「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

オリンピックナショナルパーク

2007年08月30日 | その他
 結局、目的地のポートタウンゼントに着いたのは夜。こちらは樺太なみの高緯度な上に、サマータイムで、8時過ぎまで明るいものの、ダウンタウンで夕食を食べて、宿泊する家にたどり着いたときはもちろん真っ暗で(満天の星空)、飛行機内でよく寝られなかったせいもあって、すぐにダウン。
 翌朝起きると、庭先に鹿がうろうろ(うちと変わらない?!)。森の中に家が間隔を置いて並んでいて、何か別荘地のような雰囲気のところだった。
 ここまで来たら、氷河に覆われた山を見たいという夫のたっての希望で(でも、マウントレーニアはこちらからは遠いので)、今日はオリンピックナショナルパークへ。ここは奈良県と同じくらいの広さを持つ広大な国立公園で、氷河に覆われたオリンピック山脈のほか、西部にはレインフォレストも広がり、世界遺産にも登録されている。時間があれば、ゆっくり滞在してあちこち歩き回りたいようなところだけど、今回は日帰り。インターネットで天気がいいのを確認してから、車でハリケーンリッジの展望台まで行くと、写真のような山々の大パノラマが目の前に広がる。一番高いのが標高2428mのオリンパス山。高さこそ南アルプスよりずっと低いけど、さすが北緯48℃。しっかりglacierも見られて、大満足。この展望台からちょっと離れたところに行くと、今度はファンデフカ海峡の向こうにカナダのバンクーバー島も見える。日ごろ山に囲まれた空の狭い景色ばかり見ている私にとっては、この雄大な景観はすごく感激だった。
 帰り道は、砂嘴(Dungeness Spit)を見に海に立ち寄る。ここは自然保護区になっていて、駐車場から気持ちのいい針葉樹の林の中を少し歩いて海岸に出るのだけど、途中でシマリスが横切ったり、カメラを構えている人がいたと思ったら、dearがいたそうだ。
 道路脇にところどころ「Elk Xing」という看板があったけど、残念ながら横切ってはくれなかった。Elkも見てみたかったな。
 

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