酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

腰痛の畑で思うこと・・

2010年07月30日 | 腰痛
7月24日 腰痛というイエローカードを受領中ですが 自転車と車の運転は苦痛がありません

この日 全く久し振りに畑に出かけてみました



マダムも同行です  何かのとき 看護師さんの役目を果たしてくれるそうです

その割には 車の中で涼んでいるようですが・・

精神的なバックボーンにはなってくれました


荒れ放題の畑を想像していましたが・・



雑草群のなかで 猛暑にも負けずに 健気に頑張っていたじゃが芋男爵たちです

長い間放っておかれた割には腐りもせず(文字通り)コロコロとよく肥えていました



こちらは里芋 じゃが芋より繊細な性格なのでしょうか

完全に 雑草に負けています  がんばれ里芋貴公子たち!



こちらは南瓜です

襲い掛かる雑草を凌駕 我が世の春 いや 夏を謳歌してました

じゃが芋・南瓜は逆境に強いです  改めて感心しました

戦後の食糧難時代の主役です 当時の悪い環境を乗り越えてきた理由も納得というものですね



ナス・・・かなりヘタってました



きゅうりも大きくなり過ぎ・・



トマトは日射病・・



若い栗の木だけが 元気な姿を見せていました


腰痛からきた足の痛みです

連日の背面マッサージ 三日に1回の針治療です

自転車と車だけの移動手段でしたが ここ数日で 歩行が可能になってきました

背中・腰・太もも・ふくらはぎの筋肉がだいぶ柔らかくなってきました

それに従い 痛みがとれてきましたよ


特に この日の畑で「野菜たち」がインプットされ「手術」がアウトプットされたためでしょうか

病気は気の持ちようで かなり結果が左右されます

たまに畑に行ったりの いまの治療法が わが身に合っているようです

レッドカードを受けないよう これからは少し穏かな生き方をしていきます

昔から逆境に強い南瓜・じゃが芋オジさんの粘りの見せ所ですからね


ゲゲゲの ご縁で・・・龍馬をゲット!

2010年07月25日 | オヤジのつぶやき
NHKの朝ドラ ゲゲゲの女房は楽しみのひとつです

調布での極貧の新婚時代の物語も 最近になって やっと主人公のマンガが売れるようになりました

ドラマは佳境に入ってきましたね

ついにオジさんは 原案本まで買い求め 昭和40年代の懐かしい雰囲気に浸っています



そして ゲゲゲと併読してるのが 図書館で借りた坂本龍馬です

童門冬二さんは 現役時代の「ご同業」の大先輩です  好きな作家です

ここに 二冊の本を並べたのには わけがありました

22日のゲゲゲの放送後の番組での紹介でした

「今日 各銀行・郵便局で 坂本龍馬の500円玉が発行されます」

こんな紹介があったんですね

それ!

自転車を駆って 銀行へ!

大勢の列に並んで 取り替えてきたのが こちらです



読みずらいですが 高知県と表示されてます

実は 中3の孫娘が坂本龍馬の大ファンです

電話をすると「欲しい!」と大歓声でした

ゲゲゲのご縁で 孫に対して 少し鼻が高くなった爺さんです


ところで 初めて腰痛になりました

左足のふくらはぎに痛みが生じました  当初の激痛は厳しかったですね

原因は歩き過ぎだそうです

レントゲンからMRI 手術を勧める医者でしたが 知り合いのマッサージ師に通っています

ハリの効き目も抜群です

自転車・車での移動が続きましたが 昨日あたりから歩行の苦痛がなくなってきました

しかし油断は禁物 しばらく 養生します


ここでも B型の特性がいかんなく発揮されてます

”この猛暑 家でジッとしてるのも正解だろう”

