酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

明けましておめでとうございます

2016年01月03日 | 高田純次の年金生活


浅草寺からの 新春のご挨拶です

昨年は 血液検査による腫瘍マーカーの数値に驚かされての幕開けでした

7か月に及ぶ各種検査によって 右腎臓に”悪者発見”

9月の初めに退治してもらいました

以来 抗がん剤治療による副作用の影響も目立たず 例年と変わらぬ新春を迎えています

今年の目標も「健康長寿」です

そして 高田純次さんの散歩番組「じゅん散歩」のように”一歩一会

ひとりひとりの人たちとの出会いを大切に 楽しんでいきたいものです


今年もよろしくお願いいたします

みなさまの ご多幸を祈っております

                                                                                                                                     2016年  平成28年  昭和91年  大正105年  明治149年 元旦

ウクレレ フェスティバル

2015年02月17日 | 高田純次の年金生活


8チーム51人が舞台に勢揃い

全員がウクレレを抱えています


この日 下町にひと足先にやってきた夏 8チームの面々が日頃の訓練の技を競い合いました

♪ エーデルワイス 若者たち 恋のフーガ 五番街のマリー 昴 亜麻色の髪の乙女

  お嫁においで アロハ・オエ ダイアナ ♪

3回目の発表会ともなると 各チームそれなりの実力がついてきたようでした

 

        8チームを巡回指導しているO先生   ↑

家人を含めて全くの素人をここまで”仕上げて”くださいました  感謝!  

演奏者も観客も 昭和30年代の青春時代に 戻っていったウクレレ・フェスティバル

心身ともに若返ってきました



自立の水元公園

2014年06月21日 | 高田純次の年金生活
乗っていた自転車が転倒 入院から有料施設に入所して10か月を経過した友人Aさんです

前回の桜の花見に次いで 今回は都立水元公園で菖蒲・紫陽花を観賞することになりました



その数1万4千株を誇る菖蒲群です



空 あくまでも青く 陽射しの強い午後になりました



交代で車椅子を押していた私たち・・

水元大橋まで来たときでした

「歩いて渡る」



なんと いつものように移動は車椅子のAさん

つよい口調での意思表示でした

いままでに全くなかったこと まさに文字通りの「自立」でした


ゆっくり ゆっくり大橋を渡りきったAさん 仲間の三人から大きな拍手のプレゼントでした



3時間の外出で すっかり陽に焼けたAさん

今日の自立を自信にして これからも大いに外出しましょうか

畑作業をやめたので 車はいつも待機してますよ

一日も早い復帰を願ってやまないAさんです

奥の細道 芭蕉 出立から一週間の謎?

2014年05月26日 | 高田純次の年金生活
昨年に引き続き 古文書の勉強会に参加してます

前回は 地元の「道灌山虫聴き」の古文書を主体とした解読でしたが 今回は やはり地元と所縁の

かの「奥の細道」が題材になりました



松尾芭蕉が深川の芭蕉庵から船に乗り 降りたところが千住大橋です

彼の出発点は下船した隅田川の南岸か はたまた北岸か?

北岸の荒川区 南岸の足立区

両区とも いまもって相譲らず愉快な論争が続いています


それはさておき 芭蕉に随行した”曽良”の日記によれば・・・

(元禄2年)”巳三月廿日 日出 深川出船  巳ノ下刻 千住に揚ル”とあります

巳の時刻 それも「下」となれば午前10時頃を意味します

日の出が6時前としても 4~5時間とは 近間の割には時間のかかり過ぎではないか

江戸湾の潮の関係か? 川の流れ・風の抵抗があったのかもしれませんね

またまた それはさておき・・・

次の記述は謎でした

”廿七日夜 カスカベニ泊ル 江戸ヨリ九里半”

   

千住~春日部間を七日間! 時間のかかり過ぎ!

従来から この謎の七日間が問題になっていたそうです  なにしろ九里半という短距離ですからね

(日本橋から九里半 千住からなら五里くらい?)

その間 芭蕉はなにをやっていたのか

〝千住で遊んでいたのではないか 幕府の指示で隠密行動に従事してたのではないか”

現在まで 真相は不明だそうです

まさか 遠路の旅に備えてのマッサージに通っていたわけでもないでしょう


勉強会 出だしから面白くなってきました

終着地の大垣までは 到底無理な勉強会の日程ですが これからも 人間臭さを感じさせる芭蕉に出会えそうです



       (千住大橋 南岸に掲げられた旅程図です)

”行く春や 鳥啼き魚の 目は涙”  矢立の初めとして詠まれたのは 南岸? 北岸?



深川からの隅田川 船の右側に聳えるスカイツリー

現在の芭蕉なら どんな矢立になったでしょうね

”行く春や 空の木聳ゆ 目は涙” (お粗末!)


古文書の勉強仲間には 愉快なオジさん オバさんがいました

新たな交流の予感がします
 

オジ3号登場!

