酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

定点 観測

2008年04月29日 | 無農薬野菜作り
26日の畑です  曇っていました

そろそろ 苗を植え付けます

いろいろある苗の中でも ギャル曽根クラスの大食漢を誇る(?)のがナスです

そのため 畝を深く掘って(30センチくらい)落ち葉 肥料を大量に投入します

この畝づくりが 畑びとにとっては 一番の重労働になります



マメトラだけでは無理でした   シャベルと鍬の力を借ります   これぞ 農業の原点です

ここまで掘るのに 一時間です  青いラジオから流れる「永 六輔 土曜ワイド」を目指して頑張りました  

そして・・こちらが・・



二時間後の姿です  夢中で掘ったので ラジオが土に隠れてしまいましたよ

ここで 昼食になりました  仲間といっしょの ラーメンと焼肉定食の旨かったこと



午後はペースが落ちましたが 午後三時には作業が終わりました

はるか 右奥の土の上にラジオが見えますね

ラジオは 畑の恋人です 番組は久米 宏の「ラジオなんですけど」に変わってました


今日の作業は ここまでです

後輩は すでに苗の植え付けを終了していました  二馬力とはいえ例年より早いですね

二~三日あとから 全身を襲うであろう筋肉痛ともども 気になるところです


今回は ナスの畝作り 定点からの観測でした  心底疲れました


”老骨に ビシバシこたえる ナスの畝”



追記・・ いまのところ 足腰の痛みはでていません


虎 の 城

2008年04月27日 | コミュニケーション


ここ JRのホームに立つのは 初めてのことでした

一度は来てみたかった場所です 今回の研修出張で チャンス到来!

