フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

ギャップの差って萌え・・・ないわ今回の場合

2023年04月19日 21時18分50秒 | ぬたりさんのおしごと日記
ぬたりは会社においては自他共に認める役立たずであり、アラフィフでありながら肩書きはヒラ社員である。
まあ会社というのは長がつく人間よりは員がつく人間が多いのが当たり前の話ではあるのでヒラであることはそれほど珍しくはないのだが、うちの会社はヒラでも肩書きは何種類かあり、ぬたりは同期の同年齢の人間に比べても肩書きは低いままである。
もちろんこれには理由があり、ぬたりの人事記録にはちょっとした瑕疵があるので、まあそれが原因なんだろうと推察はしているわけだが。年齢と肩書きのバランスから「どうして俺の肩書きは上がらねえんだ」と問い合わせること自体は会社の制度的には可能なのだが、「おまえの記録に瑕疵があるからじゃい」と説明するのはぬたりの直属の上司な訳で、その微妙な空気に耐えられそうもないので現時点で問い合わせするのはやめている。
とは言え、人事評価と現場の評価というのは必ずしも一致しない。ぬたりは今年の3月までは我が社の誇る特殊な、かつみんなが行きたがらないセクションに6年も在籍していた。6年ともなれば人事異動のある会社であれば所属では古株となる。おかげで他の人間がしたこともないような、そしてしたくもないような経験もあれこれと積むことになり、おかげで現場では「いざとなったらぬたりを頼れ」的なポジションに収まってそこそこの発言力は有していたし、所属内で他人に迷惑をかけない程度に好き勝手振る舞っても何も言われないだけの存在感も有していた。まあ、そうはいってもそのセクション自体が本社から見捨てられてる感アリアリなので、そこでの優秀さが会社での優秀さにはつながらないんだが。
長々と会社の評価について述べているが、別にぬたりはここで愚痴を言いたいわけじゃないのよ。評価への不満に関しては全くないとは言わないが、まあ人生そんなもんでしょ、という感じに捉えている。評価がどうしても不満なら、今の会社を辞めてぬたりの良さをきちんと評価してくれる会社に転職すれば良い。諸々考えてそれをしない選択肢をしているのはぬたり自身な訳だから、そこは受容しないといけない。まあ、高卒で資格を何も持っておらずコネもツテも作ってきていないぬたりの怠惰が原因ってこと。収入が少ない代わりにアラフィフまでお気軽脳天気に生きられたんだから、まあ悪くはないでしょ。
というわけで、会社的にはぬたりの肩書きさえ見れば、こいつ役立たずなのね、ということはわかると思うし、正直社内的には目立たないように振る舞っていたのだが、4月に人事異動となり心機一転したぬたりの身に思わぬことが起こっている。
なんかやたらいろんな人に声かけられる&仕事こなせる目で見られるんですが。
前者の声をかけられることに関しては改めての自覚であるのだが、ぬたりはなにしろ図体と声がでかい。だから存在しているだけで目立つわけで、こっちが憶えていなくても向こうは憶えている、ということが多いわけだ。おかげさまで今までの職場でも今の職場でも、向こうは憶えているのにこっちはどこで会ったかすら思い出せないなんて事態が多発。話し合わせるのにむちゃくちゃ気を遣うぜ。
そして後者。今回の人事異動でぬたりは昔やったことのある仕事に戻ったわけだが、何しろ6年も特殊現場に放り込まれていたわけで仕事内容なんてすっかり忘れている。それでもなんかベテラン扱いされて「ぬたりさんならわかるよね」と引き継ぎもやたら簡素に済まされるわ、前任者は周りの人間に「ぬたりさんはベテランだからなんかあったら聞けばいいよ」とかと言い残されるしな。いや分かるかもしれねえけど思い出すのに時間がかかるっつの。実際今仕事一つこなすのにもえらい時間がかかっとるわ。
つーかその6年前にしても、実は机を並べていた同僚がとんでもなく優秀で、ほぼ係の仕事を一人で回していたような状態だった。ぬたりはほぼサポートしてればよかったので正直かなり楽させてもらってたんだが。そんな人間捕まえて「ぬたりさんはベテランだから」言われても困るっつーの! 何度も言うが、ぬたりは会社的に無能認定されてんだぞこら。

