「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

ここ1週間ほどの活動報告

2011年06月08日 | 議員活動
 5月31日(火)、議会全員協議会。村長報告では、この2か月くらいの村長の日々の動きを報告いただく。ほぼ毎日のように、どこかで会議があったり、イベントがあったり、村長さんは忙しいんだなあと改めて感心する。
 6月2日(木)、南アルプス大鹿登山口開山式。あいにくの雨で、鹿塩地区館で安全祈願神事等が行われる。保育所の子どもたちのアトラクションがかわいらしかった。その後、お葬式に出て、夜は急きょリニアについて少人数でのミーティング。何せ整備計画決定されてから、どんどん動き始めているので、今後の取り組みについて話し合う。
 6月3日(金)、15日から始まる議会での一般質問に関して、お互い重複しないように打ち合わせ。
 6月6日(月)、一般質問の要旨を提出。一つはリニアのことにしたけれども、情勢がどう変化しているか分からない中で、1週間以上も前に出さなくてはいけないので、質問の仕方に悩んでしまった。
 6月7日(火)、午前中は議会運営委員会。定例会議の日程を決定。午後は飯伊地区・林活議連(森林・林業・林産業活性化議員連盟)の総会および研修会で、林業をめぐる情勢のお話をお聞きする。木材産業の低迷の中、県内でも製材用の生産量が減って、安い合板用の生産量が増えているので、生産額としては落ちているとか、切り捨て間伐から搬出間伐が求められるようになってきたので、そのためには路網の整備が必要だとか、戦後、造林した木が利用時期に来ているので、利用の促進を図らなければいけないなどといったお話。「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」というのがあるそうで、長野県内でも低層の公共建築物については原則木造、木造化が困難な建築物についても、可能な限り木材を使う、木材は原則として県産材とするという方針が定められているのだそうだ。それを聞いて、先日、田中優さんの講演でお聞きした、仮設でない復興住宅のお話を思い出した。大鹿のIターンの友人たちは結構地元産カラマツを使ってログハウスを建てているけど、うちは北米産材を使ったツーバイフォーで針葉樹の合版に囲まれている。日本はこれだけ木材資源があるのに、それを生かせずにここまで森が荒廃してきた流れは、変わっていくしかない。Iターンの友人たちの中には森林組合で仕事をしている人が何人もいる。大鹿村で仕事を考えたときにも林業はとても大事なので、しっかり勉強しなくては。
 帰宅後、夜のニュースで、JR東海がリニア中央新幹線の長野県以外の中間駅案を発表したとのことで、早速、JR東海のホームページをチェック。計画段階環境配慮書を全部印刷して、関係ありそうなところを拾い読み。これについては後日改めて書きます。
 
 

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