新大阪から 特急「くろしお」で1時間  駅を後に 早速歩き始めます



桜が散って 新緑に覆われた 小高い丘に聳える天守閣です



そうです  こちらが徳川御三家のひとつ 紀州和歌山城です



本能寺の変から三年後の天正十三年(1585) 天下を平定しつつあった豊臣秀吉が 弟の秀長に築城させました

その後 関ケ原の戦いで軍功をたてた 浅野幸長が入城 さらに元和五年(1619)に 徳川家康の第十子 頼宣が城主となっています

以後 尾張・水戸と並ぶ御三家の居城として 徳川二百六十年の長い歴史を刻んできました



天守閣から 高野山方面を望みます



後に八代将軍となった吉宗は三十三歳まで 紀州五十五万石の藩主として活躍しました

後年「暴れん坊将軍」で松平 健に変身するとは思いもかけなかった吉宗

この天守閣から 城下町を眺めていたのでしょう



市内を流れる 紀ノ川です 郷土の作家 有吉佐和子の小説の舞台になりました



天守閣内の展示物もゆっくり拝見 興味がつきない城でしたが 振り返り 振り返り出口に向かいました

その途中に見かけた像です



地元の中学校の校名にも冠せられていた「伏虎」・・・

あとでわかりましたが 地元でトラのファンが多かったわけです

今年強い阪神です 天守閣再建50年記念行事とともに 市内の活性化をはかってくれることでしょう


虎と城で思い出すのが小説「虎の城」でした

作者は 火坂雅志です

主人公は 戦国武将のひとり 藤堂高虎です  この武将は生涯で七人の主人(一説では十人)に仕えたといわれ 節操のなさを非難されているようです・・

二君にまみえずということなのでしょうね 

浅井長政~徳川家光まで 懸命に忠誠をもって仕えたにもかかわらず・・でした

彼は ここ和歌山城の建設に際しても 当時の主君 秀吉の弟 秀長に協力しています

この 藤堂高虎を 築城の名人として さらに魅力ある人物として 読者に再認識させたのが作家の火坂雅志です

来年のNHK大河ドラマ 上杉家の家臣 直江兼継を主人公とした物語の原作者です

この作家は いままで あまり描かれていない 歴史上の端役的な人物を取り上げてきました



ものの見方 人物の評価にも いろいろある

松下幸之助が寄贈した 茶室「紅松庵」で お茶とお菓子を楽しみながら シミジミ感慨に浸りました


そして 待望の”夜食”でした

地元の 営業担当責任者のS氏と合流しました

ホテルのフロントの女性から いい店を紹介されましたよ

その名も「梅屋」です  梅・・・和歌山らしい店名でした

うまいお酒 おいしいつまみ  なにしろ安さにびっくりしました



手羽先ふたつ レモンつき  魚のカマ ひとつ

それぞれが 一皿税込みで105円  計420円です

これだけなら ホテルで貰った500円の割引券でお釣りがきます

しかも 自分たちで焼く楽しみまでありました

Sさんとの会話も 南海ホークス 広島カープ さらには 歴史談義にもおよび 時間がたつのを忘れさせてくれました    


そして 翌日の研修です



前夜の ほどよいアルコール効果でしょうか

初めての土地の方々との交流も スムースに運びました

ご先祖が 徳川家の家来だったという方も多く見受けられました

休憩時間での 雑談・会話が楽しかったですね

質素・倹約を奨励し 幕府の財政を立て直した吉宗・・

さらに”庶民の声”を積極的に聞き取るために置かれた「目安箱」・・

現代の「市長への手紙」の原型です

これらは平成の”群馬の宰相”にも見習ってもらいたい・・

吉宗ゆかりの”子孫”たちの”声”でした 



また 行ってみたい 御三家城下町です


あれから 43年・・・

2008年04月22日 | オヤジのつぶやき
8年目になった愛車のテラノです



先日の畑で 走行距離が10万キロを越えました

この間 故障といえば 駐車中のタイヤの空気抜けが一度だけ・・

あちこち こすったことを除けばたいしたものです

よくぞ ここまで 野武士のような逞しさでした

そして 今日22日は マダムとの43年目の記念日でした


こちらのほうも よくぞここまで・・

テラノに負けない よくぞここまで来たもんだ・・でした


これからも あちこちぶつかりながら ヨタヨタ走っていきましょう


里芋 企業秘密大公開!

2008年04月20日 | 無農薬野菜作り
春の嵐の合間をぬっての好天気  暖かかったこの日です

Yさん夫妻が 里芋を植え付けていました  はじめて見る光景でした



その重量 なんと200キロ

プロだから当然といえばそれまでですが 3キロの43個を植えるのに 腰痛になりかけ

悲鳴をあげたオジさんにとっては 驚愕以外のなにものでもありませんでした

1キロで14個平均としても な なんと2800個

これを 機械を使わず人力で行うのです


たまたま タイミングよく 現場に立ち会うことが出来ました

Yさんに了解していただいての 企業秘密の公開です

畑びとのみなさまの参考にしていただければ 喜びます



オジさん方式のように かがんで 小さなシャベルで掘ったりいたしません

Yさん 歩きながら 等間隔に芋を放っていきますね  そして・・・



奥さんの T子さんが足で芋を踏んでいきました



半分だけ 土に埋まった里芋くんです

このあと ふたりで しっかり土をかけ直してやります



ひとりで 放って踏んでもいいんでしょうが ここはそれ「夫唱婦随」がよろしいんでしょうね

夫婦仲良くの「里芋協同作業」のほうが どうしても微笑ましく また画になるようでした

必殺里芋植えの極意でしたが これもコロンブスの卵・・聞いてみれば”な~んだ”です

しかし 何事にも あっと驚く気持ちが これからは大事になっていくことでしょう

それが 若さを保つ秘訣ですね



菜の花も ニコニコ見守る いい風景でした

来年は Yさん方式でいきます  腰も痛まず 能率もよさそうです


春は観覧車にも乗って  ご隠居編 (ちょっと長くなっちまった最終回)

