酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

意気軒昂!

2016年11月29日 | 酒の席


中央線 国分寺駅近くの懐石料理店「梅の花」に集まった29日の面々

現役時代の上司 先輩 同僚 後輩たちです

御歳90歳 81歳ふたり 77歳ふたり 76歳と72歳がひとりづついます

計7人で合計554歳 平均79、1歳の気の合った仲間たち・・・

元気でなによりです

残念ながら 三人の同士が病で他界しています

ぐい飲みを愛でる元上司  地元の老人会会長に収まったM氏

フラに生きがいを感じるS嬢 いまもって文化財に造詣の深いM嬢 

計画的に都内の散策を楽しむK嬢 そして 福祉関係の会社を立ち上げたK氏

それぞれが目的をもって人生を楽しんでいました 

10年振りの再会でしたが 参加できてよかったです

ガンの手術体験者もいて いろいろ伺うことができました


そして こちらは・・・



先日出かけた麻布十番の”昼からカラオケ”のSです

我々の他に 先着の常連高齢者が5人 順番に元気に唄っていました

この写真のメンバー平均年齢は80、1歳!(ママさん含む)

常に新しい歌に挑戦する先輩夫妻です

カラオケも ナツメロばかり唄わないで新曲にアタック!

認知症予防に最適だそうですよ


以上 ふたつの酒席で元気をもらってきました

どちらも居心地良く ストレス退散でした

「東京なだ万」の 茶わん蒸し

2015年07月09日 | 酒の席


すみだ川アートプロジェクト2015 江戸を遊ぶ 江戸のもくろみ

”さてと いまどきの隅田川沿い 金色の雲が目印のアサヒ・アートスクエアには皆が集う「隅田屋」で

アレコレおもしろいことを企てて・・・”



梅雨空の夕方 友人のお誘いを受けて出かけたのが「東京なだ万の調理長」黒田博昭氏と女流講釈師

神田京子さんの対談でした

おもしろいこと企ててイベントのひとつです

日本で初めての本格的なホテルとして誕生して 数々の歴史をかさねた帝国ホテル

その中の格調高い日本料理店として伝統に培われた”なだ万”

かのホテルの調理長ともなればそれなりの風格 風貌 物腰のお方かと思われましたが 予測は完全にはずれ!

笑顔を見せながらの穏かな話しぶり 人柄の良さが感じ取れました

愛知県の公立高校時代には 所属していた野球部が甲子園に出場!

一回戦で敗れたものの 最高の想い出になっているそうです

高校卒業後 鳥羽の観光旅館に紹介され 料理の道を歩むことになります

風呂場での主人の背中を流して1年

修行を積んでいるころ 肉じゃがに涙を流して喜んでくれたお客さんが お礼にシクラメンのお礼をしてくださった・・・

人の情けを学んだといいます



(会場に設置されていた日本間です)

ふたりのトークのあとは この日のお楽しみタイムです



ホワイトアスパラの茶わん蒸しと なだ万のほうじ茶のサービスでした

真ん中に雲丹を盛った茶わん蒸しは なんとも優雅な味と舌触り

これぞ なだ万~~ 余は満足でした


江戸の風情に浸かったオジさんふたり 吾妻橋を渡って足が向いたのが「神谷バー」

串カツ ビール大ジョッキ デンキブラン

茶わん蒸しの余韻を残しつつ 浅草の夜は更けていきました

酒脳会談 三つのお願い

2015年04月14日 | 酒の席
オバマ大統領とキューバのカストロ議長の首脳会談が 61年ぶりに開催されました

そして かたや 下町の酒脳会談は4か月振りに居酒屋で開かれました

お相手は親友のNさん ちょうど新潟から帰京したばかりでした

両酒脳はお互いの近況報告から政治経済 世相 映画テレビ 歴史といつものとおり幅広い話題に終始して

あっという間の3時間の経過でした


気の合った仲間 居心地の良い場所はいいもんです

この歳になると 仲間とその場所ですね

今回の酒脳会談は その場所にちょっと問題が生じました

なにかといいますと お酒と肴はよかったのですが”お姉さん”が・・・



お酒の好きなオジさんが求めているのは まずは居心地の良さ

つまり 豪華な店でなくてもいいのですよ

① 従業員さんの打てば響くような返事

② 商売上でもよいから笑顔で接してくれること

③ コップ酒は 下に置いた枡にもこぼしてくれること (以前はこぼしてくれました)

