「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

読書

2009年05月07日 | 田舎暮らし
 一昨日は久しぶりの雨で、いいお湿りだと思ったけれど、それも3日も続くと、青空が恋しい。朝、雨のやみ間にきれいな鳥の声がして、今日はキビタキを双眼鏡で確認する。
 連休の間には、特に村内の観光ルートになっているわけでもないうちの前の村道も他県ナンバーの車が時々通る。2回ほど、うちの前に車を停めて降りてきて、写真を撮っている人がいた。一組は道端に三脚を据えて、中央アルプスを撮っていた。薄曇りでそんなシャープな写真は撮れそうにない日だったのに。もう一組は、八分咲きぐらいになったうちの前の山桜を撮っていった。その方は道を間違ってうちの方に上ってきて、道を聞かれたので、「この桜は明日になったらピンクに色づくんですよ」とのど元まで出かかったけど、のみ込んだ。
 私はそんな車をとめて写真を撮りたくなるような景色の良いところに住めて幸せだと思っている人間だけど、その方は、こんな高い所に家があって、びっくりしたと言って、「大変でしょう。頑張ってください」と言って去っていった。

 連休の前に母から電話で、インターネットで病院を調べるにはどうしたらいいかと聞かれて、その後どうしたか連絡がなかったので気になっていたけれど、連休の間は子どもが帰省していて、入れ替わりで友人も来たりして、毎日一緒に出掛けていたので、連絡しそびれていた。今日ようやく電話してみたら、父が大腸癌らしい。前にも内視鏡で検査を受けていたのに見落とされていたそうで、明日にも別の病院に行くつもりだと言っていた。幸い転移はしてないらしいとのことだけど、やはり病気が病気だけに心配。母も以前に乳癌を患っているので、その後、母が元気にしていることが父の励みになってくれればいいが・・・。
 そう聞いても、すぐに飛んでいける距離ではないけれど、今日は仕事もないし、雨で畑仕事もできないし、先日送ってもらって斜め読みだけになっていた父の句集でも読み直そう。