2008年04月17日 | 都電 荒川線を誉める
やってきました ご隠居と新潟青年・・ここは都電で15分くらいのところです


(ご隠居)・・「青年! 着いたよ ここで降りるよ  はい みなさんごめんよ ごめんなさいよ 降ろしておくれ はい ありがとね 坊ちゃん いい子だね・・

どっこいしょっと・・さてここだよ  なにもないとこですね? そりゃそーだよ 高層ビルなんてなにもないよ

でもね これが 下町の原点ってなもんだ  せいぜい二階建ての木造の家ばっかしだろ

もんじゃ焼き屋がありますね? うん いいとこに気がついたね  いまやってるNHKの月島もんじゃ あれは ここの後発だよ

なんじゃもんじゃ言っても もんじゃの発祥はここってなもんじゃ  ん? 座布団? いらないよ 歩くのに邪魔だよ

「話してるうちに着いちまった  ここだ ここだ 遊園地じゃないですか?

そうだよ これがお前さんへの答えだよ なにがって下町の魅力を尋ねたろ  パンパカパーン  ここが正解です

急に軽くなりましたねってか? 不思議なもんだね ここへ来ると昔を思い出してね 気もそぞろってなもんや三度笠  ん? あきれてるね  いいんだよ  軽くっても・・

そう その名も下町のディズニーリゾートと呼び名も高い荒川遊園だよ  昔っから下町の良い子も悪ガキもここで遊んだもんじゃ あれ まだ言ってるね

安いですね? そうなんだよ 入園代も大人200両 子どもが100両だよ

ご隠居は100円ですね? そうだよ どっかの国の医療費と違ってさ ここじゃ「高貴高齢者」ってなもんよ 貴人扱いだ 先に言っとくけど"奇人"じゃないよ 

言いません? そんならいいけどさ  さ へーろうか




「ずいぶん混んでますね? そうだね なんつたって区立だからね 乗り物も200両あれば乗れるんだよ

親子四人できてもたかが知れてるってぇもんだ ほら 目の青い外人親子も多いだろ  円高の影響だろね

最近は 国際色もでてきた 本場ディズニーランド並になっちまったよ



「こいつぁー懐かしいもんが走ってきたね~ 知ってるかい 弁慶号だよ

昔はこんな洒落た汽車なんかじゃなかった 素朴な汽車がガタゴト走ってたもんだ

プールで泳いでね そのあと汽車の一番ケツに乗ってね 赤フンたなびかせて乾かしながら乗ってたもんだ

え? 海パンじゃなかったんですかって?  アタボーよ~ 海パンなんざお坊っちゃまだけだよ こちとら赤フンさ

フ~ンじゃないよ 赤フ~ンだよ 古橋だって最初は赤フンだったんだぜ

なに 古橋を知らね~?どこの人ですか? 当時は ここ地元出身の北島君より有名だったんだ アテネのさ

フジヤマの飛び魚 世界に轟いたね~ 白井といっしょにさ~

白井も知らない? ボクシングだよ  ま~いいか 時代だね それより上に上がってみっか 




「いい眺めですね? そうだろ ♪春~の~うら~ら~の~隅田川~♪だよ

お上手ですね? これでもカラオケ裕次郎と言われてんだ  ほんとだよ

ここは 水上バスも走ってんだよ  江戸時代は 秋山小兵衛が おはるの舟で行き交えしてたようだがね

なんです? 小兵衛って知りません? 池波正太郎の「剣客商売」だよ 藤田まことがやってんだろ 婿殿の・・