たったこれだけ 3ツのことでいいんですね~~

ちあき なおみさんも唄ってました ♪みっつのお願い聞いてよね♪

お願い聞いてくれれば 彼女に”喝采”を送りましょう


次の怪談 いや 会談は6月の予定です

3ツのうち ひとつでもお願いを叶えてくれることを期待しているオジさんふたりでした




7連敗のあと 踏ん張って3勝1敗と鯉のぼりの片りんをみせたカープです

引き続いての応援 よろしくお願いします

かしましオヤジの新年会

2015年01月07日 | 酒の席
3人合わせて244歳!

まだまだ元気な「かしまし娘」の庄司歌江・照枝・花江さん姉妹です

♪ うちら陽気なかしまし娘~~ ♪

ギターと三味線を使った音曲漫才は昭和の佳き時代 一世を風靡しましたね


人世の先輩である彼女たちを見習って 20年前に発足したのがこの会です

  (撮影 店のS子嬢)

”かしましオヤジの会”です

現役時代は教育畑で辣腕を振るった北海道出身のS氏

都市計画の道を歩んできた栃木出身のI氏

3人で 下町の酒場を放浪したり 小旅行を楽しみ 大いに語り飲んでいます

この日は 浅草ホッピー通りの馴染みの店に集合 新年会です

戦後70年 変わりゆく日本の現状を語り合いました


この歳になると 自ずと見えてくるものがありますね

最近 平和国家を築いてきた日本が変化しようとしてるようです

政権が唱える「名誉回復」

大いに結構ですが くれぐれも基本は平和です

戦争を知らない世代が主流を占めてきた日本

戦中戦後 日本が辿ってきた道程を子どもや孫たちに伝えていくのが かしましオヤジの役目です


二次会は 神谷バーでの電気ブランでした


怪気炎全開のオヤジ・トリオ 今年も元気いっぱい 楽しさいっぱいにしたいものです 

今年の最後はサイゴーさん・・・

2014年12月30日 | 酒の席


今年の忘年会 最後を飾ったのは上野でした



3153(サイゴーサン)会館の3階



薩摩魚鮮です 

毎日鹿児島から空輸される新鮮な魚介類

お酒も鹿児島焼酎をはじめ 全国の銘酒が揃っていました


今年最後のお相手はブログ友のご存じ「清遊人」さんです

飲んで食べて話して3時間

あっという間に過ぎていきました


古希の道をとうに越してきたオヤジふたり・・・

足取り軽く京成電車に乗り込みお別れしました

来年も定期的に会って お互いの元気な人生を語り合いましょうか


これで今年のブログ納めになります

みなさま 良いお年をお迎えください

来年ももよろしくお願いします

♪あと何年~ IN 湯島♪  作戦成功!

2014年11月10日 | 酒の席
土曜日の午後1時から開かれた中学校の同級会です

場所は湯島天神下のスナック「T」でした

大橋のぞみちゃんの爺さま O君の行きつけの店で ママさんと交渉の結果

夕方まで貸切になりました

集まった仲間は14名 みんな元気な顔で現れました

大いに食べて 飲んで 唄って 語り合いです

気分・雰囲気は一気に昭和20年代後半に舞い戻りましたね


しかし 人の世の無常です

ひとりの訃報(男性)をはじめて知り 黙とう

そしてこれは人の世の〝有常”でしょう

プロカメラマンのS君が 確実に死を宣告された血液ガンから生還しました!

本人も「奇跡に近い」と述懐するほどの難病からの脱出です

文字通りの第二の人生「これからも撮りたいものを撮り続けていく」

いい笑顔で語っていました



幹事のO君の音頭でカラオケタイムに突入です

かねて秘かに準備をしていた「銀座のトンビ」

ママさんにお願いして10曲目にセットしてもらいました(これもまた秘かに)

理由があります

カラオケ四天王ならね”三天王”がいるんですね~~

三人の男性がスコブル上手い!

