酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

笑い納め IN 下谷神社

2012年12月30日 | 高田純次の年金生活
上野駅から浅草通りを徒歩10分

地下鉄銀座線なら 稲荷町下車3分

下谷神社があります



講談発祥の地が湯島神社(湯島天神)なら ここ下谷神社はプロ落語家の発祥の地です

その由緒ある神社で開かれたのが プロならぬ素人の落語大会でした

素人といっても出場した9人の面々

真打の古今亭駿菊師匠の愛弟子たちです

下町各地のカルチャーセンターで開催されてる「落語勉強会」

先生が駿菊師匠で 出場者は勉強会の生徒代表のみなさん


会場は神社の会館です 出演者のファン 知り合いが50人ほど集まりました

 

高座名 うなぎさんの「子ほめ」         影朋さんの「出来心」

 

たら福さんの「牛ほめ」(知人です)      らっこさんの「浮世床」

 

紅一点 岩雌さんの「道具屋」         助三郎さんの「尻餅」

ここで 仲入り  休憩の間に 座布団席から後方の椅子席に移りました

正座の熱演者のみなさんには 申し訳ないのですが いかんせん腰痛が・・・

 

遊漢さんの「垂乳根」(70歳?)       ぼぎいさんの「幇間原」

            

こちらは 素人衆のトリを飾った あんじさんです

流石”真打”でした 「万病円」は玄人裸足の出来栄えで会場は笑いの坩堝と化しました

かなりの年季と察しられましたが 素質満点

当分 トリの座を守りぬくでしょうね


              そして 最後はお待ちかね・・・

             

              古今亭駿菊さんの登場でした

             

常設の寄席でも トリを務める師匠です

腰痛も吹き飛び 今年最後の噺を堪能させていただきました


今年1年は これまでの生涯で寄席見物が一番多かった年になりました

背中が丸まり 視線も下向きになりがちな世相ですが こんなときこそ笑いが一番です

心身ともに爽快感で満ち溢れますね

どんな政治家でも 国民からこれだけの笑顔で迎えられることは不可能でしょうね

大笑いの4時間半を過ごしました

寄席がはねた後は時間も頃合いの5時です

小雨の中を徒歩でアメ横へ直行です

久しぶりの「大統領」で 八っつぁん 熊さん 与太郎になりきったオジさん3人組でした


今年の笑い納め・飲み納め 下谷神社でいい時間を過ごしました


みなさま どうぞよいお年をお迎えください  


それなりの収穫

2012年12月24日 | 無農薬野菜作り


夏の猛暑と雑草ジャングル・・・

放置されてた畑に手を入れたのが9月の末でした

例年に送れること3週間 種まきと苗を植えました

果たして収穫は?



嬉しいことに 白菜とカブは順調に育ってくれました

それぞれ鍋と味噌汁で主役を張ってくれました

大根は 聖護院ともども小型ですが 風味はなんとか保っています


歳を重ねて耕作面積も狭くなり 収穫野菜の種類も少なくなってきました

年齢なりに 体力なりに 

生き方自体も「それなりに・・」

何事も無理をせず 自然流がよろしいようですね





読んだ本&読み始めた本

2012年12月19日 | 高田純次の年金生活
現役リタイヤ後の楽しみのひとつは読書ですね

主に図書館を利用していますが たまに本屋に出かけます

お金を使うのだから 面白くなくてはダメ!

これは「高田純次の年金生活」世代の必須科目 厳しいチェックが肝要です


そこで 今回のお奨めは次の2冊です



”64”は 警察小説の祖 横山秀夫が7年の沈黙を破って発表した渾身の674ページの傑作です

D県警 刑事部と警務部との面子をかけての暗闘

さらに 東京の本庁の威信が絡まり 物語は意外な展開を繰り広げていきます


大筋・・・昭和64年に起きた未解決の少女誘拐事件が 平成の世に蘇ります

主人公 三上警視の内面描写 警察内部の葛藤 関係者との軋轢

そして 警視自身の家庭事情などが複雑に絡み合い 事件は一気に急展開していきます

本の扉に描かれた「公衆電話の挿絵」 その深い意味は読後に「あぁ そうだったのか!」

巧みに張り巡された伏線の数々・・・推理小説の醍醐味を味わいました


いずれ 映画化されるであろう傑作ですが 主人公の三上警視

配役は〝柄本 明”が適役と思いますが如何?