まぁ いいや ほら 着いたよ 気をつけて降りるんだよ そうそう ゆっくりと


冷たいものを買ってきました? お 気が利くね~ ラムネじゃないか

こいつも 懐かしいね~ 鼻にツ~ンとくんだよね ゲップが嬉しかったもんだ

ゲップ合戦を競ったもんだよ 変な競争ですね? なにしろ遊び道具がねぇからね

なんでも遊びにしちまったんだろね

ちなみに 今で言うローンね 昔はなんて言ってたか知ってるかい  ラムネといったんだよ

月賦(げっぷ)だろ  だからラムネさ  そんなに大袈裟に感心されても困るがね


「さて ラムネもごちになったことだし そろそろ帰るかな もう いいかな

なに? ”なに”に乗りましょうよ? あははは・・言うと思ってたよ

来るとき見た 都電の熊野前だろ そうです? よし わしもまだ乗ってねーんだ

最近 下町にも 初めてモノレールってえもんが走りだしたんだ 乗ってみっか


ここが 3月30日に開通したばかりの「都営 日暮里・舎人ライナー」の熊野前駅だよ

”にっぽり とねり”と読むんだよ なんか わざとらしいが・・



「いつも 都電の素朴な停留所を見慣れてるせーかな ちょっとハイカラ過ぎるね

これじゃ 神戸のモノレールだよ よく知ってますね? 昔 研修でいったからね

研修ですか? いいんだよ 詮索しなっくてもさ こっちのことさ

なに? 折角だから電車の写真も見たい? しまった! 写しそこなったよ わしとしたことが・・

そーだ T県に友人がいるんだよ tomoさんだ ご夫婦で最近乗ったらしいんだ

ちょっとモノレールの写真をお借りしよう tomoさん ごめんなさいよ 青年がうるさいもんでね



「ふだん見慣れてる下町とは 全く違った眺めだね~

あれ 兄さん 急に小学生みたいになっちまったのかい 気のせいかな

どっちにしてもいいや 最近まだら呆けでね


さ~ もう終点の日暮里だ ここまで来たんだ このまま別れるのもなんだからね

読んでる人も辛いだろうが もうひとふん張り



「すごい混雑ですね? そうだろ いまブームになってる谷中銀座商店街だ 六本木もいいだろうが なんつったてヤナカだ

古いものばっかじゃないよ  ほら こちらの店をご覧よ  粋だろ



「なんですか? はしごだよ はしご・・3年前に銀座 谷中銀座じゃないよ

本物の銀座から 暖簾わけした”はしご”だよ  ここの「たんたんめん」は絶品だ

ラムネだけだったから 腹もへったろ? 今度はわしが奢るよ

はい ごめんなさいよ

兄さん 例の「たんたんめん」おくれ 二人前・・・ビール一本ね



ほら うまそうだろ  食いねえ 飲みねえ あ ビールはまだだめだったね

餃子を頼んでもいいよ


ところで 二回にわたった下町隠居シリーズも ここらでお開きだ

なに? 寂しいです? わかるけどさぁ~  読んでる人の身にもなってなってみないと・・・みなさん 飽きちまうよ

一応 創作落語のかたちをとってるんで なんかオチをつけないとなぁ~

なんかないかね 青年よ 大志をいだけ オチを抱け


お にんまり笑ったね その顔って~のは考えた顔だよ  なんだい いってごらんよ

ん? これは「たんたんめん」ではありません? じゃ なんだい?

ここの土地柄から言って「だんだんめん」です?

