フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

思えば遠くへ来たもんだ

2009年09月30日 22時05分01秒 | 日記
ブーイング…ロッテ・西岡を一部ファンが批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000013-sanspo-base

なんかもう、今では千葉ロッテのファンと言っても色々いるんだなあ。
ぬたりはオリオンズ時代からのロッテファン「だった」ので、今でもまあプロ野球の球団の中では千葉ロッテは気にはなるんだけれども。
野球そのものはいわゆる近鉄-オリックス合併時のごたごたで嫌気がさして興味を失ってしまったけれどもね。
あ、でも「フロントの横暴と某オーナーの独裁」が嫌になったわけではなくてね。まあ、それも嫌と言えば嫌だけれども、特定球団にぶら下がるしか能のない球団首脳とか、自分の欲求を述べることしか知らないファンとか、それを煽る事しか考えないマスコミとか、とにかく全体が嫌になったと言うことね。
そんな当時の千葉ロッテのファンは独特な応援方法等で「ファンの鏡」とか言われていた頃。「地獄に落ちろ、○○(球団名が入ります)」という応援がまかり通っていた、古きパ・リーグを知る人間とすると、よくぞここまで、と当時としても隔世の感を感じていたんだがね。
そこからも数年が経過し、まあ賛否両論あるにせよ、少なくとも「ファンの鏡」とは言えない様な状況に。ちょっとオノレの好きな監督がクビになるからって、ちょっと成績が悪いからって、文句言わなきゃ気が済まないのかなあ。ぬたりがロッテ応援していた頃は、それこそ毎年最下位でも文句言わなかったけどなあ。
まあね。ああいうのは一部の人間であってね。分母が大きくなるとああいう勘違いの輩も増えるもんだし。実際、西岡選手のブログのコメントとか読むと、西岡選手の発言に反発してるのはホントに一部。
↓西岡選手のブログ
http://ameblo.jp/speedstar-tsuyoshi7/

で、そもそもこうなったのの元凶はフロントとバレンタイン監督の確執からなんだけれども。
実はぬたりはバレンタイン監督に関しては、就任当初から割と冷静だった。契約終了が決まった時も「さもありなん」という感想しか持てなかった。と言うのも、監督就任時に一冊の本を読んだからなのね。
広岡達郎著「監督論」がそれ。
まあ、仲違いした人が書いた本だから眉に唾つけて読まなきゃいけないだろうが、バレンタイン復帰に際して、概ねこんなことを書いていた。
「なんでも自分が中心でないとすまない人物。マスコミの使い方はうまく、常に自分が悪者にならないように振舞っていた」
まあ、この辺りはありがちな論調。ではそんな人物だから失敗するかと言うとそんなことはない、と書いてある。
「なんでも自分がしなきゃ気が済まないから、フロントは彼に全てを任せなければならなくなる。それが出来るかどうかが鍵」
こんな文章を読んで、「所詮広岡の書くことだから自分勝手な放言しか書いてないんだろう」、と笑い飛ばすことが出来るだろうか。冷静に読めば、フロントとバレンタインの関係を端的に表してはいないだろうか。
当初三顧の礼で迎えられたバレンタイン監督はそれこそ思うがままやれたはずだ。だが、フロントもいつまでも全ての要求を飲み続けるわけにもいかなくなる。結果確執が、となると、広岡氏の指摘のとおりの事態になったとも言える。まあ、広岡氏はまさかバレンタイン絡みの人事で日本一になるだろうとは思っていなかったろうが。

いずれにしても、もう遠い世界の話。無礼なファンがいようとフロントが無様だろうと、監督が多額のギャラを貰っていようと、別にぬたりの感情が波立つこともないんだけれども。ただまあ、わけの分からんファンに対しては素朴に「何しにお金払ってまで球場行ってるんだろう?」とは思うけど。入場料(+球場までの交通費)があれば、もっと他に有意義な使い道というのもあるだろーに。

さて、その千葉ロッテの後任監督は西村徳文氏。オリオンズ時代を知るぬたりには微妙に嬉しい人事なんだけども、こういうファンも今のマリサポには少ないんでしょうねえ。

いやあ、ホント思えば遠くに来たもんです。
西村佐藤愛甲ディアズ高沢上川初芝袴田横田なんて打順だったなあ(遠い目)
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お詫び(訂正はしないけども)

