酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

短所と長所

2012年07月25日 | 無農薬野菜作り
久しぶりの畑は雑草ジャングル 雑草たちがわが世の”夏”を謳歌しています

それでも 手作り農民を宣言したわが身としては 草刈り機を使うわけにはいきません

鎌を片手に奮戦しています  すぐに汗まみれになります



雑草除去で やっと日の目をみた里芋

雑草にまみれていたので 育ちが悪く もやし状態になっていました

夏野菜の宿敵 天敵の雑草です

あぁ 雑草さえなかりせば・・・


ところが 欠点だらけで忌み嫌われる雑草たちですが 意外や意外!

思わぬところで 素晴らしい働きをしていましたよ



わずかに見える土の下には じゃが芋が埋まっています

じゃが芋の収穫時期は終了してます

掘り出しても 半分以上は腐っているんですね

暑さにやられたのでしょう


ところが・・・



この雑草の下からは こんなにコロコロ太った素晴らしいじゃが芋たちが姿を現しました

腐っていません  驚きました

理由は 雑草が「日陰」になって土の温度を下げてくれたのでしょうね

思わず 刈った雑草の束を撫でてしまいました


欠点のなかに長所あり

長所のなかに欠点あり

これは 雑草だけでなく人間にもいえることでしょう

相手の欠点はすぐに気づきますが 長所は見逃してしまう

誰でも持ってる長所と美点

長所に気づいて 言葉に出せば 人間関係は違った方向に進んでいくでしょうね


< おまけ >



まだまだ元気なじゃが芋の兄弟たち・・


バッカスの奇跡

2012年07月20日 | 広島東洋カープ
♪ 青江三奈の池袋の夜 7月17日・・・

この夜 奇跡がおこりました

”呑んベ~族”のうちでも 知る人ぞ知る居酒屋「バッカス」

池袋駅東口の繁華街 地下にあります

一見 入りずらい?独特の雰囲気に満ち溢れていますが これがなかなか・・・


店の常連I氏に案内してもらいました

もうひとりの連れは 若干46歳 I氏の後輩S君でした


常連I氏は わざと黙っていたのでしょう

席に座ったとたん 目が点  とはこのことです



広島カープのエース前田健太と”カープチューハイ”!

ほかにも〝芋焼酎強くあれ巨人””ドラゴンズ勝酎””麦焼酎阪神タイガース””焼酎若獅子”

”九州限定芋焼酎 至高のタカ””梅酒マリーンズ”

グラス500円 ボトル3500円  共通値段でした


そのなかで 我がカープチュ-ハイだけが なぜかグラス390円! 110円の差!



缶チューハイでしたけどね  コップが喜ばしい


3時間の野球談義でした

カープチューハイ5杯!

常連I氏もかなりイケる口でしたね  

さらにカープファンを自認するだけあって 聖地ズームスタジオにも毎年通ってるそうです


三人の楽しい時間はあっという間に過ぎ去ります

名残を惜しみつつお開きに・・・

2代目マスターに勘定を済ませつつ質問しました

「今夜のカープ どうですか?」

髭のマスター スマホをなにやら操作してから「残念 9回表0-2で負けてます」

う~ん 相手は強敵中日ドラゴンズ

”貯金1”は無理だったか


それが それがですよ 家に帰って確認しました 結果を念のため

な なな~んと~~

ドラゴンズ抑えの守護神岩瀬投手を打ち込み5安打3得点

見事な逆襲 サヨナラ勝ちではありませんか 3-2

パソコン画面 何回も目をこすって確認しました  奇跡!

奇跡が起こりました


しばらくして ツラツラ考えるに なるほど 神様だ

今夜の居酒屋は「バッカス」  酒の神様だ

酒と戯れるオヤジにプレゼント!

そうに違いない!


これからも カープの季節到来を願って「バッカス通い」を固く誓った奇跡の夜のオヤジでございました


そして・・・



翌日は ブログ友の清遊人さんと浅草ホッピー通りで一献

野球談義 政治談議のこんにゃく問答で楽しみましたが カープは負け

バッカスの神の降臨はありませんでした  涙

しかし 後半戦は大いに期待の持てる今年の広島カープです  お酒の神さま バッカスがついてますからね

永田町の笑い

2012年07月16日 | オヤジのつぶやき
千代田区永田町・・・

そうです あの永田町です

全国から集まった衆参両議院議員722人が なにやら蠢く国会議事堂があります

その 多すぎるとも思える722人には ひとりとして懇意にしてる知り合いはいません

全くもって”お蔭さま”です

永田町に集まった方々 よくは知りませんが 相手によっては非常に愛想のよい表情を浮かべるようです

特に 生活と就活を賭けた選挙時には・・・土下座まで!

