「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

9月定例会終わる

2013年09月18日 | 議員活動
 9月定例会が本日で閉会した。今回は報告3件、議案が12件、発議が2件で、すべて原案どおり可決された。9月議会は決算の認定で、議案第1~6号が24年度の一般会計、特別会計の決算の認定で、議案第7~12号が25年度の補正予算。
 平成24年度の一般会計の歳入額は22億9590万円、歳出は22億5185万円、差引額4405万円で、翌年度へ繰り越すべき財源2410万円を引いた実質収支は1995万円。24年度は普通交付税の算定額が前年度に比べて2億8279万円増額となり、経常一般財源が増え、経常収支比率が前年度より12.9ポイント減の60.3%となった。また、実質公債費比率も地方債残高の減少に伴い公債費が減少したことにより、3.7%減の9.0%となった。特別会計も含めた歳入総額は28億6968万円、歳出総額は28億2157万円、翌年度へ繰り越すべき財源2860万円を引いた実質収支は1951万円。
 補正予算は決算額の確定によるものが主だが、目新しいところで電気自動車の急速充電器を役場駐車場に設置するのに1312万円(次世代自動車充電インフラ整備促進事業交付金が800万円入る)。また、猿の大型捕獲檻を試験的に鹿塩、大河原に各1基設置するのに338万円など。
 発議は森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書と、道州制導入に断固反対する意見書。

 今日は午後から、議会のあり方研究会、全員協議会、本会議とあったが、午前中にリニアの準備書が公表され、みんなの関心は専らそちらに向けられていた。膨大な準備書を今からしっかり読み込まなくては。