フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

ぬたりさんの結婚式体験記 当日編

2014年05月28日 20時27分35秒 | 日記
ともあれ、当日である。
最初に申しあげておきます。
もう少し多くの方に声をかけても良かったかなあ、と反省をしております。最初に「人数を絞りたいな」となんとなく思い、あれこれとあわただしく過ごすうちにそれに固執してしまった嫌いがあります。申し訳ありませんでした。


さてさて、当日のイベントは10時開始で13時半終了。時間的には早めだが、日曜日と考えれば、翌日仕事のある皆様を考慮した時間帯とも言える。まあ、もちろん狙ったわけではない。その時間しかなかっただけだが。
とは言え開始が早くなればこっちの会場入りが早くなるのも自明の理で、ぬたり達の会場入りは午前7時。式のリハーサルの開始が9時だから着替えとか控室での写真撮影の時間は2時間ある。
暇。
何しろ男の着替えなんて3分で済むが、女性はヘアセット、メイク、着替えととにかく時間がかかる。暇なら暇で会場内をぶらぶらしたかったんだが、向こうにしてみれば写真撮影やリハーサルでこっちを管理したい感じで、「用事があったらスタッフがやるからお前は座ってろ」という感じ。何しろトイレ行くだけで「どちらへ?」の声が飛ぶくらい。来てくださった方には挨拶も出来ずに申し訳なかったんだが、何しろこちとら親族にすら会いに行けなかった。ともかく早々に暇を持て余し、もともと「こんなでいいのか?」というくらいになかった緊張感がさらに吹っ飛んだ。
ちなみにヘアセットはぬたりもお願いしたのだが(もちろんものの数分で終わった)、セットした後に、担当者がおかあちゃんに「がんばりましたよ」と耳打ちしたらしい。
何を頑張ったのかぬたりの目と髪の生え際を見て説明してみやがれ畜生。

9時から式のリハーサル。前述のようにぬたりに緊張感はなかったが、向こうのお父さんが結構なテンパり具合。こういうのはうつるもんではあり、本番は適度にぬたりも緊張。まあ大したことはなかったがな。
リハーサル→親族紹介が9時から10時のタイミング。なもので、参列者の方々も受け付け済ませて多少暇な時間ではあった訳で、受付あたりに顔を出したかったけどこれでは物理的に無理だったわ。緊張感はないんだが始まってしまえばあわただしいわ。
一旦教会から退席し、参列者の入場。のぞき窓から様子を覗きながらぬたりはふと思った。
腰が痛ぇ。
ぬたりは祖父から受け継いだ由緒正しき猫背であり(曲がり具合がそっくりだそうだ)、背筋を伸ばす、という行為は他人が考えている以上に集中力を要するし、体の負担となる。それが分かっていたからリハーサルの際から意識はしていたのだが、早くも腰が苦情を申し立て始めた。こんなんで最後まで大丈夫か?
式本番に関しては目撃者も多かろうし詳しい記載は省くが、緊張感はホントになかった。ドアが開く瞬間は多少の不安はあったけれども、開いたら見知った顔がこっち見てたからね。普段おちゃらけてる人たちが神妙にしてるのはなんか可笑しいよね(お互い様だろうが)
さて、このチャペルの雰囲気も会場選定の決め手となったほどである。席に着くと正面のガラスの向こうに山とその緑、空の青さが大変に印象的な協会であり、当日は青い空に山に少しかかる雲、と天候にも恵まれて、きっと皆さまには良い印象をもっていただけたと思う。
そう、参列の皆様にはな。
私達は壇上にあがるので、そうすると皆様よりは上から外を見る形になる。正面の大通りを車とか自転車、歩行者がバンバン通ります。雰囲気もへったくれもないな。

