酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

今年の最後はサイゴーさん・・・

2014年12月30日 | 酒の席


今年の忘年会 最後を飾ったのは上野でした



3153(サイゴーサン)会館の3階



薩摩魚鮮です 

毎日鹿児島から空輸される新鮮な魚介類

お酒も鹿児島焼酎をはじめ 全国の銘酒が揃っていました


今年最後のお相手はブログ友のご存じ「清遊人」さんです

飲んで食べて話して3時間

あっという間に過ぎていきました


古希の道をとうに越してきたオヤジふたり・・・

足取り軽く京成電車に乗り込みお別れしました

来年も定期的に会って お互いの元気な人生を語り合いましょうか


これで今年のブログ納めになります

みなさま 良いお年をお迎えください

来年ももよろしくお願いします

鷺坂 (さぎざか)

2014年12月25日 | 坂道
久しぶりの「坂道」登場になりました

東京文京区音羽界隈です

講談社 護国寺 音羽会館 椿山荘 フランスパン発祥の地と名所旧跡がありますが いずれのご紹介といたしましょう



鷺坂」(さぎざか)です

鋭く折れ曲がった坂を 鷺坂と呼んだのは堀口大学 三好達治 佐藤春夫といった近くに住んでいた文人たちでした

久世大和守の江戸屋敷であったことから 一帯を久世山と呼び 京都山城国にあった久世郡になぞらえて

万葉集に詠まれた「久世の鷺坂」と同じ名を与えました

両側を石垣に囲まれ 坂の美しさでは京都に優ると言われています


文京区内100か所近くある坂の中でも 景観随一の鷺坂です

江戸時代 広重が描かなかったのが不思議な思いがしますね


そこで 代わりといってはなんですが 鷺坂の近くにある神田川


ここはしっかり作品に残していましたよ

               

              <せき口 上水端はせを庵椿山>     江戸川橋より望む神田川

               関口上水端 芭蕉庵 椿山

幕府が江戸への水を供給するために掘った神田上水でした


伊賀上野の藤堂家が上水の改修工事に当たりました このとき 伊賀上野出身の芭蕉も旧家の縁でこの工事に従事しています

後年 芭蕉を師と仰ぐ人たちが上水沿いの台地に芭蕉庵を建てました

この絵の右端に描かれていて 現在復元されています


さらに「椿山」は椿山荘としていまに名を留めています


このところ 図書館に通っては浮世絵の本を借りることが多くなりました

竹村公太郎氏の歴史本の影響でしょうが 新しい発見の喜びを感じています

ひとつのご縁の広がり 面白いものですね


重い腰 そろそろか?

2014年12月20日 | コミュニケーション


応募倍率6倍の網を掻い潜って 参加してきました「はじめてのスマフォ講習会」

公立の老人センターの主催です 3度目の申し込みで今回やっと「当選」しました

参加者30名 若くて60歳 最高齢者は84歳の矍鑠じいさまでしたね

熱気に包まれた2時間30分の講習が終わったときは みんないっぱしの「らくらくスマフォマン&ウーマン」



鼻息も荒く 新天地にスタートを切る姿勢を見せていました


さてさて どうしましょうか

重い腰 そろそろ持ち上げる時期の到来でしょうか?


中学同級だったK嬢に相談したら

「音声入力も可能の らくらくがいいわよ」

背中を押してくれましたが・・・思案橋の途中です 

日本史の謎は地形で解ける 第3弾!

2014年12月16日 | 江戸検定


地形で解ける日本史の謎第3弾は 環境・民族編でした

前2冊と同様 ゆっくりゆっくり読みました

速読ではもったいない もったいない

おいしい料理と同じです じっくり味わいながら読み進みました

今回も 目からウロコの落下が幾たびぞ・・でした


ところで 著者の竹村公太郎氏がこのシリーズの中で 頻繁に引用するのが

歌川広重の「名所江戸百景」と「東海道五十三次」です

一見 なんの意味もなさそうな景色から あるときは江戸市民に水を供給した水源

江戸市中にあったダムを発見したり 荒川を下る筏の画からエネルギー源であった木材の枯渇を推理しています

そのため 読者としてはごく自然に広重の画の世界に馴染んでいきます


この日は 長野から友人が出てきました

仲間四人と上野広小路の居酒屋で昼間からの忘年会でした

早めに出かけたのが上野のお山 

西郷さんの銅像の背中の方角にあるのが 上野清水堂です



その清水堂を不忍池から眺めると・・・



松の枝が輪になったのを「月の松」と呼んで江戸っ子たちが奇景として楽しみました



広重の描いた月の松は 明治初期の火災で失われましたが 約150年ぶりに復活しました



気分はまさに江戸時代に没入です

竹村公太郎氏の著書と広重の浮世絵 合わせて読み進む贅沢な読書になりました


ちなみに 第3弾の内容の一部ですが

なぜ世界一の「リサイクル都市」江戸は崩壊したか  なぜ日本列島は「生きたリン鉱脈」の宝庫なのか

なぜ勝海舟は「治水と堤防」で明治新政府に怒ったか

なぜ江戸時代には車の動力が「人間」に退化したか なぜ京都が日本の「線路誕生の地」となったか


全18章 すべてワクワクするテーマーに満ちています

年末のあわただしい日々のいっとき 好奇心が大満足の清涼剤になることを請負いますよ

AED講習会と 忘年会で新たな展開

2014年12月08日 | コミュニケーション
先輩が会長を務めているM老人クラブ

12月の催しの案内がありました

題して「AEDを正しく使って人命救助」


公共施設・コンビニをはじめ AEDを設置している箇所が増えてきました

報道番組で いざというときの使用方法の説明をしています

「AED機器が喋ってくれるので その指示に従ってください」

とは言っても いざというときは?