しかし これも聞くところによると彼ら彼女らの表情は 笑顔があっても目は決して笑ってない

そんな風評がまことしやかに囁かれる永田町界隈なのでした


あまり行きたくもない永田町

7月のある日 生を受けて はじめて東京メトロ半蔵門線の「永田町駅」で友人ふたりと待ち合わせました

消費増税反対 原発再稼働反対の請願・陳情ではありません

ましてや かの「高田純次の年金生活」を見て 国会議員は己の生き方を反省せよ!

そんな大それたプラカードを掲げた三人デモ行進でもありません


出かけた先はこちらです ↓



駅から徒歩7分 国立劇場!

違います ここではありません

なんせ 初めてなので間違って途中まで入ってしまいました



こちらです

国立演芸場 国立劇場の裏側にちんまりと建っていました

休憩時間以外は場内撮影禁止 すぐうしろに制服姿も凛々しい女性が「監視」のため?背筋を伸ばして起立してました

戦時中の映画館の 監視役の警察官を彷彿しましたね (古いですね)


浅草演芸場と違うところは お客さんの数です

こちらはご覧のとおり

浅草は 演芸場も東洋館も連日の盛況です

席を取るのも苦労します

対して こちらは完全予約制で 指定席  これはいいですね

そして もうひとついいのが入場料金です  シルバー1300円

700円の割引はヤマ○電機なみの大サービス

公的資金が投入されているのでしょう


愛嬌と 芝楽の真打昇進披露を挟んで出演者は8人でした



国立らしさの演出でしょうか

「落語資料館」がありました


大いに笑った3時間 笑いに浅草も永田町もありません

違ったのはただひとつ・・・

終演後の周辺の環境でしたね

ホッピーが飲めない!

お隣は 最高裁判所ですからね

小遊三さんのオハコ 半ケツを下されそうな気分になりました


地下鉄に乗って 銀座のライオンで大ジョッキで笑いの”再演” 怪気炎をあげました

三人の一致した意見と感想は・・・

「永田町の先生方も たまには聞きにいくといいね 本物の笑顔 目も笑えるようになるね」


次回は 歌丸さんの出番です  予約しました




オジさん・ぽ

2012年07月13日 | 腰痛
人世初の腰痛発生から丸2年

発症当時の左足 ふくらはぎの激痛を思うと いまでもゾッとします

3~5歩 歩けませんでしたからね

ある医院では 即 手術を勧められました


藁をもすがる思いで訪れたA整骨院

M先生の説明が説得力がありましたね

そのときのいきさつ・・・・

以来続けている鍼灸 定期的なマッサージの効果は抜群です

日常生活に支障はありません

先生からは 散歩も薦められています


そこで この日は近郷のW市を歩いてみました

知人に薦められた”渋い家”があります



新倉ふるさと民家園の正門



旧 富岡家住宅


この住宅は 川綱吉の時代(1680 延宝8)に創建されたと推察されてます

300年前ですね

昭和63年まで 富岡家の子孫が住んでいましたが「東京外環道路」の建設によって 

一時は存在が危ぶまれたことがあります

当主から市への申し出 「文化財として復元・活用するなら寄付してもよい」

市の調査で”旧富岡住宅は市内に現存する民家で最古であり 周辺市区においても屈指の古さを誇るもの”

当主の意思により 手壊し(解体)が行われ「解体部材一式」が寄付されました


15年後 復元予定地が現在の地に決定

2年がかりで見事に復元されました


伺った日は 市民ボランティアのひとり 女性のIさんから親切丁寧な説明をしていただきました

彼女は 昨年の大地震のとき たまたまの担当!