今回改めて自覚したのだが、ぬたりは正直社内的には目立ちたくなく、むしろ潜伏して生きていきたいと思いそれを実践しているのだが、ぬたりの巨体とでかい態度は案外人目を引くようであるので今後は気をつけて生きていきたいと思う。人生慎ましやかが一番です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おれたちは勤め人・・・紙キレよりも薄い己の命

2023年04月16日 10時35分21秒 | 日記
人事異動である。

というわけで4月に入ってから更新が途絶えていたのは異動のゴタゴタによるものであり、春うららな事項に気軽な与太話を求めて当ブログにお越しになった皆様におかれましては本当に申し訳ありませんでした。
・・・とまあ謝るくらいなら普段からマメに更新しろよと言われてしまうわけで、それに関してはもう返す言葉もないというか返す気もないというか。実際当ブログの閲覧数なんてほんと少なくて、おそらく実際に読んでいる人の数は片手で足りるんじゃないかと。あとは検索エンジンなんでしょうな。となればここの存在意義は「ぬたりは生きてますよ」という報告以外役割はないと言っていい。ネットの付き合いというのは希薄でもあるので、読んでる人にとってもぬたりの生き死にが人生に影響を与えることはまずないとは思うが、死んでるよりは生きている方が絶対に良いわけで、相変わらずアイツ馬鹿やってんだな、と思ってもらえればそれでいい訳ですわ。
という挨拶はともかく、今回のぬたりの異動は望んで望んでやっとかなったもの。とにかく前のところにいるのが嫌で、動かせ動かせと散々願ったものの、結局6年間も在籍することになっていた。
んでまあ、社内の人事的に役立たずの認定を受けているぬたりである。希望を聞いてくれたからって一筋縄でいくわけもなく、当然のように勤務地は県内でも遠方。もちろん昇進とかもないわけだ。こんな評価なのであれば今の会社辞めて転職とかも考えても良いのかもな、とかと考えるところは正直ある。まあ、高卒で資格を何も持ってないアラフィフぬたりなんかを新規に雇う奇特な会社もあるとは思えんのでその考えを実行するのは相当な勇気がいるが(蛮勇かもしれない)。
まあ本社からの距離と業務量は不思議と反比例するもんで、今後仕事自体は気楽にやれるんじゃないかとは期待してますけどね。なにしろ今までのセクションは、仕事に関しては精神的にかなりきついのに本社のバックアップは得られないし頑張っても割と評価されない(会議室で仕事する奴らに特殊な現場の苦労はわからんよ)という、ほんとなんともはやな職場だったからなあ。
んでまあ、通勤時間もざっと今までの3倍以上に膨れ上がった訳だが、また運が良いことにぬたりの現在の愛車はフォルクスワーゲンティグアン。燃費は多少のネックにはなるものの(それでも田舎道中心なんでリッター15キロくらいには伸びる)、運転自体はすごい楽。単純にゆったり乗ってられるし、改装路であればレーダークルーズコントロール使えばアクセルとブレーキの操作をかなりサボれる。場合によってはレーンキープも作動するしね。

とまあ、通勤自体は時間は長くても体への負担はそれほどでもない(もちろん不慣れな今は少々の疲れはある)のだが、ちょっと気にかかるのは渋滞である。
車社会の地方の宿命として、県の中心部は朝の交通渋滞はどこもあり、群馬県も例外ではない。ぬたりの場合、県の中心である前橋や高崎は7時過ぎには通過するため、影響はさほどではないんだが、お世辞にも人口が多いとはいえない勤務地近くで結構な渋滞が朝発生するのである。おそらく前橋や高崎の一般人に、朝あの辺渋滞するよ、と言うと、「あんな田舎で何で?」という感想を持つはず。
だが交通渋滞というのは単純に沿線人口が多ければ起こるというものではない。田舎の場合、そもそも道の数が少ないから車で移動をしようとするとどうしても特定の道路に集中が起こる。このため普段は別になんてことないのに朝の通勤ラッシュ時だけは渋滞する、なんてことが起こるわけさ。
また、沿線人口が少ないとどうしても整備は遅くなるしそもそもニーズを把握してもらえない。ぬたりを朝渋滞で悩ませている信号は、右折車線がなくなんとなく信号のあたりの道幅が広がってイルのみの箇所。右折車がいた場合、普通車2台なら右折車の横を通れるが、これが大型車になるとギリギリ通れない。このため右折での停止車か直進車のいずれかが大型車だった場合、途端に流れが止まる。あと50センチ道幅広げりゃ渋滞はなくなるんだがなあ。まあ、地形的に線路と川に挟まれた場所なんでこれ改良するのはちょっと金かかりそうだなってのは素人でもわかるのであんまり文句も言えんが、こんなの放置してたら名古屋なら暴動が起こるぜ(※)、という突っ込みだけは毎朝入れてますけどね。

