酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

都電 荒川線を見直す

2005年04月30日 | 都電 荒川線を誉める
最盛時 41系統もの路線を誇り

都内を網の目のように縦横に疾走した都営電車

S40年代に惜しまれつつ姿を消していった

いま 唯一残っているのが 荒川線だ

三ノ輪と早稲田間を約50分で走り抜く

ガタゴト走る電車を見るとき

いまの我が身と つい置き換えてしまう

一時は他の仲間と運命を共にして

引退・定年を迎えそうになった荒川線

路線のほとんどが 専用軌道だったことが幸いした

いまや 交通局のドル箱に成長

廃止論者の顔が見たい

人も同じだ

みんな なにかを持っている

その人だけのものを大事にしたい


前身の王子電気鉄道以来 95歳を迎えた荒川線

30歳若い私の「都電を誉める」の序章でした。

(写真は 本拠地 荒川車庫)






全員集合 苗販売

2005年04月30日 | 無農薬野菜作り
みどりの日 晴天 9:00~17:00

直売所で、プロYさんが丹精こめて育てあげた野菜苗の販売を手伝った

日ごろYさんの人柄を慕うボランティアの面々

国会で速記記者の経験を持つKさん
                                            
Y政省をやめプロの農民になったIさん

このブログの若き師匠H夫妻

畑の第2の師匠 職場の後輩T夫妻                                            
定年退職 都心から引越し野菜作りをはじめる元公務員のEさん夫妻

暑い日ざしのなか 1日売り子に徹した

うれしかったのは 苗に水をやる私を見たお客さんが連れの父親に

「わからなかったら このプロの人に聞けばいいよ 父さん」

!!

内心 大驚喜!

格好だけでもそれらしくなってきたか

久しぶりにいっしょに来た家内に聞かせたいこのお言葉

プロらしい態度を装いながら その場をそっと離れていく


なす すいか かぼちゃ とまと きゅうり ピーマン ししとう等 

3000鉢が売れた

Yさん夫妻の笑顔が1日の疲れを吹き飛ばす


つくづく人間関係は面白いと思う

師匠Yさん 人のことは言えないが 年下の多少のへんくつオヤジだ

私の人生でいなかったタイプ

初めのころはカチンとくることが多々あった

8年続いたのは へんくつながら 彼の人柄に魅かれたからだ

野菜つくりの情熱 知識に対する絶対の自負心 人の価値観を率直に認める柔軟性

言葉は巧みでない しかし 説得力がある

いばっていても 奥さんに頭があがらないところも好感がもてる

今日のボランティアもそんなYさん夫妻に惚れたにちがいない


人の魅力について 改めて考えさせられた1日になりました






「ほめる」コミュニケーション

2005年04月28日 | コミュニケーション
K市に住む娘夫婦

二人の子持ちだ

亭主が1週間の出張

久しぶりに家内と訪問した

孫娘は小4

孫息子(?)は年長さん

年配の男性歌手が「孫の歌」をヒットさせたときは笑ってしまった

なんというジジ馬鹿

なんというデレデレ

もっと威厳をしめせ!

しかし いま 感慨を新たにしている

自分だけだろうが 60歳過ぎると人間、進歩がなくなるようだ

それに引き換え 子どもの変わりようには目を見張る

この間までピーピー母親にくっついてばかりのぼうずが

今日は自分の靴だけでなく ねえちゃんの靴まで洗剤をつけて 洗っていた

母親に事情を聞くと なにしろよくほめてやるそうだ

豚もおだてりゃ木に登る おだてはいい感じでないが ほめることで靴を洗う

そういえば 最近いや、ず~とこのかた 人にほめられたことがない

ほめた記憶もうすい

ほめることは 人間成長のための エネルギー リポビタンだ

じ~じが ば~ばが孫にデレデレするのはほめるの変形

照れずにほめる

立派な行為なのだ

「孫の歌」を馬鹿にしてはいけない

この歌をヒントにもっとお互いに良いところを探し出し誉めあおうではないか

60過ぎても 人から誉められればうれしいもの

ブログのコメントがまさにそれだ

60で止まっていた固まりが 溶けて 進歩していくようだ

ほめるコミュニケーションを見直したいものです


てなことを 5人で行った 近くのスーパー銭湯の湯船につかり

したり顔をしながら 思った次第でした

湯疲れ~

 




