フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

悩んでいるのも楽しいのではあるが

2022年06月15日 15時56分34秒 | 物欲
以前にも書いたんだが、ぬたりはキャンプ趣味があるにもかかわらずアウトドア用のナイフを持っていないという状況であり、ここ数ヶ月買うべきかどうするか考えている。
ナイフというのも歴史の長い道具であり、あれこれ調べていくと数え切れないほどのブランドがあり、それを見ていくだけでもわけ分からなくなるのに、ぬたりんちにはナタとキャンプ用の包丁が既にあるという状況で、じゃあそもそも新たにナイフ買うまでもないんじゃないの? という考えも浮かんじゃうのよねえ。
もちろんあればあった方がいい道具なのは間違いなく、キャンプ行くと1度は「ナイフあればよかったか?」と思う時があるんで、どちらかと言えば買いたい。が、そうなるとぬたりのマイナー指向が顔をもたげて、他の人と一緒の物を持ちたくないという気持ちでブランド選びが難航。かといって金はないから高いのは買えない(少量生産品が割高になるのは当然)。こんなぐるぐる思考してたら買えるもんも買えんわ。
そんな中ぬたりは一つのナイフをネットで見つけた。端的に言えば見た目にかなり惹かれたのよね。早速ネットで調べてみるが、実際に使っている人の記事をほとんど見ることはなかった。いいねいいね。これなら人と違う物持ちたい欲も満たす。値段も大量生産品に比べれば高いがとりあえずは許容範囲内。そして本社とショールームはなんと燕三条地区にあった。
と言うわけですっかり購入する気満々で先日スノーピークでキャンプしたときに燕三条を訪れたわけなんだけどね。実際数ヶ月あれこれと見ててこれだと思った品なんだから、これ以上のもんはないでしょ。
・・・んで、結論からすると購入しなかったんだよね。うーん、最近は物欲の神も大人しいなあ。だからブランドの名前も一応伏せて語ってます。
ネットでは写真しか見られないから、実物を見たのは初めてだったけど、正直実物は震えが来るほどかっこよかった。これだけでもう購入確実ランプがついてあれこれと品定めをしていたんだが、店員の説明の以下の一言で完全に物欲が沈んだ。
「例えばバトニング(※)とか、強い力のかかる作業には向いていないナイフですね。」

※ナイフで薪を割る場合、ナイフは軽いからそれだけでは薪に食い込んでいかないから、薪に当てたナイフの背を上からぶっ叩き薪を割る作業のこと。アウトドアナイフは刃の厚さが数ミリあるのでこういう作業にも耐えられる。刃が薄い刃物でこんなことしたら一発で刃こぼれする。

うーん、荒い作業に向かないアウトドアナイフか・・・。

いや、厳密な話をすればもうナタ持ってるんだからわざわざナイフで薪を割る作業なんてする必要ない。だから実はこのナイフはぬたりの使い方に合ってはいる。だから見た目が気に入ったのなら十分購入していいとは思った。
が、ぬたりもアラフィフであるから自分のことが分かっている。そもそも道具の使い方は荒いし雑。ましてアウトドアともなれば道具の扱いはさらにいい加減になる(道具入れに無理矢理突っ込む、そこらに置きっぱなしにする、力任せに作業する等々)。だから繊細な道具はそもそも向かないんだよね。
だからそもそもの相性として、ぬたりとこのナイフは合ってない。それが分かったからにはちょっと購入には踏み切れなかった。ほぼ買うつもりで見に行ったんだけどなあ。

・・・とまあ、以上の話が今日の枕です。

とりあえずは本命のナイフがちょっと違うとなれば当然次を検討するわけで、実は目星をつけていたナイフはあった。行きつけのアウトドアショップに在庫しているもので、前に見せてもらったことすらあった。これはブランドも少し渋いし、頑丈さも問題なさそうで、総合的に考えればこれがベストなんじゃないかと判断。先日もうすっかり買う気でショップを訪問したわけ。すいませーん、ナイフ見せてくださーい。
その日の午前中に売れてしまったってさ(訪問は午後3時)
と言うわけで検討は振り出しに戻った次第。ナイフなんか他に売ってる店はあるだろと思うかも知れないが、渋めのブランドだとそうもいかないし、需要少ないと流通数も少なくなっちゃうからなかなかお目にかかれないのよね。ネットなら買えるが、さすがにナイフは実際に見て購入したいわ。

というわけで、「まあ必須なもんでもないし、また考えるか」という元の状態に戻ってしまいましたとさ。まあ、良いのがあったら買うことにしよう。
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無いとなると欲しくなんのな