憎たらしいほどです

彼等がひととおり唄い終わった後 おもむろに登場する作戦でした

三天王の最後のひとり のぞみちゃんの爺さまが唄い終りました

万雷の拍手が鳴りやんで数分後 ママさんに目で開始の合図です

始りましたね~銀座のトンビ

”また裕次郎だろー”の面々がキョトンとしましたね

私語をしてたものの目も画面に釘付けです

歌の途中からは 全員参加のわっしょい ワッショイの大合唱

すぐに鳴りやんだ拍手ではありましたが みんなの笑顔・笑顔

新宿以来 苦労して憶えた甲斐があったというもんです

歌詞が 同世代の共感を呼んだのでしょう


6時までの5時間 実に愉快な時間を過ごすことができました

同級会はいいもんです

スナックを出てからの別れ際

「また元気で会おう!」 別れの言葉が”あと何年~ワッショイ”

余韻の残った湯島天神下 秋の夕べになりました

苦肉の作戦 大成功

♪あと何年~ IN 新宿♪

2014年11月01日 | 酒の席


久しぶりの新宿でした ここは西口です

学生時代は 歌声喫茶と山行きの出発・到着時での想い出深い繁華街です

最近の新宿は変わりましたね  特に歌舞伎町

全部が全部そういう店ではないでしょうが 最近の報道では水一杯飲んで請求された額が64万円の店の摘発でした

ホステス嬢数人が 一杯7000円のカクテルを数十杯飲んだことにされたそうです

”被害者”のオジさんが飲んだのは 正真正銘の水道水一杯だけ

これでは オジさん族には近寄り難くなった歌舞伎町界隈です


この日集まったのは 旧職場の先輩・後輩三人です

まずは 小田急デパート13階のレストランでの回顧談に花が咲きました

適度なアルコール注入で すっかり気分のよくなったオジさんトリオ・・・

81歳になった元気者の先輩 Tさんの提案で近くの”安心”カラオケボックスへ・・・


現役時代からカラオケ大好き人間のTさん 新しい歌をかなりこなしてましたね



当方にはサッパリわからないカラオケ装置の指示・扱いもテキパキと・・

その昔は天童よしみ 八代亜紀で鳴らした先輩でしたが しばらく会わないうちに確実に”進化”してました

なんとなんと すぎもとまさとのオンパレード!

なかでも 私たち後輩が気にいって 何回もリクエストしたのが「銀座のトンビ」でしたね

  

♪ あと何年 俺は生き残れる~ あと何年 女にチヤホヤしてもらえる~ あと何年 ヤンチャをくり返せる~

  夜の銀座をピ~ヒョロ飛び回る~ 命の蝋燭の~焔の長さ~ 人はそれぞれ~

  あんな若さで あいつもあん畜生も 先に勝手に逝きやがって~

  あと何年 あと何年 あと何年だ~としても~ 俺は俺のやりかたで~ お祭りやってやるけどね~

  ワッショイ!♪

4分を超える唄の最後は ♪俺は俺で~ 最後までド派手にやるけどね~ワッショイ!♪


我々高齢者と高齢社会を元気づけてくれた 65歳のすぎもとまさとさん

「吾亦紅」の静かなメロディーとは正反対のロックのリズム

これは愉快な歌です 高齢者に元気を与えます

元気の与えかげんは 観劇・ワイン・団扇・雑音で名を成した政治家たちより・・・・・


そしてグッドタイミングです 実は恒例の同級会が近づいています 今回は昼間のスナックを借り切るとのこと

特訓でマスターしましょう 元気に唄ってきます! 銀座のトンビで ワッショイ!


