酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

広島

2009年06月29日 | 広島東洋カープ
26日~27日は広島におりました  仕事を離れた二日間です

両日とも 広島は真夏日 ビールの旨い二日間になりました

ここ広島には 前回の訪問がブログを始めた年でしたから 4年ぶりになりますね

朝の8時に東京を出発 昼食はカツ丼をたいらげ まずはこちらを見学しました

(カツ丼には お察しの通り 実は深~い意味があったんですが・・



広島城です  広島城は別名「鯉城」(りじょう)とも言われています

一説では この付近一帯が己斐浦(こいのうら)と呼ばれ 己斐の発音が鯉に通ずることから 呼ばれるようになったというものです

広島東洋カープは この鯉(carp)に因んで名づけられました


ところで 広島が一時的にしろ日本の首都になったことがあります

明治の日清戦争の時代です

日本軍の大本営が ここに移され 明治天皇が7ヶ月間滞在されたのでした

広島は 廃藩置県以後 城内に旧陸軍の施設が徐々に設けられていきました



城内に いまも残る半地下の「作戦司令室」です

写真では鍵がかかっていますが 城に来たときは開いていました

その内部です



昭和20年8月6日 午前8時15分

原爆が投下され 全ての通信網が破壊されたとき 唯一通信可能だったこの場所から ひとりの女子挺身隊員から原爆投下の一報が発信されたのです

就学旅行中だった 倉敷の生徒たちから問われるままに 簡単な説明をしました

戦争は絶対にいかん!

生徒たちも 強く頷いてくれました


城の見学では嬉しいことがありました

65歳以上は「無料」なんです

受付の女性に乞われるまま出した運転免許証

生年月日を見るなり「あら お若い!」 お世辞にしても嬉しかったですね


気分を良くして 天守閣から眺めた広島の街です



復興から64年  広島市民の方々のエネルギーの象徴です

天守閣の窓からの 6月の風が爽やかでした



妙齢の女性にお願いした一枚です

毛利元就・福島正則・浅野家代々の城主の気分でしょうか


そして・・・



原爆ドームに足を伸ばして 平和記念資料館に行きました



絶えることのない献花・・



前回の訪問から4年たちました

4年の間に 世界の情勢は大きく変化してきました

今後 平和記念資料館の役割は ますます大切になってきましたね



平和を祈念する中学生たちの千羽鶴です  ドームの反対側 川を隔てた場所に収められていました

新潟県見附市立西中学校は ブログ友のshizuko daiaryさんの住む街の学校でした

お知らせをしておきました

子供たちの願いを叶えるのは 私たち戦争体験者・戦後を体験してきた者の重大な責務ですね

孫たちにも しっかり伝えていきます!



「広島」は その2に続きます  いよいよ新球場観戦記ですよ

嬉しいサプライズもありましたが 4連敗(?)を どうまとめるか

思案橋です

花菖蒲 紫陽花  そして定額給付金

2009年06月24日 | オヤジのつぶやき


マダムと出かけた小田原城です

花菖蒲 紫陽花が鮮やかな色彩 風景を演出していました

平日なので 空いているのでは・・?

思惑がはずれました  時代が変わりました

駐車場は観光バス 乗用車(紅葉マークが圧倒的)で満ち溢れていました

私ども夫婦と同世代の団体 カップルが目につきます

人生60代からが華です  みなさん ひと華も ふた華も咲かそうじゃありませんか



一泊した宿は 湯本の「雀のお宿」です

清楚な旅館で 文字通り竹薮が印象的でした



朝食も 全部たいらげ 温泉にも浸かり放題・・

マダムともども すっかりリラックスした湯本温泉郷でした

これで 例の「定額給付金」はスッカラカンのカンラカラ~♪ 足も4本出しました

翌日から 地味な日常に戻りました 


二度目の給付金の話は聞こえてきませんよね



そこで こちらです

ブログ友の「のこたん」さん 「清遊人」さんに刺激を受けて始めた1日500円玉貯金です

2ヵ月半で 4万2千円になりました

麻○さんの世話にならずに "自分”でつくった「定額給付金」です

また どこかに行こうかな~と思ってます

この「給付金」 広島へ持っていくには重過ぎます

出張の際 鞄に入れていくまほさんの詩集 「ありがとう」を今回も持っていきます  

心が温かくなり 勇気が湧いてくる詩集です








茄子の元服

2009年06月22日 | 無農薬野菜作り
春先の苦労が実りました  "塹壕堀り”に精をだしましたから・・・

例年に比べて 茄子の生育がめざましいですね

収穫もすでに四度になりました

瑞々しい色艶 品のいい姿かたちに育っています

そこで この日は「茄子の元服」を挙行しました

枝の剪定です

根本に生えた 意気のいい若い枝を惜しげもなく切り取ります



これの判断がむずかしい

どうしても 惜しくなって切り取りに躊躇します

そこを 思い切ってスパッ!

