酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

幸せ運びの お福さん

2013年12月23日 | 酒の席
20年以上通っている下町の飲み屋「とり花」です

女将は富山県出身の意気と気風が売り物のS子さん

なかなかの博識で話して面白い女性です

特に 映画と歴史の話題ではいつも盛り上がっていました

こちらが観た映画を 後日観に行ってくれるのは嬉しい限りですね


先日 寄ったときにやっと話してくれました



これは カウンターに鎮座している「お福さん」です

実は このお福さん

先日のテレビ東京の取材に応じた 幸せ運びの嬉しい才能の持ち主だったのです

福を呼び込む方法はただひとつ 彼女の肩を両手で撫でます

すると 事業で成功を収めた青年実業家 就活成就 プロポーズ作戦見事に成功!

ほかにも数々の喜びと幸せを運んでくれたそうです


この日借用した番組録画のDVDを見ると・・・

テレビ局の取材の要望に一度は断ったママのS子さんでした

そこがまことにS子さんらしいところです すぐに飛びつかない

劉備が諸葛孔明にとった三願の礼ならぬ二願の礼で取材に応じたママです

番組の中でも 自慢することなく「お福さんの力でなく 撫でたお客さんの努力でしょ」

この謙虚さが いままで話してくれなかった理由のひとつなんでしょうね


番組の録画を見た私ですか?

ハイ 年内に借りたDVDを返しに行きます

そのとき願うことはただひとつ 来年もみんなが健康で過ごせるよう 肩をやさしく撫で撫でしてきましょう

脳の 錆落とし

2013年12月20日 | ボランティア


亀戸(かめいど)天神へ行ってきました

子どもの頃から かめーど天神といって親しんできた天神様です



学問の神様 ご存じ菅原道真公を祀っています



この亀戸天神の「うそ替え神事」とは?

・・・前年にあった災厄・凶事などを嘘として本年は吉となることを祈念して行われる神事です

うそ ほらを吹く

ほらを吹くお話を暗記できるよう祈願してのお参りに詣でました


そうです この翌日は「お話ボランティア」の研修成果 発表の日だったのです

短い昔話の「てんぼ競べ」でしたが 物語の暗記に難儀しました

お蔭様で 老人力は順調に身についてきましたが 暗記力の衰えは見事なものです

同じ箇所を何度もわすれてしまいます

こーなったら神頼み!

お賽銭を弾んで道真公にお願いしました


その甲斐あってか

発表会の順番はトップでしたが(短い話しの順?)なんとか話すことができました

同年輩の先生(女性)にも「よかったですよ」と誉められ すっかりその気になってしまったノーテンオヤジでした


老人施設 幼稚園等でのデビューを夢見ていますが 本音はボケ防止

脳みそが これ以上錆付かないよう これからもせっせとヤスリで磨いていきます

乞う 応援・・です

利休に たずねてみます

2013年12月16日 | オヤジのぼやき


先輩のWさんからのお誘いがありました

丸の内東映で上映中の映画「利休にたずねよ」

かねてから 観たい映画でしたので喜び勇んで出かけました

原作は この作品で直木賞を受賞した山本兼一氏です

出演者も 海老蔵 団十郎 中谷美紀さんと豪華な俳優陣が揃いました


戦国時代を舞台にした小説が好きな私ですが 利休については特に興味がありました

なぜ秀吉から切腹を命じられたのか?

これには諸説があります

① 自分の木像を山門に飾ったが 秀吉が来訪したとき その木像の股をくぐる格好になった

② 粗末な茶器を高値で売り捌いた いわゆる売僧(まいす)の悪評

③ 娘を秀吉の側室に所望されたが断った

④ 有名になり過ぎたので 秀吉の嫉妬をかってしまった


映画では 利休切腹の理由が解明されるのではないか

果たして・・・

物語は 観るものの興味をひきながら後半に進んでいきました

ところが 高麗の美女との恋物語に進展したあたりから 果ては心中の失敗?

そして 切腹です

鑑賞後のWさんとのビールの席でも なんだったんだろ?

