フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

路面電車の窓から 想い出が風の様に おだやかに吹いてくる

2011年07月31日 13時33分01秒 | つぶやき
相変わらず表題の曲が渋いぞ。

ともかく、(携帯派以外の)皆様はお気づきになったと思いますが、今年も長崎旅行に合わせて、携帯のテンプレートを「カステラ」にチェンジしましたよ。「おそらく書くであろう」長崎旅行記まではこのままいきますよ。



2002年、第16回の「夏・長崎から」に初参加して以来、8月6日絡まりで長崎に行くのは今年でちょうど10回目。今回でちょうど、「夏・長崎から」参加が5回、終わってからが5回、になるわけでね。思えば遠くへ来たもんだ。

今年は1泊2日の強行軍ですからね。江山楼に行けるタイミングすらちょっとでもタイミングを間違えれば無理という状況でしてね。帰りはyouさんに会う、って理由で新幹線だし、結構な強行軍。まあ、行くことこそが大事。


「さだまさしの昔の歌を聴くということは、その時の自分の想い出を聴くのと一緒」とは誰かに言われた言葉だけれども、それと同じようにに「8月6日に長崎に行く」というのは、ぬたりにとっては思い出の再生になっていますね。
駅の改札をくぐれば、9年前にここでネット人脈の宿敵(「とも」と読め)と初めて会ったんだったっけなあ、とか、南山手に行けばかつて自分の中であれほどに盛り上がったピーススフィア論争を思い出し(ミュージアムには近づかないけど)、平和公園に行けば初めての長崎来訪に浮かれてた気分に、たった数十年前にこの町が死屍累々であった事実を眼前に突き付け一気に青くさせられたことを思い出す。
長崎だけではなく、さださんに対する姿勢も、かつてはまあそこそこのファンであったものが、今や昔の曲しか聞かず、新作アルバムその他新規商品を全く購入せずに、小説のタイトルにケチをつける(げンきですかー!)、というファンの最風下にしか置けない人物に成り下がっている。

色々なことがあった。色々な物を失ったし、色々な物を得ることができた。

平坦なようで凸凹な、そして凸凹なように見えて平坦な道を歩みながら、1週間後、ぬたりは8月6日の長崎の地に立つ。

はじめて8月6日の長崎に立った自分が思い描いた将来の自分とは遠くかけ離れた、情けないままの自分で。

でも・・・
はじめて8月6日の長崎に立った自分なら、「まあ、しゃーねーか」と苦笑しながら許してくれそうな自分のままで。
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関係各位はくれぐれも上空でコーラの瓶をポイ捨てしないように(意味不明)

2011年07月30日 12時35分25秒 | 日記
先日産経のあまりのアホさをブログのネタにしたら、ネットでもおおむね同じ反応だったようですね。

【未開の地】 群馬県知事がグンマーネタを公認してしまった件(ニュース2ちゃんねる)

にしてもリンク先でもリアル群馬県として紹介される画像は一般の方には確かにインパクトはあるようで。まあ、ぬたりも実際に訪れた際にすげえなあと思ったが。
↓その時の写真。


その時のネタ

冷静に批判するなら「あんな誰も行かないところにどでかい看板立てるなんて、税金の無駄遣いだ」ってことなんだけどもさ。ま、こっちとするとそのおかげで実に絵になるネタを提供してもらったんで、看板設置ありがとう、てなもんだが。

ま、真面目な話をすれば、利根川の源流地域なんか実際シャレにならないくらいの未開の地ですし(危険なので一般の方は八木沢ダムより奥に立ち入ってはいけません。マジで死ぬよ)、今でこそダム工事等の影響で道も整備されたが、ちょっと前の奥多野地域なんて本当に道も狭く交通の便が悪かった。
もちろんこと群馬だけの話じゃなくて、そういう場所は全都道府県あるわけだが。東京都にしてもそうで、少なくとも群馬には都道府県内主要都市から片道25時間半かかる村なんてないし、人口204人の村も存在しない。

いずれにせよ、これからみんなに会うときは「どもー、未開の地の原住民でーす」という枕詞ができたわけで、しかもこの言葉知事公認ですからね。喜んで使わせていただこう。

ああ、ネタ画像の中で一つ突っ込んでおこう。
↓これね




ネタ写真なんだから、実物よりも良くしちゃダメだろ(※)


群馬県内には、現在軽飛行機であっても離着陸可能な滑走路は存在しない。かつては民間の飛行場があったが、すでに閉鎖。この飛行場、滑走路を横切る道路に踏切が設置されているという面白い飛行場だったんだけどね。ぬたりはこの踏切を見に行って、作動も実際に見てます(物好き)
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あ・の・ね・が・ん・ば・れ!