そして 次のご紹介はこちらです  読み始めました



来年のNHK大河ドラマの主人公 会津の「ジャンヌダルク」と称された新島八重

”東北人の強靭な魂は 困難に直面した時にこそ真価を発揮する 会津落城の悲劇を乗り越え

心に自由の翼を手に入れた八重  女性だからこそ世の中を変えられる

そう信じて生きた女性の波乱の生涯を描く”


著者の感情移入が少なく 簡潔な事実描写が主体の作品ですが それが功を奏して

読者の想像力をかきたてますね

年内には読み終えて ドラマを二倍三倍楽しもうと思ってます


いやぁ~ 本を読むのは楽しいもんですね~~

泉岳寺 新橋 忘年会

2012年12月15日 | 酒の席


12月14日 高輪の泉岳寺です



四十七士が 本所吉良邸に討ち入りをしたのが元禄15年12月14日(1703:1:30)

以来 12月14日の泉岳寺は多くの参拝人で賑わいます


この日は 午後から新橋の中華料理店での同期会忘年会でした

朝方 ふと思い出した泉岳寺は10年振りの訪れになりました



線香の煙で墓地が霞んでいます

この列に並ぶこと20分 ようやく墓地に入ることが出来ました



まず 我々を迎えてくれたのが浅野内匠頭令夫人の遥泉院のお墓です



そして 少し離れたところにあった内匠頭の墓です

金沢にある前田利家・まつさん夫妻の墓は並んでいたように記憶してますが  

浅野家は離れ離れ なにか理由があるのでしょうか





墓には 義士たちの名前が記されています





義士団の中でも 最長老の堀部彌兵衛  年齢的にも一番親しみを感じます



そして 大石主税はやはり別格でした

若い女性のお参り姿が一番多かった場所です


2時間弱の四十七士墓詣でも終わって



大石内蔵助の像に見送られて泉岳寺を後にしました

向かうは 忘年会場の新橋でした


その新橋 SL広場で珍しいお方と遭遇!

 

都知事選立候補者のひとり マック赤坂氏です

トレードマークの 10度 20度 30度!の 20度くらいのスマイル!

NHK政見放送よりは 歳相応に見えたマック氏でした

             

マック氏のSL広場街頭演説もそこそこに会場へ  新橋亭(しんきょうてい)です

この日集まった同期会の仲間は四十七士ならぬ十六士でした

みんな 時間的な余裕だらけなのでしょう

開始時間午後3時の15分前には全員集合!

今回幹事のI氏の計らいでしょう

ビール 紹興酒 日本酒 焼酎 ワイン ウイスキー なんでもござれの飲み放題

おいしい中華料理をふんだんにいただきながら 会話が弾みました

もちろん 話題は時節柄でしょう 忠臣蔵から16日の総選挙・都知事選挙へと移っていきました

泉岳寺訪問 マック赤坂氏との予期せぬ遭遇が話題に花を添えましたね

              

                  全員が古希を迎えた仲間たち

大いに食べて飲んで 大いに語り合いました

そして 閉会後は幹事慰労を兼ねての二次・三次会

ちょうど退社後の 見知らぬ現役世代の面々と相席になったりの楽しい夜になりました

さぁ 来年も全員が今日のような元気なままで再会!

コミュニケーションを楽しみましょうか


柴又 上野 忘年会

2012年12月11日 | 酒の席


♪ つれて 逃げてよ~ ♪

♪ ついて おいでよ~ ♪

友人 K君の想い出深い場所 矢切りの渡しです

なぜ想い出深いか  ここには奥さんとの想い出が刻みこまれています

京都で観光バスのガイドさんをしていた奥さんのT子さん 一歳年上です 当時19歳!

K君の修学旅行で知り合って お互いに恋に落ち どちらも20代前半で結婚しました

デートは お互いに遠征して名古屋まで・・

吉永小百合 浜田光夫の青春映画のような話です

息子さん娘さんを授かりましたが T子さんは病のため数年前急逝しました

亡くなる1年前に ふたりで訪れたのがここ 柴又・矢切りの渡しでした



♪ つれて 逃げてよ~ ♪

♪ ついて おいでよ~ ♪

K君に誘われ 対岸の松戸市側へ渡ります



帝釈天付近で あれだけ強い冷たい風が吹いていたのに 江戸川の川面は穏やかでしたね



船頭さんの 櫓を漕ぐかすかな音 ギシッ ギシッ

都会の喧騒を離れ まことに至福なひとときを過ごしました



”トラ屋”のモデルになった「高木屋」で 名物草団子を購入

「えびす屋」で天丼です

天丼を食べながら 奥さんとの出会い 新婚時代を懐かしそうに 嬉しそうに話すK君でした



寅さん像を背景に記念写真 頼まないのに自発的に撮影を買ってでた中年男性がいました

さすが寅さんの街です 人情味がありますね


新たに知ったK君の人柄 やさしさに触れた柴又をあとにして

彼とは京成電車の日暮里駅で別れました



ひとりで向かったのは上野です

不忍池の夕空・・・



西郷さん像の下のイルミネーション・・・


6時からの広小路での忘年会場は いつものように盛り上がりました

ジャンケンゲームで クリスマスプレゼントをゲット!