2009年09月29日 19時41分38秒 | 日記
昨日の日記につきましては、長すぎて携帯では文章の途中までしか表示できないことが判明しました。
携帯でご覧になった方に、ここに深くお詫びいたします。

・・・まあ、あんな真面目ぶった文章に最後まで付き合ってくれた人はほとんどいないと思うが
・・・ましてや、携帯でまでぬたりのブログを見るような物好きはまずいないと思うが

実際華ちゃんのネタって書いたこっちは盛り上がるんだけども、読んでる方は盛り下がる、という実に危険なネタ。mixiの時にも反応鈍かったけれども、ブログ化した現在でも同じ。昨日は訪問IPが実に30もダウン。
茶化して書けばまだ面白がってもらえるのかもしれないけども(縁っ子スキル発揮、とか、あんな地味なホールなのに置いてあるピアノはベーゼンドルファー・インペリアルという2千万以上する最高級品だった、とか)、あまりにスタンディングオベーションと華ちゃんの泣いてる姿が印象的でね。どっちも初めてだったんで、つい真面目ぶってしまいましたわ。まあ、ぬたりの日記でうけるネタといえば「1にトラブル2に物欲。3、4が無くて、5にヲタネタ」だろうしね。こういうのを綴ったほうが、みんな喜んでくれるし、ぬたりも書いてて楽しい。
・・・あれ? なんか、ちょっと虚しくなるのはなぜかしら・・・

話を戻そう。gooモバイルブログの表示についてだ。
実は、過去にも厳島神社の写真をアップした時にうまく表示できていなかった。どうも写真は基本的には1枚しか表示できないみたいで、2枚目の写真以降は文章についても全く表示できなかったのね。
こういうのが使用前に分かれば、それこそ他のブログを借りちゃったのかもしれないけれども、もう本格移行しちゃった後なので、今更変えるのもめんどくさいし、方々に迷惑がかかる。
まあ、この手の制約というのは文章をいじくる上でのきっかけにはなるので、100%悪いことでもない。制約があればそれにうまく順応するように努力すると、それに付随して内容も見直さざるを得ないしね。だから今後もgooブログでやっていきますよん。

という訳で、今後はモバイルでもきちんと表示できるように、文章に取り組んでいきたいと思う次第。
まあ、ぬたりのことだから、今後もモバイルでうまく表示できないようにしちゃうこともあるだろうけれども、まあそれも持ち味ということで、また良しかと(良くねえぞ)
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(ネタバレなし)奥華子CONCERT TOUR'09 弾き語り~3rd Letter 9/25高崎

2009年09月28日 20時33分56秒 | 奥華子
その時、僕は心臓が止まるんじゃないかと思った。
人間、嬉しい時にもこんなふうになるんだなあ、そんなことを思っていた。
でも僕のうれしさなんか些細なものでしかなかったと思う。
今、ステージで涙ぐみながら頭を下げる、僕の大好きな歌手は、僕の何倍も、何百倍も、嬉しかったに違いない。

・・・

2年7ヶ月前。僕はその歌手に出会った。名前を「奥華子」という。
彼女の歌声はとてもまっすぐで、そして紡がれる歌詞は、時に心をやすりがけされるように痛々しく、時に優しく隣に寄り添ってくれるように暖かく、そんな心地の良いものだった。
僕は何度も彼女に会いに行った。いつでも彼女はステージの上で、一生懸命に歌い、話し、そして笑っていた。
そして9月25日、地元の高崎でのライブが行われると聞いて、僕は歓喜した。とうとう僕の地元にも来てくれるのか、と。

だが、一抹の不安を感じずにはいられなかった。
来てくれるのは良い。だが、盛り上がるのだろうか、と。
なぜなら、現時点では知名度がそれほどあるわけでもない。CDの販売についても、群馬県内においては置いていない店のほうが多いくらいの状況である。
やっと実現した群馬のライブが、盛り上がらなかったり、空席が沢山出たりした場合は、地元のファンとするとやはり悲しい。せっかく来てくれたからには「群馬でやってよかった。また群馬でやりたい」と思って帰ってもらいたい。そう思っていた。

