酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

師範免状 あんたはエライッ!

2011年10月27日 | オヤジのつぶやき
  

この作品(俳画)で Y先生から師範免状を授与されたマダムです

苦節(?)○十年 頑張り抜いたご褒美でした


「尾花」で 極上のうなぎを奢ります

あんたはエライッ


”人生は 八合目からが おもしろい” (田部井淳子さん著)

72歳になった田部井さん 今度はシャンソン♪に挑戦してますね

従って各々方 我々もこれからですぞ

”酒と戯れる” ①~④

2011年10月24日 | 酒の席
前回は「畑と戯れ」ました

今回のカテゴリーは「酒の席」です

不思議と 続くときは続くもので 秋の深まりとともに お酒の席が続きましたよ


① まずは 再雇用を含めて50年の自治体勤務を終えた男性Yさんの送別会

  真面目に勤め上げた50年でした

  完全リタイヤして半年たっての彼の悩みを聞きました

  「家にいても なにもやることがなくなった 毎日ポケーっとしている・・」

  これはいけません 半年でかなり痩せてしまいました

  ”先輩”3人でいろいろアドバイスしましたが 果たして?  近々の再会を約しました

  Yさんに対して ブログ友から嬉しい助言をいただいています  工夫して伝えます

  Yさん 頑張れ!


② またまた中学校の同級会でした

  こちらはみんな 元気すぎるほどの「超元気者」男女11名が集まりました

  

  人間国宝の一龍斎貞水さんは 多忙のためテレビで参加  ありがとうございます

  彼は 同級会の元気とエネルギーの源です


同級会の会場Tは来年1月に店を閉じます これでオジさんたちの隠れ家がひとつなくなります


② 30年ぶりの先輩との酒席でした  同級会の翌日 場所は同じです



  H先生 Y先生 そしてちょっと風邪気味で”早退”したF師匠

  4人合わせて299歳! 4で割ると75歳という後期高齢者の集まりです

  話す・聞く コミュニケーションの勉強を始めて40年以上となる「戦友」です

  すでに鬼籍となった同志 まだまだ健在な仲間たちの話題で 時のたつのも忘れた

  3時間になりました

  次回は女性ひとりを加え5人で会います  さらに合計年齢がうなぎ登りになるでしょう


④ 漫才 演芸のメッカ 「東洋劇場」です

  

  たまには 落語以外の演芸もいいんじゃないかな

  12時の開演に先立ち11時から並びました  すでに長蛇の列です

  時間に余裕のある人が ますます多くなってきましたね~

  相棒のAさんと並びました

  4時間半 15組の芸人さんたちの競演を楽しみました

  大爆笑だったのが 大阪のオバちゃん芸人”エリザベス”さんと 中年コンビの”コント青年団”

  この二組は初めてでしたが 素晴らしい名人芸を堪能! 見事でした

  この日の感想会は?  もちのろん 「高橋」でした



短期間で4回の「酒の席」が続きました

家人も 飲みすぎを心配してくれましたが そこは大丈夫!

酒量がグッと減りましたよ  

楽しみにしていたNHKの連続ドラマ「赤毛のアン」の録画予約を忘れたときは あわてて先に帰りましたからね

こんなことは かって なかったことです


それにしても 人に会う 集まりに呼んでもらえることは嬉しいことです

無上の喜びを感じます

さらに 多少のお酒が加われば もう最高!

「戦後を考えれば電気はいらない!」  少し「元気」になり過ぎるのが・・・


これからも出会いを楽しみに 大切にしていきます どんなことにも ものには限りがありますからね

  