激しい揺れにもかかわらず 神棚の水ひとつ落ちることなく 家はデンと構えていたそうです

旧家に棲む神のご加護と信ずるIさんでした



京都 祇園祭に寄贈する布草履



子どもたちに聞かせる「夏の怪談話」の小道具”赤い蛇の目傘”

嬉しそうに説明してくれました


冷たいお茶をご馳走になって ふるさと民家園をあとにしました

次の目的地まで炎天下のもと ゆっくり足を延ばします



急な坂道を登って この森の中で飲んだ自販機の冷たいサイダー!

の数倍旨かった

生き返りました



ふれあいの森の下には これも由緒ありげな”渋い家”

案内図では「かって栄えた宿場の宿の名残を感じる趣深い建築物」とありましたが

どうやら「現代人」が住んでおられるようで・・・

入口で声をかけましたが 留守のようでした


散歩の達人 地井さんが亡くなりました

楽しみな番組だったので残念でなりません


腰痛の養生で勧められた散歩です

「ちい散歩」ならぬオジさんの散歩

「オジさん・ぽ」これからも続けていきましょう

ちなみに この日の歩行は12500歩 3時間の散歩でした

水彩画はありません


雨の畑 ナニコレ珍百景!

2012年07月08日 | 無農薬野菜作り


正午過ぎ・・・

じゃが芋を掘り終わったとたん 突然降ってきた雨でした

早々に車に避難 シートを倒し ラジオ(大沢悠里のゆうゆうワイド)のボリュームを下げて晴れ間を待ちます

            ・・・・・・・・

車の屋根にあたる雨の音は激しくなるばかり・・・

残念ながら Yさんの作業所に避難しました


きゅうりを 1日に10ケースも出荷しているYさん

作業しながら 野球談義に熱が入ります


Yさんは大のヤクルトファンです

最近のチーム状態がいいので 仕事もせっせと捗ってます

(いつになく 広島カープの調子がいいので こちらもニンマリ・・)


そして いつとはなく 話題は猫に・・・

息子さんが拾ってきた雌猫が子供を産みました

一匹の子猫だけが居ついています (他の兄弟姉妹たちは 近隣に嫁入り&婿養子に)

その子猫が面白いというのです  ???


作業中のYさんが立ち上がって なにやら手に持ち 子猫に近づきます

「めずらしい猫でね これが好きでいくらでも食べるんですよ」



ちょっと わかりにくいですね

もう少し大きくしましょう

これです ↓



赤く熟したトマトなんですね  旨そうに食べています

長く生きてるつもりですが トマトが大好きな猫というのには初のお目見えでした

珍しいこともあるものです

まさか 野菜農家に飼われているので ゴマを擦ってるわけではないでしょう


トマトの効用が見直されています

曰く ダイエットによい  酒のつまみに最高! 云々・・・

しかし しかし・・・

トマトを丸ごと1ケたいらげる猫がいたとは!


ナニコレ珍百景応募とまではいかなくても”ミニ・コレ百景”くらいはいけるんじゃないでしょうか


梅雨時の 鬱陶しい季節を和ませるトマト猫のご紹介でした 

”高田純次の年金生活”  その3

2012年07月05日 | 高田純次の年金生活
先夜の”高田純次の年金生活”は 板橋区の蕎麦打ちシニアたちを紹介していました

蕎麦打ち五段の男性の指導のもと 高田さんも挑戦していましたね

はじめてにしては 腰の入った歯ごたえある蕎麦に仕上がったようです

番組の人気もボチボチ安定してきました


ところで 今回のご紹介はこちらの男性です
                ↓



40歳から始めた油絵の前に立つOさんです (右はオヤジな私)

H市の議員を3期つとめ 引退しました

柔道連盟の理事長でもある文武両道のOさん  古希を迎えるにあたって嬉しいご案内状をいただきました


                   「我が青春の昭和展」のご案内

戦後間もない昭和20年から30年代の日本 多くの人々が新たな復興を目指して立ち上がりました

物もなく 暮らしも決して豊かでなかった当時 少年少女そして大人たちの誰もが

映画スターや力道山をはじめ強いスポーツ選手にあこがれの目を注いだものです

こうした時代に 少年時代から生きがいとなって集めたブロマイド 映画のポスター 

スチール写真 新聞の切り抜きなどが部屋の押し入れにいっぱいになりました

さらに 50号の油絵の作品を含めると 部屋がそっくり倉庫になってしまったのです

 
古希を迎えるにあたり 記念として 自分のコレクションを展示することにしました

昭和の 夢に溢れた良き時代を共有した方たちと共に 心のふれあいができれば幸いです





往年の懐かしい映画ポスター50枚とスチール写真150枚

松竹 東映 東宝 大映 新東宝 日活  会社別スターブロマイド200枚

栃錦 若乃花時代の人気力士44枚 (大内山が懐かしかった!)