誠に 都合のいい性格しています


日暮里  

2010年07月21日 | オヤジのつぶやき
日暮里「にっぽり」と読みます

またの名を ひぐらしの里・・なんとも風流な呼び名です

作家の 吉村 昭さんをはじめ 古今亭志ん生さんが住んでいた粋な下町です

かっては 日暮里駅前に駄菓子屋さんの問屋街がありました

それも 今は昔・・二軒の駄菓子屋さんが 昔を懐かしむ人たちのために再開発ビルで営業しています

その日暮里駅

実は 鉄道ファンの隠れ里でもあるんですね



鉄道線路に架る「下御隠殿橋」(しもごいんでん橋) この先は谷中です

この日も 親子づれの家族が見学にきていました



JRの営業路線がこれほど勢揃いしてるのは おそらく日暮里が日本で一番でしょう

山手 京浜東北 高崎 宇都宮 常磐 新幹線 これだけで12の線路です

さらに 京成 日暮里・舎人ライナーの4線路を加えれば なんと16線路にもなります

通過する車輌の種類が豊富です

まるで 大宮の鉄道博物館が そのまま引っ越してきた感じがしますね

しかも 実物の鉄道車輌ですからね

大人もこどもも 滞在時間が長くなります


カメラを構えたとき めずらしくも 電車が走っていませんでした

めずらしいことです どの線路にも電車の姿が見えません

「奇跡」といってもいいでしょう  松本清張の「点と線」の東京駅8番ホーム・トリックのような一瞬でした

こんなこともあるんですね


そのときでした

右側で 電車の通過音です



今月開通したばかりの京成の「新型スカイライナー」でした

日暮里~成田空港を36分で結びます  いままでは1時間近くかかっていました

親子づれの歓声があがりました

一眼レフを持ってこなかったことを後悔しました  望遠で撮りたかった・・・

また チャンスがあるでしょう



”いも坂も 団子も月の ゆかりかな”

正岡子規も通った「羽二重団子」です  文政二年から営業している日暮里の団子屋さんです

電車見物のあとのひとときを楽しみました


次回の日暮里は 最近とみに有名になった日暮里繊維街 ニポカジ 日暮里カジュアルをご紹介しましょう


真夏の夕方 この日は いい自転車散歩になりました

ニャンとも 大物!