枝は三本だけを残します  これでスッキリしました



栄養も 充分行き届き いい実をつけることでしょう

追肥に気をつけて 保護者の役目を果たしていきましょう


そして昨日は「父の日」でした

期待はしていませんでしたが 娘夫婦からお菓子が届けられ 息子からは マツダスタジアムのチケット二試合分をプレゼントされました

広島でカープの観戦をしてきます



こちらのほうこそ「ありがとう」です







またも広がる ブログの輪

2009年06月19日 | オヤジのつぶやき
川崎駅前の日航ホテルです

14日 日曜日 時間は午後5時30分でした



同窓会で はるばる九州からおいでになったブログ友のba-baさん

時間を作っていただきました

そして もうおひとりは お馴染みキョロ姉さんのwakasamaさん

お二人とは約束の時間前に ホテルのロビーでお会いできました

嬉しかったのはba-baさん  私の顔を見るなり立ち上がって笑顔のご挨拶でした

こちらも思わずニッコリ・・ またもや 初対面とは思えない出会いになりました


外は小雨です

夕食は駅構内の「藩」になりました

地下街を歩きながらも会話が弾みます  店のテーブルについたらもう大変!

飲み物 食べ物を注文するのも忘れがちなほどのコミュニケーションの活発さでした

遠い親戚より 近い感じのブログ友です


ba-baさんは お酒を召し上がりません  ウーロン茶です

wakasamaさんも最初の小ジョッキの生ビール一杯だけ・・

オジさんは相変わらずお酒でした

四国の銘酒「酔鯨」です  三杯! これは旨かった!

嬉しいお土産の交換もあって閉会したのは9時だったでしょうか

再会を約しての 惜しいお別れとなりました


ba-baさん wakasamaさん  楽しい会合でしたよ

ありがとうございました

ブログのコミュニケーションを堪能させていただきました


そして ba-baさん  想像通りの素敵な生き方をされてる先輩でした

プロジュースされたwakasamaさん お互いにましょう












向日葵

2009年06月14日 | 無農薬野菜作り
世に 「天敵」と呼ばれる存在があります

天敵・・・なんとなく 魅力的な呼び名です

江戸の盗賊たちには 鬼平・長谷川平蔵  かっての映画界には新興のテレビでしたね

怪人二十面相には 名探偵明智小五郎

さらに 最近では郵政西○社長には 鳩○元大臣がいました

プロ野球の世界では 1イニング得点15点の日本記録を樹立した千葉ロッテは  我がカープにとって 新たな天敵と言えるでしょう


さて 話は変わりますが畑です

このブログの畑びとのみなさんが 多いに悩んでいるのが害虫です

せっかく苦心して育てたキャベツがスダレ状態に・・  泣くに泣けません

きゅうり 茄子がやられた

さりとて 強力な農薬 殺虫剤は使いたくない

そういう方々には 朗報になるかもしれません

こちらです・・・



向日葵の苗ですよ

太陽の申し子 向日葵が畑の害虫退治に ひと役かってるというのです

理由は 向日葵の花の あの明るい黄色にありました

向日葵の花は 害虫たちにとって まるで誘蛾灯のような働きをします

魅力的な向日葵に集まってきた害虫は 鳥などの天敵によって一斉に退治されます


キューバでは この方法で害虫対策を行って効果をあげているそうです

害虫の被害は少ない我が畑ですが 鑑賞用にもなるでしょう

24本を植えてみることにしました

果たして 結果はどうでしょうね


まだまだ好奇心旺盛なオジさんでした



< おまけ >

いまのところ 害虫の被害のない茄子の勇姿です



既に 二回の収穫をしています


1610歳弱!

2009年06月12日 | 酒の席
梅雨入り前のこの日 中学時代の同期会が開かれました

場所は例年通りの居酒屋「大将」 ポニョの大橋のぞみちゃんの”じじばば”が経営しています

元気に集まった面々は23人

既に古希を迎えたもの これから迎えるもの 出席者の合計年齢は1610歳弱!