2011年07月29日 19時20分45秒 | ヲタネタ



というわけで、ネタにすると軒並みページビューがダダ減りする「ラブライブ!」ネタの時間ですよ皆の衆(ならやめろや)

ともかくグループ内ユニット最後の一組、「lily white」の「知らないLove*教えてLove」の購入です。右側はおまけのキャラカード。今回は「希っぱい」ですか。愛称の命名理由(ぬたりが付けたわけじゃないよ)はキャラの主に胸部をご覧いただければいいんじゃないかと(おい)

まあ、皆様の「またかよ」という表情も見えたところで、今日はこの辺で。ただまあ、「Printemps」「BiBi」「lily white」のグループ内ユニット3組のシングルを並べてみると、シングル曲及びカップリング曲(6曲)すべて作曲者が違うということに気付きますね。
相変わらず、手をかけるところにはきちんと手をかけてるんだよなあ、この企画。おかげで割と飽きずに聴けますわ。
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そもそも幌車で音質に拘れるわけもない

2011年07月28日 19時34分10秒 | 日記
「カーステレオにAUXもUSBもないならFMトランスミッタで音とばせばいいじゃん」
と先日シャオさんに冷静きわまる指摘を受けてしまったぬたりです、こんにちは。

いや、正直FMトランスミッタという頭はなかった。しかもアマゾンあたりで探してみたら、これが安いのなんの。5千円も出せば相当に良いのが買えるような状況で。便利な世の中になったもんだ。
ただし、ぬたりはどうもFMトランスミッタってのは抵抗があるんだよなあ。
昔々、姉貴の車にFMトランスミッタのCDチェンジャーがついてたんだけれども、音質が最悪だったんですわ。いや、ぬたりがカーステレオの音質にこだわりがあるのかと言われると、そんなもんは微塵もないんだが、いかにもラジオラジオした音質に、「せっかくメディアを持っているのにこれじゃあなあ」と思った記憶が今日そのまま後を引いている格好なのね。今はどうせ技術革新もあって音質も良くなっているんだろうけどもね。もう理屈じゃなくて気分の問題でしかないです。だからこそ逆にそれを覆すのも案外難しいのね。

それにぬたりが車でかけようと思う曲もそれ程ない、という事情もある。シャオさんのように曲数の単位が「千」になるならともかく、音楽趣味が極狭なぬたりはそんなに車に持ち込む曲はない。ま、華ちゃんの曲は何らかの形で全曲(関連曲バージョン違い等合わせるとライブラリに107曲ストックがある)車に持ち込みたいとは思うけど。
以前であればこれにさださんも加わり収拾がつかなくなるところだが、最近さださんの曲との付き合い方は、何気なく特定の曲が聴きたくなって、収録アルバムを部屋でしみじみ聴きながら、当該アルバムの出来に深く頷く、という風に変化しているので、車で聞き流したいとは思わないんだよね。

兎も角華ちゃんの107曲というのはMP3でCD-R焼くのにちょうど良い位のデータ量。幸いにしてMINIのカーステレオはMP3対応だから、音楽CDで複数枚持ち込む手間もない。と言うわけでMP3のCDを焼くべさ、とWindows Media Playerを立ち上げて、ライブラリの作成と整理を行う。

全く言うことを聞かない

ファイル結合やファイル名変更等の動作が一々恐ろしく不安定。まともに使えたもんじゃないレベル。どの位かをゲームで例えると、大昔で「摩訶摩訶」、最近では「四十八(仮)」や「戦極姫」クラスかと(分かる方だけ分かって下さい)
結局は生のファイルをそのままCDにコピーするという単純きわまりない手段で解決。