9月25日当日も不安は晴れなかった。会場にコンサート告知はほとんどなかったし、ロビーで待っている人も、グッズ販売もそれほど人が沢山いた印象もなかった。
入場時間となり、早めに席に着く。前から2列目の3番。そこが僕の席だった。1番と2番は見切り席。僕は会場の隅でライブを見届けることになった。

開演時間となり、注意事項のアナウンスが始まる。その時僕は客席を見渡した。客席はほぼ満席だった。後で知ったが、当日券はあったものの、これも完売し、ライブはSold outの状態で迎えることが出来たらしい。
ステージに幕はなかった。やがて、会場左手から奥華子さんが登場し、ぬたりの期待と嬉しさと、そして一抹の不安を内包しつつ、ライブが静かにスタートした。


結論から言えば、盛り上がるかどうかは完全な杞憂に終わった。何処にだってファンはいるものだし、僕以上に単独ライブを待ちわびていた人も実際沢山いた。僕が単独ライブに参加するのは10回目。他と比べても盛り上がりは勝るとも劣らないと思えた。
考えてみれば、不安なのは僕よりも奥華子さんの方だったんじゃないだろうか。高崎の音楽イベントで路上ライブをやったり、前橋でインストアライブをやったり、安中で対バンライブをやったりしてはいたが、単独ライブとなると初めて。地元のラジオ局がプッシュしているわけでもないし、果たしてどんな風に迎えてもらえるか分からない。ことによったら客席はガラガラかもしれなかったのだから。
幸いにして席は埋まったものの、どんな反応をしてもらえるか分からない。せっかく来てくれた人に楽しんでもらえるだろうか、そのあたりの不安というのは、客席で見ていても初めのうちはほんの僅かだけど感じられた。
でもライブは普通に盛り上がった。ほっとしたろうし、ここでもちゃんと聴きに来てくれる人がいた、という嬉しさもあったろう。そして、それが爆発したのがアンコール後だった。
最後の曲前、すでに奥華子さんはMCですこしうるんで声が震えていた。それでもプロとして、最後の曲を声を震わせることなく歌いきった。会場は万雷の拍手に包まれた。と、その瞬間にそれは起こった。
客席のファンが、一人、一人と立ち上がってゆく。数瞬後には客席は完全なスタンディングオベーションになっていた。
「ありがとー!」
そんな声も幾重にもなって客席から響いていた。

こんな地方の一公演。ツアーの中のなんてことない一公演であったはずだ。それでもステージ上で奥華子さんは顔を押さえて泣いていた。
それは僕も同じだった。今までの何回にも及ぶライブ参加で、スタンディングオベーションなんて初めてだった。ましてや、ステージ上で泣く奥華子さんを見たのも初めてだった。
なにより、僕が大好きなシンガーソングライターを、僕の地元がこんなにも暖かく迎えている。そのことを思ったときに、本当に嬉しくて、少しだけだけれども、僕も泣いた。

「いやー、今日は良かったねえ」
終了後のロビーにて、カメラの福田さんが、そんな風にスタッフと話しているのを聞きながら、僕は会場を後にした。
・・・胸がいっぱいで、今晩は何も食べられそうになかった。

♪一人では抱えきれないモノがあるなら
 どうかこの手に 少しでも分けてください
 私は変わらず ここにいるから

 どんな出会いも どんな別れも
 一つ残らず 今日という日に繋がってきた
 ・・・・・・・・・・
 何度も書いて消しては書いた
 行くあてのない手紙をいつか届けて欲しい

 泣かないで愛しき人 今はまだ旅の途中で
 振り返る言葉よりも 伝えたいことがあるから
 愛されて 裏切られて 人はまた愛を求めて
 どこまでも遠い所へ 悲しみが消えてゆく
 微笑みが帰ってくる♪
 (手紙/奥華子)
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2009秋の宮島・岩国旅行記 そのよん(さいご)

