酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

73(ななさん)

2012年11月27日 | 自己紹介
「半落ち」「クライマーズ・ハイ」「臨場」「影の季節」

数々の名作を世に送り出してきた作家 横山秀夫さんが7年ぶりに新作を刊行しました

「64(ろくよん)」です

警察小説の神髄を極めた著者の自信作 いま ベストセラーになってます


その64に9をプラスした73!

そうです 27日に73歳になりました

特に気持ちの変化もありません

古希を過ぎたら それほど年齢を気にしなくなりました

次の目標は80(はちまる)でしょうか


これまでの そしてこれからの原点はここです ↓



上野駅です

戦前 親戚疎開に出発したところ・・・

終戦の年に帰京 再出発の場所となった上野駅です

小中高時代から馴染んだ街に立ち これからの余生の過ごし方をボンヤリと考えます


健康長寿を保つには 笑いが一番!

カルチャースクールで素人○○でも勉強しましょうか

熟慮の誕生日になりました


秋の下町散歩

2012年11月25日 | オヤジのつぶやき


11月20日は 浅草大鷲神社の酉の市でした

暦の関係で今年は二の酉まで・・

一の酉の8日は たまたま来宅していた娘と”同伴” 

孫の好きな舟和の芋羊羹を手土産にもたせました


二の酉は快晴で 大混雑です

大鷲神社初体験の友人Aさん↓

 

フランス在住の娘さん夫妻に熊手のプレゼント オデコを撫でて幸せ祈願の善男善女

例年繰り広げられる 下町は秋の風物詩です

この日は 浅草寺・六区界隈を散策しました  最後は例の場所でホッピー


そしてこちら勤労感謝の日は↓



上野のお山の真下 西郷さんの銅像が石段の上にあります

”秋の下町散歩 3600人が楽しむ”

翌日24日の新聞に掲載された「TOKYO元気ウオーキング2012」のゴール地点です

この催しには やはり友人であるSさんが参加してました

上野公園~浅草寺~両国国技館~蔵前~湯島~上野までの11キロのコースを3時間ほどかけて

ゆっくりと歩きます 

誘われたこのオヤジは 固辞に次ぐ固辞!

西郷さんの銅像前で彼の到着を待ちました



ま 全然歩かないのもなんですから 事前に紅葉の不忍池をひと回りです

ほどよい疲れ・・

おかげで ゴールをしたSさんと一緒のの味はなんとも言えない旨さでした


いよいよ秋のシーズンも終わりを告げますね

先生が走る師走が目前 そして 政治家になりたい男女のメンツが走りだすのも間近です

東京は知事選挙も同日ですからね

師走の街は喧騒の渦に呑み込まれるのでは?


人物・主張をしっかり見極め 一票を投じたいものです

騙されてならないのは 振り込め詐欺・還付金詐欺だけではないでしょうから・・・

秘訣はお喋りにあり

2012年11月20日 | コミュニケーション・セミナー
現在 いろいろなボランティア活動を実践されてる方々です

この日は さらに 人とのコミュニケーションを円滑にするための研修でした



講師の私が いまさら話すまでもなく みなさんそれぞれ地域に馴染み 

自分の生きがいを含めて頑張っていらっしゃいました


研修の休憩中 また 研修終了後に伺った受講者みなさんの声です

< 高齢者に 食事サービスをしています 栄養価を考え安全な食事を目指してます

  私の家族の食事にも気をつけるようになりました 会話が弾んでます > (60代女性)

< 地元博物館の説明ボランティアです ひとり暮らしなので会話をすることで刺激を受けてます

  話し相手がいなければ とっくにボケてたでしょう > (70歳女性)

< 健康法のひとつ 足の裏のツボ押しを広めています

  足の裏は玄関のインターフォンです 押せば脳の一部に届き 刺激された脳が活性化して

  身体にいい刺激を与えます  会員とのおしゃべりが楽しい > (40代女性)


その他  横断歩道で交通安全の旗を振ってる70代男性は孫のため 

     子供たちからの「ありがとう」の感謝の言葉が生きがい

     図書館でのボランティア女性(60代)は利用者との会話を楽しむため


みなさん おしゃべりがお好きなようですね

そういえば この夜のNHK「クローズアップ現代」ですが・・・



平均年齢93歳になった”ぎんさん”の4人娘さんが出演してました (掛け軸がいいですね)

長寿の秘訣はお喋りにあり

仲良し4人組のおしゃべりが 長寿の秘訣! 納得させられました

一日 最低でも3人とのお喋りがいいそうです


ブログでのおしゃべり・コメントも会話ですね

これからの人生 健康寿命伸ばすには おしゃべり万歳 コミュニケーション万歳です!


