フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

路面電車の窓から 想い出が風の様に おだやかに吹いてくる

2011年07月31日 13時33分01秒 | つぶやき
相変わらず表題の曲が渋いぞ。

ともかく、(携帯派以外の)皆様はお気づきになったと思いますが、今年も長崎旅行に合わせて、携帯のテンプレートを「カステラ」にチェンジしましたよ。「おそらく書くであろう」長崎旅行記まではこのままいきますよ。



2002年、第16回の「夏・長崎から」に初参加して以来、8月6日絡まりで長崎に行くのは今年でちょうど10回目。今回でちょうど、「夏・長崎から」参加が5回、終わってからが5回、になるわけでね。思えば遠くへ来たもんだ。

今年は1泊2日の強行軍ですからね。江山楼に行けるタイミングすらちょっとでもタイミングを間違えれば無理という状況でしてね。帰りはyouさんに会う、って理由で新幹線だし、結構な強行軍。まあ、行くことこそが大事。


「さだまさしの昔の歌を聴くということは、その時の自分の想い出を聴くのと一緒」とは誰かに言われた言葉だけれども、それと同じようにに「8月6日に長崎に行く」というのは、ぬたりにとっては思い出の再生になっていますね。
駅の改札をくぐれば、9年前にここでネット人脈の宿敵(「とも」と読め)と初めて会ったんだったっけなあ、とか、南山手に行けばかつて自分の中であれほどに盛り上がったピーススフィア論争を思い出し(ミュージアムには近づかないけど)、平和公園に行けば初めての長崎来訪に浮かれてた気分に、たった数十年前にこの町が死屍累々であった事実を眼前に突き付け一気に青くさせられたことを思い出す。
長崎だけではなく、さださんに対する姿勢も、かつてはまあそこそこのファンであったものが、今や昔の曲しか聞かず、新作アルバムその他新規商品を全く購入せずに、小説のタイトルにケチをつける(げンきですかー!)、というファンの最風下にしか置けない人物に成り下がっている。

色々なことがあった。色々な物を失ったし、色々な物を得ることができた。

平坦なようで凸凹な、そして凸凹なように見えて平坦な道を歩みながら、1週間後、ぬたりは8月6日の長崎の地に立つ。

はじめて8月6日の長崎に立った自分が思い描いた将来の自分とは遠くかけ離れた、情けないままの自分で。

でも・・・
はじめて8月6日の長崎に立った自分なら、「まあ、しゃーねーか」と苦笑しながら許してくれそうな自分のままで。
コメント (2)
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