「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

参院選の情報あれこれ

2010年07月05日 | 非戦・平和・社会
 今朝はまた参院選の中盤情勢が各紙で発表される。民主党は菅首相に代わって支持率がV字回復して、支持率が落ちないうちにと、重要法案もみんな通さないまま選挙戦に突入したと思ったら、今度は消費税10%を言い出して、またじわじわと支持率が落ちているみたいだ。しかし、それにしても、ほんの一月ちょっと前まであれほど言っていた沖縄の話はどこへ行ったのやらと思ってしまう(そんな中で、池田香代子さんが沖縄の基地問題を考える上に大切なことを頻繁に書き続けてくださっている)。消費税も10%と言い出したものの、支持率が落ちると見るや、超党派で検討までが公約だとか、増税分の還付とか、菅さんの言うことが場当たり的に変わってきて、また民主党内部でも小沢さんが批判したりしているし、連立の国民新党も反対している。民主党単独過半数にはならなそうな予想だし、参院選後、結果によって連立の組み換えなんて話も出ているし、一体どうなるやらと思ってしまうが、とにかく政権交代後の初の選挙だし、いろいろな意味で大事な選挙だと思う。個人的には、沖縄にこだわって連立を離脱した社民党の支持率が低迷したままで、改選議席を維持するのは難しそうなどころか、1議席にとどまるかもなどという厳しい予想もあって、保坂展人さんがどうなるか本当に心配している。特に日ごろ政治不信や無関心であまり選挙に行かない若い人たちに、ぜひ投票という形できちんと意思表示してほしいものだと思ってしまう。

 自分の考えと一番近い政党や候補者を知るには、ボートマッチ(Vote Match)が分かりやすい。いろいろな争点についての考え方を選択していくことで、自分と政党の考え方の一致度を見ることができる。毎日の「えらぼーと」読売の日本版ボートマッチがあって、どちらも結果をツイッターでつぶやけるようにもなっているし、毎日のはブログパーツも作れる(ただし、gooブログでは使えない)。微妙に質問項目に違いがあるので、少し前に両方やってみて、どちらもやっぱりという感じで、一番一致していたのは社民党だった。毎日の方は、政党だけでなくて、候補者一人一人との一致度も見ることができる。どう考えたらいいかよく分からない問題も幾つもあるので、そういうことを知ることもできて、自分の考えを整理するきっかけにもなる。
 また、Googleがつい最近「未来を選ぼう 参院選 2010」を開設した。これはGoogleらしく、候補者の検索ランキングがグラフになっていたり、各候補者ごとに候補者名の検索結果や、ニュース、ブログ、動画、本、関連ツイートなども表示されていて、候補者に関する情報をまとめて調べられるようになっていて分かりやすい。
 
参院選の比例区のシステムは、衆院選の比例とごっちゃになって、どうも分かりにくい。衆院選では政党名を書いたけど、参院選は(政党名でもいいけれども)候補者の個人名を書ける。しかも、名簿順ではなくて、個人名の得票数が多い順なので、むしろ応援したい人の個人名を書くことが大事。同じ名字の人もいるので、フルネームで書かないと、按分されてしまう。