さて、なんでこんなに動作が不安定なのかなー、とは思ったんだが、邪推は実に簡単。
ぬたりのパソコンはONKYO製。言うまでも無くONKYOは元々オーディオメーカーである。そのためかONKYOパソコンには独自の「PureSpace MUSIC」という音楽管理ソフトがバンドルされている。
大人しくこれ使えってことなんだろうなあ。
実際使ってみたら(MP3の「再生」は可能)、恐ろしいまでの動作安定感。こういうとこでしっかり囲い込みをしてるのかなあ、各メーカーさんは。

ところでこんな騒ぎをすることから分かると思うが、ぬたりは普段の音楽ファイル管理にWindows Media Playerは使っていない。ウォークマンを持っている関係上、ソニーの「xアプリ」(ATRAC)で行っている。今回、CDに焼く曲だけ新たにMP3で取り込みなおしたわけね。xアプリというソフトもウォークマンと連動させる事に関しては無茶苦茶使いやすいんだけど、他社との互換なんか歯牙にもかけないソニーの漢っぷり炸裂なソフトなのよね。
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年中行事であります

2011年07月27日 19時35分38秒 | ヲタネタ
【ラブライブ】μ’s 3rdシングル「夏色えがおで1,2,Jump!」 ショートサイズPV
お好きな方でドゾー。内容はほぼ一緒。
↓youtube


↓ニコニコ動画


yazawa先輩パネェっす・・・。

ヲタ趣味の無い閲覧者の白い目なんか知ったことか(失恋を経験して何か嫌な方向に吹っ切れた模様)
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新聞社に身銭を落とさずにタダで記事が読める今の世の中は素晴らしいね

2011年07月26日 19時18分21秒 | つぶやき
「群馬は未開の地」大沢知事、ネット番組で肯定
(↑リンク先はヤフー。つーか産経のトップページで検索かけてもヒットしないんだが?)

この発言のどこに問題があるのかわからんな。ま、産経だし。

いずれにせよこの発言に反発する県民は「群馬はもう発展する余地のない素晴らしい県だ」って思ってるってことでしょ。そういう人とは積極的にお付き合いしたいとは思わないな。
また先日愛人問題が発覚した時に、県庁にダンナをほっぽりだして押し掛けた「ただの主婦」(と言いながら先日の知事選では先頭切って対抗馬を支持していた)あたりとかがどーせまた出しゃばって来るんじゃないかと。まあ、アンタがかついでいた某候補は「ブランド力最下位からの脱出」とかを公約に掲げてて、群馬が日本一の未開の地であることを暗に認めていたんだがな。

にしても一時期ネットでちょっと話題になった件の「県庁前」とかの画像を、群馬県民ぬたりは「センス良いなあ」と思って見てましたが。だって、群馬ってチョイスが絶妙じゃんか。
たとえばあの画像を「マンハッタン」と打ったらどうだろうか? 多分みんなポカンだろう。
たとえばあの画像を「シベリア」と打ったらどうだろうか? 多分みんな納得して終わるだろう。
あの画像に打つには「未開であってはならないけど、かつ発展していてもならない」という微妙な場所が必要な訳。その点、下手に東京に近いくせにそれほど都市化されてない群馬はうってつけと言える。だから「センス良いなあ」と感心したわけ。腹を立てるようなネタじゃねーもん。実際田舎なんだから。

「どこにでもあるようで、実は中途半端でどこにもない田舎」。これが沼田市上発地を評しての水曜どうでしょうディレクター二人の意見。だからブランド力最下位なんか別にかまわないしある程度は未開であることこそ魅力、というのが持論のぬたりにとっては、この発言は問題でもなんでもない。むしろ当たり前の発言で、怒ってるようなら「ケツの穴の小さい知事だ」と軽蔑して終わるくらいなんだけどね。


ま、ソースはレベルが低くて評判の産経だしー。どおでもいいですよ。きっと産経の言いたいことは「愛人なんか作った奴は引きずりおろしてやりたい」って感じなんでしょ。

ケツの穴の小さい新聞だ。
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ぬたりが物を知らないだけで、もう知られた話なのかしら?

