酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

東京にも大仏さまが・・・

2014年02月28日 | 地下鉄に乗って・・・
大仏といえば誰もが奈良と 鎌倉長谷を思い出しますね

当然でしょう

ところが 驚いたことに東京にも大仏さまが存在していたのです



よく駄洒落でつかわれる「勝ってくるぞと板橋区~」♪

そうです 東京大仏は板橋区赤塚の地に鎮座していました

寺の名前は乗漣寺  東京都と埼玉県の境にある大仏像は都民でも知っている人は少ないでしょう





高さは 堂々たる13メートル!

穏かな表情で参拝者の幸せを願っています

建立は昭和52年と新しく 前回の訪問はそのときでした

近くには・・・



江戸時代から流れる不動の滝



釣り人が楽しむ小さな池



そして 紅梅も春の訪れを告げていました


ほかにも 古民家を移設した郷土資料館 ミニ美術館があります

手打ち大仏蕎麦の店 ここではおいしくいただきました


大仏様へのアクセスは 地下鉄「西高島平」下車徒歩20分です

高島平は東京の大団地 昭和40年代後半は団地といえば「高島平団地」と言われていたものです

その高島平も江戸時代は「徳丸原」と称されていました

1841年 幕府により西洋式砲術の訓練所が開設され 指導者として指名されたのが高島秋帆です

長崎出身の彼の名をとって 以来 高島平と改称されたそうです


地下鉄を利用しましたが この日の歩数は15000歩を超えました

次回にご紹介する 研修で習った「認知症予防策」のひとつ”一日8000歩を歩く”もクリアーでき さらに

東京の隠れた名所を堪能した 春近しの一日になりました

露天の大仏様も待ち焦がれている春です

言葉は運命になる

2014年02月25日 | ボランティア
福祉ボランティア定例会で同席したSさん(女性 昭和11年生まれ)

