャッターの降りた店の入り口に 貼り紙が・・・



”ここで いつもいつも イヌのク○をさせるな

 イヌにク○をさせたら 自分で始末しろ・・・・”

歩道には カリントーのようなブツが コロコロと ころがってました (食事前の方
すみません

左右の店舗のみならず 周囲の店には ブツのかけらもありません

この店の前だけの 異様な光景でした

「客と喧嘩したかな」

「わざとやられてるのかな~」

ワイワイガヤガヤ 盛り上がっていました

グループの中の 和服の似合う新成人(男性)が ポツリと言いました

「これは キツイ言い方だな  ”少しは常識をわきまえろ”はダメだ やさしく

書かなくちゃな~」

なるほど・・・

芝生に入るな! 入りたくなりますね

この穴覗くな! 覗きたくなります


それにしても これからも”壮絶な闘い”紛争ならぬ”糞争”が続いていくんでしょうか


そして 現場を離れて しばらく歩くと また 貼り紙が・・・



「居ました」「有ます」 年配の店主でしょうか


成人の日 貼り紙二枚のお話でした


場の空気を読む

2008年01月13日 | コミュニケーション
新春講演会で 話を聞いてきました

会場は 東京国際フォーラムの7階

講演のテーマは 「場の空気が読める人 読めない人」でした

講師は 著者の福田 健氏です

この本は ベストセラーになっています

講演の開始直前には 超満員になりました


”コミュニケーションは「いま」「ここ」という特定の場においておこなわれます

したがって コミュニケーションを活性化するには 場の空気を読み その上に立って適切な対応がとれるようでなければなりません”


講師の 著書でも感銘を受けましたが 1時間半の講演は 活字とはまた違った雰囲気 熱気が場内を包み込みました

講師の説得力ある話し方は 圧巻でした

場の空気を読む・・・

大切なことですね 「ばのくうきをよむ」 即 変換できました

このことからも 以前から 強く認識されていたコミュニケーション技能なんでしょうね


オジさんの 今年のテーマは「短く話す」

福田講師からいただいた賀状に記してありました

むずかしいことですが 場の空気を考えれば 頷けます


そして 話を聞くときは”話し手の気持ちを聞く”

内容や 事柄を聞くことはやさしくても 気持ちを聞くことはむずかしいことですね



人の話をよく聞いたと伝えられる 大田道灌です (旧 都庁舎から移ってきました)


もともと不完全なコミュニケーション活動です  「短く話して」「気持ちを聞き取る」

今年のテーマを掴むことが出来ました


フジテレビの取材がありました 放映日は まだわかりませんが 日曜の22時からの「プレミアA」という番組だそうです

チャンスがありましたら 覗いてください



< おまけ・・ >

相手の話を聞くときは 万全の体調で聞くことも大事なことです

”ちょっと失礼します”