2011年07月25日 19時48分46秒 | 日記
買った時から気付いてはいたんだが、新しい相棒、ミニコンバーチブルのカーステレオはAUXもiPodも対応していないただのCDプレーヤーである。
カローラの時代はウォークマンをステレオにAUX端子でつないでいたんだが、これからはそうもいかず、とりあえずネットで「ミニの純正ステレオはMP3対応」という字を見つけて(つーかマニュアルにその手の情報が載っていない、ってのはどんなもんだゴルァ)家電量販店にCD-Rを買いに走る。
ちょうど安売りしてた30枚組CD-Rを購入し、その他に買うものはなんかないかと探していたら、照明コーナーでその看板を見つけた。

「パナソニックの白熱電球は2012年3月で生産中止です」

そうなの!?

家に帰ってきて調べてみてびっくり。パナソニックは、とかいう前に、他の会社はすでに生産をやめており、今や日本国内メーカーではパナソニックくらいしか白熱電球を生産していない状況。最近店頭ではパナソニックしか見かけなかったが、そういうことだったのね。そのパナソニックにしても、今現在ホームページに白熱電球の記載がないという状況。
要はエコの流れで効率の悪い白熱電球はやめて、電球型蛍光灯やLED電球を使え、とこういうお達しが「お上」から各メーカーにあったみたい。

ま、確かに正直な話、白熱電球がなくなったとしても、金があるなら(スイッチつけてすぐ点灯しなきゃ嫌なら)LED、金とこだわりが無いなら電球型蛍光灯を買えば概ね何とかなるわけでね。使用頻度が高い割に、じゃあなくなったらすごく困るか、というとそうでもないんだよね。だから、この一点を持って過剰な反応をするのはおかしいと思う。ちゃんと代替手段は用意されてるわけだしね。

ま、ここまでは大前提の話。で、ぬたりはどうかと言うと、基本的に個人でするエコに懐疑的なのと(何かというと必要以上に迫られるのと、した人間はしてない人間を見下す、みたいな感覚が鼻について嫌だ)、白熱電球の感覚(灯りの具合&値段)が好きなので、とりあえず、ある程度の数を買いだめしておこうかと思う次第。
何しろぬたりのアパートは、部屋(パソ部屋、寝室、台所)以外の照明(水回り&廊下玄関)はすべていまだに白熱電球なもんでね。
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百数十万の借金の前には、2万数千円の物欲など塵芥の如し

2011年07月24日 14時54分43秒 | 物欲


というわけでデジカメの衝動買いでございます。機種はキャノンのパワーショットG11。一応パワーショットシリーズの中では当時の最高級モデルにあたる。
当時の、と断りを入れたのは、すでに後継機G12がずいぶん前に発売されていて、G11はもう型落ちモデルもいいとこなのよね、これが。
型落ちとなれば確かに叩き売りはされやすくなるわけだが、さりとて販売業者には仕入れ値というものがあり、実際のところべらぼうには安くはならない。価格.comとか見ても、後継機G12との価格差はそんなにない。いやまあ、もう新品売りしてるとこも少ないけどさ。
で、ぬたりが買ったのは「開封済み在庫」というやつ。まあキラキラの新品には劣るけども、新品保証も一応ついてくる。それで価格.comから1万円近く安く手に入れられたんだから、まあ多少開封されてるくらいは良しとしましょう。

んで、なんでまたこんなもんを衝動買いしたかと言えば、とにかくファインダー付のデジカメが欲しかったのね。
誰でも一度は経験があると思うが、日差しが燦々と照りつける日なたでは、デジカメの液晶なんか全然見えないんである。そんな経験が複数回あれば、古いカメラ好きとなればファインダーが欲しくなるというもので。
ただ、ファインダー付のカメラというのはなぜか高い。昔からカメラに当たり前についていたものをしばらく外してて、またつけたから別料金をいただきます、なんてのは新手の詐欺かとも思うんだが、そうなっちゃったもんは仕方ない。まあ、ファインダー覗きたきゃ一眼デジ行けってことなんだろうけど、これも高いもんなあ。
そんなでいたら叩き売りしてたもんで、これ幸いと買っちゃったわけ。ま、このクラスのデジカメのファインダーなぞおまけ程度のシロモノ。画面内に情報は一つもないどころか、ピントが対象物に合ったかどうかも分からない。視野率も77%というお粗末さ。画面の1/4弱は見えねえってことだもんな。ま、ついてるだけマシってことで。