式はおかげさまでつつがなく終わり、フラワーシャワー、写真撮影等も済ませ、披露宴会場に移動。中に入る。
いきなり「案山子(音源は石川鷹彦さんのCD)」が流れてますが。
これが最初かい! と心の中でセルフツッコミ。これじゃまるで私がさだファンみたいじゃないか(殴)
勿論楽曲を指定したのはぬたりである。私たちが入場するまで会場に流れていたのは実は全部ぬたりが指定した曲だ。比較的有名な気楽に聞ける曲を、と指定されたのだが、曲順までは指定しなかったもんな。ちなみにこの際一旦控室に引っ込んだから会場の雰囲気はぬたり達には分からん。
さて、披露宴に関してはこれと言って特別なことはしていないのでそんなにネタもなかったりする。ただ、やってみてわかったが、色々時間がないよなあ、という感じ。
まあ飯食う時間がないのは織り込み済み済ではあったし、実際会場では一口も手を付けられなかった。
だって酒すら飲めませんぜ。
そりゃ注がれれば飲むんだが、逆に言えばその時以外は全く飲めない。足元にバケツはあったが、それを使う暇すらなかったな。というのも最近はカメラ(スマホ携帯含む)持ってる人が多いから、ポージングにやたら時間がかかる。多分10年前に比べてもポーズとってる時間長くなってるだろうなあ。
ま、おかげでベロベロになることもないという事でね。なにしろおかあちゃんの職場の上司も来てるから、この時ばかりはヘマするわけにもいかん。
まあぬたりには「営業スマイル」「その場を取り繕う」「いけしゃあしゃあとうそをつく」というスキルがあるので、よっぽどのヘマをしない限りは好印象は持ってもらえる。
挨拶もそう。最初の挨拶、締めの挨拶がぬたりの仕事であったが、基本つつがなくしゃべることが出来た。
マイク持つまで何話すか全く考えてなくて真っ白だったとか我ながら信じられん位にね。
(↑良い子も悪い子も真似しちゃダメだよ。人生は計画的に)
ただ、締めの挨拶は心の中で若干の動揺はあった。さすがに締めの挨拶くらいは「こんな風な話をしようか」というわずかなイメージはあった。
俺の前にあいさつした俺の親父がそのイメージを先に喋って潰していきました。
親子ってこういう事かと思いつつ、こんな時に思い知らさんでも良いだろクソ親父、と文句の一つも言いたかったな。

ともあれ、無事に終わってほっとした、というのが本音。一応料理も控室で食べさせてくれたけどね。既に会場で並べられてた前菜とか箸休め(シャーベット)とかは出てこなかったなあ。良いから出せよ、いくら払ってると思ってんだこちとら(おい)。

経験してみて言えることは、ホントに面白かったです。自分がスポットを浴びることなんてそんなになかったし、自分がイベントを自分の趣味に染められる、という経験も気持ちのいいもの。複数回やる気にはならないけど、1回だけなら、うん、これはやるべきですな。この経験をしないのはもったいない。

ともかく、結婚を発表してからこっち、たくさんの方々に祝福いただきました。この場をお借りして改めてお礼いたします。

ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
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ぬたりさんの結婚式体験記 前撮り編

2014年05月27日 20時14分09秒 | 日記
結婚式を1か月後に控えた4月10日。ぬたり達は前撮りを経験することになった。
ぬたりに関しては正直そんなに乗り気ではなく、式場のセールストークに乗らされた部分はあるにせよ、そもそもぬたりは洋装よりも和装の方が似合う。だけども当日わざわざ着るのもなあ、という感じだったし、お色直しを複数回やる趣味もない(二人ともね)。故に和装のみ前撮りと相成ったわけだ。おかあちゃんも和装を着てみたかったみたいだし、やはり女性のきれいなおべべに対する喜びってのはかなりなもんだわね。

当日は天気も良くそれなりに暖かい日。一つの小さな問題を除いて撮影には問題のない天気でしたな。
強風さえなければなあ(大問題やんけ)。
もちろん前撮りは写真。風は写らないから出来上がりに関してはそれほどの問題はなかった。表情も注文のままに作ってたし。
ただ写真のたびに髪型が違うけどもな。風に向かった時はオールバックに、横向きになった時は7・3分けに、と、わあ、写真のたびに髪型違うから見てて楽しいわ(と思うことにしよう)

