「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

タヌキ? ムジナ?

2005年07月07日 | 田舎暮らし
 今朝、草ぼーぼーになっている庭先に濃い灰色っぽい色をした動物がいた。タヌキにしては黒っぽいし、尻尾もそんなふさふさじゃない。ハクビシンみたいに鼻先は白くない。それにけっこう大きい。あんな動物は見たことがない。ひっくり返った鶏小屋の周りをぐるぐる回って、それから軒先に置いてあった米ぬかの入ったビニール袋をくわえていって、袋を破いて食べたりしている。私と子供たちがガラス窓越しにずっと見ているのだけど、すぐに逃げもせず、しばらくうろうろしていた。一体何だったんだろう?
 その後、子供を送っていく道中には、カモシカを見た。鹿は嫌になるほど、よく見るけど、カモシカをこんな人里で見るのは珍しいかな。キジか山鳥のメスと思われる鳥も道路端にいた。これは全然珍しくない。親子連れで道路を横断するのに会うこともある。先日の無線では、今年もまたクマが出没しているとのこと(ここらでは、クマはミツバチを飼っているところによく来るらしい)。
 畑は鹿除けに網を回してあるが、低いところからジャンプして侵入したようすで、ナスと菜豆とブロッコリーの葉っぱを一部食べられていた。わざわざ網の中に入らなくても、今は幾らでも食べる物があるのに。
 人口が減って、かつて畑だったところが植林されたり、草ぼーぼーの遊休農地になったりしていることも、家のすぐ近くまで平気で動物が現れる原因になっているのだろうな。 

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