さて、G11本体の写真があることからも分かるとおり、今まで使っていたリコーのコンデジ(CX3)も下取りには出さずに予備機としてそのまま持っています。G11はマクロが3cmまでしか寄れないし(CX3は1cmマクロ)、なによりG11は重たいので(420g。CX3は200g)。
ちなみにそれぞれの写真を比べてみると、

まずリコーCX3




次にキャノンG11



こうしてみるとやっぱりメーカーごと、カメラごとの特徴ってあるもんだなあ。
ちなみに昨日のブログの写真は、すべてG11で撮ってます。
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相棒となるには洗礼が必要なのよ

2011年07月23日 19時56分59秒 | 日記
今日も今日とてMINIでドライブに行ってきました。

うねくる山道(舗装済)をしばらく運転することしばし、木々の間から目的地が見えましたよ。




でかいパラボラアンテナが。
場所は長野県佐久市。JAXAの臼田宇宙空間観測所に行ってまいりました。
最近で言えば、有名な「はやぶさ」との交信も行ったところですね。その所為か駐車場(数台分しかないけど)は満車状態。まだはやぶさバブルは続いてるのかな?
宇宙観測という場所柄なのか、結構入口ではうるさく、「見学者シールは必ず体の前に貼ること。ない場合は強制退去」とか「見学できる場所は展示スペースとパラボラアンテナの周りだけ。研究棟は立ち入り禁止」と実にぶっきらぼうに説明された。いくらなんでも一般の見学受付でそこまでぶっきらぼうにならなくても、とも思ったが、受付はJAXAの職員ではなく実は警備会社の職員。愛想なんて言う業務とは1天文単位くらいかけ離れた職業だからしゃーねーか。
展示スペースはそんなに大きくもないので、見学にそんなに時間もかからないので、あとはパラボラ見て過ごすわけだが。

 

でかすぎて感覚がイマイチつかめねえんだよなあ。何しろ日本一の大きさのパラボラアンテナですからね、これ。その直径は64メートル。いやはや凄いわ。



そのまま小海線沿いに南下。秘境駅の佐久広瀬駅なんかを見ながら(ちょうど列車が来て、まさか2人も乗るお客が待っていたとはびっくりだわ)、やってきたのは川上村
こんなところまでやってきた理由は一つで、天然記念物指定の川上犬を見に来たのだ。







うひゃあ、かわええ!!!!
とは一瞬思うものの、足は太いし目つきもよく見ると鋭い。なるほど猟犬ちっくだわなあ。
でもわんこかわいいよわんこ。

さて、表題に「相棒の洗礼」と書いた。ぬたりの愛車が納車後まもなく受ける洗礼、それは
未舗装林道の走行。
先々代プジョーは根利林道~栗原川林道連続走行、先代カローラは万沢林道~秋鹿大影林道連続走行、とそれぞれこなしている(興味がある方はそれぞれお調べくださいませ)
ただまあ、今度の相棒はミニとは言えクーパーSなので、はっきりと林道走行は向かない。まあ今回は別にいいかと思っていた。
が、たまたまたどり着いたのが長野県川上村。そして川上村から埼玉県秩父市に伸びる一本の林道が誘うように伸びていた。
その名を中津川林道。
関東近辺では未舗装林道としては知られた存在。また埼玉県側の麓にキャンプ場もあり、キャンプ客がついでに県境の三国峠まで足を運ぶ、という風な通行もあり、林道マニアでない車の走行もそこそこある。そんな風にキャンプのついでに峠に立った有名人としては、歌手のさだまさしさんがいる(十数年前の話ですがホントです)
そんな具合であるから、未舗装とは言えそこそこ走りやすいんじゃないの? という予想の元に車高の低めのクーパーSにて林道に向かったわけだ。実際、長野県側は峠まで舗装されていて走行は比較的楽ではあった。狭かったけども注意してれば問題ないし、案外気楽に峠に立てましたね。峠の深い掘り切りを見ながら、案外楽だったわなあ、と笑っていたもんですよ。この時まではな。
一息ののちに埼玉県側に入る。
ものすごく道が荒れてて死にそうになる。
ただし、前述のように通行量はそこそこあることを考えると、これは地形的なもんだと思う。相当の落石地帯のようで、ある程度の規模の落石を路肩に寄せたと思しき場所は散見されるし、実際それほど大きくない落石なら路上に実際みられる。路面もお世辞にも良いとは言えず、かつ、むちゃくちゃ狭い。
最近走った未舗装道路の中では有数の怖さでしたわ。しかも今度の相棒はサスペンションがむちゃくちゃ固いのですわ。あー、死ぬかと思った。