なす 81個をめざして 

2005年04月27日 | 無農薬野菜作り
畑日和の1日

気温は25度まであがった

ときおり吹く風が心地よい

老骨にムチ打ち 茄子の畝作りに精をだした

平日なので仲間はいない

まったくのマイペースで進めていった


なす苗の畝を30センチまで掘る

約20メートルの長さだ

まず 先日集めておいた枯葉 米袋10杯分を敷き詰める

足で踏み固める

つぎに 牛糞を一輪車で軽めに10杯

そして 土をかぶせる

畑全体が少し坂になっているので これはかなり正直こたえます

しかし 昨年の実績 ひと株平均80個の記録 81をねらうには 避けては通れない道だ

あとは マルチをかけるだけ

5月の連休は家内が久しぶりに”ご出馬”してくださる

野菜人の待ちに待ったシーズンの到来

カープの成績も まぁまぁ頑張っているようだし なによりの励みになります

 

安全とサービス

2005年04月26日 | オヤジのつぶやき
レストランはおいしくて当たり前

店の雰囲気と従業員さんのサービスのいい店に人は集まる

交通機関は安全走行は当たり前

乗り心地よくサービスのいい乗り物に人は集まる

今回の事故

付加価値の追求に走り

安全走行という本来の使命を置き去りにしたとしか考えられない

犠牲者の方々のご冥福を祈るばかりだ




下町 はがき絵

2005年04月26日 | オヤジのつぶやき
細君の趣味その(1)

はがき絵のグループに入って10年

今日から近所の郵便局で展示会だ

なんとかまとまり ここまで続いてきたグループ

ず~と続けていってもらいたい

定年後 顔を合わせる機会が多すぎても困るのだ

そういえば 娘の亭主のおやじさんも 同じことを言っていた

適当なすれちがい

戦後のS20年代のラジオドラマ

「君の名は」がよろしいようです





野菜作りと人作り

2005年04月25日 | コミュニケーション
自治体Mの職員研修講師の1日。

今日の受講者は、4月に採用された新任職員40人の職場OJT担当者35名だった。

若く、希望に燃える新人を生かすも殺すも彼ら、彼女ら中堅職員の指導力ひとつにかかっている。

埼玉県K市では新任教師が教室で自らの命を絶った。

いたましい出来事が生じたばかり。

講師も受ける側も当然シリアスになる。


私にはむつかしい話はできない。                                                                         ただ、言えることは、人材育成は畑の野菜作りと似ているということだ。

これだけは自信をもって言える。野菜の種は種自体が生命力をもっている。

黙っていても成長する力を備えている。

問題は環境。

種の袋の中ではそのままの種で終わってしまう。

袋から取り出し、土に撒く。

土も肥料がなくてはダメ。

夏には雑草の除去。

追肥。

水をやる。

これが人間でいえば職場環境の整備だ。

それで新人という大事な種が育っていく。

新任指導担当者だけでなく、組織全体で原石をダイヤモンドに化けさせるよう

適切な環境作りをお願いした。

”けなすより まずほめる” ブログの友人 caap1992さんの言うとおりです。



(写真は昨年9月11日に種を路地撒きしたたまねぎです。細いながら懸命に生きてます) 








広島カープを誉める

根津権現の黒いつつじ

2005年04月24日 | オヤジのつぶやき
く~ろゆり~わぁ~恋の花~

往年の歌手 織井茂子が一世を風靡した名曲だ。

今 つつじで賑わう根津神社に、めずらしい黒いつつじが、ひっそりと遠慮深く咲いている。

目立たないけど、毎年がんばって花を咲かせる黒つつじに乾杯だ。


自転車で汗をかいたお駄賃か。

今日はもうひとつ珍種発見。

その名を「老いのめざめ」とあった。

そばをすれちがった品のいい70代女性が思わず

「あら、いいわね」ニッコリしていた。

同感!

残りの人生、目薬さしつつ目覚めていこう!



ば~ちゃんの原宿を歩く

2005年04月23日 | オヤジのつぶやき
職場のOB会のあと

巣鴨高岩寺(とげぬき地蔵)へ寄り道した

知る人ぞ知る”おば~ちゃんの原宿”

地蔵通り商店街は780メートル 190店舗

とりどりの衣料品屋 薬屋 和菓子屋 せともの屋が並ぶ

4の日の縁日でないのでまぁまぁの人出

それでも商店街一体が茶色に染まっていた

おばあさんのグループが圧倒的に多い

男は少ない

その比率 1対9か

ましてや 男性同士は皆無

男は何処いった

とにかくばぁちゃんは元気だ

1990円のモンスラが飛ぶように売れる(モンペ風スラックス)

漢方薬屋は列をなしていた


一方、今日の職場OB会

44名が集まった 42人が男性


巣鴨と比べてなんだかエネルギーがない

現役のときの迸る爆発力はどうした

91歳・83歳の先輩が一番いきがよかった


高齢前期の我々はもうひと踏ん張り、ば~ちゃんから生きる秘訣の教えを請わなければいけない

あ、先生はうちにもいたか ひとり。