酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

こちらも龍馬伝

2010年10月23日 | コミュニケーション
龍馬にあけて龍馬に終わる今年ですね

大河ドラマの龍馬伝・・

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」とはひと味違った観点 視点から描いています

特に 岩崎弥太郎の描写には 目を見張る思いがします

弥太郎が主役か と錯覚することもしばしば・・

俳優の熱演にもよるのでしょう


ところで ドラマにはあまり登場しませんが この時代唯一の遠方の人たちとの意思疎通手段に 

手紙があります

その手紙を主役にした本を見つけてきました



講談社学術文庫 627ページの力作です

収録された龍馬の手紙は 136通あります


”てらいのない正直な手紙 哀しい手紙から女々しい手紙まで うらみもつらみも そして喜びも明るさも素直に綴られています

さらに 幕末の政治状況から構想まで 奔走の苦心から黒幕の思想まで書き残しています” (まえがきから)


姉の乙女あてに送った一通・・・

北辰一刀流剣術師範 千葉定吉の長女佐那は 元は「乙女」で 偶然ながら姉乙女と同名であると告げてありました

この時点で 龍馬の心が激しく佐那に向かっていることが察せられます


佐那の墓は甲府の寺にあります

生涯独身 墓には「坂本龍馬 妻」と刻まれてあるそうです

ふたりが結ばれていたら 明治維新は違った展開になっていたでしょうね


現存する136通以外にも 龍馬自ら焼却を命じた書簡が多数ありました

電話も パソコンもない時代です

手間もお金もかかる当時の手紙です

龍馬こそ 当時のコミュニケーションの達人といえるでしょう


日曜日の楽しみの「龍馬伝」です

終了間近に 興味ある本にめぐり合いました


猛暑 我慢の野菜たちでした

2010年10月19日 | 無農薬野菜作り


これは 畑付近の池です  渋い池です

本編には初登場になります 国道沿いにあります

なんとも素っ気ない池ですが 実は只者ではありません

いつ見ても 人っ子ひとりいませんが 魚を釣るには2000円必要です

”罰金は1万円以上申し受けます”

仰々しい看板が威嚇してます

そのためでしょうか 未だに釣り人を見かけたことがないのは・・

もったいない観光資源です  なにかの工夫が必要ですね


ところで この日の畑ですが・・・



7月以来 畝に放っておいたじゃが芋に 葉が出てきました

葉ごと引き抜くと なんと じゃが芋が”芋づる式”にゴロゴロと・・・

6月の収穫いもと違って 茶の色が濃いようです

それにしても あの猛暑をよくぞ生き抜いてくれたものです

この日の来ることを信じて じっと我慢をしていたのでしょう


そして ナスたちです



親はなくとも子は育つ

なんの手入れもしなかったのに これだけ育ってくれました

雑草狩りをしてくれた後輩に感謝です


野菜たちに我慢の大切を教えてもらえた この日の畑です 

腰痛完治も もう少しの我慢です


らくらく火打鎌

2010年10月16日 | オヤジのつぶやき
怨敵退散・腰痛退散! 試験に合格! 宝くじ当選!

神棚の火打石が古くなって 火花を飛ばさなくなりました

これは 縁起が悪い

かの 腰痛の原因かもしれません

そこで 浅草で買ってきました 新しい火打石



伝統の吉井本家の火打石です

説明書にあるとおり 軽く打ち擦るだけで切火が発生します

「ご婦人や お年寄りなど どなたでも簡単に切火が出来ます」


普段は 神棚においておきますが さて・・・

火打鎌と 石の正しい持ち方ですが 右利きの方はどちらの手に どちらを持ちますか

では 左利きの方は?


正解は 次回のアップで・・・


生き方上手

2010年10月12日 | コミュニケーション
外猫とのコミュニケーションが始まったのは”腰痛開始”前後だったでしょうか

養生のため 家にいることが長くなったので 付き合いが深くなったようです

彼女たちも 警戒心を解き 次第に親しみが増してきました



どれが母親だか わからないくらい大きくなった仔猫たち・・



それでも 乳をねっだています

母親の顔がなんともいえません


智恵のある親子です

どうも「本拠地」が数箇所あるようなんです

我が家の空き地にいたかと思うと 終日 姿を見せないことがあります

あれ? どこ行ったかな?