しか出さないオヤジに 最後は若手が気を使ってくれたのでしょう


この日も いい一日になりました

9時のお開きのあと「二次会はどーする?」元気者たちの悪魔の声

いつもなら 小躍りしながらついていきますが この夜は・・

♪ つれて 逃げてよ~ ♪

♪ ついて おいでよ~ ♪

早足で駅に向かうSさんのあとを追いかけました

無事 ご帰還

いよいよ師走真っただ中ですね  あと半月あまりで新年です

みなさま 忘年会がつづくことでしょう

体調管理 怠りなく!


免許証更新

2012年12月08日 | オヤジのつぶやき
5年ぶりの運転免許証更新に行ってきました

手続きも簡素化 スピード化され交付まで20分もかからなかったでしょう

9月の「高齢者検定」で すでに講習を受けていたので その時間が省かれていたのが

大きかったですね

次回の更新時には76歳になります

”返還”の二文字が頭に浮かぶでしょう

想えば よくぞここまで来たもんだ・・・感無量です


はじめて取得したのが昭和36年1月20日です

学生でした

近所の教習所に通い 生まれて初めてハンドルを握りました

車はダットサン 練習中に道交法が改正になって「小型自動四輪」が「普通車」に変わり

車種がセドリックに格上げ! 

講習代金が30分900円に”昇格”しましたが 当時の最新鋭車に乗れて大喜びしたもんです

仮免から卒業まで 規定通りの過程で卒業 小金井での筆記試験もパスしました

全ての費用は5万円でお釣りがきたように記憶してます


免許を取ったといって すぐに車を買える時代でも家庭環境でもありません

ドライブクラブで借りたトヨペットクラウン

友人たちを乗せ 日光 箱根 三浦半島へのドライブを楽しみました

もちろん ガソリン代含めてオール割り勘です

免許証持ってるのは私だけですから ひとり楽しんでました


この年の暮れから翌年にかけて 某おもちゃ会社のバイトに応募 採用されます

車は1トントラックのトヨエース

荷台に木製の滑り台 三輪車 足こぎ自動車などを都内のデパートへの配送でした

好きな運転をして 日当1000円は当時としても高額バイトでしたね

盆暮のデパート売り子の学生バイトが 一日250円でしたから・・

親に出してもらった教習所の費用は このバイトで返還できました

しかも 運転技術は飛躍的に上達して一挙両得!


マイカーを持てたのは 結婚後です

ふたりの子どものためでもありましたが 奮発しました

プリンススカイラインの中古でした 

家族で京都・奈良の観光ドライブの想い出がいまでも忘れられません

以来 パブリカ セフィーロ テラノ そして現在のエスティマと続く我が車人生です


おかげさまで 大きな事故との遭遇はありませんが 違反は数回・・・

駐車違反が2回 スピード違反1回 Uターン禁止違反1回

51年間で4回という数字の妥当性は如何?


好きな畑仕事を続けるには車は必需品です

違反の記録を伸ばさないよう 事故に遭遇しないよう 更新免許証に祈りました

5年前の”自画像”より 多少(?)老けた感じの”自画像”が笑ってましたね

これからも気を引き締めて運転を楽しんでいきます




         更新手続きのS警察署です

薩摩藩出身 ”日本警察の父” 初代警視総監 川路利良の大邸宅跡地でした 


若手落語家に学ぶコミュニケーション

2012年12月03日 | コミュニケーション


Sホール4階の会議室です

この日から始まった全4回の講座に参加しました

題して「落語家の話は何故分かりやすいのか」

講師は 鈴々舎馬風門下 若手落語家の鈴々舎馬るこ(まるこ)さん

18名参加の第一回のテーマは「面白い会話術」でした

”話の引出し””落語家のヨイショ術””聞き上手になる”他

工夫された実習によって 初対面の参加者同士が一瞬にして あれこれ喋りだしました

驚いたのは 話しているうちに18人の参加者のなかで 3人のカープファンがいたことです

これぞ”会話の効用”ですね

黙っていてはわからない ちょっとでも話を交わすことで 新たな人間関係が始まります

「人間は会話をする猿である」 誰からの引用か忘れましたが馬るこさんの まとめのフレーズが印象に

残りました

カープファンの3人と駅まで同行 次回からの講座が楽しみです


次回は 「落語家前座修行で培った気遣い」

3回目 「笑いのネタを作ろう」

最終回 「集大成 いままでのおさらい」

    ※ 落語家が高座で使っているテクニック等 ※

 

             2日の畑です



畑への車の中 ラジオで笹子トンネル崩落事故を知りました

亡くなった方々のご冥福を祈るばかりです