酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

歳末・・ 新旧婚二組との出会い

2008年12月29日 | コミュニケーション
熱々の新婚さんが上京してきました

結婚生活10ヶ月 ホヤホヤ 湯気の立つ 神戸のHさん夫妻でした

生粋の関西人でありながら 東京の下町が大好きなご夫妻です

知り合ったきっかけは数年前の研修でした

この日の待ち合わせは上野広小路・・  アメ横の雑踏に歓声をあげ 大統領を横目で眺め 西郷さんの銅像前で記念撮影・・

彰義隊の墓にも 手を合わせてきましたよ


昭和二年 わが国初の地下鉄が開通しました

その記念すべき 上野~浅草間の銀座線

ふたつ目 田原町で降りれば そこは 地上からお好み焼きのにおい漂う「浅草」でした



雷門から仲見世へ・・

観音様へのお参りも済ませて やってきたのが例のところでした

そーです

神谷バー  夫のHさんとは昨年6月に同じ場所で一杯やっています

新妻のT子さんにとっては 初めての場所でした

すっかり気に入っていただきました



名物 電気ブラン 串カツの味はいかがだったでしょうか

翌日からは 深川 月島 佃島など 下町の真髄を極めるべく探索を続けるそうです


そして 新婚さんのHさんたちとお会いした前夜・・・

もう一組のHさんご夫妻とお会いしています



こちらは旧婚であっても 気分は永遠に新婚気分の「畑がついてるアパート」の
オーナー夫妻です

初めての酒席でしたが コミュニケーションとは素晴らしいものですね

ご主人とオジさんの生い立ちには びっくりするような共通点がありました

話す・聞く・・大事なことです

お互いに より身近に感じられる間柄になりましたよ

明るいT子夫人を間に 楽しい時間を過させていただきました


新婚さんと 旧婚さん・・使用前と使用後のような二組のご夫婦です

新婚のHさんへ・・

どうぞ ふたりで力を合わせて「旧婚Hさん」を目指してください

同じ旧婚(44年に突入)のオジさんも下町から応援しています


< おまけ >



ピンボケですが 西郷さん前の新妻と旧夫です

新夫撮影です


嬉しいプレゼント

2008年12月24日 | コミュニケーション
今日はクリスマスイブ・・

こどもたちも成長して 我が家ではトンと縁が遠くなりました

離れて暮らしている孫たちには 正月にお年玉と一緒のプレゼントが慣行になりました

そんなじじばば世帯の我が家に 素敵なプレゼントが舞い込みましたよ



そうです 「手作り布草履」です

ブログ友のば~ばさんからの贈り物です

ば~ばさんは山形県酒田市で生き生きと人生を楽しんでいらっしゃいます

18日に六番目のお孫さん(女の子)が誕生されました


誕生祝に 布草履プレゼントの企画をされたのです

早速応募しましたよ

なぜか「当選」のお知らせをいただきました

そして昨日 北の国からやってきました


「鼻緒をどれにするかを考えるのが一番の楽しみ・・」

はじめて 電話で伺ったば~ばさんの声です

顔写真どおりの可愛い明るい声をされていました


今日退院のお孫さん

いまごろは みなさんに抱かれ笑顔と歓声に包まれていることでしょう

ば~ばさん おめでとうございます

そして ありがとうございました


 蟹工船 

2008年12月23日 | オヤジのつぶやき
小林多喜二の蟹工船がブームになっています

作者没後75周年の今年 それまでの年間5000冊の売れ行きだった本が 一気に5万冊を越えたそうです

私も その昔 山村聡の映画を見たり 小説も一度は読みました

しかし 最近はすっかり忘れかけていた蟹工船でした

それが 突如蘇ったのです  日比谷の忘年会で・・

素敵な蟹工船でした

蟹の旨かったこと・・


残念だったのは 山形牛を食べ損なったことです  呑みすぎか


その代わりといってはなんですが・・



最近の「野菜工船」の収穫です


?小僧頼み!