小学校時代に 石井伊吉さん(現 毒蝮三太夫さん)と席を並べたという元気な方です

その彼女がこの日 マザー・テレサの「言葉は運命になる」を紹介してくれました


思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい それはいつか人格になるから

人格に気をつけなさい それはいつか運命になるから


手帳にメモしておきました

一日一回 音読してます

言葉が軽い政○家(元政○家含む) 言葉だけが先走る○屋さんと違って一言一句が心に響きます


※ 次回の同級会 Sさんが まむしさんのサインをもらってくれるそうです

  NHKの福祉番組・TBSラジオで 高齢者にやさしい三太夫さん まむちゃんです 彼は決して毒舌家ではありません ※

本門寺暮雪

2014年02月21日 | 鬼平を歩く
思わぬ雪かきで生じた腰痛も収まった快晴の一日

M君の誘いで出かけてきました 太田区立の「池上梅園」 咲き誇る梅は370本です

戦前までは 日本画家伊東深水氏の自宅兼アトリエだったそうです



前回訪れたのは29年前 昭和60年のことです 三人のオジさんによるゼロハン・ライダーの時代でした





当時はなかった高台に設けられた「架橋」からの眺めです



この日のお目当ては蝋梅でしたが 1月に咲き終えて残念!  来年に期待です



茶室 聴雨庵

戦時中 昭和19年には東条内閣打倒の密議が 岡田啓介 米内光正 末次信正らを集めて庵の中で行われたそうです

これは命がけの集会だったでしょう  M君と戦時下・戦後の心身ともに苦しかった時代の話題 

改めて 平和のありがたみを噛みしめました


持参の赤ワインを嗜んだあと 鬼平こと長谷川平蔵ゆかりの本門寺に足を延ばします







胸を突くような急な96段の石段

慶長年間に かの加藤清正の寄進によって完成したものです

この石段が舞台となったのが 鬼平犯科帳「本門寺暮雪」です

平蔵が剣豪の”凄い奴”に急襲されあわや一命を落とすかと思われた一瞬

平蔵が 茶店で可愛がった柴犬が”凄い奴”の足に噛みついて形勢逆転 敵を一刀のもとに切り捨てた平蔵でした

このあと この柴犬は平蔵宅で飼われることになります


鬼平犯科帳の世界に浸りながら 山頂の大堂(粗師堂)に着きました



長栄山・本門寺は日蓮上人終焉の古跡で 弘安5年の開創と伝わります

いまも 御会式(10月12日)に信者の打ち鳴らす”うちわ太鼓”の行列は盛大であり壮大だそうです


本門寺のもうひとつの「名所」を紹介しましょう

戦後の日本を元気づけた英雄の墓があります



同年輩の女性たちにも人気のこのお方

そうです



街頭テレビのヒーロー力道山

シャープ兄弟を空手チョップでなぎ倒した画面は いまも鮮明に蘇りますね

アメリカ・コンプレックスを一掃してくれた亡き英雄

女性たちとの しばしの想い出話は力道山から離れて戦後の暮らし 遊び 映画にまでおよびました

これも 戦後から一貫して貫いてきた平和維持のおかげでしょうね


梅園・鬼平・力道山と楽しんだM君との一日になりました

帰路 石段の脇で気持ちよさそうに寝ていたのは 平蔵を助けた柴犬ならぬ・・・



・・・でした


春近し 予想されてた雪も降らず穏かな日々に感謝です

そして・・・早いものです ブログも11年目を迎えました

招かざる客

2014年02月16日 | オヤジのぼやき
珍しい現象でした  週末のお客さまです

それも招かれない客 雪です

2週続けての週末の大雪に見舞われた東京地方でした

このサイクルは記憶にありません



幹線道路は雪に覆われています

家の前の狭い道路 朝一番で雪かきに汗を流しました


昨年で 畑作業をやめたのでシャベルは 自宅に持ち帰っていました

雪かきスタイルは畑仕事そのもの・・・

久しぶりの畑人の勢いで 一気の雪かき

足腰の運動になりました


それにつけても最近の下町

雪かき人が少なくなりましたね

自分の家の前もそのまんま東

溶けるのを待っているのでしょうか はたまたシャベルがないのか 結構”喋る”のに


我が家人 バス停の前の雪かきをして 都バスの運転手さんに感謝されたそうです

「ありがとうございます」

下町かあちゃんは健在でした


雪は もう結構です

雪かきは 畑以上に腰に堪えますからね  早く 散歩を再開したいものです

今日は快晴の予報

有料老人ホームに入所中の友人に面会してきます

国士無双

2014年02月13日 | 広島東洋カープ
時折 無料の麻雀ゲームを楽しんでいます

麻雀も 認知症予防に薦められているゲームのひとつです

勝ったり負けたり 架空の相手とはいえ勝負結果に一喜一憂しています


この時の配牌は 一九牌と字牌が8枚でしたね

いつもなら 振り込まないように注意しながらゲームを進めていたでしょう

ゲームは始まったばかり 前の回は大負けしています

えい! ここは親の国士無双でも狙ってやるか!


このヤケノヤンパチの決断がよかった



必要牌がスイスイ入ってきました

北家の立置に負けずに 親の役満! ロン!

4倍満の48000点がころがりこんできました

東一局でゲームオーバー


球春

プロ野球各チームの春のキャンプ便りが伝わってきます

我が広島カープはいかがでしょうか

昨年は 長らく遠ざかっていたAクラスを確保しました

終盤のあの粘りは語り草になるでしょう

最後まであきらめない 今年の秋口には大役満をあがってほしいものです


こいつは 春から縁起がいいわえ~~

初めての国士無双でした

カープもひょっとするって~と役満か

散歩の効果は絶大!

