東京大学 赤門です 本郷通りの銀杏並木が続いています
その赤門前にある法真寺・・・
「樋口一葉 桜木の宿」
明治9年から14年まで 一葉が4歳~9歳まで住んでいました
本郷学校・吉川学校に通い 孟子の四書を読破
さらに 南総里見八犬伝 全98巻106冊を三日で読破したと伝えられる”伝説の家”です
境内の駐車場あたりが旧居跡で 233坪の土地と45坪の家がありました
当時 警視庁に勤務していた父親が28か月分の給料で購入しました
鞠つき 羽根つき 少女たちが好きな遊びは一切なし!
蔵の中で本を読みふけっていたそうです
そのため 極度の近眼になりました
本堂の前にある桜の木 桜木の宿 一葉が命名した所縁の樹木です
作品「ゆく雲」に”腰ごろもの観音さま濡れ仏にておはします 御肩のあたり膝のあたり はらはらと
花散りこぼれて”・・と描かれた仏像 本堂の前に安置されていました
そしてこちらが↓
本堂の裏にある「文京一葉会館」です この史料館は改修中でした
ところで 毎年11月23日の命日には一葉忌が開催されています
ここ 法真寺本堂で法要のほか 一葉にまつわる講演や朗読などが実施されていますが 本堂も改修中のため
今年の会場は「文京シビックセンター」になりました
作品の朗読は女優の幸田弘子さん 解説は佐山氏です 参加します いまから楽しみにしています
※ 樋口一葉が台東区より長く住んだ文京区です 立派な森鴎外記念館を所有する文京区ですが
お寺さんが強くかかわっているためでしょうか 一葉の功績を顕彰する公の施設がありません
なにか いい知恵はないものでしょうか ※