日光街道 旧千住宿界隈

2011年10月21日 | 隅田川
暖かい秋の一日でした

自転車で図書館へ行った帰り道です

ひょいと千住大橋に寄ってみました



奥の細道 矢立初めの碑です  芭蕉の3ヶ月に及ぶ奥の細道出立の地です

芭蕉は深川から舟に乗り この地に降り立ちました



五街道のひとつ 旧日光街道の入り口に建つ芭蕉像です

旅に同行した曾良の像がありません  芭蕉も寂しがっているのでは



東北から北陸へ・・ふたりの足跡です

昔の人は足腰が丈夫だったんですね~ 腰痛持ちではここまで歩けませんね  


今日は自転車なので 少し旧日光街道を走行してみましょうか



散策していたカメラ青年が休息していました

旧街道にあった八百屋の跡地のようです



この辺りが 多くの宿屋が並んでいた場所・・いまでは商店街

イトーヨーカドー発祥の地でもあります



千住宿の高札場です

役所と庶民のコミュニケーションの場所ですね  なにかと通達がなされていたのでしょう


この日の散策で いちばん目を引いたのが いまに残る木造民家でした



交差点脇に堂々と構えた個人所有の家です





同級生にプロカメラマンのS君がいます

最近 岩波書店から「家の写真集 東京ノスタルジック」を出版しました  足で探し出した”渋い家”の数々です

この千住の家 彼は知っているとは思いますが連絡をしてみましょう


ほんの2時間のミニ奥の細道でした

小腹が空いたので ラーメンとビール1本・・・

そこで浮かんだ駄作が一句

   日光路の 稲穂は重く 秋の風     お粗末・・・


畑と戯れる

2011年10月17日 | 無農薬野菜作り


たわわに実った沢山の柿が迎えてくれた畑でした



台風の前日に植えた苗たちも元気です  強いものです

大根・カブ・たまねぎの種も芽をだしていました

例年より かなり遅くなった作業でしたが なんとか収穫は可能でしょう

里芋は期待できそうです 正月のお節料理に使いましょう


それにしても楽になった畑仕事です

面積は 昨年までと比べて4分の1くらいになったでしょうか

勾配のあった畑から平坦な畑への「転居」もありがたい・・・

気張らず マイペースでやっていけそうです


畑をやめて ”酒と戯れるオヤジ”では ちょっとサマになりませんもんね 



全てに のんびりムード ユックリズムが漂うこの日の畑でした

この気分転換が 畑仕事の醍醐味です


値上げの秋に・・・

2011年10月14日 | 酒の席


浅草寺から見たスカイツリーです

浅草ならではの 新旧建造物対比風景の妙ですね

この日は 下町の先輩Wさんに同行をお願いしての落語鑑賞の日でした




千秋楽の演芸ホール 平日にもかかわらず大盛況 笑いの渦に包まれていました

笑ったあとは「ホッピー横丁」に繰り出しました

「高橋」のお姐さんとはすっかり馴染みになったようで 顔を合わせた途端ふたりを招いてくれました いつもの席です

落語の話題にはじまり 政治経済 プロ野球 昔の映画 昔の下町  都電・・ホッピー談義に花が咲きます

増税をはじめ値上げの秋をしばし忘れる楽しさでした  気の合った同士の会話はいいもんです

特にWさんとは特別な奇縁で結ばれてます Wさんの友人が なんと私の高校の恩師の息子さんだったのです

これには心底驚きました  こういうこともあるんですね~

機会をみて三人でお会いすることになりそうです  人間関係の不思議さ・楽しさを実感してます




そしてこちらは 日にちが変わっての新橋駅のSL広場・・・

サラリーマンの待ち合わせ場所のメッカです

A県から出張してきた歴史好きの友人Kさん

事前の約束通り 当方の研修終了後に会うことになってました



待ち合わせ前の時間を利用して「烏森神社」に参拝

値上げの秋の乗り切りを祈願しました



飲む前から赤い顔になってますが これはレンズの具合でしょう

最近の新橋には不案内です どこに行こうか 相談してると居酒屋制服のお姐さんに案内されました

その店「備前長○」が大当たり!

旨い料理 旨い酒 そして焼酎 いうことなしでした

従って Kさんとの歴史談義には熱が入り 時を忘れるほどでした

歴史作家の加来耕三さんの話題では 最高に盛り上がりましたね~

さらに話は「三国志」に及び 曹操は好きか嫌いか?

 

吉川英治をはじめ 極悪人とされていた曹操も 近年再評価されてるようですが・・・ 


〆ての料金も新橋にしては ほどほどだったでしょうか

新卒の女性従業員Mちゃんの応対もよく ここでも値上げの秋を忘れるいい時間を持つことが出来ました

社長 店長とも名刺交換しましたよ 気さくな人たちでした

Kさん 遠路はるばるありがとうございました  またお会いしましょう


浅草演芸ホールの笑いと新橋の飲み屋 これは 値上げの秋を乗り切る庶民の切ない知恵のひとつでしょう

増税を考えてる議員諸氏も たまには庶民の息抜き場所に寄ってみてはいかがかな

落語を聞けば 健気な庶民の生き方と粋っちゅ~もんがわかるはず

そして 人に頼むならまずは自分たちが努力してから! どうみても多すぎるお仲間たちの定数も減らして・・ね   と 

それが 物事の道理っちゅ~もんでげしょ


祝 100歳!

2011年10月11日 | 都電 荒川線を誉める
日野原重明先生が 100歳の誕生日を迎えられましたね  おめでとうございます

先日のNHKテレビでは ますます元気な先生の日常生活を紹介していました

先生が誕生した明治44年といえば 亡き母と同年です

母は85歳で亡くなりましたが 先生の次の目標は110歳!