2014年02月10日 | オヤジのつぶやき
平成5年から恒例になった大腸内視鏡検査  22回目の検査です

異常なし 無事でした 昨年気になった腸の潰瘍は完全に消えていました

ポリープも1ミリほど 悪性でないとの判断をいただきました


採血検査では 気になっていたことがありました

前回の検査で 尿酸値がわずかながら上限を超えていました

それが 今回の検査では基準値の範囲におさまっていました

毎日の歩き 散歩が効を奏したようです  これからも続けていきましょう


検査結果が出た翌日です

落語好きの先輩Wさんと 浅草演芸ホールにでかけました

ともに贔屓にしている 古今亭寿輔が昼のトリをつとめていました



演芸ホール入場前に入った「浅草骨董市」を楽しむ



浅草寺の脇で演じていた紙芝居の「黄金バット」(作画 加太こうじ)

落語家にも劣らぬ話術 鳴り物入りで熱演していたGさんでした


寿輔の演題は「死神」でした

彼一流の爆笑を呼ぶ話術に堪能 いつものTでWさんと酌み交わしたホッピーが実に旨かった

寄席で笑い おいしいホッピーを飲めたのも 検診結果がよかったためです


この日も 大いに歩き回った一日になりました

これからも 週に56000歩を目指します




<おまけ>

9日は 東京では20年ぶりの積雪27センチ  

朝から 家の前の除雪でいい運動をしました



親子で雪だるま  元気な子供たちです

雪の影響? 都知事選挙の投票率は50%を割りましたね

寒い2月ですが・・・

2014年02月07日 | オヤジのつぶやき
全国的に寒波の襲来です

東京もおしるし程度ですが 雪が降りました

みなさま お元気でお過ごしでしょうか   


いろいろあった2月になりました

お酒の席は2回 まずは同級生2人と池袋のライオンで一献

人気番組の「三匹のおっさん」をやってきました  話題の中心はやはり都知事選挙でしたね

テレビ東京で 連日早朝4時から放送されている16名の政見放送を中心に喧々諤々

ビールの泡が飛び跳ねました

最後は 関東大震災から東京を復興に導いた後藤新平よ出でよ!でシャンシャンシャン!

大いに刺激を受けてきました


また ある日は若手行政マンのHさんとの浅草での一献です

昇任試験に合格して 4月からのますますの活躍を期待しましょう

常に新しい感覚で問題に立ち向かうHさんです

地位が上がっても「前例がない」とは無縁の仕事をしてくれるでしょう

期待しています


そして 福祉ボランティアでは・・・・



”認知症”の命名者 長谷川和夫先生の講演会が開催され 参加してきました

① 認知症とはどんな病気か  ② 診断はどのようにされるのか

3 認知症の原因疾患  ④ 認知症の人と暮らすということ 

⑤ 認知症の人はどういう気持ちでいるのか  ⑥ 介護者の思い

⑦ 介護サービスを利用しましょう  ⑧ 自分が認知症にならないための予防

⑨ 認知症になっても安心して暮らせる町づくりを


認知症を有する高齢者の割合 (高齢者の年齢段階別認知症出現率)↓

65歳~69歳 1,5%   70~74 3,6%   75~79 7,1%

80~84 14,6%   85歳以上 27,3%   (歳を増すごとに倍になっていきます)


一番つらいのは 認知症を発症した本人です  どうしてこんなになったんだろう

意識は皆無でないそうです

講演会の最後に長谷川先生のおっしゃった言葉  参加者全員の胸にズシンと響きました


次回の研修会は「認知症の予防」です








傾聴ボランティア

2014年02月02日 | ボランティア
大手一流企業で活躍していたTさん(86歳)です

奥さんと相談のうえ 特別養護施設に入所しました


「施設の入所者に 男性が少ない 話し相手がいない」

Tさんの希望で 奥さんが”傾聴ボランティア”の団体に申込みをしました

「主人の話しを聞いてください」


ボランティア団体の定例会で紹介され 担当することになりました

軽い認知症の発症があるTさんですが 往時の話題が実に豊富で面白い!

銀座の隅から隅まで知ってる方で クラブ・バーの話

映画の話題 洋画は浅草で観てた

終戦直後 進駐軍から仕事を受け英会話が堪能になった・・・


嬉しいことに 一時間の傾聴のあと Tさんの不自由な目が輝いたように感じました

次回の訪問が楽しみな出会いになりました

人世の大先輩 こんどは どんな話を聞かせてくれるのでしょうか