来週、近所の人たちと作っている会のために、「はな」をテーマにして絵を描かなければいけない。すでに犬たちをモデルに2枚描いたが、今ひとつピンとこないので、間に合えばもう1枚描こうと試行錯誤している。
できればスプリング・エフェメラルであるカタクリとかニリンソウとか、早春の花をモチーフにしたいが、福島の春は遅く、スプリング・エフェメラルどころか、梅の花でさえ満開まではもう少し時間がかかりそうで、題材が見つからない。仕方がないので、昔撮った写真を使って描けないかと以前のデータを物色したら、使えそうな写真は絵の資料として使ったものばかりだ。
ちょっと描き直してみたいなという絵があったので、今回これを描き直してみることにした。以前描いた絵は、水を張った田んぼのあぜ道で咲いているタンポポとツクシの子がメインだ。
で、今回はタンポポとツクシの子は変わらないが、モチーフの中心はモンシロチョウにしてみた。犬を入れようかと思ったが、それだとスケールが違い過ぎて、画面に収めるのが大変だ。同じ題材でも、生き物が入るか入らないで、画面の動きが全然違ってくる。
次に問題になるのが背景だが、はてさて一体どうしたものか。できれば青空を背景に飛んでいるモンシロチョウにしたいのだが、うまく行くかどうかは描いてみないことにはわからない。