そんな感じでぐるっとドライブしてきました。まあ、これで相棒も無事に洗礼を受けたことで、これからもぬたりの無茶なドライブに付き合ってもらいましょう。

ところで、もちろん運転するとなれば相棒ってのはもちろんミニコンになるわけだけれども、今回ただ運転してたわけでもない。そう、ブログ用に写真を撮っておりましたよね。
写真を撮るときはミニコンは相棒にはなってくれないわけです。当然、デジカメが相棒になるわけですよ。





ねえ(またかい!)
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ぬたりさんの人間ドック「初」体験記

2011年07月22日 19時51分42秒 | 日記
というわけで干支3回り強にして、人間ドックに初めて行ってきました。

ぬたりが務めている会社は、地方ではまあ名前は知られている会社ではあるので、健康診断等の体制は比較的手厚く(大きな会社はこういうの有利だよな)毎年職場で健康診断はあるし、30歳ちょっとの年で、健康診断ではなく人間ドックを受けるべしというお声はかかる。だからぬたりの会社に勤めている正社員は通常であればぬたりの年になればすでに複数回の人間ドックの経験はあるし、ほとんどの人は毎年人間ドックを受診している。
ではなぜぬたりは今回初めてかというと、それにはちゃんとした理由があってなんかめんどくせえ、というのと、金が勿体ねえ、という理由がそれである(ちゃんとした理由ではないわ!)
ともあれ、受けて損するものでもない。申し込みもそんなに複雑な手続きが必要でもない。ということで、まるで健全な大きな会社の従業員みたく(?)人間ドックを今年初めて受診してみた。


ぬたりが利用したのは高崎市にあるK病院。
検診施設のある3階でエレベーターを降りると、最初に目に飛び込むのはロココ調のアンティークドレッサーという、趣味がいいんだか悪いんだかよくわからないところでして。
受付を済ませると番号札をもらう。プライバシー保護のため呼び出しは番号のみで行う由。最近はいろいろ大変だわなあ。
検査着に着替えて順番を待つ。検査着は小さ目だから大き目のものを手に取ってほしい、とのことなので、図体のでかいぬたりは一番でかい「3L」を手に取る。
ところで、小さ目、ってのにも限度があると思うわ。
上は兎も角、ズボンはぬたりが座った状態だととふくらはぎ中ほどくらいまでしかない「つんつるてん」。持ち帰り可能とのことなので持ち帰ったが、寝間着にしかならんな、これ。
検尿が終わり待合にて待機すると、看護師さんがやってきて待合で声をかけた。
「33番の方~」
はいはい、私ですけど、と看護師さんのところへ歩み寄る。
「33番の・・・ぬたりさんですね。次は血液検査になります」
・・・名前呼ばねえんじゃなかったのかよ。

計測、聴力、心電図等々、検査が続く。人間ドックを受けない代わりに職場の健康診断を受けているから、この辺は特に変わった風もなし。そんな感じで「案外普通の健康診断と変わらねえなあ」なんて思っていたころに、初体験となる腹部超音波(エコー)の検査が始まった。
だがまあ最初の雰囲気は心電図と大差がないわけで、これもまあそんなに心配したわけでもない。くすぐったがり(特に脇腹はかなり弱い)なのでこういうの苦手なんだよなあ、とは思って横になっていた。
ジェルのついた機械が腹部にあたる、ああ、やっぱりくすぐったいなあ。
「はい、吸ってください・・・はい、息止めてください」・・・ふにふに(機械が動いています)
く、くすぐったくて息なんか止めてられるかぁ!!
かと思ったら
「はい、吸ってください・・・はい、息止めてください」
だからくすぐったいって・・・ぐぐぐっ(機械が腹部に押し付けられています)
ほんとだからくすぐった・・・痛ててててて!!!
この繰り返し。痛いとくすぐったいが交互に来る。普通の人はそんな苦痛でもないんだろうが、いやあ、ぬたりは死ぬ思いでしたわ。

