「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

太陽光発電2日目

2009年07月02日 | 太陽光発電
 今朝は雨降りだったけれど、朝起きたときには既にパワーコンディショナは運転を始めていた(といっても、表示は0.0)。その後雨が上がり、午後にはたまに雲の間から薄日が差したりして、夕方には結構晴れてきた。日中、日が差したときには、3kW台の数字も出ていたし(ちなみに、うちで設置したのは210W×18枚=3.78kWのシステム)、夕方、日が傾いてくると、おおむね晴れていても、雲の具合で2kw台になったり、1kW台になったり、とにかく刻々と数字が変わっていた。7時ぐらいまではわずかながら発電していたようだった。
 設置後まる1日ちょっとの今日の夕方までのトータルの発電量は12kW/hになった。そのうち、冷蔵庫やらパソコンやら昼間使った電気を差し引いて、売電した分は10kW/h程度。日照時間が長い夏至に近い時期とはいえ、おおむね曇りベースだったので、まあまあの数字ではないかと思った。

 それにしても、やはり太陽光発電というのは天候にすごく左右されるということが、たった1日だけでも実によく分かった。今日のように天気が変化すると、本当に雲の動きによって、刻々と発電量が変動する。今後、太陽光や風力などの非常に不安定な自然エネルギーの割合が増えると、今の系統連係だと、安定した供給を求められる電力会社としては調整が難しくなったりするのかなと、ちらっと思った。
 今、住宅用のリチウムイオン型の蓄電池の開発が進められているらしいけど、やはり太陽光で昼間作った電気で夜の需要を賄えたら、エネルギー自給という観点からもうれしい。あと、非常時にはパワーコンディショナから直接電気が取れるようになっているのだけれど、落雷、大雪など、停電するような時は天気が悪いのが普通だから、実際問題どれだけ頼れるものか分からない。そんな点でも、太陽光発電とセットになった住宅用蓄電池の開発・普及が待たれるところだなと思った。