畑の近況

2012年11月17日 | 無農薬野菜作り
半月ぶりの畑訪問になりました

師匠Yさんからの情報では 朝発生する霜のため畑の土が凍っているとのこと

ずっと気にしてましたが 所用が重なり やむなく放っておいた野菜たち

果たして元気でしょうか



安心しました

苗から育てた白菜 キャベツ ブロッコリーも順調 

種を蒔いた葉物 小松菜 ふゆ菜 べんり菜 西洋大菜も瑞々しく成長しています

大根 カブは種蒔きの時期が例年より2週間遅かったので ちょっとスリムでスマートでした

にんにくは 順調です


葉物を収穫してから タマネギの苗を移植する畝づくりに精をだします

鍬で土をやわらかくして 一輪車で肥料を運びます

シャベルとレーキでほどよくミックス・・

次回は タマネギの苗の”引っ越し”です


気持ち良い汗をかいた畑の時間になりました

多少の筋肉痛も 帰宅してからの晩酌を思えば適度な運動の産物です


しばらくぶりに 以前の畑を一巡り・・



小さな苗木であった栗の木が変身 一人前になってきました



こちら 渋い家は変わらず「渋柿」を傍らに ますます渋さを増してます


この日の畑への往復で出会った「嬉しい景色」がこちら ↓

  

     見事 鮮やかな富士山             初心者マークと 高齢者マーク

                                こちら 見事 鮮やかな女性でした

75歳になってからの 運転免許取得でしょうね  亡くなった森光子さんのような女性でしょうか

これは 畑で疲れたなんて言ってられません

このふたつのマークから元気をもらいました  畑疲労退散!