よくもまぁ 昔の記事を捜してきたもんだね

ま 苦しみながらのオチだね 

あれ? いままで気付かなかったけどさ メニューにちゃんと「だんだんめん」て書いてあるよ

オチを考える時間もないからさ これでオチつこうか

みなさま よくぞここまでお付き合いくださいました

おあとがよろしいようで・・・


大雨で 心配しました

2008年04月14日 | 無農薬野菜作り
前回のご隠居には ちょっと場所を譲っていただいてのご報告です

ご隠居たちのその後は 次回になります


実は 畑の現況なんです  先日来 台風並の暴風雨が襲ってきましたね

前日に植えた苗たちはどうなったか

保育室から出たばかりの苗でした 道中 心配で 心配で・・タマネギのように流されていないか・・

恐る恐るの到着でした


お~  畑の神様は我に味方せり・・



土は 完全に乾いていませんが 幼い苗たちは強靭でした

ブロッコリー キャベツ レタスたちが元気でいてくれました

さらに 嬉しいことには・・・



昨年9月に じか蒔きしたキャベツです  厳寒を耐えぬいてきました

暖かくなった季節にあわせて 柔らかそうに育っていました  まずはひと安心しました

安心すると お腹が減ってきますね 自然に・・



こちらの車はワーゲンです 直売所に出張している Oさんの店です

メニューも豊富になってきました

ドライカレーとホットドッグ  600円は安いです  もちろん味もいい


そして 産直で里芋・やつがしらの種芋を購入しました  合計5キロです



息をしています 生気みなぎっています  管理をしっかりしてやりましょう

いい芋に育ってくれるはずです



お馴染みのYさんも 生気みなぎっていました

苗つくりも本格化しています  こちらも いつものように生産者に喜ばれる素晴らしい苗になるでしょう


とりあえず 雨の心配がなくなりました

カープの調子もまぁまぁです

今年も 野菜作りに真剣に取り組んでいきましょう


春は都電に乗って ・・ ご隠居編 (その1)

2008年04月12日 | 都電 荒川線を誉める
今回は 下町に棲息して60有余年・・横丁に住む とあるご隠居の登場です  しばし 馬鹿々々しいお噺にお付き合いのほど・・


(ご隠居)・・「なんだね 兄さん 下町の魅力をお尋ねなさる?  若いのに感心だね ところで兄さんは どっから来なすったね

お~ 新潟かね そりゃ嬉しいね 新発田はわしが昔疎開してたとこだよ その節はお世話になったね~ ありがとよ  みんなによろしくな  ん? わかりません?  
そりゃそうだ  わははは・・・

そーだね ここ下町は まずは人情味がある といっても最近はずいぶん変わってきたがね

「お前さんの前だが 昔は 外へ出るにも玄関の鍵なんぞしようもんなら こっぴどく叱られたもんだよ

俺たちを信用しね~のかってね  頭から湯気だして叱られた

戦後も隣組が生きてたからな  しかし 残念ながら いまはすっかり変わっちまったな~

都会化しちまった て~ば聞こえはいいんだが なんのこたあねぇ ちょっとよそよそしくなっちゃたよ

変わらねえのが ものの値段だね  安いよ~  ほら あれをごらんよ



「床屋でなくて ヘアーサロンってえのが気にいらねえが シャンプー 顔剃り付きで1600両! 安いだろ

ん? ご隠居は1400円でしょ?  あははは・・違えねえ

兄さん ちょっとめかしていっちゃどうかね~  800両だよ 800両

ん? いつも6000円のところに行ってる?

もったいねえ  6000両もあったら 都電に何回乗れると思う~?



「どこまで乗っても160両だよ  バスより安い 驚いただろう

え? 知ってました?  お前可愛くないねぇ  そういうときは知らないふりをするもんだよ

それが粋って~もんだぜ

じゃ 女神インキを知ってるかい?  知らねぇ?  お 粋だね~

うん わしも知らねぇが 前から不思議に思ってたんだ  下町に女神? なんだろね

「そうだ 最近パソコン始めたんだよ  そんな大げさに驚いちゃいけねーよ

隠居してから暇でしかたねえ  いろいろ習い事してんだよ

ブログもやってるよ  ん? ドブロクでしょ?

うまいこというね  座布団ないけど・・

ケンサクで女神インキと・・ なるほど

小学校時代からの疑問が解けたよ  どーってことないけどさ


「解けたところで 都電に乗って出かけてみようか  え 関連が薄い?

ま いーからまかしときなよ ついといで



「ん? 桜がきれいですね? そうだろ そうだろ

運転席の後ろが一番だろ  ガキの頃からの慣わしってえもんよ 電車は運転手さんの後ろに乗らなきゃいけねーよ

それが粋ってもんだ  自分でガタンコ運転してる気にもなるしな

この都電 最近レトロ電車が走ってるんだ  明治の面影が残ってる・・  

なに? ご隠居が乗ってた電車ですか? 

