「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

make a better day

2010年02月23日 | 非戦・平和・社会
We Are The World 25 For Haiti - Official Video


 バンクーバー五輪の開会式に合わせて発表された「We are the World 25 for Haiti」を先日ようやくiPodに移して、子どもの送迎の車中でよく聞いているので、頭の中に「We are the world. We are the children.」以下の繰り返し部分が残っている。果たして、今の世の中、「It's true we'll make a better day.」と本当に言えるだろうか。オバマ大統領も鳩山総理も、当初の期待がどんどん幻滅に変わりつつある中、そう自問してみる。いや、でも、結果がなかなか伴わなくても、少しずつでも、みんなbetter dayをつくりたいと思って努力しているには違いないと思い直す。
 オリンピックの開会式で四つの先住民の人たちが歓待のパフォーマンスを繰り広げたのは、きっと先住民の人たちの中には賛否両論あったのだとは思うけれども、少なくともオリンピック史上では初めてのことだし、かつてこの人たちの生存を奪い、文化を破壊してきた歴史を思えば、betterと言えるに違いない。
 ミャンマーの国民民主連盟(NLD)のティン・ウ副議長が解放されたニュースも、まだまだアウンサン・スーチーさんはじめ、多くの人が軟禁されていることを思うと、この国の民主化への道は険しいけれども、少なくともbetterとは思えるニュースだった。実はこのニュースが流れたときは、たまたま仕事でミャンマーの話を聞いているときだったので、すぐ目についた。ミャンマーというと、長井さんが撃たれてカメラを持ったまま倒れている写真がすぐ想起される。話の中で北朝鮮と似ていると言われていたような軍政の国だけれども、何とかbetterになっていってほしいものだと思う。
 ハイチの救援アルバムを購入したせいか、iTunes Storeの「おすすめ」コーナーに、3年前に出されたジョン・レノンのカバー曲を集めたダルフール救援のチャリティーアルバムがあって、そんなのがあったのかと思って、早速購入。そのダルフールで停戦のニュースも、まだ和平交渉の枠組みに合意したという段階で、全体的な解決には時間がかかるのだろうけれども、much betterなニュースだった。