デジカメを自分が趣味で買って、ホクホクと新しいおもちゃで遊んでいる昨今。なんか初めて自分のお金で一眼レフ買った時みたいにワクワクしてんなしかし。
まあ、初代愛機(ペンタックスZ-10)もワゴンの叩き売りだったけどな。つーか、ぬたりの愛機は叩き売りばっかりなんだが(Z-10、MZ-S、パワーショットG11、K-5II)。
んでまあ、物事にはシンクロニシティってもんがあり、プライベートでデジカメデジカメ言ってたら、仕事の方でもデジカメが絡んできた。
職場のデジカメがお逝きになりました。
いや、正確には死んではいないんだが、ある日、ぬたりの元に「現場で落としちゃって動かなくなりました」という報告とともに持ち込まれた職場のデジカメ。見るとレンズの縁のところにガツンとした打痕が。耐衝撃デジカメならともかく、I○Yデジタルをこんなにしちゃったらそら駄目だわな。実際動かん。
ところが機械というのは面白いもの。一晩おいて翌日改めて起動してみたら、ちゃんと写真撮れんのな。ピントもちゃんと合う。
ああ、んじゃあこれでいいじゃん、とズームボタンに触れた瞬間に
レンズ異常で切れる電源。あ、やっぱこれ壊れてるわ。
よく見てみたら、レンズ2段目があり得ないくらいに曲がって出てきてる。
こんな感じな。
逆に言えばこんなに曲がっててよくぞピントが合うもんだと思うんだが、いずれにしてもズームがいじれないし、いつまた動作不能に陥るか分からない以上、これはもう買い換えるしかないよね。
と言うわけで機種選定に入る。現場で壊したわけだから、もちろん理想を言えば耐衝撃デジカメになるんだが、年度も押し迫ってきたこの時期に予算の余裕なんてあるはずもない。今までも安いのだったんだから今度も安いのでいいやと、あれこれ機種をあたる。で、一つ気付く。
いつからコンデジの選択肢ってこんなに少なくなったんだ?
いやびっくり。悩むまでもなく機種自体がそもそもそんなに無い。かつてあんなに盛り上がっていた製品ジャンルなのに、これはどうしたもんなんでしょうね。気がつきゃぬたりがかつて愛用していたリコーのコンデジももうねえしなあ。
まあ、別におかしな事でもなんでもなく、みんな携帯orスマホのカメラ使ってる、って事なんだけどね。別にわざわざ別にデジカメ買わなくても、スマホである程度の写真は撮れるし、画素数なんかで言えば、最新のスマホならばデジカメに勝るとも劣らない。挙げ句、Wi-Fi使えば、下手すればデータの吸い出しすら不要で直に印刷できる。そらみんなコンデジなんか買わねえよな。
まあ、かつてのフィルム時代は電気屋でカメラなんか売ってなかったわけで、カメラ自体が結構趣味性の高いもんだったんだから、昔に戻ったと言えば言えるかもな。昔もコンパクトカメラなんてそんなに選択肢はなかったような気がするしね。その頃に比べれば、十分カメラって機械が世間一般に行き渡ったのは行き渡ったと思う。
実際、ぬたりは結婚披露宴でそれを実感した。新郎がベロベロに酔っ払って披露宴をぶち壊すことも、なんて話が伝えられる中、なんとぬたりは披露宴中、酒なんか満足に飲めなかった。理由は席にいる時の撮影要請で、とにかく、席に着く、はイコール誰かのカメラを見る、ということとなり、酒なんか飲んでいられなかった。参加者絞り込んだぬたりの時でこれなんだからね。
閑話休題。
いずれにせよ、一時期に比べれば機種が少なくなった分、機種選びはつまらなくなったと言えるけれども選びやすくなったとも言える。一時期のような、
画素さえ多けりゃあとは何でも良い、みたいな争いももう無いし。
そんな感じで、某社の一番安いデジカメを買ったのだが、パソコンと接続するUSBケーブルが付属してなくて、新たな出費をさせられることになった、というのが今日のオチだったりしますがね。
こういうところでコストダウンしてんのな。