2009年09月27日 19時46分45秒 | 旅行&おでかけ
午後2時 お好み焼き 徳川
↓広島を中心としたお好み焼きチェーン。
http://www.tokugawa.jp/index.html
自分で焼く店なので、関西風(関西出身の方怒らないでね)をチョイス。いやいや、冷静に考えてみれば関西風(怒らないでね)を食べるのは久しぶりだわ。冬に広島に来た時には広島風(広島出身の方怒らないでね)を食べたし、群馬のぬたりの行きつけの店でも基本的には広島風(怒らないでね)だったからなあ。
うーん、美味しい。粉食文化万歳。
でもこの店、広島中心のチェーン店なのに「関西風」「広島風」と両立併記して、広島のお好み焼き国粋主義者に「この世にはお好み焼きと関西焼きしかないじゃけえのお(うろ覚え広島弁)」と襲撃にでもあうんじゃないかとちょっと心配(マテコラ)。

午後3時30分 錦果楼
軽くお土産などを買い、ケーキをいただく。美味しいんですよ。美味しいんですけどね。
食べきるということは、帰る時間になるということですから。
・・・帰りたくないねえ。

午後4時40分 新岩国駅
youさんとお別れ。「またいつか」なんてありきたりなことを言って、改札へ。広島で乗り換えたり往復割引の都合等があって、東京までの切符は何枚ももある。良く分からないので、新岩国~広島分の切符を自動改札に突っ込む。
・・・改札閉まる。
ああ、特急券だけじゃなくて、新岩国~広島の指定席件も入れなきゃダメか。と一枚増やして自動改札に突っ込む。
・・・改札閉まる(TT)
やむなく有人改札へ。係員は切符を見て、
「乗車券、特急券、広島までの指定席券、広島~東京までの指定席券」全てを入れてください。とのアドバイス。まあ、それはいいんだけどね。
ここでお前がスタンプ押しちゃったほうが効率いいだろーが!なんも自動改札もう一回行かせなくてもさあ。
無事に改札を通った後、youさんが再度声をかけてきたけれども「相変わらずなんかしでかさなきゃ済まない人なのねえ」とか思ってたのは確実だわな。
新幹線は100系が来る。JR東海じゃ全滅してるもんな。座席も広いし(2×2)。ちょっとうれしい。

午後6時 東海道新幹線のぞみ42号車内
広島駅にて夕食用の駅弁を買って(「むさし」まで行ってる時間は無し)のぞみに乗り込む。ぬたりの隣は4~5才くらいの女の子。まあ、先は長いし駅弁でも出して、と駅弁を座席テーブルに出す。
・・・おじょうちゃん、人の駅弁凝視するのはよくないよ。
こ、これは食べずらい。というか食べられないわ、雰囲気的に。
名古屋まで針のむしろは続いた。なんか大の大人がDSやるのも恥ずかしく、ひたすら持って行った本を読んだ。おかげで随分進んだのは進んだけどね。
・・・ところでおじょうちゃん。ぬたりの飲むお茶まで凝視するのやめて欲しいんだけど。

0時00分 ぬたり宅
早速とばかりに愛用の「日本白地図(旺文社)」の山口県を塗りつぶす。いやー、本州が真っ赤に塗られて爽快ですねえ。
・・・まあ、今回はほんのちこっと山口に足を踏み入れたに過ぎないんだけどもね。

最後に、ぬたりの思いつきに最初から最後までお付き合いいただいたyouさん、連休の忙しい中わざわざ来ていただいたシャオさんにお礼を申し上げて、旅行記の締めにしたいと思います。

本当にありがとうございました。

今回食べられなかった「むさし」リベンジの日にお会いしましょう(おい)
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2009秋の宮島・岩国旅行記 そのさん

2009年09月26日 12時41分31秒 | 旅行&おでかけ
9月21日
午前9時50分 ホテルアルファーワン岩国
朝は7時頃起床。特にすることもなかったので、部屋付属のマッサージチェアを試す。その分部屋代が高かったんだから元は取らんと。
・・・
このマッサージチェアをキシリア様に・・・
これは・・
良い物だ・・・・!
疲労もあるんだろうが、結構安らぐ。「もみ/たたき」「エア」「複合」3コースも試しちゃった。

10時に迎えに来てくれるとのこと(ホントに何から何までありがとうございます>youさん)なのでロビーに出て暇つぶしに新聞を読む。「中国新聞」の一面記事は・・・

「マツダ三次試験場にてロードスター20周年記念イベント」
http://www.chugoku-np.co.jp/Ad/menu/car/200908/car006.html
・・・ここは異国やのう。関東じゃまず一面記事にはなんないもんな。