2010年07月16日 | オヤジのつぶやき
午後6時・・・

近くの公園の「太公望」のふたりです



10数人いた釣り人たちは帰宅しましたが ふたりは この後もしばらく釣り糸を垂らしていました

泰然自若・・無の境地を楽しんでいるのでしょう


そして こちらの”お方”も 負けずに悠然としていました



毎日 この時間になると ベンチの裏側 同じ場所でのんびりくつろぐ「ノラ君」です

警戒心がまったくない 下町の人気者でした



バイク通勤のオジさん60歳

三日に一度は「ノラ君」に会いにくるそうです

「こうして 頭を撫でてると一日のストレス 疲れが解消されますよ こいつは大したヤツです 試してごらんなさい・・」

なるほど 喉は鳴らしませんが 実に気持ちよさそうに目を細めているではありませんか

です

それと 撫でてみてわかりましたが 彼は肉付きもよく 栄養が全身に行き渡っていましたね

「みなさんから おいしいものを貰ってるようですよ」

納得しました

この公園は 高齢者 それも男性が 釣りを始め縁台将棋を楽しむために集まってくる「おばあちゃんの原宿 巣鴨」の男性版の様相を呈しています

「ノラ君」の"生き方”に共鳴する御仁も多いのではないでしょうか

迷惑をかけなければ 誰に なんと言われようとわが道をゆく・・カッコいいですね

彼の名前も知らない新参者ですが すっかりファンになってしまいました


そういえば こちらにもいましたね 悠々自適な生き方をしてるお方が・・



昨年の 朝顔市で買ってきた琉球朝顔です

「放っておいても 来年 花を咲かせますよ」 文字どおり放っておきました

期待に反して 花はひとつも咲きませんでしたが 悪びれることなく 我が家の小庭で威風堂々 葉っぱが隆盛を誇っています


釣りのオジさん ノラ君 琉球朝顔・・

自分なりの人生を楽しんでいる「下町の大物」たちでした

見習いたいものです


入谷 朝顔まつり

2010年07月11日 | オヤジのつぶやき
東京下町の夏の風物詩  入谷の朝顔まつりです

鬼子母神のお参りを兼ねて 自転車で行ってきました



梅雨の合間の晴れ渡った いい一日になりました

平日の昼間というのに どこから集まってきたのでしょうか

伝統と下町の粋を好む老若男女がワンサカワンサカ・・・

やはり 東京の夏は 下町のまつりです

言問通りの閉鎖前・・・ それでも 夜よりはいくぶん空いている歩道です



鬼子母神側の先頭に店を構えています

例年 場所が決められているのでしょう  昨年の店が陣取っていました



言問通りの右側には 露天商の屋台が軒を連ねています

この日は 1年振りになる朝顔との再会も楽しみでしたが もうひとつの楽しみもありました

そうです

捜し当てました この御方を・・・・



先日の大統領御免状90歳のオジさんです

暑さのなか 元気一杯 とうもろこし1本400円也を売っていました

自転車での訪問に もっと驚いてくれると思いきや・・

「約束したので きっと来てくれると思ってた」 !!     

酒と缶コーヒーとの酒席といっても 約束を果たすのは 下町オヤジ同士の仁義です  


お客さんの対応に忙しいオジさん  とうもろこし2本を購入

先日の写真を渡し 別れ際に 大統領での再会を約しました

彼は 大統領に出没すると 10時間は在留するそうです  缶コーヒーで

店との 信頼関係があればこその快挙です

長時間いるならば 彼との 再々会の確率は かなり高いといえるでしょう



帰路の自転車は 車の往来を避けて 金杉通りの裏を走ります

戦災を免れたのでしょう  渋い家並みが並んでいます

狭い敷地にも 緑が息づいていました  金杉ならではの光景ですね

やがて梅雨が明ければ 下町に真夏がやってきます

この小路にも 打ち水が撒かれて 涼しさの演出が施されることでしょう

ひとつの ことば

2010年07月07日 | コミュニケーション
地元の生涯学習館です

「朗読教室」で”ひとつのことば”に出会いました

北原白秋作詩です  ご紹介しましょう



                 ひとつの ことば


              ひとつのことばで けんかして

              ひとつのことばで なかなおり

              ひとつのことばで 頭が下がり

              ひとつのことばで 心が痛む

              ひとつのことばで 楽しく笑い

              ひとつのことばで 泣かされる


        ひとつのことばは それぞれに  ひとつの心をもっている

        きれいなことばは きれいな心  やさしいことばは やさしい心

        ひとつのことばを 大切に    ひとつのことばを 美しく


朗読された I先生の声がしみじみと 参加者全員の心に沁み渡りました

ことばは それぞれにひとつの心をもっている・・・


日常生活で ときには厄介な人間関係・コミュニケーションを進めていくなかで 指針になる詩にめぐり合いました


JRの車内で・・・

2010年07月03日 | オヤジのつぶやき
所用で乗ったJR常磐線です

N駅から乗ったのは15両編成の先頭車・・・

既に車内は 黄色い帽子で満ち溢れていました  小学生の団体さんです



100人くらいの子どもたちがみんな立っています

座席に掛けてる子は ひとりもいませんでした

近くにいた 50歳くらいの男性が声をかけてきます

「どうぞ お掛けください」

引率の先生でした

「ありがとうございます 次で降りるからいいですよ」


ほんの2~3分でしたが 先生に質問してわかったこと・・・

千葉県流山の公立小学校  上野に遠足にきました

電車内は 座らない


ひとりとしてルール違反の子はいませんでした

「みんな 偉いですね」

先生が 嬉しそうに頷いていました  みんなが孫に思えてきましたよ