2008年12月19日 | オヤジのつぶやき
この日 自転車で出かけたのが まずはJR南千住駅近くにある「小塚原回向院」でした

もともと この一帯は江戸幕府初期のお仕置き場として知られています

万治年間 幕府は町奉行所を通して 本所回向院に牢死者や刑死者を弔うことを命じました

さらに 寛文七年(1667)に 別院として建てられたのが この小塚原回向院です



回向院は建立以来 刑死者や牢死者の回向 安政二年(1855)の大地震の犠牲者などの回向に務めてきました

開創されてから220年の間に 20万人もの人々が埋葬されたといわれています



その大部分は 重罪者だったといわれ・・・

詐欺・ゆすりの常習者として知られた片岡直次郎 明治初期に毒婦といわれた高橋お伝などの墓は その代表とも言えます


さらには 安政の大獄で刑死した吉田松陰



福井藩士であった 橋本左内



丁重に祀られていました


この日は みなさんのお墓には軽く会釈をして こちらのお方にお願いをしてきました



お! 写真を間違えました  こちらは お伝さんでした

(隣は 腕の喜三郎  侠客ですね)

こちらでもよかったかな


しかし 初心貫徹です  源達信士に深々と頭を下げました



俗名 鼠小僧次郎吉です

江戸時代の大盗賊ですね 義賊として江戸時代から人気がありました

両国の回向院にある次郎吉の墓は 縁起をかつぐ受験生が石を削ってお守りにしてるようです

孫娘の中学受験は 今春無事に済みました

では なぜこの時期にお願いにきたのでしょうか 


12月19日です  そーなんです 最終日です

テレビで 西田敏行さんが叫んでいました



そこで お金に縁の深い次郎吉氏に お願いをしてきました

少しでも夢が叶えられたら 小塚原回向院は大ブームになるでしょうね



子年の最後に 鼠にお願い・・

大晦日まで しばしの夢を見させていただきましょう


畑がついてる  エコアパート

2008年12月16日 | コミュニケーション


東京 足立区に誕生したアパート 花園荘・・

一見 変哲もない木造のアパートです



しかし 近づいてよくよく見ると・・・



四世帯全て 玄関前の畑で野菜作りを楽しんでいました

青い容器は ワイン樽を改良した雨水タンクです



そうです  ここが昨年オープンした ”環境にやさしい地球を冷やすワザいっぱい”の「畑がついてるエコアパート」です (自然食通信社刊)

玄関は南側 畑の脇を通って家に出入りします

内装は ほとんど自然素材をつかっていました

床や天井の杉 階段の桧 構造材の梁 柱は全て東京で採れた木材です



ほかにも 太陽熱の利用 風の道の設置等の工夫によって 快適な生活が保証されていました

入居募集早々に 希望者が殺到した花園荘

快適空間の詳細は 私のブログの師匠平田さんの著書に譲ります


私が感動したのが アパートのこの一角でした



昔の下町にあった「井戸端」が見事に復活しました

”隣はなにをする人ぞ”ではないんですね~

住人同士 また 来訪者が気楽に利用できる「対面コミュニケーション」の場がありました

現代が 過去に置き去りにしつつある「お喋りの場所」です

隣人同士の垣根 心の垣根までも取り払ったアイディアに脱帽しました



我がエスティマの紹介者 平田さんの父上です

太っ腹で 息子に絶大な信頼を寄せていました (著書を読んでいただくとわかります)



平田さんと 愛妻のR子さん  モカママです (モカは愛犬)



肝っ玉カーチャンのT子さんです
 

来春 家族がひとり増える平田家の方々とプロジェクトの仲間たち・・・

マスコミの取材が多くなってきました

1月5日の日経新聞で エコアパートが紹介されるそうです


そして・・



「渋い家がついてる畑」でご満悦のオジさん



ブログ友の清遊人さん  高速に乗って二時間以上かけての初参加です

この日の畑サミットは お酒一滴もなし  月末に大統領??