午前11時30分 岩国城ロープウェー乗り場
youさんの案内で、米軍岩国基地近辺をドライブ。ほとんど中が見えるわけではないけれども、雰囲気だけは伝わってきますね。今はいないけども9.11の頃は銃持った米兵の姿を結構見かけたとのこと。まあ、岩国にも基地問題は存在しますので、よそ者はあまり変に感想を述べないほうが無難かな。

錦帯橋は川原に大きな無料駐車場を抱えているんだけれども、youさんのご案内で空いてる道を通って、空いてる駐車場へ。
・・・といいますかここロープウェー乗り場のまん前の駐車場ですよね。確かに場所柄案外盲点の場所ではありますね。いつもはもっと空いてるらしいが、連休でもありほとんど満車。でもまさに一台分の空きがあるというのは普段の行いの賜物なんでしょうね。
・・・youさんのな(言われる前に言う)
ロープウェーは約1時間待ちとの係員の案内。実際には40分くらいだったかな。

12時00分 錦帯橋
ロープウェーに乗って行った「岩国城」は鉄筋コンクリート製の再現天守で、しかも実際の場所でない(天守台が脇にある)ので、こだわる城好きの方は怒る代物ではあるけれども、わざわざ山肌に寄せて立てた甲斐があって、眺めは素晴らしいものよ。岩国市は錦帯橋近辺に主要観光スポットは集中してるから、様子が手に取るようにわかる。その向こうに市街地が広がり、海際を基地と工場が占める立地。
海からの距離が近すぎず遠すぎず絶妙で、実によい眺め。昨日の宮島連絡線のように、直に海を感じるのも、このくらいの距離感で海に思いを馳せるのも、どっちも気分がいいもんですよ。

山を下りた目の前に天然記念物の「シロヘビ」の観覧所があった。空いてたら入ろうかとも思ったけども、混んでいるので断念。まあ、そんなにヘビ好きでもないし。
観覧は無料らしいけれども「お気持ちで」入場料は箱に入れるシステム、というのもまあいいか、と思わせる理由になった。
なお、その日の夜、巨大な白いヘビに睨まれる夢を見たのは、入場料をめぐんでいかなかったことに対するシロヘビの意趣返しに違いない(嘘のようだがホントの話)
でもヘビの夢ってお金が入ってくる吉夢なんだぞぉ(10メートルの大蛇も吉夢のヘビに含まれるのか識者の意見を待ちたい)

午後1時 錦帯橋
いやー、こいつはやっぱり凄いわ。アーチの上から水面覗くと高い高い。このサイズで江戸時代に作っちゃおうってんだからなあ。
今の橋は平成13年に架け替えされたものだけれども、相変わらずストイックなままの姿なもので、アーチ部の段差の角にも色が塗ってあったりスベラーズ貼ってあるわけじゃないので、下りでは案外目視しづらく、軽く空足を踏んで転びそうになる。
えっと、ここは二つ目の橋ですから「今」ですかね?(大宰府じゃないっつの)
youさんのオススメで川原におりる。いやいや、この眺めは錦帯橋の白眉ですね。アーチ裏側の木の組合せはもうエクセレントの一言。おいで、みんなも。ホント凄いよ。
錦帯橋の脇にはテレビでも取り上げられた、2件のソフトクリーム屋がある。どちらも100種類のソフトクリームを誇る「むさし」と「小次郎」。一応は「小次郎」の方が元祖らしい。
今回は「むさし」にてソフトクリームをいただく事に。youさんは「紫いも」、ぬたりは「巨峰・ヨーグルトミックス」をチョイス。当日は良い天気でソフトクリームも実に美味しい。
これだけ種類を多くしてればその分手間もかかるはずだし、観光地のど真ん中であるということを考えれば、300円という値段は良心的かも。ぬたりの常食キハチのソフトクリーム(キハチミルクがすきー)よりも安いしね。

(まだつづく)
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いざ、出陣!

2009年09月25日 17時25分16秒 | 奥華子
ということで、初ライブ参加から二年三ヶ月、願いに願い続けた群馬での華ちゃんの単独ライブだー!!

で、なにがしかのライブのポスターなりを探したのだけども、これくらいしかなし。
隣の美術展の方が、よっぽど目立ってますが…。

ともあれ、いざ決戦!!

陣太鼓を打ち鳴らせぃ!!
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2009秋の宮島・岩国旅行記 そのに

2009年09月25日 12時47分09秒 | 旅行&おでかけ
12時30分 アルパーク
実は広島駅のわずかな乗換え時間で「むさし」に走って銀むすびを手に入れようとしたのは内緒(全世界に向けて今言ってますけど)。「お時間がかかります」と言われて断念したものの、後から思えばこれで良かった。どこで食べるというのだ俺よ。
新井口駅にてyouさんと待ち合わせ。アルパークには食べ物屋もいくつかある。そこでお昼という流れだったんだけど結構な混雑。
ま、連休だしねえ、と名前だけは某店に書いて店内ぶらぶら。
・・・何故に九州物産展とかやってますか。
大分名物鳥天の匂いにあっさり陥落。隅っこの椅子に腰掛けて鳥天のお弁当でお昼。
はっきり言います。女性と一緒のお昼とすれば最悪を通りすぎて氏んでいいレベルです。軽く氏ね当日の俺。

午後3時 厳島神社
youさんの運転のお陰で、裏道を抜けられたから良かったものの、国道2号線は宮島口を先頭に大渋滞。裏道の交通量もかなり多いらしい。広島電鉄のちょっと手前の駅近辺に車を止めて、広島電鉄で宮島口へ。広電は予想どおりみっちり。まあ、休日利用して出掛けてきているぬたりがこれに文句を言うのははっきり間違いだし、ぬたりとするとこういうのは想定内。むしろ連絡線の待ち時間があまりなくて(船内は混んでたけど)拍子抜けしたくらい。
にしても厳島神社というのは船から見てると特殊な眺めといいますか。近くの方はうんざりなんだろうが(シャオさんは「もう何回行ったことか」と言ってました)、たまに行く分には十分「おお」と言う眺め。海なし県に住むぬたりとすると、船で渡るってのもポイント高い。いや、海上の船ってなんかわくわくするんだよなあ。海上から一枚、とばかりに持参したデジタルカメラをカバンから出す。今回荷物になるので一眼レフは持ってきていないのね。なんかyouさんにお見せできるような画像がカードに残ってなかったかなー、と思ってディスプレイに画像表示してみる。
・・・あれ?何でこの画像が一番最初に表示されるんだろう。いつもは違う写真が表示されるのになあ? えっと、確かこの写真は、ネットにアップするために撮ったらカード刺さってなくて、数枚しか保存できない本体メモリに書き込まれた時のだから・・・
あぁ・・・と思い電池カバーをあけると、本来カードが刺さっているべき場所に空洞が。

カード忘れちゃった、えへ(かわい子ぶってもダメだー!!)

気を取り直して厳島神社にてお参り。しかしたかだか45円で「可愛い彼女が出来ますように」と脳味噌の血管がブチ切れるほどに祈られても神様も困ったことだろう。ぬたりなら「なめんなゴルァ」と神罰に一つも下すが、あちこちお願いしているにもかかわらずこれと言って神罰はないから、日本の神様は大らかだわ。
・・・ご利益もないけど。
参拝後は界隈のおみやげ物屋を散策。「揚げもみじ」なる食べ物が売られていたので一つ購入して食べてみる。
・・・うん、もみじまんじゅうを揚げた味がします(まんまだっつの)
その後は土産物屋を冷やかしつつ、焼きたてのもみじまんじゅうを食べたり(これが美味しいのね)周りに人は沢山いたものの有意義に観光の時間を過ごさせていただきました。

午後6時 山口県和木町
youさんの運転する車は国道二号線を西へ。やがて前方に大きな橋が見えてくる。
その橋の上には県章とともに「山口県」の文字。特に勿体をつけるでもなくその表示の下を車が走り抜けた。
はい、山口県にやってきましたよー。これにて1都1道2府40県制覇。本州に至っては完全制覇と相成ったわけです。確かに九州には「制覇」と言うには微妙なところもあるけれども(滞在時間5分とか)、本州内の都府県は全て何らかの形でどこかを歩いている。思えば意味もなくあちこちぶらぶらしているもんだよ。ぬたりとすると、その瞬間は静かに「本州制覇だぁ」と感慨深かったけれどもね。
・・・そこ、笑っていいぞ。

午後7時 岩国駅前 居酒屋「zenzen」
わざわざ来ていただけるシャオさんとの待ち合わせは岩国駅。ぬたりのホテルのチェックイン等を終わらせて駅に向かうと、youさんの携帯には「駅前のミスドにてお茶中」とのメールが入っていた。ミスドの外から見えたものは黒のジャケットに身を固めた、相変わらずシックに決まってるシャオさんの姿。こちらに背を向け本を読む姿は、ちょっと絵にはなるねえ。
・・・まあ、本に夢中になりすぎてガラス一枚隔てた後ろに立つ私たちに全く気付かず、気付かせるために送ったyouさんのメールにも気付かない、という状況ではあったけどもね。ダメですよシャオさん、神林長平のSFなんていうつい熱中しちゃう本読んじゃ。

何はともあれ個室の居酒屋での楽しいひととき。
・・・4時間以上居座るってのは「ひととき」とは言わない気もするが。
そうは言っても楽しいんだからしょうがない。あんなに人のことを聞いたのも、あんなに自分のことをしゃべったのも、そしてなによりあんなにも笑った時間は最近なかったなあ。
酔いもあったろう。二人と別れて、ホテルで一人になった時、頭の中は華ちゃんの「Birthday」が何度もリフレインしていた。

♪何億何千万人といる人の中で 一瞬よりも長く 出会える偶然があるね
 これまで私は いったい何人の人の 顔と名前を ちゃんと知っているだろう

 一緒にご飯を食べる人 悩みや夢を語れる人
 誕生日に「おめでとう」って 言えるなんて 凄いことだね

 Happy birthday to you あなたがここに 生まれてきてくれて ありがとう
 そう 世界に一つの “あなた”という奇跡なんだよ♪
 (Birthday/奥華子)
youさん、シャオさん、本当にありがとうございました。
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2009秋の宮島・岩国旅行記 そのいち

2009年09月24日 21時23分49秒 | 旅行&おでかけ
9月19日
午後11時 ぬたりの家
いよいよ翌日は山口県制覇。もう何年も前から「遊びに行きます!」と宣言しておきながら果たせなかった計画が、やっと実行できるということで割とテンションが高い。晩御飯ののち必要なものをバッグに詰め込む。だが、携帯と暇つぶし用のDSは充電が完了していないから、バッグに詰める訳にもいかない。どちらも寝室ではなくギター部屋にて充電をしているために、忘れる可能性が頭をよぎる。このため、玄関の荷物の上に「携帯 DS」と書いたメモ用紙を置く。これなら忘れないだろう、うん。(こういうのをネタ振りと言います)


9月20日
午前5時40分 群馬県前橋市を走行中
荷物を引っ掴んで颯爽とカローラのエンジンに火を入れる。カーステの電源を入れると待ってましたとばかりにスピーカーから流れる「Birthday@華ちゃん」。
車を走らせるとイントロ、そして華ちゃんが歌いだす。

♪何億何千万人といる人の中で
 一瞬だけでも すれ違う偶然があるね♪

などと曲に合わせて口ずさみながらふと思いつく。
・・・あれ?なんか物足りないような・・・
考えること数分。物足りなさの原因に気付く(はい、分かりましたね)

携帯忘れてんじゃないのよ!

せっかくのメモ意味なし。それどころかしっかりDSに関しては持ってきている自分がかなりの謎。つーか、前日予約した「マクロスF」の最終回を起きぬけにだらだら見てしまった所為か(おい)、割とギリギリに家を出ている自覚があるが。
・・・取りに戻って電車に間に合いますかこれ?

午前8時 東海道新幹線のぞみ9号車内
早朝は車の流れもスムーズで、きちんと間に合ったけどもね。高崎駅では余裕すらあった。
前回広島に行ったときと同じのぞみ。まあ、群馬から行く一番効率の良い東海道新幹線がこれだからね。しかし今回グリーン車。望んで予約とった訳じゃないけどものんびり移動が出来る。
まずは東京駅で朝ごはんを買いましょう(高崎駅では売店の営業時間前)。「孤独のグルメ」には「東京駅で新幹線乗るのに駅弁を構内で買うのは素人。やっぱり大丸地下のシウマイ弁当しかない」という場面がありましたけどもね(いや、そんな渋いマンガ誰も知らねえだろ)。
↓孤独のグルメ
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/50182202.html
構内どころか東京駅は東海道新幹線改札口入ったすぐ先で売ってるんですけどね、崎陽軒のシウマイ弁当。ぬたりも実はシウマイ弁当が好きで東京駅で新幹線乗換えする際はかなりの確立でこれ買うんだけども、全部の改札口にあるわけじゃないんでね。今回通った改札口には無し。
まあ、別にどうしても食べなきゃ気が済まないというほど好きなわけじゃないんで別にいいけども。時間もないかったしね。
しかしグリーン車というのは快適だわ。隣と離れているから、隣が駅弁ツマミにビール飲むオヤジでもそんなに気にはならなかったいもんなあ(自分が列車で飲むのになんか抵抗があるので他人がすると気になるなんだけども)
あっという間に広島到着。今年二回目だから、という気安さがあったせいか、そんなに長くも感じず。
(続く・・・って、まだyouさんとも会ってないのに終わりかい!!)
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旅行記公開! と思いきや

2009年09月23日 21時42分27秒 | 日記
連休の最終日ですねい。
一気に旅行記も書き進むでしょう、とお思いかもしれませんねい。

・・・今日は仕事してましてねこれが。

ぬたりの職場は「休日当番」なる制度があって、休日に誰かが職場にいなきゃならず、今日はぬたりの当番だった、とこういう訳。
なので今日はあまり旅行記も進んでないのね。昨日一日かけて頑張ってかなり書いたんだけどもね。いや、はかどりましたよー。
何しろ初日は書ききりましたからね

↓お好きな突っ込みをどうぞ
・まだ半分じゃねーか!
・今回もだらだら長いんかい!

さて、そんな休日出勤だけど、存外ぬたりは気にしていない。むしろ、今日休日出勤することを感謝すらしている。
忙しくての自主的な休日出勤と違い、正式に予定に組み込まれた当番な訳だから、代休がきちんと取れるのよこれが。
しかも25日の金曜日は華ちゃんのライブなのねん。
今月に入ってから「23日の代休は25日、23日の代休は25日・・・」と念仏のように繰り返していたため、職場の予定表にはしっかりとぬたりの25日休みが記載されている。
これで当日は朝からゆっくりと、号泣してもいいように体調整えて会場に向かうことが出来るぞ~。
ファンになって2年半。ライブに行き始めてから約2年。願い続けた群馬での単独ライブの幕がついに上がる。
決戦の時は近し。
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小ネタは人生の調味料

2009年09月22日 15時27分46秒 | 旅行&おでかけ
旅行記執筆中に付き、今回の旅行で撮った写真でお楽しみください。
まずは厳島神社



画像そのものは多くの観光客がシャッター切る場所でのものなので、そんなに珍しい構図でもないですが。

とにかく今回の旅行、ネット上では毎日のように交流しているのになかなか会えない方々と、独身貴族(ルネッサーンス!)の特権を利用して会いに行く、しかもそれをマイミクに見せびらかす、という羨望の的ともなる旅行だし、基本楽しい楽しい言っているだけでは旅行記としてはつまらなくなるし、出掛ける前は旅行記書く気はあんまりなかったんだけどね。

出発五分で小ネタ発生。以降も数回は小ネタには見舞われる旅行となり、急遽書く気になった次第。
誤解のないように言っておきますが、旅行そのものはスムーズで、連休混雑の中、比較的スムーズに観光できたのは、youさんのナビゲートの賜物ではあるし、連休忙しい中岩国まで駆けつけてくださったシャオさんのお陰で、夜はむちゃくちゃ楽しく(そしてあっという間に)過ごさせていただけました。
旅行そのものはすごく楽しかったんですよ。素直に羨んでもらって構わないのですよ。発生したのはあくまで小ネタですから。

まあ、頑張って書いてみます。
コメント
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