2014年05月20日 | 高田純次の年金生活
我が家には自転車が2台あります

かなりのベテランの自転車で 買い物 ちょっとした外出に重宝しています

2台とも 長老の味が滲み出て 我が分身のごとき存在になっています

我が自転車人生は この2台でよかろうと思っていました


ところが ひょんなことから・・・・



なんと! 殿堂車 いや 伝道自転車 もとい!

電動自転車が仲間入りしました

 

   車並みの(?)各種メーター             速度三段切り替えメーター

家庭用電気からの充電ですが 一度の充電で約30キロ 2時間強の走行が楽しめます

平坦な道路はふつう走行 上り坂だけ”電気”に頼るなら かなりの走行が可能でしょう


たしかに 上り坂は楽ですね

火野正平さんのように 息を弾ませることなく スイスイ登ってくれました

行動半径が広くなりそうです

3代目の自転車なので名づけて「オジさん号」→「オジ3号」としました

白と黒のコンビネーションは パトカーのようです

走りながら 地域の防犯にも役立たせましょう


歩く&自転車で また新しい発見ができそうな予感がします 

黄金の日々

2014年05月05日 | 高田純次の年金生活
友人のYさん

10数年前 40年間勤務した公務員を定年退職しました

以来 嘱託にならず リタイヤ生活をはじめています

当初からの計画だったようです

なにをしてるのかな~~

音沙汰のなかったYさんでしたが 先日 彼からの贈りものがとどきました


クロネコヤマトの包み箱から出てきたものは・・・



同封されていた添え書きにありました


”妻の妹の亭主に薦められて 仏像彫りをはじめました  素材は屋久島杉です

 この仏像は 智慧と福徳の神様の「虚空像菩薩」です

 壁にでもかけ 福を呼んでください”

早速 玄関に掲げました

屋久杉の香りが漂います

Yさん ありがとう  きっと 福を呼び込みますよ


世間は ゴールデンウイーク真っただ中ですね  黄金週間!

リタイヤしたYさんにとっては 毎日が黄金の日々なのでしょう

定年後を 旅 読書 魚釣り 彫刻と 理想的な時間の過ごし方ををされてました


そして さらに黄金の日々を過ごされてる方を紹介します

ブログ友の清遊人さんです



呼吸器系の支障で 3週間の入院を余儀なくされましたが このたび目出度く退院!

体調は絶好調とのこと

早速 いつもの上野大統領で快気祝いです

彼には これからもゴルフ 旅 自転車 ドライブ お酒と 楽しみが待ってくれてます


黄金の日々 それは「老後」ならぬ「老入り」(江戸時代の呼称だそうです)をいかに自分らしく過ごすかにあるようですね


一日8000歩

2013年11月15日 | 高田純次の年金生活
一週間に5万6千歩!


血液検査による尿酸値の上限は7ですね

先日の検査ではじめて7の数値を記録してしまいました  

「ためしてがってん」によると この数値は痛風予備軍だそうです

これはまずい 数値を減らさなければ! 

体重制限 食事療法のほか 歩くことを勧められました

一週間に5万6千歩がノルマです                                                                                          

まずは巣鴨まで歩きましたよ



自然に足が向いたのがこのアパートでした

48年前 結婚してすぐに住み着いたアパートです

6畳ひと間に 台所 トイレがついて家賃が6000円でした

改築されてましたが 二階の右角の部屋が新居でした

ここで 長女が生まれています


あっという間に48年が経過しました

あちこちにあった空地も住宅が立ち並び 当時の面影はありません

巣鴨地蔵でお参りをして帰路につきました

この日の歩数は1万4千379歩

一日平均の8000歩を上回りました

久しぶりの達成感に浸り気分がいいですね


これからも バスと電車を併用しながら達成感を味わっていきます



                                                                                                                                                                            

タネがポロリの世田谷マジック

2013年03月16日 | 高田純次の年金生活


グルコサミンで有名になった世田谷区です

東京の山の手ですね

その世田谷区の区民センターで開催された「寄席 ぼんじゅう亭 弥生席」

世田谷在住のA氏のお誘いでした

木戸銭はロハ 無料! これが素晴らしい! しかもお菓子付き!

 

アマチュアとプロが入り交じっての寄席でした

出し物の”圧巻”は ボランティアマジックのサクマタカシさん



華麗なるハンカチマジックは見事なものでした

思わず拍手をしようと思ったその時!

彼の胸元の裏から赤いハンカチがついポロリ

堂々と大きな顔を覗かせました


可笑しかったのが 気づかないのがマジシャン・サクマ氏ただひとりだったこと

実に堂々と 音楽に乗って演じ続けておりました


偉かったのはお客さんたちです

野次も飛ばさず 笑い声も抑えての拍手喝采!

