「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

この間の動きと9月定例会の日程など

2016年09月06日 | 議員活動
 前回のブログを書いた翌8月26日、釜沢地区で開催された県道赤石岳公園線の道路改良説明会で、自治会長、副自治会長が求めた地区外のリニア対策委員のオブザーバー出席が拒まれるという一件があった。Facebookでは一連の記事等をシェアしたものの、ブログにまとめる余裕がなく、村外の方がまとめてくださったりしているので、明日のリニア本体工事の説明会の前にこちらにも記事のリンクなどまとめておきたい。

 出席を拒まれたリニア対策委員自身のブログ記事。
 びっくり!釜沢の道路説明会の現場
JR東海の不当な事業説明会についてプレスリリースしました

 その日はちょうどストップリニア訴訟の弁護団合宿が村内で行われていて、沿線ネットの原告団長や事務局の皆さんも来ていて、懇親会が行われている最中にそのニュースがもたらされたため、沿線ネットからもいち早く抗議声明が出された。
JR東海の横暴な大鹿村道路工事説明会に抗議する声明
 リニア対策委員によるプレスリリースを受けて、信濃毎日新聞や朝日新聞長野版などにも批判的な記事が掲載された。
「住民理解」への協議揺らぐ 大鹿村釜沢のリニア関連説明会
長野)大鹿のリニア工事説明会、JR東海と地元住民対立

 特に信濃毎日新聞はこの記事の後もJR東海が副自治会長におわびに行ったとか、知事も「対応悪い」と言ったなど記事になっていて、9月3日には社説でもこの問題に言及している。
リニア説明会 住民置き去りはだめだ

 そしてその間、8月24日に説明会が開催された小渋線では、29日に準備工事が始まり、31日には安全祈願式が行われた。
リニア残土運搬、県道改良で安全祈願式 7日に大鹿で本体工事説明会(南信州新聞)


 また、同じ頃、8月25日のリニア対策委員会で大鹿で出る残土の行き先として、松川町生田地区の名前が上がったことについて、松川町長がまだ決まっていないとして困惑という記事が朝日新聞長野版に載った。
長野)JR東海が予定地を明示 松川町は困惑
 (ここでは「困惑」となっているけど、今朝の信濃毎日によれば、松川町長は「非常に強く疑念を抱きすぐに抗議をした」そうだ)

 信濃毎日では9月2日に阿智村の状況なども含めて「残土行方決まらぬまま」「JR東海10月にも着工へ調整」「なし崩し受け入れ住民懸念」といった見出しで大きく記事が載った。

 そうした中での、明日のリニア工事説明会となる。

 9日から始まる大鹿村議会9月定例会には、住民6名の名前で「リニア事業への反対を求める陳情書」が提出されている。これについては特別委員会を設置して全員で協議することになった。

 9月定例会の日程は
 
 9日 10時~ 本会議開会 委員会
 12日 9時~ 一般質問
 12~16日 委員会
 20日 4時~ 本会議