バカいっちゃいけねーよ  これでも そんなに歳とっちゃいねーさ

無駄口たたいてねーで いいとこつれてってやっからさ  楽しみにしといで・・」



<予告> ご隠居と 新潟出身の青年が 都電で目指したのは「下町のディズニーリゾート」でした

以下 ご隠居編 その2に続く・・・乞う ご期待


この指  と~ま~れ!

2008年04月09日 | コミュニケーション
路地裏に 空いている家があります

畑の「渋い家」ほどの渋さはありませんが それでもかなりの渋さを誇っています

こちらです  いかにも下町風のしもたやですね



引き戸の玄関から 一階の部屋・台所を望む・・・



二階 堂々の「洋間」です  キズではありません  壁のデザインと思っています 


この家を活用することになりました 

マダムをはじめ 下町のカミさん連が集まり「趣味の館」になります

手芸・ 俳画・ 折り紙・ 下町料理教室・・・

「この指と~ま~れ!」  ただいま会員募集しています

既に4~5人が集まったでしょうか  みなさん それぞれの得意技を持ってます

私設の 生涯学習館が開かれます  ワイワイガヤガヤ賑やかになることでしょう



殺風景だった玄関も 多少のお色直しをいたしました

ときには オジさんも交ぜてもらいましょう  クロ一点

館の名称を考えています  なにがいいでしょうか  



いましばらく 新任研修が続きます

孫達も帰りましたので 静寂を取り戻した我が家です

*ちょと 寂しいですね


カーリング でもなさそうだ

2008年04月04日 | コミュニケーション
新社会人の研修が始まりました

今年の新人たちは「カーリング型」と称されたようです

進路・行き先をきれいに”掃除”して 障害物を取り除けば 迷わず目的地に到達する・・


当っているようでもあり そうでもなさそうなところもありました

カーリングのスタートは人の力を借ります

あの”漬物石”は 自力での発走ができません



この日の研修は 目の輝きが素晴らしかったフレッシュ新人86名・・

みなさん 元気溌剌 明るく屈託のない青年たちでした

充分に”自力発走”可能です 地域住民とパートナーシップを発揮して いい街づくりをしてくれることでしょう

それでも将来 壁に当ったら横へ動いてみる (玄有宗久さんの言葉)

真っ直ぐだけのカーリングとは ひと味ちがうようでした


先日来 孫たちがやってきています

賑やかな毎日です

そして 孫娘も 今月からはじめての電車通学です

まだまだカーリングの”漬物石”の孫娘・・

自力発走に向かっての青春時代が始まりました








春の雨

2008年04月01日 | オヤジのつぶやき


30日の上野不忍池です

家族連れ 若いカップルで賑わっていました

2時頃から 小雨が降ってきましたが 花見の会場は伊豆栄 梅川亭です

雨の心配もなく 2時間を楽しむことができました


参加者は 講師を中心に26名です

4月から開始される新任研修を前に ”エイエイ オー”

店の売り物の「うなぎ」を愛でつつ うまいお酒で盛り上がりました


二次会 三次会とさらに盛り上がり 例年のように”あとは 朧~”

しかし コケることもなく無事にご帰還いたしました

更新に時間がかかりましたので ご心配の向きもおありでしょうが オジさん まだまだイケそうです


そして昨日は Hさんの出演したテレビ番組の録画・・

Hさん夫妻をはじめ なつかしいメンバーを見て 元気な様子に感激しました

Hさんのお母さんの溌剌さ 相変わらずのお父さんの控えめ加減

いいコンビでしたね






花見 ふるさと一番 どちらも肌寒い日になりました

しかし 殺伐とした事件の多い中 笑いと元気が弾ける2日間でした

テレビをご覧いただいたみなさま ありがとうございます

気持ちも新たに 今日から4月ですよ