心配した頃 ひょっこり帰ってきます


どちらが「本宅」かわかりませんが近所の「別宅」の主も 同じことを考えているかもしれません

ゴムホースで遊んだり 風で揺れる葉っぱにじゃれたり・・

ときには 人間に擦り寄ったり・・

下町の外猫・・さすがです 誠に生き方上手な逞しさです


久し振りの畑でしたが・・・

2010年10月11日 | 無農薬野菜作り
思わぬ腰痛のため 1ヶ月以上ご無沙汰の畑でした

その間 雑草退治は後輩のTさんたちが引き受けてくれました

ありがたいことです  想像以上に整理されてた畑です



肥料の馬糞も 新たに補充され出動待機・・・

懐かしい香りを振りまいていました

やはり 畑はいいもんです  腰を伸ばして深呼吸・・視力もよくなったようです



渋い家も すっかり秋にお色直しでした

柿も順調に育っています

そして こちらは・・・



野菜作りプロのYさんのナスです

例年のように こちらも順調そのもの


ところが・・・

みんなで 昼食を取りながらの話題にびっくりしました

ナスも 白菜・ブッロコリーの苗も 大根すら大不作!

理由は 蛾の幼虫の大発生!  葉ばかりか なかには芯まで食い尽くされた野菜がありました

今年の猛暑の影響でしょうか  ここS県をはじめ関東一帯の野菜畑に影響がでたそうです

そういえばスーパーの野菜の値段

大根が一本250円 カブは2個で180円の値がついていました


腰痛で猛暑の夏は休養を余儀なくされた畑仕事でした

とんでもないことが起きていました

みなさんのところでは いかがでしたか

これから Yさんの苦闘がはじまります


緑帯の文化祭

2010年10月06日 | オヤジのつぶやき
孫娘の通う学校の文化祭に行ってきました

今年は中学3年生 空手の道も3年目になります



高校3年の先輩たちは 受験勉強のため不出場  総勢22名の勇姿です



3年生になって 緑の帯に"出世”しました



高3までには 黒帯しめると鼻息荒い孫娘です

15年前の 赤ん坊がこんなふうになりました

こちらも歳をとるわけです


一斉に おす!  勇ましい声に刺激を受けて 少し若返りました


奈良 赤提灯の奇跡!

2010年10月04日 | 広島東洋カープ


ホテルから見たJR奈良駅です

平城京跡の見学を終えて しばしのくつろぎでした

ホテルの天然温泉は実に気分爽快  平城京の汗もすっかり流せました

腰痛にも効いたようです

やがて7時 傘をさして街中を散策しました  目指すは赤提灯・・・

数年前に 同行の講師仲間と入った居酒屋 大きな酒蔵の近くということだけが頼りでした

小雨のなか 勘を頼りに歩きましたが 案の定 わかりません  残念!

近鉄奈良駅方面に方向転換です

そこで見つけましたよ 実に渋い風情の居酒屋Nです

三人入れば満員の店! カウンターの幅20センチ!

先客のひとりと入れ替わって座りました

目の前に旧式のテレビがありますが これの写りが抜群に悪い!

ビールを注文して 玉子焼きのつまみです

東京出身のママさんとは しばらくたってからの会話になりました

左隣の客 Fさんとは どちらが先に声をかけたのか・・・

30代のFさんは 徳島出身 宮大工の見習い(?)のような仕事をしていました

平城京の話題から 奈良の今昔 さらには奈良市民気質にまで会話が弾みました


そして プロ野球の話題・・これも どちらが先に話したか

「東京の方だから 当然ジャイアンツのファンですよね」と Fさん

「そう思いますか」「もちろんですよ」

「ところがですよ Fさん」

実は 昔から広島カープの大ファンでしてね・・・

この時期 関西でのこの発言はかなりの勇気がいりました

阪神タイガースの覇権のカギは カープとの残り試合の結果にかかってましたからね

驚くFさん ママさんと顔を見合わせていました  軽い反撃があるか?

しかし Fさんの次のセリフに 今度はこちらが驚く番でしたね

「まだ時間はありますか」  ???

「実は 近くのおでん屋のオヤジですが 熱烈な広島ファンがいますよ!」

ご案内しましょう・・ 

古都奈良での嬉しい奇遇 まだ時間は早い ブログのネタにもなりますからね

三条通りをFさんと並んで歩くこと5分

おでん屋Gに案内してもらいました


オヤジのOさんは 正真正銘のカープファン! いるんですね~ 奈良にも・・

ほかのお客さんそっちのけで 相手をしてくれました


1975年の初優勝までの苦労話 黄金時代 最近の低迷 チームの再建策・・

話題は尽きませんでした

案内人のFさんは 完全な聞き役に徹してましたね  すいません



Fさんと おでん屋主人のOさん  右は渋い居酒屋Nの店先


写真掲載にも快く応じてくれたおふたりです

今回も ひとり旅の夕食を慰めていただきました


カープ初優勝の年に生まれたFさんでした

先に失礼して店を出ましたが ふと振り返ると おでん屋の店先で 私に向かって深々とお辞儀をしてくれたFさんでした



前夜は 気分のよかった現代の奈良びとたちとの交流でした

研修も その余韻を楽しみながら順調に終えることが出来ました

赤提灯での 奇跡の出会いのお陰です