さてさて、当日ぬたりは小道具を持ち込んでいた。まずは和傘である。
なんでそんなもん持っとんねん、という突っ込みがあろうが、おかあちゃんとのかなり初期のデートで長野県飯田市に行ったときに、地場産業センターみたいなところで買ったもの。阿島傘という地区の伝統工芸品があるのだ。
実際に雨降った時にも使えるちゃんとしたもんだが、使うと濡れてしまうので勿体なく(なんかそんな名作絵本もあったが)、これまで日の目を見なかったので、ここで使ってあげようかと。実際撮影用の和傘なんかとは作りが違う。勝ったわ。
しかしまあ、強風の日に傘持たせての撮影は正直勘弁してほしかったな。向かい風で煽られて「わあい、メリー・ポピンズだ」とか冗談言ってたら、本気で吹っ飛ばされそうになった。危ないって。
お次はエレキギター。ま、使うこともあるかな、程度で持って行った。ぬたりのいくつかある趣味の中では様にもなるし。
当日風が強く、さださんの名作トーク「砂の祭典」をご存知の方ならアコギを持たなかったぬたりの先見の明を褒めてくれるかも知れんが、まあぬたりはもうさだファンじゃないが(殴)。撮影の小道具としては使ったし、実際に弾いてる風も装ったが、どうしてこうかっこ悪く写ってますかね私。
ギター抱えさせればみんなそれなりにかっこよくなるはずなんだが、これはかっこ悪いわ。これ一生残るんですかマジで?
そして最後の小道具。ぬたりと言えばあれですね。外すわけにはいきませんムンクさん。
ただし、これは正規の写真に使うつもりはなく、友人宛ての結婚&転居通知に使うための写真にやっぱりムンクさんの写真が欲しかったので、その時だけこれ一緒にぬたりのデジカメで撮ってくれ、という注文をしたに過ぎない。
ただし、どうしてこうムンクさんは初めて見た人の心を無駄にくすぐるんだろうかね?
披露宴にも飾ったし、ぬたり側の受付をやってくれた友人もムンクさんファンではあるんだが、式場担当も、当日のメイク衣装担当もみんながみんな気に入って一緒に写真を取りたがった。
もちろんカメラマンも気に入っていた。
一目見た瞬間になんじゃこりゃ?と呆れたのはほんの一瞬。
「これは素晴らしいですよ。今日の撮影プランもぴぴっと閃きましたよ!!」
・・・後から思えばこの瞬間にこの日のぬたりの二の線路線が決まったようなもんなんだな。「この人、変なんです。変なもん持ってきたし」という主張が写真から見えるわな。ま、そういう悪乗りができるあたりも、ぬたりには合ったと言えば言えるが。
つーかまあ、披露宴も終わった後に担当さんとの記念撮影を、とこのカメラマンに言われ、あろうことか一緒に「叫び」をやらされることになった、担当のNさん。えーと、色々すいません。
しかしまあ、ポーズ取るって思いのほか大変で疲れるわ。モデルさんとか芸能人とかって、やっぱり凄いなあ、と思った、そんな前撮りでしたわ。
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ぬたりさんの結婚式体験記 準備編そのさん

2014年05月24日 18時02分39秒 | 日記
結婚式の打ち合わせは、ある程度のフォーマットをきっちり持ってる式場側と、「気楽な式」という曖昧ながらも明確なビジョンを持っていたぬたりの化学反応で全体的にスムーズに進み、大概のものは1時間程度の打ち合わせでサクサク決まったのだが、打ち合わせの際に多少試行錯誤した打ち合わせも実はあった。
BGMである。
さだファン(過去そうだった人も含む)は頷いてくれると思うが、さださんに一度でも関わると、音楽への思い入れというのはある程度育つもので、こういうイベントである程度自分の意見が言える立場になると、「おまかせ」と言いたくない自分を発見することになる。色々と注文つけたくなるのだ
というかさださん使いたくなるよな(本音)
そしてぬたりの今であればさださん使うなら華ちゃんだって使いたくなるのだ。
ところがこれが苦難の始まり。披露宴の音響プランと言うのは、ここではこんな感じの曲、という概ねのフォーマットがある。音響さんはそのフォーマットに合う曲をこちらに求めるわけだ。そういうのに合うさださんの曲が限られるのよ。好きな曲をと言われても、ぬたりの好きなのは総じて暗い曲でとても披露宴には使えない。かといってそんなに好きでもない曲は使いたくない、という葛藤はちょっとあった。
で、実はさださんはまだ良かった。当日ぬたりが披露宴で使ったさださんの曲は3曲。
・案山子(披露宴待合時。歌は無し。石川鷹彦さんのCDから)
・猫に鈴(我ながら渋いなあ。テーブルラウンド時)
・奇跡(新郎新婦退場時)
で、奇跡は実は音響さんからの逆提案。なんでも式場の社長さんが過去に使ってる人のを聞いて大層気に入ったらしくてね。Sinさんの披露宴でも使われていたし、なんならむろかつさんの2次会の時にも使ってたからそれに続く感じで。さださんの場合、曲数が多すぎて、雰囲気に合う曲を探すのが一苦労ではあったな。
そして苦難の本編は華ちゃんだ。まず音源使用の許諾の関係でインディーズ時代の曲は全部ダメ。それでもメジャーデビュー後の曲を何曲か音響さんに聞かせるが、ほとんどに良い顔をしてくれない。
理由は一言「歌が強すぎる」
華ちゃんの曲は歌詞と華ちゃんの声が非常に強く、楽器の印象が相対的に弱くなっちゃって、良い曲だけどもBGMとしては使いづらい、ということで結構駄目出しを喰らう。ただ、ぬたりの粘り腰から何曲か突っ込んだのは我ながらファンの鏡だな。
・しわくちゃ
 最新アルバムから。テーブルラウンド時に使用。ノリの良い曲、と言われて提示したらこれのみ音響さんも一発OKしてくれた。
・灯火
 参列者退場時。かかったときにはもう会場にあんまり人も残ってなかったから聞けた人は少ないね。実は後述の「足跡」に負けて一度没になったが、構成変更により復活。音響さんによると「2番になって盛り上がる良い曲だけれども、1番がややさびしい」という評価。盛り上がりに必要な編曲も、BGMとしては逆効果なんだね。
・足跡
 ラストのフォトエンドロールに使用。自分とすれば華ちゃんの中でも有数の好きな曲をエンドロールに使えて会心の配曲。みんな静かに聴いてくれる場所だし歌詞もピッタリ。当初は参列者退場時に灯火と競合させて音響さんの意見で配置。その後の打ち合わせでエンドロールをすることになったのでそっちに回して灯火復活。そのあたりも我ながら満足。どっちも使いたかったものな。