モントリオール世界映画祭「最優秀芸術賞受賞」の触れ込みなので名画なのでしょうね

オジさんたちの感性がなかったのか

これは危険です このままではいけない 消化不良を起こします



単行本を購入しました

531ページの大作でした

映画では描ききれなかった物語が 山ほどあるのでしょう

読み終わってから 切腹の真実の理由をたずねてみましょう 利休さんに・・・

ソラマチ31階にて

2013年12月10日 | 酒の席


昨年5月にオープンした東京スカイツリーです

隣接しているビルは 商業施設がいっぱい入っているソラマチです

空の街とでもいうのでしょうか

そのどちらにも足を踏み入れたことのなかった下町オヤジ

今年のOB会忘年会は ソラマチ31階にある中華料理の「昴」でした

記念すべきソラマチ”初入場”です



30階の喫茶室から浅草方面・・・


ところで このスカイツリーですが オープン前の地元商店街

大いに期待していたようです

大勢の観光客が来店してくれる 商店街の活性化 景気がよくなるだろう

この期待は見事に裏切られました

観光客はもとより いまでは地元の住民ですらソラマチで買い物しています

そして 漁夫の利をしめたのが隅田川向こうの浅草でした

 

   地元出身のMさんの嘆き節     浅草に実家のあるKさんの慰め 

中華料理と紹興酒で オジさんオバさんたちの師走の宴は いろいろな話題で大盛り上がり 業平橋の二次会へと続いていきました


体調を崩したり 病気で入院中の仲間もでてきたOB会ですが これからも精一杯生きていこう!

今年も なんとか年を越せそうな面々でした

浅草今昔

2013年12月04日 | オヤジのぼやき


浅草最後の映画館 3館が消えた跡地の現在です

近い将来 飲食店 パチンコ店 その他になる予定だそうです

いよいよ昔の面影なし 昔日の映画街もずいぶんと様変わりすることでしょう

そしてこちらは↓



以前は 洋画の殿堂だった「大勝館」跡地にできた「ドンキホーテ」です

浅草演芸ホールの真横にあります

この映画館にはよく通ったものでした

ジョンウエインの西部劇は欠かさず観てました




変わりゆく浅草公園六区ですが この通りには いまも変わらず往時のまんまの姿を残した

スターたちが微笑んでいました

 

 ターキーこと 水ノ江瀧子さん     シミキンこと 清水金一さん

国際劇場で活躍した松竹少女歌劇団の水ノ江瀧子さん  映画「シミキンの競輪王」を憶えています

 

デン助こと 大宮敏充さん        寅さんの 初代オイちゃんの森川信さん

「すみちゃ~ん」のデン助さんと「バカだね~」の森川さん 懐かしいセリフです

 

アジャパーの 伴淳三郎さん       エノケンさんの相棒 古川緑波さん

アチャコさんとの名コンビ「二等兵物語」の最後の場面 伴淳さんの反乱・倍返しは痛快でした

緑波さんの出自は 喜劇人としては異色でインテリ華族だったそうですね

哀愁をおびた歌声は 子供心にも沁み渡ってきたものです

 

「おしゃまんべ」の 由利徹さん     いまも元気いっぱいの内海桂子師匠

由利さん・八波むと志さん・南利明さんの脱線トリオ

芸達者な三人組のテレビは 日本中を爆笑の渦に巻き込みましたね

内海桂子師匠は 相方の内海好江さんを病で失いましたが 現在は漫才協会の会長さん

かなり若い旦那さんと一緒になってますます元気に舞台を務めています

                

いまも 浅草芸人さんたちが集まる居酒屋「捕鯨船」

予約済してるのは 誰でしょうね?

おそらく あのお方ではないかと思うのですが果たして・・・



お馴染み 電気ブランの神谷バーです

変わりゆく浅草で 往時の雰囲気を頑なに守ってくれてます

ここだけは 50年~100年先も残って いまの若者たちの「郷愁の神谷バー」となるのでしょうね



この日も 大賑わいの仲見世通りでした