畑の師匠Yさんを交えての「日本の農業」について語り合いました


今週は ふたりの師匠との出会いもありました



冬至も間近ですね  影が長くなってきました

今年も 数多くのいい出会いがありました

来年は どのような方々と会えるのでしょうか

収穫したカブの味噌汁飲みながら 笑顔が浮かぶ 最近のオヤジな私でございます 


名古屋の 楽しい仲間たち・・・

2008年12月13日 | コミュニケーション
11月末の 大統領です

名古屋から 好漢Nさんが上京しました

息子さんの家に来られたのです

早速大統領! それ行け大統領! 飲むぞ大統領!



実は 彼は時々上京すると 秘かに下町散策をしていたようです

巣鴨とげ抜き地蔵 浅草演芸場・・

そして ここ大統領にも 既にひとりで訪れていたとのことでした

名古屋の「落ち葉事件」以来の再会でした

スキーの名手のNさんです  12月の名古屋での会合は都合がつかないらしく そのためこの夜は「二回分」の摂酒量となりました

翌日は奥さんと 月島 佃島めぐりをしたほどの「名古屋の下町通人間」Nさんでした


そして 12月のこの日・・



前夜の雨もすっかりあがり 暖かい太陽が名古屋の朝を やさしく照らしておりました

まさに 研修日和ですね

24名の受講者の方々は 圧倒的に中日ドラゴンズのファンでした

こういうときには 実に助かります

東京からやってきて Gファンでは研修の成果に響きますからね

「私は カープファンです! 念のため!」

名古屋研修では 講師の開口一番定番の決めセリフです

全員の表情が 穏やかになるのがわかります


第一日が無事に終了しました

この夜 9日のニュースステーションをご覧になったでしょうか

ホテルのテレビです  なんという幸運! 運の良さ!



広島球場の特集番組だったのです



球場建設の年に産まれた 名手高橋慶彦選手



名古屋でカープのテレビ番組を見られるとは・・

実に縁起のよい 前途が開かれたような気がいたしました

二日目の研修も 無事に終了することが出来ました


そして その勢いを乗せて開かれたのがこちらです

お馴染み Oさん達のご尽力で開催されました



名古屋駅 太閤口にある焼酎のおいしい店「くろ○」です

かの 落ち葉事件の渦中にあった六名に加えて 総勢九名の面々が集まりました

大統領でお会いしたNさんも 都合をつけての参加です

新しいメンバーのお三方も楽しい方々でした

昨年 一昨年の受講者の方からの嬉しい「ラブレター」をいただいたり 飲んだり 食べたり 大笑いもした充実の名古屋の夜でした


落ち葉ですか

はい 心配しましたが 名古屋駅構内の現場にも「落ち葉事件記念碑」は建立されておらず なにか ホッとするような感じがいたしました 


しかし よくよく見るとこの表情 落ち葉を警戒してるようにも見えますね



みなさん またお会いしましょう

目配り 気配り 思いやり・・・

人間関係の輪は どこまでも広がっていきます


のほほん のんびり  水元公園

2008年12月07日 | オヤジのつぶやき
12月3日 久し振りにやってきた 水元公園・八潮公園です

水元公園は葛飾区 八潮公園は 埼玉県八潮市に属します

ふたつの公園は 都県境にまたがっています



今年初めて目にした”実物”の紅葉でした



水元のシンボル 水元大橋・・・平日でも 中高年男女の多い公園でした




そして 人も・・



鳥たちも スコブルつきの のんびりさを発揮していました

この お母さんはといえば・・



スーパーでの お買い物の帰りでしょうか

自転車の籠に ネギを突っ込んだまんま 釣りに興じていました

「釣れますか?」「まぁまぁね 暇だからね・・」 下町のほほんカーチャンの面目躍如のオコトバでした


野鳥の観察場所に目を転ずれば・・



望遠レンズが どっしり構えておりました



聞けば 待つこと三時間  一度もシャッターチャンスがないとのこと

「ま 鳥たちにも都合があるんだろうね 帰ろうとすると やってくるんだよ  駆け引きもあるね」

のんびりの極致ですね~ 嬉しくなったオジさんのオコトバでした



せかせかしてない証拠でしょう

樹木たちも 天に向かって健やかに育っておりました



八潮公園・・



そして 水元公園



春には サクラ通りにもなります



すっかりリフレッシュできた三時間でした

世間は師走に向かっています  セカセカしないと出遅れた感じになってしまいます

セカセカの逆流をゆく のほほんおっとり人生

ときには こんな贅沢な時間も必要ですね

最近 とみに のんびり生き方になってきた 酒と畑に戯れるオヤジな私でございます


助っ人 E 嬢の登場!

