おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

春を探しに

2017-03-07 11:32:50 | 福島

 昨日、ベニマシコを見かけたので、今朝はカメラを持ってその場所に行ってみることにした。野生の生き物を二日続けて同じ場所で見かけることは珍しいのだが、もしかしたら写真に収めることができるかもしれないと淡い期待を抱き、いつもとは違う散歩コースを歩いた。

 犬たちは、すぐにいつもの散歩コースとは違うと気づき、あちこちの匂いを嗅ぐのに忙しい。いつもは歩きたがらないドリも、いつもはぼんやりとただ歩いてますみたいなトトも、今日は少しだけ覇気がある。人間同様、ジジイになると好奇心が薄くなっていかん。時々まだ若い犬を連れて歩いている人とすれ違うことがあるが、そういった犬は散歩に連れていってもらって楽しくて仕方ないという雰囲気に包まれているのだ。

 肝心のベニマシコは、やはり見かけることはなかった。小さな野鳥の群れを見かけたが、シルエットからすぐにカシラダカだとわかった。昨日はお昼で気温も10度近くあったし、今朝は冷え込んでやっと0度を超える程度では条件が違いすぎたのかもしれない。

 春の野は、未だ緑が少なく殺風景だが、雑木林の根本にあった雪はすっかり溶けてなくなった。道端にはホトケノザが鮮やかな花を咲かせている。

 ベニマシコは発見できなかったが、我が家の裏の空き地に水色の羽が特徴的なオナガが来ていた。ヤマガラは相変わらず時々顔を見せては、地面に落ちたエゴの実を咥えていく。

 

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