※ 81歳の先輩Tさん ありがとうございました これからも先輩を見習っていきます ※

犬も歩けば犬○○に当たる

2014年09月27日 | 酒の席


JR中央線 中野駅前に聳える「中野サンプラザ」です

夕方から強い雨が降ったこの日

今年の同期会忘年会の会場下見に訪れました

会場候補のひとつ サンプラザの20階も夜景が映えて なかなかの施設と料理でしたが

昨年が東京スカイツリー隣接の高層会場だったため 幹事3人の意見は今年は居酒屋がよかろう

意見が一致したため 中野サンモール商店街を歩き回り瀟洒な飲み屋さんを見つけました

試飲・試食の結果◎ 会費も手ごろな値段になりました


そこで 表題の「犬も歩けば・・」ですが

幹事のメンバーのひとり Iさんが地元中野区の住人でした

お酒を酌み交わしながらの雑談のなかで おっと膝を乗り出す話を聞きました


さきほど視察したサンプラザの周辺ですが戦前までは かの「陸軍中野学校」がありました

中野学校は 陸軍の諜報員養成機関でしたね

市川雷蔵主演の大映映画の強烈な印象が残っています

それは知っていましたが 実は江戸時代

5代将軍綱吉は”生類憐みの令”を制定した犬公方として後世に名を残しました

その綱吉が設置したのが野犬の収容所 その収容所がサンプラザ付近にあったというのです

Iさんの説明によると 住居表示改正前の町の名が「囲い町」

犬を囲っていたそのものズバリの町名ですね

幹事会は即 歴史談義に移行しました


それにしても思わぬ話題の習得でした

”かねやす”迄が江戸のうち 現在の文京区本郷3丁目までが江戸だったようですが

果たして 当時の中野は?

新宿(当時のにいじゅく宿場)から かなり離れていますからね

野犬たちは 住み慣れた江戸を離れ 甲州街道を運ばれてきたのでしょうか


それにしても やはり歩いてみるもんです

”犬も歩けば棒”ならぬ”犬も歩けば犬公方に当たる”

思わぬ収穫のあった忘年会幹事下見になりました



米 弥生といい 囲い町といい 歴史ある町名が消えかかったり消えたり まことに残念ではあります 米

銀座の河豚の物語

2014年01月11日 | 酒の席


             銀座4丁目 ワコーPM7:00



             新歌舞伎座 PM7:10

 

普段の下町を離れて 久しぶりに出没した銀座界隈でした

その昔 日活青春映画「銀座の恋の物語」で裕次郎・浅丘ルリ子が躍動していた銀座

その銀座で 今年初めての新年会 

幹事が 勝鬨橋際のふぐ料理店を予約してくれました

ふぐといえば高級魚 会費はいかばかりか?

新年早々の不安感は 店に到着して払拭されましたよ

かなりのサービス料金でした

 

ふぐ料理を十分堪能しましたが 特にヒレ酒はなんともいえない旨さ!

三杯飲んで この冬いちばんの寒さが一気に吹き飛びましたね

大いに笑い 大いに語り合った新春の集いになりました



それでも 散財のあとです 次の新年会は大統領です

築地でふぐ 仲間たちに少し自慢してやりましょうか

幸せ運びの お福さん

2013年12月23日 | 酒の席
20年以上通っている下町の飲み屋「とり花」です

女将は富山県出身の意気と気風が売り物のS子さん

なかなかの博識で話して面白い女性です

特に 映画と歴史の話題ではいつも盛り上がっていました

こちらが観た映画を 後日観に行ってくれるのは嬉しい限りですね


先日 寄ったときにやっと話してくれました



これは カウンターに鎮座している「お福さん」です

実は このお福さん

先日のテレビ東京の取材に応じた 幸せ運びの嬉しい才能の持ち主だったのです

福を呼び込む方法はただひとつ 彼女の肩を両手で撫でます

すると 事業で成功を収めた青年実業家 就活成就 プロポーズ作戦見事に成功!

ほかにも数々の喜びと幸せを運んでくれたそうです


この日借用した番組録画のDVDを見ると・・・

テレビ局の取材の要望に一度は断ったママのS子さんでした

そこがまことにS子さんらしいところです すぐに飛びつかない

劉備が諸葛孔明にとった三願の礼ならぬ二願の礼で取材に応じたママです

番組の中でも 自慢することなく「お福さんの力でなく 撫でたお客さんの努力でしょ」

この謙虚さが いままで話してくれなかった理由のひとつなんでしょうね


番組の録画を見た私ですか?

ハイ 年内に借りたDVDを返しに行きます

そのとき願うことはただひとつ 来年もみんなが健康で過ごせるよう 肩をやさしく撫で撫でしてきましょう