母の法要

2012年11月13日 | オヤジのつぶやき
母 享年85歳

早いもので亡くなって16年になりました

11日は17回忌法要

住職の読経を聞きながら 思い出が過ぎります


戦争末期の東京空襲が激しくなってきた昭和19年には 新潟へ親戚疎開でした

夜汽車を待つ上野駅の都電の光景 鈍行の蒸気機関車の汽笛 

鮮明に蘇りますね

新潟では 地元の少年たちと遊んだ記憶だけが残っています

母は 疎開先で就職してました

冬は大雪で 2階の窓から出入りした想い出があります

”玉音放送”の記憶はおぼろげながら・・・

好天気で 庭の中央に置かれたラジオに聞き入る大人たちがいました

「にっぽん負けた にっぽん負けた」 なにもわからずおどけて長老のオジイさんに叱られた

あれは なんだったんでしょうね~~


終戦後は食糧難の到来で 特に東京には食べ物がなかった

いっしょにでかけた”買い出し” 母の着物がサツマイモに化けました

いま思えば 買い出し先は船橋市か習志野市だったでしょうか

船橋駅からの真夏の田舎道往復3時間を(母の話)一貫目を背負った小2のこどもが私でした

帰路の真っ赤な夕焼け 巣に帰るカラスの鳴き声 今でも目と耳が憶えています

小川で遊んでた子どもたちが「ひゃっこい ひゃっこい!」(冷たい)これも強烈な印象です


少し落ち着いてきた頃 母がミシンの内職で仕上げてたのがビニールの小鞄です

連日 足踏みミシンを動かしていました

完成品を自転車の荷台に乗せて 届けるのが私の仕事でしたね


日本の親たちが一番苦労した時代の子育てでした

どの親も 子供に食べさせるだけで精一杯

明治の女性は逞しかったですね~~


そのおかげで いまの私がいます

住職の読経が終わって 全員で念仏を唱えます

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・

10回唱えながら 忘れかけていた母親への感謝と尊敬の念が湧いてきました


17回忌法要 無事に終了して いま 家人ともども心が落ち着いております


充電の秋

2012年11月08日 | 高田純次の年金生活
文化の日の翌日11月4日でした

新宿の高層ビル群がクッキリ見える素晴らしい快晴です



雪化粧の富士山が顔を出しています

撮影場所がスカイツリー? と思われる向きもおありでしょうが・・・



そのスカイツリーは富士山の反対側に位置してました


撮影場所は 東京ドームの隣り 文京シビックセンターの25階展望台です

公共機関の建物のため 見学は無料です

休日なので見学者が多数いました  富士山を見て歓声をあげていました


この日は 同級生のS君を誘っての絵画鑑賞です

このセンターの展示場で開催された絵画展で やはり同級生のT君が洋画を出品 奨励賞を受賞したのです

彼は 中高時代から工学が得意で工学系の大学に入学しました

就職も”その道”を選び 定年退職後も趣味となった絵画を描き続けています

良き人生を送っている仲間のひとりです



奨励賞の作品の前で 作者のT君(左)とS君



作品は「リニューアル中の赤レンガ駅舎」 現在完成して営業中の東京駅です

まだ見ぬニュー東京駅ですが これで東京の名所がひとつ増えましたね

いずれ 出かけてみましょう



こちらは 表彰式の会場で偶然いっしょになった やはり同級生のY譲です

彼女は 日本画の部門で表彰されました

嬉しい偶然が重なりました

同級生の面々が それぞれ元気でなにかやってます

後期高齢者世代突入間近の我が世代

日曜夜のテレビ番組”高田純次の年金生活”に登場するご同輩に負けない意気込みで

これからも健やかに生きていきましょう!



25階の椿山荘経営のレストランで昼食のあと 近くの「後楽園庭園」を散策

再会を期してのお開きになりました

珍しくもアルコールなし!

この日 歩いたのは15000歩を超えていました

絵画鑑賞で心の充電 歩いて身体の充電 充電二重奏の有意義な連休になりました

お後は畑の白菜たちが呼んでます


江戸落語 赤堤亭

2012年11月05日 | オヤジのつぶやき


世田谷区豪徳寺 東京山の手です



郊外電車を思わせる東急世田谷線

3日の文化の日 赤堤二丁目町会主催の「第18回 江戸落語 赤堤亭」に出かけました

友人Aさんの紹介でした  会場は 三界寺 日蓮宗のお寺さんです

前回と同様 オジさん三人組はまずは昼食 腹ごしらえ

いつもの”旬魚彩いなだ”



おいしい海鮮丼をさらにおいしくいただくため 朝からなにも食さないオジさんたちでした

これは滅法うまかったですね~

落語を楽しむためアルコールはなし!


この日の出演者は四人

まずは・・・

   

  柳家ほたる (女性かと思いきや)              柳家右太楼

さすが 権太楼さんの弟子です 

前座さんとはいえ たっぷり20分づつの本格的な話芸を楽しませてもらいました

  

      ゲストの春風亭柳好          そして お目当ての柳家権太楼師匠

権太楼師匠には もう少しアップで・・・↓



さらにアップで ↓



この表情が 実に堪りません

穏かな茫洋たる表情と語り口から ときに辛辣な世相批評

聴衆の気持ちをグイグイ引っ張っていきます

大笑いさせていただきました


権太楼師匠の落語会 これだけのメンツを揃えたら入場料5000円が”相場”でしょうね

師匠の知人が町内会の幹部だそうで そのご縁でこの日も”木戸銭500円”

東京山の手で味わった下町情緒たっぷりの「江戸落語 赤堤亭」でした

集まったお客さん200人 落語会終了後もニコニコ顔で余韻に浸りながらの帰路につきました


我々三人は 店内にジャズが奏でる瀟洒な店でビールで乾杯

下町情緒 山の手気分を同時に味わった贅沢な一日になりました

文化の日 万歳!