さて、お次は人間ドックの白眉、胃部検査である。K病院は通常レントゲン(いわゆるバリウム)、希望者のみ胃カメラになるんだが、正直どちらがいいのかわからんので、まあわざわざ希望するまでもあるまい、とぬたりはバリウムを飲むコース。
さて、ぬたりを実際に知る人なら分かりもしようが、ぬたりは己の興味あることは結構要らん知識もあるくせに、興味のないこととなると、たとえそれが一般常識であろうともホントに知らない。バリウム検査とて「バリウム飲んでレントゲン取るんだ」くらいしか知識はない。せいぜい何かと理由をつけて何度も何度もしこたまバリウム(牛乳)飲まされるドリフのコントを見たくらいだ。
だからバリウムと一緒に「発泡剤」飲むなんて全く知らなかったわけですわ。いやあ、口に含んで水流し込んだ時の衝撃たるやもう。頭の中では、youtubeによくあるコーラにメントスぶち込む動画が流れましたわ。



眼鏡やらなんやらを外して機械に立つ。隣の部屋から「それでは脇に置いてあるバリウムを口に含んで上向きに口を開けてください」と指示が飛ぶ。
ところでこの手の医療機器の外装の色は白が多い。バリウムも言うまでもなく白い。ぬたりはメガネを外すと視力は0.1以下になる。
バリウムのコップがはっきり見えねえ。
で、飲むのはまだよかった。飲み終わったコップは付属のホルダーに置いてください、という指示が飛ぶ。
ホルダーがはっきり見えねえ。
口元のバリウムは付属のティッシュで拭いてください、という指示が飛ぶ。
だから、見えねえって!
結構なテンパり具合。まあ1回で何とかなったからまあ良しとしましょ。想像してたよりは楽だったな。以降気持ち悪かったけど。内蔵に異物感が…。

そして最後に医師の診察。顔をふにふにされたり聴診器当てられたりの通り一遍の診察の後は、すでに出ている結果(本気出すと早いんだね、あの手の結果出すのって)を見ながら総評。
「大きな異常値はないですね。前立腺がんはまだ結果出てないですが、血液検査の数値も前立腺がんがあるとは思えない数値ですから大丈夫だと思います。」
まずはホッとした。さすがに数年間ドックに来るのをサボってましたからね。
「ただ、ポリープが2つ見つかってますね。大きさが小さいので、まず悪性とは考えられませんが…。以前の検診で言われませんでしたか?」
(人間ドック初体験ですから)いえ、無いですね。
(そうか、去年までは言われなかったのか)では、3か月後くらいにどこかの医療機関で経過観察した方がいいですね。悪性ではないのと思うので、毎年見つかっているなら1年後でもいいと思う程度のものですけどね。まあ一応。」
本意は伝わってねえんだろうなあ…。まあ、ここで言葉を差し挟むのもなんなので黙っておいた。診察のみはえらい待たされたので(それ以外はあまり待ちはなかった)早いとこ終わりたかったのね。

検査は滞りなく終了して、人間ドックには付き物のお昼ごはん。併設のレストランに入る。
入ってすぐのところに仮設チックなカウンターがあって殺しても死なねえようなジジイが立っている。
この人が看板かよ、と思ったが、考えてみればここはドック用のレストラン。レジはいらないわけで、そのカウンターは仮設のすし用のスペース。ジジイはすしを握る板前だったわけ。
メニューは和食×2(真鯛の煮つけ&すし)と洋食(ステーキ)だったわけだが。
周りの方が結構ステーキを食っていてびっくり。ぬたりは腹にバリウムの異物感があって肉なんか食えたもんじゃないが。
結局はそのジジイの握るすしをいただく。まずまず満足して食べられたわ。ジジイに感謝だ。

そんな感じで印象は悪くないK病院の人間ドックでしたわ。施設は新しいしね。ただしここ、別れた彼女さんから紹介された場所であることを考えると、来年以降利用したもんかどうか迷うところはあるわな。

なお、同診療所内に「メディカルフィットネスクラブ」なるものが併設されていて、日帰りドック利用者は、通常2500円のところなんと500円で利用できます!!(宿泊ドックなら無料)、と案内の封筒にチラシが入っていたが、バリウムと下剤をしこたま飲まされた後にフィットネスクラブで体を動かせようとは、いい度胸してやがんなこの病院とは思いましたけどもね。
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