「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

一般質問

2012年03月09日 | 議員活動
 昨日から3月定例会が開会。議長が病気で欠席されていて、代わりに副議長が議長を務めている。昨日は村長あいさつの後、一日がかりで議案説明と質疑。二日目の今日は一般質問だった。今回の質問者は4名。毎回良い質問をされる熊谷議員が議長役のため、今回はお休み。東村議員が小渋橋近辺の整備と活用について、北島議員が高齢化に伴い大鹿の水田農業をどう支えていくか、小沢議員が空家、遊休農地の活用について。私の一般質問の通告書の内容は次のとおりです。

1.自治会担当職員の活用について
 現在、各自治会に役場の担当職員が配置されているが、どのような活動をされているか。担当職員には各自治会と行政との連携の役割が期待されていると思うが、これは自治体側からの要望に応じて動く形になっていて、現状は要望が上がってこないために、あまり活動できていない状況だと伺っている。待ちの姿勢ではなく、例えば、にこにこ集会のような自治会の集まりに担当職員も出席するなどして、地域の課題を一緒に話をする中で把握することによって、集落ぐるみのより実効的な対策を共に考えることができると思うが、いかがお考えか。

2.大鹿村のレッドデータブックについて
 このたび策定された生物多様性ながの県戦略では、県民総参加で長野県の生物多様性調査に取り組むとされ、県レッドデータブックの改訂が計画されている。そして、可能な限り地域住民の参加を得て情報収集するとされている。一方でリニアの環境アセスの現地調査も行われるこの機会に、村として、村内の自然資源を把握し、その保全に努めるためにも、また村内の自然資源に詳しい人材を育てるためにも、大鹿村のレッドデータブック作成を目指す取り組みを基本計画の施策の中に位置付けてはどうか。

3.再生可能エネルギーの研究について
 原発事故により再生可能エネルギーへの転換がいわれる中、長野県でも一村一自然エネルギー構想が打ち出されている。総合振興計画の中でも、地域再生可能エネルギー施設の研究が掲げられており、村内では小水力や木質バイオマスなどいろいろ考えられると思うが、現在のところ具体的にどのような再生可能エネルギー施設をどのような形で開発していくことをお考えになっているかお伺いしたい。

 大鹿村の議会では一人の持ち時間は20分。今まで質問事項を二つにしてきたけれども、今回三つに増やしてみた。結果的には、自分の中で一つ一つの質問について十分に練れなかったように思う。やっぱり二つまでが妥当かなと思った。

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