2008年12月03日 | 無農薬野菜作り
12月1日の畑です

絶好の好天気に恵まれました

9月に蒔いた玉葱の苗が 大きく育ってくれました

先輩のキャベツの脇に移植です



これからの 霜・雪に耐えて 甘い玉葱になってくれることでしょう

そして こちらは・・・



緑も鮮やかな 大根・蕪・白菜たちです

先日の大雨で 土が軟らかく 大根抜きが楽でした


そして こちらは・・



土の塊ではありませんよ




今年はじめて収穫された 師匠Yさん作の里芋です

この芋の味の良さは 言葉では言い尽くせません

口の中で 溶ろけるような食感ですね~


そして この日 私の「畑の歴史」の中で 特筆すべき出来事がありました

愛車 テラノ君に変わって「畑三代目の助っ人」が登場しました

君の名は?



「はい エスティマと申します よろしくね・・」

中高年のE嬢です  早速 大根・白菜を積み込みました

彼女にとっては 初めての荷物だったでしょうね


都会派の彼女 一日で農家の一員になってくれました


* このエスティマは ブログの師匠Hさんの父上が 媒酌人を務めていただいたものです *


待って耐えた 下町散策

2008年12月01日 | コミュニケーション
11月29日は 鳳神社の三の酉でした

昔から 三の酉の年は火事が多いといわれてきました

何故でしょうか 最後にお答えしましょう


それはさておき この日はかねてからの約束で ブログ友の東京老人さんと一緒でした

2時半に三ノ輪駅で待ち合わせ・・

まずは 歴史で名高い「浄閑寺」へ行きました



浅草を愛してやまなかった 永井荷風の文学碑です



新吉原総霊塔・・



安政二年の大地震 多くの遊女がこの寺に葬られたことから「投げ込み寺」の異名がつけられました


私の永年に渡っての”お酉さま歴”でも これほどの混雑 待ち時間はありませんでしたね

東京老人さんも びっくりされていました

不景気風が 多くの人を集めたのでしょうか




それでも 大きな熊手の売れ行きはまずまずのようで 店のあちらこちらで 景気のいい三さん七拍子の手合わせが・・



ミニ熊手の売れ行きも上々のようでした


本日のメインイベント 土手の伊勢屋の開店の五時までは まだしばし間がありました

そこで出かけたのが 樋口一葉記念館です  (このころダイアナ・シールズさんが 娘さんと神社に到着?)



普段の数倍の入場者です  酉の市の帰りなのでしょう

ほとんどが 中高年男女でした



一葉の愛用品です

じっくり見たかったのですが 時間が気になります

現在の「吉原」を 足早に横断して大門に向かいました


お~!



四時半で この盛況!

五時の開店前に 三十人は並んでいましたね

椅子は四人分です  結局一時間十五分は立っていました

ま その間 前列の「下町中高年男女」三人組との昔話も楽しいものでした


やっとテーブルについたのが 六時頃だったでしょうか



若旦那?が懸命に天婦羅を揚げていますね

そして 出てきたのが・・・



目も眩むばかりの 天丼イロハの「ロ」です

穴子の素晴らしさ

長時間待った疲れも吹き飛びました


食通の東京老人さんにも満足していただいた伊勢屋の天丼でした

それにしても 歩くよりも 待つ時間の長い 耐えた下町散策でした

東京老人さん またお会いしましょう


(お答えです)

三の酉は なぜ火事が多いのか?

江戸時代の かみさんたちの知恵でした

夫たちが お酉さんの帰りに立ち寄る新吉原です

月に 二度までは目をつむりますが 三度では多すぎる・・

「おまいさん 三の酉の年は火事が多いんだとさ 家においで・・」

おあとがよろしいようで