護送車ではありません
JR駅前まで迎えにきてくれた自動車学校の送迎バスです
そうです この日は予約していた「高齢者講習会」でした
11月に免許証の更新を迎えますが 70歳を超えての更新は この講習受講が義務づけられています
時間は3時間 受講料は5800円です
今回は これから受講される方々の参考になればと 講習の概要をお知らせします
検査は 以下の項目でした
① 視力 動体視力と夜間視力検査
イ 動体視力 モニターに時速30キロで走行中のフロント前面画面が現れます
道路の左端から子どもが出現 ブレーキ
右側の歩道に大人が歩いている画像が出現 アクセルから足を離す
対向車線にバイクが現れる そのまま走行する
複雑なセンターラインをはみ出さないようにハンドルを操作する
ロ 夜間視力 視力検査器の全体が暗い中での視力検査
丸いマークの欠けている部分を答えたり スイッチを上下左右に押して答える
眩光下視力 画面全体が白く眩しい状況での同検査 (これは かなり眩しかったですね)
② 視野測定 片方づつの目で一点を見つめ 左右のどの位置まで目で感じるか
③ 運転実技 自動車学校内のコースを 教官 受講者三人が同乗して走行する
アクセルとブレーキ踏み間違いテスト (これは怖い いい体験ができました)
講習概要は以上のとおりでしたが 62歳になったという教官 Kさんがよかったですね
お茶を出してくれたり雑談の名手 オジさん三人の気持ちを和ませてくれました
講義・雑談の中からの抜粋です ↓
"高速道路逆走 年間800件” ”左足でブレーキかける人が 結構多い”(安全なら可)
”高齢者講習は ひとりの教官で三人の受講者を受け持つきまりがある”
”75歳の検査は 記憶力・判断力検査 検査前 検査後に15項目の違反があると
医師の判断によって免許停止となる” (ハッキリいって認知症検査)
今回の検査結果によって 免許証の停止になることはありません
あくまでも 現在の「自分の運転実力」を把握するためのものでしょう
診断は以下のとおりでした
※あなたは 判断の早さ 正確さ 注意力など運転に必要な行動機能はふつうで 問題のない運転が
出来るといえます 安全な運転には 認知・判断機能と動作機能のバランスがとれていることが
必要です 安全な運転行動をさらに高めるために 先々の状況を早めに読み取り 落ち着いて滑らかな
運転を心がけてください※
そして まとめの講義では・・・
長時間運転は避ける 高齢者の死亡事故は17:00~20:00が多い 次に朝方
夕方のライト点灯は早めに 眩しい夕日に注意
75歳の更新も是非ともクリアーしてほしい
当初 5800円の講習料は高いと感じてたこの日のお仲間三人でした
しかも面倒くさい うさんくさい制度だ
マイナスイメージだけが湧いてくる講習会でしたね
しかし 間違いなく終了後は晴々した気分に変わってました
表情もにこやか・・
受講してよかったです
休憩時間中に 教官を交えて交わした会話で みなさんとすっかり意気投合しました
機会があったら一杯いきましょうか!
充実感ある3時間になりました
物事には白紙の気持ちであたる
変な思い込みは ないほうがいいようです
これで 畑仕事が続けられます