いまの状態ならば 実現可能なお歳でしょう

我々若輩ものは 先生に負けてはいられませんね


ところで やはり今年見事に100歳のバースディーを迎えた下町の人気者がいました

そうです・・こちらの御方です



ニューフェースの赤い電車も今日だけは「露払い」・・


午後2時20分 いよいよ主役が現れました




Happy birthday box がんばろう日本!

都電荒川線の前身 王子電気軌道(通称王電)誕生が明治44年です

奇しくも 日野原先生と同年でした  満100歳 よくぞここまで!

しかし 人生と同じです ここまで来るには様々な辛酸をなめてきました

関東大震災 大東亜戦争の空襲 そして昭和40年代の”都電廃止令”

特に”廃止令”は人為的な最たるもので 41系統あった仲間たちが次々に姿を消していきました

理由は 路面電車は「自動車の邪魔になる」

荒川線(当時の27系統 32系統)は唯一生き残りました

”自動車の邪魔”にならない専用軌道を走っていたからでした 前身・王子電気軌道のおかげです


そういえば 都電黄金時代には なぜか旧型電車ばかりが集められた「荒川線」です

しかし 苦労はしてみるものですね

生き残ったばかりでなく いまでは毎年のように新型車輌が投入され都電ファンを楽しませてくれてます



決して派手さはなく たった一台で荒川線誕生100年を祝った花電車・・

宣伝された「花電車」のイメージよりも 白いイチゴショートケーキ電車のようなバースディーイベントでした


いま 路面電車が見直され復活計画があるようです

日野原先生が110歳になられたとき 荒川線の仲間は誕生してるでしょうか

みんなで見届けませんか?

静と動

2011年10月07日 | オヤジのつぶやき


高1になった孫の女子校 じじばば揃って文化祭に行ってきました

午前中はコーラスに出演 ♪見上げてごらん 夜の星を♪

練習の成果がでました 贔屓目でなく なかなかの歌声でした


昼休みの時間を利用して 展示会場へ・・・



ここでは 7月のオーストラリア・ホームステイの記録 各自の日誌の展示がありました



写真の添付はなく イラスト入りの日誌です

一番うまいぞ! 心のなかで叫んだジジババ馬鹿ふたりがおりました


そして折りしも 会場のテレビ画面には・・



現地での空手の披露が上映されてました

ホームステイに参加した部員ふたりの晴れ姿です  右側が孫です 写りが悪くて残念です


コーラスが「静」なら午後からは「動」でした  体育館にご案内しましょう



歴女 山ガール 女子会とは違った空手部女子の発表会です  勇ましい!

空手部所属4年目 黒帯にもうひと息の孫娘です

高学年になったので かけ声を掛けますが その声の大きく迫力のあったこと!

びっくりしました  この子が我が孫か!

16年前のオギャオギャオギャ~が オス! なんとかかんとか1本! 2本!



素早い躍動感に溢れた演技に圧倒されました

空手部長の先生が よくぞ全部員をここまでの指導を・・感謝です


でもですね 演習が終わって駆け寄ってきた孫娘

いつものやさしい笑顔に戻っていました

ジジババほっとした「静と動」の文化祭でした


念には念の昼間酒

2011年10月03日 | 鬼平を歩く


東京江東区の「清澄庭園」です

江戸時代の豪商 紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と伝えられています




明治11年 岩崎弥太郎がこの跡地を社員の慰安や 貴賓を接待する場所として造園を計画

「深川親睦園」を開園しました

現在は 東京都の名勝に指定されています



3月11日の地震で倒れた燈籠です

復元には細心の注意を払うため 時間をかけて行うとのことでした



微笑ましい光景にも出会いました


30年ぶりに訪れた清澄庭園です

この日は11月に開催される 同期会の第二回目の幹事会でした

前回の打ち合わせ会で充分だったはずですが 念のためということで呼び出されました

念には念 発送案内文の点検 集合時間までの散策コースの選定 予算はこれでいいか

今回の幹事さんの配慮には頭が下がります

現役時代の 細かい配慮の仕事ぶりが彷彿されます

大雑把だった我が身としてはものですね


そして 打ち合わせ会で嬉しかったのがこちらです ↓



昼間の蕎麦屋で 江戸人の生活習慣だったお酒です  

私が 熱烈な鬼平ファンであることを察してくれたのでしょう

気分は 頭のてっぺんから爪先まですっかり長谷川平蔵・・・いい気分になってしまいました

そういえば 長谷川平蔵旧居跡はこの近辺ですよ


一杯の後は 五人揃って市中見回りです



紀伊国屋文左衛門の墓に一礼 

11月の本会の盛況を祈願しました

みかんは供えませんでしたが 文左衛門さん 笑いながら願いを聞いてくれるでしょう

なにはともあれ久し振り 昼間からのお酒はサイコーでした

ただし1本だけ ここでやめておくのが粋というもんでしょう