ときには トイレの断りを入れることも 話し手を思いやる行為でしょう

世の中には 我慢して 大変な事態が生じてしまう聞き手もいますからね


復活 下町事情

2008年01月12日 | 無農薬野菜作り
戦前はもちろん 戦後 間もない頃の下町で見かけられた風景に ものの貸し借りがありました

近所のおばさんが 断りもなく台所に入ってきます

「ちょっと~  お醤油貸して~」

勝手に 持っていきました


当時は 醤油・味噌・塩・砂糖  そして 時にはお米などが 貸し借りされていました


豆腐と野菜を交換したことも 憶えていますよ  物々交換ですね

これによって 近隣関係のコミュニケーションは円滑に保たれていました

助けたり 助けられたりの 隣組・・


今日は 暖かい一日になりました  初の「畑の日」です

収穫は・・・



白菜 キャベツ ブッロコリー カブと大根でした

そして 帰宅後 大根3本が・・・



あさり二袋に 変身しました


そうなんです

マダムが懇意にしている 駅前の魚屋さん

新鮮野菜が大好きな主人です

海の幸と山の幸  ときおり 物々交換に応じているのでした


下町人情の世界 いまだ健在のようです 物々交換経済 ここでは 脈々と生きてました

下町事情 まだまだ健在


チョイワル親父の新春放談会開催される  その2

2008年01月09日 | コミュニケーション
「記念日」の7日が過ぎて また 新たな8日を迎えることができました

午前中の仕事も済ませて 気持ちはすでにN市へ・・


2時に柏駅前で ブログ友の清遊人さんと待ち合わせました

彼の車で 一路N市へ向かいます



そーなんです

この日は さくら 吹雪さん主催の 押し花展が開催されていました

これは 会場の入り口を飾る 彼女の作品です  素晴らしい出来映えですね

こころが 温まります

さくらさんとは 一年振りの再会でした

オジさんふたりを やさしい笑顔で迎えてくださいました



そして こちらは お弟子さんたちの作品です

現在 お弟子さんは40人いらっしゃるそうです



羊の 頭に注目です

”しいたけ”だそうですよ  グッドアイディア賞ものです  ユーモラスです

ほかにも とうもろこしの皮を利用した作品があったり すっかり楽しませていただきました



清遊人さんと さくら吹雪さん・・・

このあと 研修担当のKさんともお会いすることが出来ました


みなさんと お別れして 車は清遊人さんの地元に向かいます



彼の散歩コースの手賀沼を横目で見ながら・・・



我が下町から 絶えて久しい「三丁目の夕日」


駐車場に車を入れてから 駅前で いよいよ新春放談会が始まりました

詳細は 清遊人さんの放談会 その1のとおりです  (横着

すっかり ご馳走になってしまいました

結構飲みましたね~

しかし 今回は道でコケることもなく また 終点の三浦半島に行くこともなく 無事”空母”に着艦することが出来ました



お土産にいただいた カレンダーです

マダムが 喜んでいました

おふたりに感謝 そして ブログコミュニケーションに感謝の一日でした  


大腸がん検診の すすめ

2008年01月07日 | 自己紹介
今日で14年目になりました

大腸がん 摘出手術

昨年も 経過については記しましたが 今回は別の角度から・・

参考にしていただければ 幸いです


それは 前年の職場定期健診から始まりました

その年から 初めてメニューに組み込まれた大腸がん検診でした

「自分は癌とは関係ない」 ず~っと変な自信がありました

それでも同僚に誘われて 検査を受けてみたのです  便潜血検査でした


1 まず 文書で通知がありました  便に血液が混じっている  病院で検査を

  してほしいという内容でした

2 このときの病院の対応がよかったですね  「八割近くの方は痔疾です」

  安堵感を与えます

3 痔疾でないことが判明しました バリューム検査の結果 「腸内にポリープがあるようです 検査をしましょう」

4 内視鏡でポリープを除去しました  検査結果を待ちます

5 職場に電話がかかってきました  「良性とはいえない結果です 至急お越しください」


*1~5までには 相当の時間が経過しています  患者にとっては助かります

 はじめから5ではショックが強すぎます この時点になると 気持ちの中で ひょとしたら・・が芽生えてましたからね*


6 「ポリープの根っこから 悪性のものが採取されました  私なら除去しますよ」 主治医のT先生の言葉でした


先生の穏やかな態度 話し方に背中を押されました


暮れから 検査入院です  ちょうどタレントの逸見正孝さんが 癌で亡くなった時期と重なっています

新年も3日から 再入院  最後の検査を受けました

手術の前夜 年配の看護婦さんが ベッドの脇で説明をしてくれました

翌朝の手術のやりかた 手術室の様子etc・・です  これで すっかり落ち着くことができました

いま思い出しても 素晴らしい看護婦さんでした  私にとっては天使です


7日の手術は6時間強  集中治療室に向かうエレベーターの中で目が醒めました

心配そうに覗き込んでいる家族と対面・・・思わずVサインのオジサンでした

(これは いまもって顰蹙の種にされてます・・


外科手術は 一日一日で薄紙を剥がすように治癒に向かいます

手術は成功でした 18日には退院 2月7日には出勤していました

そして 3月11日は 術後初めての飲み会でしたよ


以来 T先生にはお世話になっています  看護師さん 患者さんに大人気の先生です

外科部長さんにもなられました

そのT先生が 昨年秋にNHKテレビに出演されたのです 



毎晩8時半から15分 一週間連続の放送でした

”急増! 大腸がん 治療の最前線”のテーマで熱心に説かれておられました

私と同じように 早期には 自覚症状のない大腸がん 

日本人の死亡率が年々上昇しているそうですが「早期であれば 身体への負担が少ない内視鏡による治療が可能」とおっしゃっていました


今日は 孫たちと湯島天神に合格祈願に行ってきました

ご祈祷もしていただきました



思えば 手術の翌年に生まれた子が こんなに大きくなりました

こんな写真が撮れたのも あのときの早期発見のおかげです


40~50歳代から増え始め 60~70歳代で最も多くなる大腸がんです

少なくも 50歳を過ぎたら 一年に一回は便潜血検査を受け 早期発見に努めましょう  T先生からの言葉でした

みなさまも どうぞお受けになってください

まだまだ これからですぞ