演じたあとのサクマ氏の満面の笑みが印象的でした


この夜で第89回を数えた「寄席ぼんじゅう亭」です

15年の長きにわたって開催されてきたそうです

笑いが求められる昨今の世相

素人とボランティアが主体の寄席の存在は貴重です

演者と客席が完全に一体になってました

終了後の居酒屋での三人の”感想会”も笑いを交えて大いに盛り上がりました



寄席の前 羽根木公園での観梅  前を行くAさんです



やはり寄席の前 こちらは桜田門外の変で非業の死を遂げた”井伊直弼公”の墓です

豪徳寺にて・・・


寄席 そして適度の世田谷散歩もできて 居心地抜群のいい一日になりました


同級会

2013年02月14日 | 高田純次の年金生活
松竹映画「東京家族」の話題で盛り上がった同級会でした

早生まれもいますが 2月ともなると16人全員が73歳・・

戦前戦後を逞しく駆け抜けた親近感が さらに増したのでした


この日は 嬉しい参加者がいました

日頃は多忙を極め 欠席が多いのですが たまたま自宅で寛いでいた”人間国宝”です

             

                一龍齋貞水さんからの賀状

※ 高校入学と同時に一龍齋貞丈に入門 初高座の芸名は貞春

  1996年 真打に昇進 六代目貞水を襲名しました

  2002年 講談協会会長 講談の世界で初めての重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定

  ”怪談の貞水”の異名があり 証明・音響・大道具を効果的に用いた立体怪談を得意とする ※


大岡越前名裁き 秀吉の天下取り 戦国の英雄 歴史に残る合戦の名調子が忘れられません

著書は「心を揺さぶる語り方」(人間国宝に話術を学ぶ) 日本放送出版協会

さすが 国宝の著書です セミナー講師として 多いに役立たせていただきました 

もちろん 本人の了解を得ました


その貞水さん 同級会ではすっかり裃脱いで 昔話しに興じていました

当時の担任の先生もよかった

みんなが授業に飽きてくると・・・

「A君(貞水さんの本名)落語やってくれ」

貞水さんは嬉々として皆の前で小噺を披露してくれました

先生も大笑いしたあと 気持ちも新たに授業が続いたものです

  

         お酒もタバコも節制 講談道に邁進する貞水さんを交えて


この日の同級会も 笑いの尽きない至福のひとときになりました

次は初夏の6月 それまで全員元気で過ごしたいですね


有志だけの二次会  会場は貞水さんの奥さんが女将の瀟洒な居酒屋「太郎」でした


笑い納め IN 下谷神社

2012年12月30日 | 高田純次の年金生活
上野駅から浅草通りを徒歩10分

地下鉄銀座線なら 稲荷町下車3分

下谷神社があります



講談発祥の地が湯島神社(湯島天神)なら ここ下谷神社はプロ落語家の発祥の地です

その由緒ある神社で開かれたのが プロならぬ素人の落語大会でした

素人といっても出場した9人の面々

真打の古今亭駿菊師匠の愛弟子たちです

下町各地のカルチャーセンターで開催されてる「落語勉強会」

先生が駿菊師匠で 出場者は勉強会の生徒代表のみなさん


会場は神社の会館です 出演者のファン 知り合いが50人ほど集まりました

 

高座名 うなぎさんの「子ほめ」         影朋さんの「出来心」

 

たら福さんの「牛ほめ」(知人です)      らっこさんの「浮世床」

 

紅一点 岩雌さんの「道具屋」         助三郎さんの「尻餅」

ここで 仲入り  休憩の間に 座布団席から後方の椅子席に移りました

正座の熱演者のみなさんには 申し訳ないのですが いかんせん腰痛が・・・

 

遊漢さんの「垂乳根」(70歳?)       ぼぎいさんの「幇間原」

            

こちらは 素人衆のトリを飾った あんじさんです

流石”真打”でした 「万病円」は玄人裸足の出来栄えで会場は笑いの坩堝と化しました

かなりの年季と察しられましたが 素質満点

当分 トリの座を守りぬくでしょうね


              そして 最後はお待ちかね・・・

             

              古今亭駿菊さんの登場でした

             

常設の寄席でも トリを務める師匠です

腰痛も吹き飛び 今年最後の噺を堪能させていただきました


今年1年は これまでの生涯で寄席見物が一番多かった年になりました

背中が丸まり 視線も下向きになりがちな世相ですが こんなときこそ笑いが一番です

心身ともに爽快感で満ち溢れますね

どんな政治家でも 国民からこれだけの笑顔で迎えられることは不可能でしょうね

大笑いの4時間半を過ごしました

寄席がはねた後は時間も頃合いの5時です

小雨の中を徒歩でアメ横へ直行です

久しぶりの「大統領」で 八っつぁん 熊さん 与太郎になりきったオジさん3人組でした


今年の笑い納め・飲み納め 下谷神社でいい時間を過ごしました


みなさま どうぞよいお年をお迎えください