基本、華やかな曲(入場とかね)はおかあちゃんが、しんみり系の曲をぬたりが、という役割分担をしたため、セットリストを見るとものの見事に分裂状態。苦笑いするしかない状態。それは具体的にぬたりが指示した曲(おかあちゃん指示の曲は省いてます)並べれば分かる。
ちなみにリンク先は色々。最近はようつべも厳しいのかな?
オープニング時
案山子(ギター石川鷹彦)
キラキラ(小田和正)
Wonderful tonight(エリック・クラプトン)
Take it easy(イーグルス)
友人代表挨拶
こころてがみ(にっぽん縦断こころ旅OSTより)
新郎退場
・ちょうどいい(火野正平 流石に動画も視聴場所もないみたいね)
テーブルラウンド
しわくちゃ(奥華子)
本日のスープ(大泉洋withスターダスト・レビュー)
猫に鈴(さだまさし)
新郎新婦退場
奇跡(さだまさしつーか懐かしい動画があるなようつべ)
エンドロール
足跡(奥華子)
参列者退場
愛してるの続き(スターダスト・レビュー)
灯火(奥華子)

改めて見るとなんじゃこら? としか言いようがないねえ、これ。とは言えアニソンが1曲も入っていないことに「ぬたりもそのくらいの常識はあったか」と思ってらっしゃる方もいるかもしれませんね。
狙ってたんだけど入れられなかったんだよ(おい)
「Singing!」「愛してるばんざーい!」はあたりは常に狙っていたんだけど、残念ながら入れる場所がなかった。残念(か?)
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ぬたりさんの結婚式体験記 準備編そのに

2014年05月23日 14時10分57秒 | 日記
さて、会場決定から式までが3カ月と言う期間の短さがどうだったか、ということだけれども、正直なところ急かされている感じは一切なかった。
もちろん一時期は週一~二ペースで打ち合わせに行ってはいたが、式や披露宴のフォーマットなんてある程度決まっている以上、こちらの考えをある程度まとめておいてそれを伝えれば良いわけだから打ち合わせなんてそんなに回数はいらなかった。
考えていたことは
・披露宴のコンセプトは「他人の結婚をダシに集まった飲み会」
・だから余興とかは何もしない。
・司会と写真はプロに頼む。
こんな感じ。お客さんには余興やらなんやらを頼んで負担をかけたくはなかったしね。
打ち合わせは3月頃は毎週のようにやっていたが、4月になったら回数は減り、こんなんでいいんか、と不安になるほど実は暇だった。小物もある程度おかあちゃんが作っていたし(ウェルカムドールの服とかリングピローとかね)、ぬたりも楽器展示の説明板とか作ってはいたが、二人ともそういうの嫌いじゃないから作業は案外早かった。
全体的な印象として、準備作業自体は3カ月もあれば十分だと思うな。もちろん2人や親御さんの意見集約には時間があった方がベターなのは確かだと思うけど、下手の考え休むに似たり、という言葉もあるように、時間があればいい考えが浮かぶというもんでもない。ぬたりの様に「うだうだ悩むのめんどくさい」と言う人間には、今回の様な詰まった日程は歓迎でしたな。