やはり 実体験がものをいうでしょう



地元消防署の方々の説明のあと・・

一番に手を挙げて”実習”させていただきました

ひと言申しあげれば・・

疲れました

AED機器が設定されるまでの人工呼吸が大変!

両手を相手の胸に当て 1分間に100回 それも胸を5センチの深さまで押し下げます

かなりの労力を必要としますね


機器の設定 扱い方は自動音声の指示とおりで これは容易にできました

人工呼吸の大変さを学んだだけでも 収穫のあった講習会でした


そして 中野で開催された「年金200回いただこう会」の忘年会

今年の忘年会のトップをきって開かれました



30年近く続いている会ですが 面白いものです

この日 初めて知りました

仲間のひとり 私と同年のMさん

なんとなんと 先日ご紹介の”反骨のジャーナリスト”宮武外骨氏のご子孫でした

なんとなく発したひと言からの 彼との新しい話題の展開になりました

コミュニケーションは実に奥深いものですね

まだまだ 仲間内でいろいろな可能性と展開の楽しみを秘めている「200回の会」なのでしょう

東京初空襲と 初の○○来襲!

2014年12月01日 | オヤジのぼやき


初冬の都立尾久の原公園です

夏には トンボ・蝶・蝉・野鳥たちが乱舞する隅田川沿いの広大な公園です

下町に住む人たちのオアシスでもあります


実はこの公園 以前は化学工場の所有地でした

アサ○電化工場

戦前・戦中は軍需品の製造をしていました

そのためでしょう

1942年(昭和17)4月18日 日本初空襲の標的になりました

ここ 尾久地域の犠牲者は数十人と伝えられています

まさに 当時連戦連勝の日本軍にとっては寝耳に水の米空軍奇襲攻撃でした

米空母ホーネットから飛び立ったB25双発爆撃機16機は東京は下町荒川区 他に川崎・横須賀・名古屋・四日市・神戸の

各都市を爆撃 中国へ飛び去っていきました

世にいうドーリットルの日本奇襲攻撃でした

その空襲もいまは知る人も少なくなって 若い家族連れが暖かい日差しを浴びてお弁当を広げたりしています

戦争のない平和はいいものです


ところがですね~

この平和な時代の 平和な我が家に飛んでもないヤカラが奇襲攻撃をかけてきたんですね~~

空襲に対抗する対空砲火ならぬ この器械で退治します



ちょっとわからないでしょう?

はじめて拝見しましたよ この器械

なんとなんと これが「白蟻退治器」なんですね

白い容器に貯めた特殊な液体を噴霧器で噴射します


シロアリ出現 話はトイレの鍵が破損したことに始まります

修理にきた職人さんが 鍵の脇の板がフカフカしてるのを発見

剥してみると・・・

なにやら小さな白いものが・・・

「これは白アリです」

え~~鉄骨造りの我が家に白アリ~~そんなのアリ~~

駄洒落の場合じゃア~リません

75年生きてきましたが 初の白蟻被害でした


急遽手配をして専門業者にきてもらいました

「ヤマトシロアリです 特徴は床から1メートル以下の範囲で活動します 天井 2階は大丈夫です」

鍵の修理 シロアリ退治の業者も 我が家を建てた大手建設会社の子会社的な存在です

信用が命の業者さん

巷間伝わる 白蟻まき散らしの心配は皆無でした


繰り返しますが 鉄骨2階建ての我が家です

シロアリの心配なんぞしたことがありません

家屋200軒の建設に携わった担当の建設会社の課長S氏曰く

「私が担当した家で白蟻被害に遭ったのは2軒目です 八王子で1軒 23区では初めてです」

なんとなんと確率1パーセントの被害じゃアリませんか 23区内では0,5パーセント(涙)


しかし これも運というものでしょう

いつ どこで どこに被害を齎すかもしれないシロアリです

趣味の家改めを新築中の身としては痛い出費となりましたが 5年間の保証はアリ難い

家の周りに 古い木材などを置かないように・・餌になりますから・・とのご注意がありました

そして黒蟻が白蟻を食べてくれるとも教えてもらいました 黒を大事にしなければ・・

白が悪人で 黒が善人 これも面白い


これからの人生 アリとあらゆる奇襲攻撃をかわすのは不可能ですが できる限りの用心だけはしておきたいものです