おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

はい、チーズ

2017-03-10 10:50:52 | 福島

 朝の散歩の時に、木のてっぺんで群れている野鳥がいた。梢に数羽、寒そうに丸まっているが、高すぎて何の鳥だかわからない。目を凝らしてみると、顔は黒く首のところが黄色に見えるが、朝日を浴びているせいかもしれず、これといった決め手に欠ける。二、三日、そういう日が続いたが、デジカメで撮影し、大きく拡大した結果、どうもアトリの群れらしいのを確認した。自称鳥オジサンは、まだまだ実力不足なのだ。

 野鳥の写真はしばしば撮るが、大体が何の鳥かを確認することが多いので、ピントも甘く他人に見せられるようなものは少ない。綺麗にはっきり撮れるといったら、身近にいて警戒心の少ない見慣れた野鳥ばかりになってしまうのだ。

 シジュウカラは毎日やってきては餌を催促するので、撮ろうと思えばいつでも撮れる。あんまりたくさん撮ったので、最近はシジュウカラがやって来ても眺めて楽しむくらいにしている。

 ただ、見慣れてはいるけれども、一番可愛いと思っているヤマガラは別だ。落ち着きがないヤマガラは、ゆっくり撮影することが難しいので、ベストショットはなかなかものにできない。ピントを合わせるのにモタモタしていると、あっという間に姿を消してしまうのである。ちょっと、ちょっと。

 ヤマガラを狙っていたら、近くに見慣れない鳥がいた。

 写真を撮るからこっちを向いてごらん。おやおや、君は一体何者だい。と思った瞬間、近くの木の枝に止まった。なあんだ、ジョウビタキのメスだったのか。普段正面から見ることが少ないから、全然わからなかったよ。

 すると、オレの彼女にちょっかい出すんじゃねえとオスがやって来た。ナイスなタイミングだ。じゃあ、一枚撮るからそこでポーズを決めてよ。はい、チーズ。

 

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