打ち合わせに並行して行ったのが衣装合わせだったんだけども、ぬたりに関して言えば選択の余地すらなし。新婦のドレスとの色味から、ぬたりに示された衣装はたったの2着。実を言えばどちらも細身で若干きつかったんだが(痩せれ)、1着はズボンがストライプで、腿がピチピチなのがストライプの膨らみでまる分かり。故に、当日着たあれしかなかったんである。
おかあちゃんの衣装はぬたりの様に選択肢がない、ということはなかったんだが、通ったのは式場の衣装部屋のみで、他所の貸衣装屋さんとかの選択肢が示されることはなかった。
選択肢が限られる、ということだから良かったのか悪かったのかは分からないが、逆に言えばそんなに迷いようもなかった。流石に回数を重ねて数ある衣装を試していったわけだが、ある程度「これで良いかな」と言うのは見つけられていた。ちなみに白ドレス、カラードレスともにおかあちゃんが数ある中から引っ張り出してきたもので、ぬたりのセンスは反映されていない。あの辺の引きのすごさは見習うべきとこで、試着した瞬間「これしかない」と意見の一致を見たからね。ハンガーにぶら下がってるときにはそれほど良いとも思えなかったんだけど。
ちなみにカラードレスの方をプロデュースしたのは神田うのだったりします(←リンク先音出ます)。ちなみにこれだ。おおよそ神田うのというイメージとはかけ離れた感じだよなあ。
衣装に関しては、ちょっと前に書いたこのネタもある通り、最終的には結構な金額になったものの、かなり幅広いおべべをおかあちゃんが試着できたし、その経験も含んだ金額と考えれば、まああんなもんかと思うことにする。ホントに時間許す限りいろんなドレスを試着したものな。きれいなおべべを着る喜びってのはなかなか男には分からない世界だから口は出さないが吉だ。

で、色々と試着するその間、ぬたりはひたすら暇を持て余していたわけだがな。待合に置いてあるゼ○シィ何回読み返したことやら。あまりに暇なもんで着替え中のおかあちゃんとスタッフに面白いこと言うくらいしかすることがないんで、行くたびに「今日も面白い言動、期待してますよ」と言われるようになっちゃうんだがな。つーか客がスタッフ喜ばせてどうすんねん。逆だ逆。
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ぬたりさんの結婚式体験記 準備編そのいち

2014年05月21日 19時21分56秒 | 日記
とうとうぬたりも結婚式/披露宴なんてものを挙げてしまったわけである。
柄にもなくな。
いやもうホント実感。ああいうのはぬたりのキャラじゃないね。人前で誓いのキスなんてするよりも新婦の胸に手を突っ込んでスケベ笑いしてた方が性に合ってるもんな(谷村さんかお前は)
ともあれ話を戻すと、ぬたり達が式場探しを始めたのは2月初め。こういうのはとっとと済ませたいぬたりが念頭に置いたのが「春くらいの式」。
3カ月程度と言う期間は経験者なら無謀にも程があると分かるだろうが(普通半年は期間を見る)、こちとら「春なら季節が良いべさ」くらいの感覚だったから、それなら梅雨前あたりだな、くらいしか考えてなかった。
さて、ぬたり達が式の相談で訪れた最初の場所。実はこれがブライダルフェアの会場ではなかった。隠すまでもないから言ってしまうが銀伶と言う貸衣装屋さんのカウンターである。(ちなみに銀怜さんには後日和装を借りに再訪している)ここに軽井沢のホテルブレストンコートの相談窓口が置かれている。
そう、ぬたり達はセッレーブに軽井沢での挙式も考えていたんである。
と言っても軽井沢なら何でもいいというわけではなく、ブレストンコートの敷地内にある石の教会が二人のお気に入りスポットであり、ここで式のみ(披露宴は別途)行えないかと考えたのね。
今になって考えれば、軽井沢、というイメージほど費用が高くはなかったことが分かるのだが、式のみで提示された金額の破壊力と、披露宴(やらないわけにはいかなかった)を別途とする手間等々を鑑み、軽井沢挙式は没になったわけ。
それからブライダルフェア巡りを始めたわけだが、回ったのは2週間で4件。多いか少ないかは分からんが結局は最初に訪れた会場に決定することになった。春、という若干忙しい日程を伝えたところ、提示されたのが5月18日(大安)であったわけで、結局はこれが最大の決め手にはなった。他のところではこんな良い日もちろん空いてなかった。
ここが空いてた理由は、ぬたり達がフェアを訪れるちょっと前にたまたま日程変更があったものだそうだ。タイミング的には当該日まではもう3カ月程度しかない。出来ちゃって急ぐ人ならともかく、「準備は6カ月程度かけて計画的に!」とか書いてあるゼ○シィ等を読み込んでいる人なら、準備期間の少なさにしり込みをするのが普通。せっかくの風薫る5月の日曜日の大安という条件の良い日が、逆に埋まりづらい状況に陥ってしまってたわけだ。
そこに現れたのがぬたりである。さすがにおかあちゃんは期間の短さに逡巡を見せたが、ぬたりとすればイベント事はとっとと済ませたかったし式場側も何とか埋めたいと思っているわけだから利害の一致はみている。即決こそしなかったが(他にもフェア予約しちゃってたし)、なんとなく「ここになるんだろうな」という気がしていて、ほか回った後、舞い戻ってとっとと決定したわけ。
というのもチャペル、披露宴会場ともに雰囲気がとても気に入ったのね。チャペルは重厚すぎずモダンすぎない。披露宴会場も新郎新婦が窓ガラスを背にする形なので外光が入って気楽な感じ。長崎で国宝の教会見てる立場とするとモダンな感じはちょっとどうかと思うけれども、かといって披露宴含めて仰々しくはしたくない、という希望にバッチリだったのよね。

もちろん良いことばかりではない。知ってる人は知っていたのだが、あの会場は群馬県内でも有数のお高い会場なんですな。ぬたりが買ったゼ○シィの参考見積もりもそんなに高くはなかったし、フェアの際に参考で出てきた見積もりも他のところとそんなに違わなかった。要するにぬたり達はそんなこと知りもしなかったのだ。
が、ゼ○シィの参考見積もりはぬたりが買った翌号あたりから値段が急上昇。ぬたり達の見積もりも打ち合わせを重ねるごとに上昇を続け、最終的にはお高い会場という評判に恥じない金額となったわけであるがな。結構涙目だぞオイ。
ただし、多分高い自認はあるんでしょうな。とにかく人員配置に余裕があり、当日会場の要所要所にはすべて係員を配置。人数的にも余裕を見て配置されていて、会場内で迷うこともないし、進行・接客もかっつりきっちり。高いだけのことはあったわ、いやマジで。複数の方から「スタッフの対応が良かった」と実際に言われたしね。何よりでしたわ。

続く。
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本日、結婚式

2014年05月18日 10時00分00秒 | ラブライブ!
ラブライブ!で空耳アワー その4


キャラ的に真面目になんか更新するもんですか、ええもお。
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考えるな反応しろ。ただし反応したからにはその後は考えろ

2014年05月08日 22時25分10秒 | 日記
むろかつさんがつぶやいておられたんだけど、タイムリーなネタがきたなあ。

結婚式の業者ってヤクザだと思う。

まず言っておくが、いかにタイミングが合っていようと、これを書いたのはぬたりではないぞ。でも気付けば式/披露宴まで2週間を切ってますね。早いもんだ。

さて、ぬたりの考えとすれば「気持ちは分かるけれども、それを態度に出す気持ちは全く分からない」となる。
ぬたりとてセッレーブではないので、式場からの見積見てそれなりに「たっかいなあ、オイ」とは思ったので、この人の気持ちは確かに分かる。式/披露宴なんて一日こっきり。形としてはそのあとに残んないもんだからね。
ドレスも確かにそう。文中のように20万くらいは最低でもかかる。私たちが普段買い物する洋服屋で買い物するにしても、一式6ケタする服なんて稀だろう。ましてや式のドレスはレンタルである。手元には残らない(残っても置き場所に困るが)
ただまあ、以上をもって「ぼったくってる」とはぬたりはさすがに思わないよ。
物には「製作費」と「需要」ってもんがある。あれだけ重いドレスの制作にかかる費用はそれなりに大きくなるし、込み入った装飾は手作業でやらざるを得ないから人件費も馬鹿にならない。さらには需要の絶対量が少ないから大量生産もできない。こんなものがいくらレンタルだって安くなるわけがない。
もちろん、供給が少ないということは競争があまりないってことを意味するから、価格競争は起きてはいないだろうから、「特別サービス」みたいなことしてるところは多分ない。けれども不当に高いものもそうはないと思う。
式全体に言えることだけれども、我々は確かに高価な請求書を突きつけられるわけだし、ウェルカムボードなどの小物でも頼めばそれなりの値段は取られる。高価だ、と思うのは自然のことだとしても、なぜ高価なのか考えなければクレーマーと一緒。こういうネタ(だよね。本気で言ってるとしたらちょっと呆れるもん)ってどうして脊髄反射の段階で書いちゃったものばかりでその後「なんで?」って考えないんだかなあ。
なんなら、ウェルカムボードも式場で作ってくれるものと同じものを自分で作ってみたらいい。材料費だけでも結構するし、人件費考えればそれなりに妥当な金額であることが分かるよ。
衣装も一緒。なんならドレスを観察して自分で作る気になって生地を見積もってごらん。そのあとの作業の労賃を考えて、自分が作ったらいくらで売るか考えてごらん。売るとなったら10万や20万じゃきかないのは容易に想像ができるでしょ。
この人文章は、そういう想像力が徹底的に欠けている。高い、と文句言うにしても、じゃあ生地は全部でいくらなのか、制作時間はどれくらいか、流通数はどれくらいか、そういった事を分からないまま高いと言ったところで意味がない。意味のない文句は他人にとっては不快なだけだからね。

ぬたりに関しては、衣装選びに値段に関しての口は一切挟んでいない。この年の男になるとそんなに浮つきもせずに、「自分の式の企画者は自分」みたいな感じが出てくるもの。
ぬたりの考えの基本は「新婦が主役。新郎なんて刺身のツマみたいなもん」。この考えだと新婦の衣装に妥協はしたくなくなるのでな。時間の許す限り試着させましたよ。そらもういろんなのを。幸いにも意見の一致をみる衣装があったので、衣装選びは時間はかかったが案外無風だったなあ。
ちなみに何回目かの衣装合わせの際、衣装部のスタッフから「ぬたりさん、今日は面白いこと言ったりしたりしないんですか?」と言われたのだが、あそこの式場ではどんな目で見られてるんでしょ私?
暇だと従業員いじるしかないんだもん。ホント衣装合わせって暇だったわ。
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実際計算しだすとトータルでどれが得か微妙になるのね

2014年05月03日 09時22分25秒 | 日記
さて、ぬたりは現在人生最大の断舎利を決行中である。
何しろヲタ関係の物品はほぼ駆逐されたような有様。購入継続中のコミックス(「ラブやん」「キルミーベイベー」「リューシカ・リューシカ」)も叩き売ったからその徹底度合いも分かろうというもの。アニメのBD/DVDはもはや手元に1枚もない。
もちろん少しは惜しい気持ちがないではないが、日々の生活がそれを感じさせない。何しろ放送中の「ラブライブ!」ですら、おかあちゃん(正式に入籍したので今後呼称は「おかあちゃん」に統一します)の入浴中に見ているような有様で、そもそも見る暇がないんだから持っていても仕方ない。
ギターとウクレレに関しても1本ずつ売却し、さらに売却交渉は継続中。最低線は残すものの楽器もコレクションはほぼ売却する形。
そして断舎利は車にも及んでいる。正直ミニコンちゃんは維持費がかかりすぎる。給与がいっぱいもらえてるなら別に問題はないが、ぶーたれ社員のぬたりが高給を取れるほど我が社と世の中は甘くない。
というわけで軽の中古車(新車は軽自動車税が上がったからね)の検討をしているのだが、ぬたりの通勤は往復で1日80キロ。こうなると多走行の中古を買うのもリスクが高く、狙いは低走行車。とは言え低走行車で程度が良くて安い、なんて車はタマが少ないのは当たり前。そこらの中古車屋にちょいと行って見つかるという訳にはいかない。
ところがまあ、ネット時代は実に便利で、ちょいとパソコンを叩けばあっという間に条件に合う車が見つかるのでありますね。数はそんなに多くないが、そこそこの数は見つかる。中古車と言うのは見なけりゃ分からないから、物件情報を握りしめ車屋さんへ。なかなかに丁寧な対応で、店員さん一押しの車の試乗までさせてもらえたよ。
スズキのハスラー
ちょっと車に詳しい人なら、ハスラーなんか人気で中古なんてないだろの突っ込みはすると思うが、大丈夫。正規ディーラーの試乗車だから。
お前安い中古車見に行ったんだろの突っ込みはいちいちごもっともで、ぬたりを知る人間なら、また病気か、の一言で済むと思うが、今回はさすがに狙っては行っていない。気になる中古車を見に行った車屋がスズキの正規ディーラーもやってて、店員さんが「軽の中古を考えるなら、現行の軽も乗っておくべきです」と言いつつぬたりをいざなっただけだ。ぬたりからハスラーを見せろ乗せろとは一言も言っていない。
もちろん今回の買い替えの趣旨からはズレる。今現在では予算オーバーも良いとこ。しかしながら、選べなくもない事情も存在したりするのだ。まず納車時期。
前述のようにハスラーは現在大人気である。仮の話、今発注かけると納車がいつになるか聞いたところ、驚きの11月。半年待ちだ。グレードや色を選ばなければもう少し短くはなるらしいが、いずれにせよ納車は晩夏~秋。買い替えには車検等の買い替え期限の目安がえてして存在するもんで、こういう場合だと選びづらい状況となっている。
が、ぬたりは車検については来年の夏。買い替えは期限を設けての話ではない。今発注かけて、秋までお金を貯めていけば、あら不思議。即金で、というわけにもいかんだろうが無理ないローンで買えちゃう見込みが立たなくもないんである。長くかかる納期が、逆にぬたりにはメリットになり得ちゃうのだ。
それから新しい車種の方が燃費も良い。単純計算した場合、実燃費が3キロ/リッター違うと、ぬたりの通勤距離だと一か月のガソリン代で2000円以上の違いが出る。更には新車であれば消耗品交換等のリスクも非常に低くなる。トータルのコストで考えると本体価格差ほどの出費の差はなくなるのだ。
そういう皮算用をして病気がうずくのは感じつつも、さすがに趣旨とズレすぎる。ハスラー自体は軽の中では多分一番好きな車ではあるだろうが、欲しくてたまらない、という程ではない。そういう状況なので物欲はうずく程度で燃え上がることはなく帰宅。夕食後の団らんで「安い中古車見に行ったら新車勧められちゃったよ。あっはっは」とカタログを見ながら笑い話にする。おかあちゃんはカタログをしばし見て一言。
「かわいい車だから検討してみても良いんじゃない」
止めないのかよ!
理解のあるおかあちゃんでホントに良かったと思いつつ、悪い病気の騒ぐ前兆を感じつつある今日この頃でありましたわ。

どーすっかねホント?
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愚痴も過ぎればくどくなるんだが

2014年05月01日 20時08分58秒 | 日記
先日ちこっと話はしたんだけども、私の遠距離通勤の愚痴が、会社の労働組合の機関紙に載っちゃいましてねこれが。
状況を素直に書いたもんで、会社内の知り合いや今の職場の同僚にはまるっとモロバレ。匿名投稿の意味あったんかいな、とは思ったものの、ブログ書きの習性として、文章が公表されること自体に別段感情は動かない。普段から公共の場に文章が公開されてるし、別に掲載の謝礼の金品貰えるわけでもないしね。
ぬたりはもう組合の役員でもなんでもなく、文章自体は1回こっきりで、あくまでゲスト的な扱い。すぐに載ったことにも表れているように、少なくとも窓口になった担当さんは大層面白がってくれたから、まあそれでいい。タダで書いた文章なんだから、読んだ人の評判とかはぬたりの知ったこっちゃない。あんなもん載せやがって、という批判はどうぞ組合事務局へどうぞ。
で、実は文章を書くにあたって案外大変だったのが600字前後と言う文字制限。内容自体はぬたりも思うところがあったからスラスラ書けるが、これを600字にまとめるとなると難しい。普段のブログに文字数制限なんてないし、原稿用紙1枚半という量は長いようで案外あっという間。この文章にしても、この時点で400文字は軽く超えている。このため、それなりの文章推敲はせざるを得なかった。
まあ、文章自体がぬたりの人事当局に対する単なる文句。推敲で文章はばっさり切り捨てたとはいえ、言いたい事はほぼ言えたし少しは気も晴れた感じ。原稿をメールで送ったところ返信があった。
「いやあ、ぬたりさんの文章は面白いですな。機関紙の担当にもうプッシュしますわ。いっそシリーズ化して何回か連載でやってみません?(笑)」
嫌ですめんどくさい組合の役員でもないのに。
まあ組合の機関紙ともなるとそんなに砕けた文章を書く人間がいないのも事実。その点ぬたりは人事当局に対する多大なる怨嗟を、他人に柔らかく伝わるような表現にするためにそれなりに砕けた文体を使っていたので、担当さんには新鮮だったんだろう。そういうところから出た冗談だろう。
文章を書いて、それを面白がってくれるというのはうれしいことには違いない。一応「大した文章ではありませんが、喜んでいただけたならうれしいです。困ったら言ってくださいね」と返答しておいた。

そして今日、件の担当者からメールが来た。曰く「連載第2回の原稿のお願いをしても良いでしょうか?」
冗談じゃなかったんかい!

つーかぬたりのヤマなしオチなし意味なしの文章をそんなホイホイ載っけていいのか組合さんよ。他にもっと大事なこともあるような気もするんだがなあ。
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