「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

ふれあい商品券

2005年06月25日 | 田舎暮らし
 今日は村の商工会による初めての試みである、「ふれあい商品券」の販売があった。1万円で1000円券12枚つづりという、20%お得な商品券で、村内の商店等の活性化のため、村からも予算が出て取り組まれたものらしい。以前に買い物事情で書いたとおり、村内には小さな店しかなく、欲しい物がなかなか手に入らないことが多くて、車のある多くの世帯では、村外の大型店に買い物に出てしまう。生協の共同購入を利用している人も多く、利用されないから、ますます品ぞろえが悪くなって、ますます村外の店に行ってしまうという悪循環にもなっていると思う。今回の商品券は、とにかく「村内で調達できるものは村内で買い物してもらえるように」というのが最大のコンセプトだろう。
 20%のプレミアムのほか、各商店等で、商品券を利用した場合のいろいろな特典が用意されていたり、販売に当たってはスピードくじによる抽選会が行われたりして、何とか、少しでも村の商店を利用してもらいたいという気持ちが伝わってくるような試みだ。人口がどんどん減り続け、先細りの中で、村も自立を選択したし、商工会も元気を出そうじゃないかというところだろうか。
 販売金額は500万円で、一人当たり10万円まで。もし、みんなが10万円買えば、50人でなくなる計算。
 うちもせっかくの試みなので応援したいし、車検やガソリン代にも使えて、実際20%得になるので、しっかり販売開始時間前に行って、並んで購入した。販売開始時間に50人ぐらいはいたかな。もう少し少なかったようにも思うが、少額購入の人もいるし、無事全部売れただろうか。150本用意したスピードくじと景品は余ったんじゃないかな。
 ところで、この抽選会で何と1等を引いてしまった。1等の景品は何かというと扇風機。エアコンではありません。確かに、山の中の村なので、扇風機で十分暑さはしのげる。うちなんて、さらに高いところにあるから、扇風機すらほとんど使ってこなかったが、せっかくもらったから使おうかな。 

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