力道山と戦ったレスラー34枚

人気歌手のレコードとブロマイド66枚

外国人気スターの大きな写真 ヘッブバーン モンロー他27枚

映画情報誌100冊

昭和16年 日本映画スター人気名鑑のお宝 (これは3回見直しました!)


実物の展示で驚いたのが アラカンこと嵐寛寿郎の使用してた木刀と 天地茂のライター

Oさんの許しを得て 思わず手にしてしまいました

オヤジの心は少年に戻って「鞍馬天狗」と「明智小五郎」に成り切り

なんとも まことに贅沢な時間を過ごさせていただきました


展示会場をあとにした 中華料理店では 昔の映画の話題で最高の盛り上がり!

なかでも 憧れの女優さんについては お互いに流石元映画少年でしたね

あとから あとからひっきりなしに女優さんの話題が!

顔と出演映画は思い出せても名前が出ないじれったさ! 

古希人間のサガでしょうか


ところで みなさんは 松竹の若手女優だった「藤乃高子」さんをご存じでしょうか

デビューは 昭和28年の”弁天横丁”だったと思います

当時のスター高橋貞二との共演で 新婚家庭の新妻役でした

いや~ にきび面の中学2年の坊主が憧れてしまいましてね~

藤乃さんの自宅 鎌倉にファンレターを出すこと幾たびか

当時はおおらかな時代で スターの住所が芸能雑誌「平凡」の付録に掲載されてましたね

もちろん 返事なんて来やしません

それでもよかったのです ただ出すだけで・・

仲間の同級生にからかわれ 顔を赤らめてた中2のにきび少年でした


コレクターのOさんも ご存じなかったようですね 藤乃高子さん

自宅にある女優名鑑で調べてくれる約束でした

待ちましょう!


それにしても 古希を迎えるOさん

想像通りの素晴らしい生き方をしてました

まだまだ自宅にはお宝がザックザク!

次の開催は 傘寿の10年後の予定だそうです

3歳年長のオヤジとしても 負けてられません

藤乃高子さんの ブロマイドの展示を夢みて会場に通うつもりでいます

そのためにも ふたりとも元気でいなくては・・

地井武男さんの例もありますからね  彼は本当に残念なことをしました  まだまだこれからの人でした

そういえば ザ・ピーナッツも 小野やすしさんも・・合掌


引退後の生き方の達人 Oさんのご紹介をもって この高田純次シリーズも一応の幕を閉じることにします



みなさんひとりひとりの「高田純次」を目指し これからも楽しんでいきましょう



”高田純次の年金生活”  その2

2012年07月01日 | 高田純次の年金生活
東京近県のT市です

生涯学習センターで開催された研修会に出講しました

受講者の方々は50名 年齢は50~77歳までの熟年男女です



子育てが一段落 定年を迎えた 自由時間を社会貢献したい・・・

ボランティア活動参加の動機はさまざまですが みなさんに共通していたのが目の輝き

そして いままでの長い人生体験から醸し出される なんとも穏やかな表情と笑顔でしたね


研修のテーマは「地域活動でコミュニケーション力を取り戻す」

挨拶 会話の減った時代です

話すことに苦痛を感じる人も少なくありません

リメンバー”対面コミュニケーション!”


メンバー同士で「話す聞く」の実習体験をしていただきましたが 普段忘れかけているのが「聞くこと」

相手の話をしっかり聞く

まずは相手の話題から・・

それから自分の話題  さらに共通の話題でしょうね

合言葉は 受信→発信→送受信


今月末から 各現場に配属され 市民の方々と間近で接する受講者のみなさんです

感じのよい接遇もさることながら これからのご自分へのご褒美も忘れずに!

相手の話を聞くことを中心にしたコミュニケーションを楽しむことです

以前と違った自分発見になるかも・・ですよ


この 高田純次シリーズは その3に続きます