世紀にすれば16世紀にもなりますね

戦前戦後の食糧難時代を よくぞよくぞしぶとく頑張ってきたものです

私たちの親の苦労も 並大抵ではなかったでしょうね~

「ここまできた自分にご褒美を! 乾杯!」

世話役のT君の音頭で笑顔で乾杯

話題のつきない4時間でした



有名甘味処の楽隠居のS君 新東宝映画のスターだった中山昭二の妹さん

さらには 人間国宝の「一龍斎貞水」さんも多忙の中 駆けつけてくれました

「国宝」も同級会ではリラックスできるのでしょう

終始ご機嫌で みんなの笑いを誘っていました


しかしながら さすがに年ごとに酒量が減ってきました

いつもは 二次会で会場を改めていたカラオケも工夫しました

コンパクトカラオケセットを「大将」に設置です

一次会・二次会の併用というエコ対策でした


私ですか?

みんなに誘われて 裕次郎の「嵐を呼ぶ男」を唸りましたよ

”この野郎 かかってこい! 最初はジャブだ お~とやりやがったな~倍にして返すぜ”

唄より このセリフが受けたようです


参加人数によっては 次回は1650歳を超えるでしょうね

全員が古希になるでしょう  みんな みんな元気で~~~


土は命のもと

2009年06月07日 | 無農薬野菜作り
雨天の合間を縫っての畑行きになりました

野菜作りの一番の楽しみと喜びは なんといっても収穫ですね~


たまねぎ キャベツなどは昨年の9月に種を蒔きました

そして収穫は6月です  これはなんと人間の誕生までの月日と変わりません

種蒔きから2ヶ月後 11月の移植の時点ではなんとも頼りない か細い苗でした

そして12月~2月 厳寒の畑で懸命に生きてきました

わずかな成長の姿を見せはじめたのは 3月のお彼岸の頃だったでしょうか

肥料の馬糞と水分をタップリ取り込み 今日この日の「成人式」を迎えました



収穫したキャベツとたまねぎです

ごま粒ほどの小さな種が このような変身を遂げました

「まるで手品のよう・・」と言ったのは兵庫県の友人Kさんでした

改めて 土の力を感じます

太陽と水 そして土の素晴らしい自然界のトリオですね


中でも 土は野菜作りのポイントです

普段から よく耕し 肥料を施しておきました

雑草を刈り 土に空気を入れる

例年よりも細かい「管理」をしてきた成果でしょうか



むずかしいとされる 夏大根がまぁまぁの大きさに育ちました

ブロッコリーも ボリュームがありました



こちらはナスとピーマン 初物です

初物をいただくと長生きするそうです  マダムと半分ずつ・・でした


土は命のもと・・・

改めて実感できた一日でした


そして・・・



バリ島青年Kさんです  半月たちました 土が好きになってきたようです


松屋は偉い!

2009年06月02日 | オヤジのつぶやき
曇天の浅草でした

浅草は いつの頃からか 若い人たちと外国人で賑わってきました

人力車の台数も 見るまに増えてきました

雷門 仲見世通りは人をかきわけるように歩いています

最近の浅草は 確実に人気スポットになりつつありますね

下町人種にはこの上ない喜びです


そうした賑わいの中・・・同じ浅草の真ん中でも・・

この一角だけは静寂を保っていました  人の気配がありません



正一位 出世稲荷大明神です

京都伏見稲荷大社所縁の稲荷で 古くから当地に祀られていました

霊験あらたかで いまでもあまねく信仰をあつめています


はてさて このお稲荷さん 浅草のどのあたりにあったと思いますか?

ちょっと想像がつきかねると思いますよ



そうです 人影まばらな あるビルの屋上にありました

この場所は 昭和6年11月に営業を開始した「松屋・浅草支店」  

松屋デパート 浅草店の屋上です

デパートの開店に際し 改めて奉安したとありました

そして この屋上の一角には・・





都心のデパートでは すっかり見かけなくなった遊園地が健在でした



このレトロ感がなんとも堪りませんね~

まさに手作り 昭和の遊びです

「下界」の喧騒をよそに こちらは別世界の静けさでした

浅草の穴場です  6階の食堂もいい雰囲気です  ここにも昭和が息づいていました


思えば幼い頃 よそ行きの恰好をして親と出かけた百貨店

子供たちの楽しみといえば 屋上の遊園地と食堂でしたね

お腹を一杯にした後は公園六区で映画見物・・・

東映映画 錦之介の「笛吹き童子」に胸を躍らせたものでした


そして 浅草松屋までくれば こちらを忘れてはいけません



松屋の二階から出ている東武線です

東京では 初めてダパートからの出発となった鉄道です

停車中の日光行きの特急です

車両はスマートになりましたが ホームの佇まいは往年のままです



こちらは 各駅停車の北千住行きです  早速乗車しました  先頭車両です

向島 鐘ヶ淵 堀切の沿線風景を楽しみながら「昭和」を味わってきました


それにしても浅草松屋デパート

赤字経営かもしれませんが よくぞ遊園地を続けていてくれました

下町デパートの心意気に 拍手をおくりたくなりました