ASKA容疑者の異常行動「典型的な妄想型の症状」(←リンク先はヤフーのニュース)
恣意的な記事の典型の文面だけど、記者ですら区別がついていない可能性があるな。精神病的に妄想を持つという事がどういうことなのか、をね。
端的に言えば、「今となっては新たに薬をやっていようがやっていまいが妄想は起こりうる」と言うこと。もちろん薬を飲んで妄想を抱くことはありうる話。だけれども、それがあるからと言って薬をやっているとは限らないのである。これ重要。
今回の場合、まあASKAが盗撮されているかどうかは分からないけど、その盗撮が覚醒剤から来る妄想であると仮定してみる。以前突然発表された長文(薬に関する自伝?)に寄れば、覚醒剤使用が長期化するあたりで盗撮や盗聴の話が出てきており、可能性は高い。
で、このような妄想を長年抱いていると、薬により判断能力が鈍るために、それを現実のものとして認識してしまう事は良くある。判断能力も薬により鈍るからね。こうして現実として固定されてしまえば、もはや薬をやっているかどうかは関係なく常にそれを持ち続けることになる。症状の固定というもので、薬の後遺症による正体のない不安感を紛らわせるために、本人がそれにすがってしまっているので、こうなるとそれを否定することは極めて難しくなる。
ここまで言えば分かると思うけど、妄想は確かに薬の影響として出てくる典型例ではある。ASKAのこれも可能性は高く、その影響が全くないと言うことはまずない。けれどもだからといって「今もやっている証拠か」となるとこれは全く違って、単にかつての覚醒剤の後遺症でそういう症状が出ている可能性も十分にある。この記事はそのあたりを恣意的に書かないでいるのか、書いている記者の区別ができていないかのどちらか。記者は精神疾患や薬物治療の専門家ではないから、こうなっちゃうのもやむを得ない部分はあるので、読み手の我々が各自勉強して、記事の取捨選択をするしかないのがマスコミとのつきあいの難しさなんだよね。まあ、マスコミなんてその程度の浅い知識で偉そうに語ってるに過ぎない、ってのが実際のところで、これは悪い意味で教訓にすべき記事ではあるね。
実際、盗聴や盗撮があるかどうかは事情を知らない人間が「完全に妄想」と決めつけるのはかなり危険。盗撮盗聴に関してはそれなりに被害はあるし、機械も昨今非常に見つかりにくくなっている。逮捕からこっち悪い意味でASKAは注目されているからね。今回の騒ぎの広がりを見るに、盗聴のターゲットとすればあり得なくもない。情報を求める層は存在する。
まあ、盗聴されている証拠は機械が見つかれば一発だけど、盗聴されてない証拠、というのは悪魔の証明みたいなもんでね。機械が見つからない→家とその周りを数ミリの隙も許さず探したか?→今だけ隠滅されているだけではないか? とまあ、疑えばきりがなくなる。
経過を考えれば、そら盗撮は妄想の可能性が高く見られるのは仕方ないけど、ホントに盗撮盗聴されてた、と言う可能性は持っていないといけないと思うよ。何しろ直接の当事者じゃないわけだから。尿検査で引っかかって逮捕された、とりあえず信じられる事実はこれだけだ。
それにしても、麻薬はホントいけないわ。こうして世間からケチョンケチョンに袋叩きにされちゃうんだもんな。取り返しもつかないもんなあ。麻薬やっても復活してきた人もいるじゃないか、というツッコミもあるかも知れないが、その復活にかけたエネルギーを普通に生かしていれば、その人どれだけすごいことができたか考えてごらんよ、と返すしかないな。
・・・しかし、勿体ないなあ・・・。
恣意的な記事の典型の文面だけど、記者ですら区別がついていない可能性があるな。精神病的に妄想を持つという事がどういうことなのか、をね。
端的に言えば、「今となっては新たに薬をやっていようがやっていまいが妄想は起こりうる」と言うこと。もちろん薬を飲んで妄想を抱くことはありうる話。だけれども、それがあるからと言って薬をやっているとは限らないのである。これ重要。
今回の場合、まあASKAが盗撮されているかどうかは分からないけど、その盗撮が覚醒剤から来る妄想であると仮定してみる。以前突然発表された長文(薬に関する自伝?)に寄れば、覚醒剤使用が長期化するあたりで盗撮や盗聴の話が出てきており、可能性は高い。
で、このような妄想を長年抱いていると、薬により判断能力が鈍るために、それを現実のものとして認識してしまう事は良くある。判断能力も薬により鈍るからね。こうして現実として固定されてしまえば、もはや薬をやっているかどうかは関係なく常にそれを持ち続けることになる。症状の固定というもので、薬の後遺症による正体のない不安感を紛らわせるために、本人がそれにすがってしまっているので、こうなるとそれを否定することは極めて難しくなる。
ここまで言えば分かると思うけど、妄想は確かに薬の影響として出てくる典型例ではある。ASKAのこれも可能性は高く、その影響が全くないと言うことはまずない。けれどもだからといって「今もやっている証拠か」となるとこれは全く違って、単にかつての覚醒剤の後遺症でそういう症状が出ている可能性も十分にある。この記事はそのあたりを恣意的に書かないでいるのか、書いている記者の区別ができていないかのどちらか。記者は精神疾患や薬物治療の専門家ではないから、こうなっちゃうのもやむを得ない部分はあるので、読み手の我々が各自勉強して、記事の取捨選択をするしかないのがマスコミとのつきあいの難しさなんだよね。まあ、マスコミなんてその程度の浅い知識で偉そうに語ってるに過ぎない、ってのが実際のところで、これは悪い意味で教訓にすべき記事ではあるね。
実際、盗聴や盗撮があるかどうかは事情を知らない人間が「完全に妄想」と決めつけるのはかなり危険。盗撮盗聴に関してはそれなりに被害はあるし、機械も昨今非常に見つかりにくくなっている。逮捕からこっち悪い意味でASKAは注目されているからね。今回の騒ぎの広がりを見るに、盗聴のターゲットとすればあり得なくもない。情報を求める層は存在する。
まあ、盗聴されている証拠は機械が見つかれば一発だけど、盗聴されてない証拠、というのは悪魔の証明みたいなもんでね。機械が見つからない→家とその周りを数ミリの隙も許さず探したか?→今だけ隠滅されているだけではないか? とまあ、疑えばきりがなくなる。
経過を考えれば、そら盗撮は妄想の可能性が高く見られるのは仕方ないけど、ホントに盗撮盗聴されてた、と言う可能性は持っていないといけないと思うよ。何しろ直接の当事者じゃないわけだから。尿検査で引っかかって逮捕された、とりあえず信じられる事実はこれだけだ。
それにしても、麻薬はホントいけないわ。こうして世間からケチョンケチョンに袋叩きにされちゃうんだもんな。取り返しもつかないもんなあ。麻薬やっても復活してきた人もいるじゃないか、というツッコミもあるかも知れないが、その復活にかけたエネルギーを普通に生かしていれば、その人どれだけすごいことができたか考えてごらんよ、と返すしかないな。
・・・しかし、勿体ないなあ・・・。