ともあれ、色々あるけれどもぬたりは元気です。



運転が荒い、あそこは戦場、と他県からは恐れられるあそこの道だが、車で素直に走るぶんには意外と走りやすい。関東ではよく見かける、素人見で「ここ直せば渋滞なくなるだろ」みたいな場所はあんまり見かけなかった。こと自動車の走る部分の整備に関しては関東民のぬたりは素直に感心しましたね。まあ、利用する側のマナーについては、ぬたりも関東では「荒い」と評判の群馬県民なんでな。ちょっと頑張るくらいで流れに乗れたわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

組み上げてみろ。飛ぶぞ(飛びません)

2023年04月09日 20時51分20秒 | 日記


せっかくいいところまで進んでるのに、年度初めのごたごたでここからちっとも先に進まんのじゃい!
早く落ち着いてくれんかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トランキーロ!

2023年04月01日 21時16分17秒 | 日記
タコパである。


タコスパーティである。
日本というのは食に関しては貪欲な国で、地球の反対側のメキシコやアメリカの料理も食べる気になれば大概食べられるし、ほとんどの料理は日本人の舌に合うように改良されて出てくる。
タコスをはじめとしたメキシコ料理も同様で、タコスと言われればどんな料理かだいたいみんなわかる。日本最大級のコンビニチェーン、セブンイレブンが同じメキシコを発祥とする料理「ブリトー」を長年売っており、材料自体もトルティーヤで具材を包むあたりは共通している。
が、ちゃんとしたタコスを食べようとすると案外敷居は高くなる。最大の問題はタコスを扱う外食店が少ないこと。アメリカの大手タコスチェーン店「タコベル」の店舗は東京と大阪に数店舗あるのみ。それ以外だとメキシコ料理店なんてそれこそ大都市でもない限りなかなかない。ぬたりの住む群馬県もまた然りで店舗の選択肢は少ないにも程がある。幸いにして県都前橋に1店舗あり、ここがまあ実においしく素晴らしいお店なので当座の問題はないのであるが。
となると自分で作るのが一番早いのだが、日本の食文化的に「子供の頃お母さんが作ってくれたタコスがおいしかった」なんて思い出のある人はそんなにいないし、料理本を開いてみてもカレーやハンバーグのレシピは大概の料理本にあるが、タコスのレシピとなると載ってる本はかなり少なくなる。これで普段から自分で作れと言う方が無理。
が、手を抜こうと思えばかなりの部分に手を抜けるのが料理の奥深いところ。日本でよく想像されるタコスの具材は挽肉とレタスにチーズ。あとはサルサソースと言った具合で、極限まで手を抜くんならこの中で調理が必要なのは挽肉のみ。んで、この味付けもなんなら混ぜればOKなスパイスが普通に売ってたりもする。トルティーヤにしても、コーン粉を使ったものは難しいにしても、小麦粉使ったトルティーヤなら今は普通にスーパーで買える。斯様に実はそんなに手間もかからずに作れたりもするのよね。だから今回ぬたりはサクッと作って食べた次第。
料理は手をいくらでも抜ける、と話したが、逆も然りで手をかける気になればいくらでも手がかけられるもので、前述した前橋のメキシコ料理屋のタコスは、ぬたりのそれとは比べようがないほどうまい。だから、ぬたりの手抜き料理であまり偉そうに語ることはできないのであるが、それでも好きなもんを好きなだけ巻いて食べるという行為は無条件でテンションが上がるし、少しスパイスとタバスコを強めにして、炭酸のよく効いたコーラで流し込む時の至福の感じは多くの人に体験して欲しいとマジで思うわ。
それだけに、気軽にタコスを食べられるタコベルさんには頑張って全国展開して欲しいとマジで思うわ。そのためにも皆様におかれましても是非タコスを気軽に作っていただいて身近に感じて欲しいと思います。いや、ホント気軽にできるんだってば。サルサソースとかワカモレとかも切って混ぜるだけだから案外簡単なのよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする