さてさて、ぬたりの経済状況はと言えば、ひとえに多額の住宅ローンと言うことになる。
が、それでも支払うこと2年。まあどうにかやっていけるんじゃないかという手応えも感じ始めた昨今ではある。それこそ贅沢なんかまるで出来ないんじゃないかと怯えていたが、将来の一括返済に備えた貯蓄もそれなりには出来ていて、今のままで行けば贅沢三昧こそ出来ないがそれなりの生活は送っていけそうだ。
んでまあ、自分へのご褒美でもないがちょっと冬のボーナスを物欲に割り振ってみた。物欲ネタとすればそんなに大きなものでもないが、こんなものを購入。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/20/7b531c5136c596d12313c241a80f1c47.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/51/4b487d5df69bfd602503b8a5b42343d4.jpg)
マルシン工業のFive-seveN。有り体に言ってモデルガンですな。もう少し細かく言えばガスブローバックガンってやつ。
お前モデルガンにも興味あったのかと言われれば、そんなにはなかった、という答えになる。まあ男の子ですから、銃に関する知識は少しはあるが決して詳しいわけじゃない。このFive-seveNにしても、別に好きな銃でもないし好きなキャラが使っていたとかの思い入れもない。
じゃあなんでそんなもんに万単位の金を使ったかと言えば、数年前に試射させてもらえたときの手元に来る「ガツン」とした衝撃が忘れられなかったのよね。過去にそのへんはブログで1回扱ったんだが覚えてる人もいないでしょうな。ここな。
まあ高いもんだしなかなか買えないよねえ、と思っていたのだが、先日Nゲージを買ったお店に在庫があって、しかも結構安かったもんだから気になってしょうがなかったのよね。
このお店というのが、群馬県館林市にある明和模型というお店で、ここがまあ、とにかく品揃えがすごい。ぬたりは前回Nゲージと今回モデルガンをお世話になったわけだが、どちらも一つ一つ眺めてれば半日は過ごせちゃうんじゃないかという圧巻の品揃え。プラモに関してもかなり在庫は多く、こういう店が群馬にあったとはねえ、と恐れ入ることしばし。とは言え同じ県内だってだけで、県央部から館林市行くのは下手に隣の県行くよりも遠いけどな。
ともあれ、前回城跡巡りのついでに見かけたもので、今回も城跡巡りのついでに立ち寄って購入してきたわけですわ。
モデルガンに話を戻せば、こいつはガスの圧力でスライドが動くわけだが、ガスガンの業界で広く使われている代替フロンガスではなく、Co2ガスを使っている。細かい説明は省くが、代替フロンに比べて動作が速くなり(このため腕に来る衝撃がより大きい)、低温でも動作がより安定し(代替フロンよりも低温時に高圧を維持しやすい)、環境負荷も低い(工場等排出のCo2を高圧化してボンベに詰めてます)。地球温暖化に対し常に犯人扱いを受けるフロンガス(代替フロンも最近は槍玉)は常に規制対象とされる可能性が示唆されるだけに、その惚れ惚れする手応えだけでなくて将来のガスガンの姿としても注目されるモデルガンとも言えますな。
ただ、Co2ガスガン、ってのが違法改造銃の常套手段とされてて業界に広くアレルギーがあるみたいでね。マルシンさんがCo2ガスガンを商品化してから数年経つけれども、追随の動きがこれと言って見られないのよね。そもそもガスガン用の代替フロンの規制は噂では散々語られてるけれども、しょせん噂レベルで実際の動きは全然聞かない。だからまだまだ今のガスガンでいけるだろ、って読みも業界にあるんじゃないかしら。さらには今のガスガンそのまま使えるような新しい代替ガスの開発もしてはいるみたいだし。これが商品化されれば、んなわざわざ新しいシステムに手を出す必要もない。
また、小型とは言えガスのカートリッジを本体に収納するスペースがどうしても必要で、普通のハンドガンにはちょっとスペース的にきついらしい。Five-seveNはグリップが太く、ここがカートリッジを仕込むのに都合が良かったそうでね。
さて、仲間とサバイバルゲームをやるとかそういうこともないぬたりとすれば、たまに空砲でバシバシ撃ってその手応えが楽しめればそれで良いわけで、業界の動きや評判は正直関係ない。さらには一番欲しいと思っていたモデルが店頭在庫だった、というのも強烈に背中を押してな。これ古めのモデルで、こっちの方が撃ったときの手応え重いんだよ。新しいのは動作が速いかわりにやや軽いそうなのでね。店員に聞いてみたら古いモデルだってんで、その点も強烈に背中を押した。
ともあれたまには自分へのご褒美。いかな弾を発射しないとは言え、危ないので一応部屋から猫を追い出して、バシバシと動作させて手応えを楽しんでますわ。
さて、ここで話は表題に戻る。年も明けてしばらく経つのに何故こんな表題なのかと言うことだ。答えは単純である。
自分へのクリスマスプレゼントで買ったのに、動作不良でメーカーに返品してて、到着が最近になっちゃったんだもの。
そもそもマルシン工業というメーカー自体が「自分で調整できないやつは手を出すな」くらいのメーカー。ただ、このFive-seveNだけは「マルシンとは思えないほど箱出しでバシバシ撃てる」という評価で油断していたんだが、よもや業界の洗礼を浴びようとは思わなかった。
Nゲージもそうだが、業界自体の規模も会社の規模も非常に小さいので、こういう「分かってるやつ以外は手を出すな。手を出すんなら分かれ」と言う姿勢自体はそんなに批判するにはあたらない。ただ、このFive-seveNは違法改造のレッテルを回避しようと、そもそも素人には必要以外の部分を分解できないようにして、結果、いじれないならいじらなくてもいいようにある程度の信頼性を保たざるを得ない、という製品なので、これで動作不良掴むとかどんだけぬたりには運がないのか、それとも後ろにやっぱりその手の神様でも憑いてんじゃなかろかと自問自答する、そんな平成の最終盤ではありましたとさ。
ちなみにマルシンさんは、診た結果はちゃんと電話連絡をくれるというおそろしい丁寧さで、曰く「不良(ガス漏れだった)が再現できない」という、結局時間を取られただけの結論にはなった。手元に帰ってきて再度カートリッジを入れてみたが確かに問題がなかった。買ってきた日はシューシュー抜けてたんだけども何だったんだホントに?
でも、このCo2ガスガンのブローバックはホントに気持ちいいよ。モデルガンに興味のある人は是非一度試射してみて欲しいですな。尤も、試射だけさせてくれるような良心的なお店はそうはないだろうけど。少なくとも群馬県内にはないだろうなあ。そう考えるとホント、行きずりの客にいきなり試射だけさせてくれた、長野県松本市縄手通りの宇宙堂さんはサービスすごかったんだな。長野においてはそこそこ有名な店みたいだから、こんな零細ブログで宣伝する意味もないだろうが、皆様松本市にお越しの際は是非縄手通りのこのお店へ。プラモやラジコンだけじゃなくて、カードゲームとかボードゲームもあるよ(むしろそっちの方が品揃えがすごいの)
が、それでも支払うこと2年。まあどうにかやっていけるんじゃないかという手応えも感じ始めた昨今ではある。それこそ贅沢なんかまるで出来ないんじゃないかと怯えていたが、将来の一括返済に備えた貯蓄もそれなりには出来ていて、今のままで行けば贅沢三昧こそ出来ないがそれなりの生活は送っていけそうだ。
んでまあ、自分へのご褒美でもないがちょっと冬のボーナスを物欲に割り振ってみた。物欲ネタとすればそんなに大きなものでもないが、こんなものを購入。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/20/7b531c5136c596d12313c241a80f1c47.jpg)
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マルシン工業のFive-seveN。有り体に言ってモデルガンですな。もう少し細かく言えばガスブローバックガンってやつ。
お前モデルガンにも興味あったのかと言われれば、そんなにはなかった、という答えになる。まあ男の子ですから、銃に関する知識は少しはあるが決して詳しいわけじゃない。このFive-seveNにしても、別に好きな銃でもないし好きなキャラが使っていたとかの思い入れもない。
じゃあなんでそんなもんに万単位の金を使ったかと言えば、数年前に試射させてもらえたときの手元に来る「ガツン」とした衝撃が忘れられなかったのよね。過去にそのへんはブログで1回扱ったんだが覚えてる人もいないでしょうな。ここな。
まあ高いもんだしなかなか買えないよねえ、と思っていたのだが、先日Nゲージを買ったお店に在庫があって、しかも結構安かったもんだから気になってしょうがなかったのよね。
このお店というのが、群馬県館林市にある明和模型というお店で、ここがまあ、とにかく品揃えがすごい。ぬたりは前回Nゲージと今回モデルガンをお世話になったわけだが、どちらも一つ一つ眺めてれば半日は過ごせちゃうんじゃないかという圧巻の品揃え。プラモに関してもかなり在庫は多く、こういう店が群馬にあったとはねえ、と恐れ入ることしばし。とは言え同じ県内だってだけで、県央部から館林市行くのは下手に隣の県行くよりも遠いけどな。
ともあれ、前回城跡巡りのついでに見かけたもので、今回も城跡巡りのついでに立ち寄って購入してきたわけですわ。
モデルガンに話を戻せば、こいつはガスの圧力でスライドが動くわけだが、ガスガンの業界で広く使われている代替フロンガスではなく、Co2ガスを使っている。細かい説明は省くが、代替フロンに比べて動作が速くなり(このため腕に来る衝撃がより大きい)、低温でも動作がより安定し(代替フロンよりも低温時に高圧を維持しやすい)、環境負荷も低い(工場等排出のCo2を高圧化してボンベに詰めてます)。地球温暖化に対し常に犯人扱いを受けるフロンガス(代替フロンも最近は槍玉)は常に規制対象とされる可能性が示唆されるだけに、その惚れ惚れする手応えだけでなくて将来のガスガンの姿としても注目されるモデルガンとも言えますな。
ただ、Co2ガスガン、ってのが違法改造銃の常套手段とされてて業界に広くアレルギーがあるみたいでね。マルシンさんがCo2ガスガンを商品化してから数年経つけれども、追随の動きがこれと言って見られないのよね。そもそもガスガン用の代替フロンの規制は噂では散々語られてるけれども、しょせん噂レベルで実際の動きは全然聞かない。だからまだまだ今のガスガンでいけるだろ、って読みも業界にあるんじゃないかしら。さらには今のガスガンそのまま使えるような新しい代替ガスの開発もしてはいるみたいだし。これが商品化されれば、んなわざわざ新しいシステムに手を出す必要もない。
また、小型とは言えガスのカートリッジを本体に収納するスペースがどうしても必要で、普通のハンドガンにはちょっとスペース的にきついらしい。Five-seveNはグリップが太く、ここがカートリッジを仕込むのに都合が良かったそうでね。
さて、仲間とサバイバルゲームをやるとかそういうこともないぬたりとすれば、たまに空砲でバシバシ撃ってその手応えが楽しめればそれで良いわけで、業界の動きや評判は正直関係ない。さらには一番欲しいと思っていたモデルが店頭在庫だった、というのも強烈に背中を押してな。これ古めのモデルで、こっちの方が撃ったときの手応え重いんだよ。新しいのは動作が速いかわりにやや軽いそうなのでね。店員に聞いてみたら古いモデルだってんで、その点も強烈に背中を押した。
ともあれたまには自分へのご褒美。いかな弾を発射しないとは言え、危ないので一応部屋から猫を追い出して、バシバシと動作させて手応えを楽しんでますわ。
さて、ここで話は表題に戻る。年も明けてしばらく経つのに何故こんな表題なのかと言うことだ。答えは単純である。
自分へのクリスマスプレゼントで買ったのに、動作不良でメーカーに返品してて、到着が最近になっちゃったんだもの。
そもそもマルシン工業というメーカー自体が「自分で調整できないやつは手を出すな」くらいのメーカー。ただ、このFive-seveNだけは「マルシンとは思えないほど箱出しでバシバシ撃てる」という評価で油断していたんだが、よもや業界の洗礼を浴びようとは思わなかった。
Nゲージもそうだが、業界自体の規模も会社の規模も非常に小さいので、こういう「分かってるやつ以外は手を出すな。手を出すんなら分かれ」と言う姿勢自体はそんなに批判するにはあたらない。ただ、このFive-seveNは違法改造のレッテルを回避しようと、そもそも素人には必要以外の部分を分解できないようにして、結果、いじれないならいじらなくてもいいようにある程度の信頼性を保たざるを得ない、という製品なので、これで動作不良掴むとかどんだけぬたりには運がないのか、それとも後ろにやっぱりその手の神様でも憑いてんじゃなかろかと自問自答する、そんな平成の最終盤ではありましたとさ。
ちなみにマルシンさんは、診た結果はちゃんと電話連絡をくれるというおそろしい丁寧さで、曰く「不良(ガス漏れだった)が再現できない」という、結局時間を取られただけの結論にはなった。手元に帰ってきて再度カートリッジを入れてみたが確かに問題がなかった。買ってきた日はシューシュー抜けてたんだけども何だったんだホントに?
でも、このCo2ガスガンのブローバックはホントに気持ちいいよ。モデルガンに興味のある人は是非一度試射してみて欲しいですな。尤も、試射だけさせてくれるような良心的なお店はそうはないだろうけど。少なくとも群馬県内にはないだろうなあ。そう考えるとホント、行きずりの客にいきなり試射だけさせてくれた、長野県松本市縄手通りの宇宙堂さんはサービスすごかったんだな。長野においてはそこそこ有名な店みたいだから、こんな零細ブログで宣伝する意味もないだろうが、皆様松本市にお越しの際は是非縄手通りのこのお店へ。プラモやラジコンだけじゃなくて、カードゲームとかボードゲームもあるよ(むしろそっちの方が品揃えがすごいの)