2021年11月26日 22時55分36秒 | 物欲
さてさて、昨今はキャンプギアをあれこれ購入しているんですけどね。
逐一ネタにはしてませんな。
しかしまあ、新しい趣味というのはあれこれ物欲がわくものでね。しかもこの年になるとそんなに安物買いはしないもんで、そのせいか外れのギアというものにそんなに当たってないのよね。やはり本気で使う道具はある程度ちゃんとしたもん買った方が良いね。
そんな中で、一応購入までにストーリーがあったギアがあったので、ちょっとご紹介。

フュアハンドのオイルランタン。
ランタンと言うことであれば、ぬたり宅には既に大小3つの充電式LEDランタンがあり、正直もう不足はないのであるが、このランタン、キャンパーにはべらぼうに人気があり、昨今ソロキャンで再ブレイクしたヒロシも愛用している。
なのにランタンとしては使えないにも程があってな。
端的に言えば光量が圧倒的に足りないのよ。真っ暗な中ならまだ照らす用途に使っても良いが、それでも正直心許ない。電池式のランタンを1個でも持ってるんであれば、正直、実用的にはお呼びじゃない。
それがなんで人気かと言えば、圧倒的な雰囲気アイテムとしてでな。無骨で飾りっ気のないデザイン。ゆらゆら揺れる炎が照らす温かい光。苔むした地面とか木の根元とかに置くと、これがまた実に良い。
で、こういう雰囲気アイテムは、やっぱりブランドも大事で、フュアハンドはもう何十年も同じデザインのまんま、一つ一つ手作りで作られていて、そういうバックストーリーを知って眺めるのが心地良いんですな。そもそもそんなに高いもんでもないし(5千円弱くらい)
人気なので、同じようなデザインのオイルランタンも売ってて、もちろん安物ブランドの安いやつもあるけれども、中にはちゃんとしたブランドの物まであって、実はそれの方が安いんだが、人気は断然このフュアハンド。昨今の急激なキャンプブームの拡大で、一時期は相当なプレミアまでつけられて売っていた。輸入体制が整った今(それでも品薄ではあるんだけど)でも、そういう不届きな輩はネットで散見されるな。でも昨今はちゃんとしたショップでも入荷するようになったし、ぬたりもちゃんとしたお店で買った。待てば買えるから買いたい人は値段をよくチェックしようね。

んで、このランタン。ぬたりは気になってはいたものの、さりとて購入するほどでもないかと思っていたのだが、とある店との出会いがそれを変えた。埼玉県川島町にある「タテイスカンナ」である。
要はキャンプ用品店な訳だが、そもそもタテイスカンナは代々木上原にある洋服のセレクトショップ。それがどういうわけか埼玉県川島町にキャンプ用品店をオープン(ただし店の綴りは違って川島はtateisu「k」anna。代々木はtateisu「c」anna)。
また、店舗も一癖あって、元々は荒川の水運を担った河岸近くの船宿の建物。それが後に料理屋となり、料理屋が閉店した建物を雰囲気を生かしてキャンプ用品店として利用しているわけだ。
いや意味わかんないんですけど。
船宿→料理屋は分かるが、なぜに急にキャンプ用品店になるのだ?
でまあ、そんな「どういうことよ?」の解消のためと、キャンプ用品店なら見てみたい、という気持ちでお店に行ってみたんだけども、ここがまあ、ホントに素晴らしいお店でね。雰囲気も良いし、スタッフの対応もよかった。皆さんフレンドリーかつべったりしすぎない。ギアも見てるだけでワクワクするセンスの良い品揃え。うーん、これは良い店を見つけた。
置いてあるもん軒並み良い物ばっかりなんで値段は高いけどな。
そんな中、店の片隅に置かれたビンテージのフュアハンドのランタンがあった。
これがめっさカッコいい。一発で惚れたわ。
ただしこれは非売品。で、家帰ってからお店のホームページ見たら定価で新品が予約販売してたのな。なのでつい勢いでポチってしまったわけさ。

実際使ってみると、これがまあ実に暗くて夜中トイレに行くお供にすらおぼつかなかったが、確かにこれ100%雰囲気アイテムですね。1個あるだけで気持ちが随分変わるわ。
あと、タテイスカンナはホントに良い店見つけたと思うので、また期を見て再訪したいと思うな。駐車場が狭いのが難点なんだけどな。
あと、近くに笛木醤油さんがあって、倉の見学とかさせてもらえた。通りがかりでなんとなく寄っただけなんだけど、ここもすごく面白かった。なので埼玉県中部にお越しの際はどちらのお店もおすすめですので是非お立ち寄りくださいね。
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貧乏神はさみしがり

2021年09月04日 20時48分24秒 | 物欲
というわけで絶賛金欠(予定)のぬたりさんである。
まあ、外構と物置の支払いはまだ先だけどな。外構は絶賛工事中。うちに来た職人がパツキンで耳ピアスのあんちゃんで、大丈夫かここの会社? と思ったが、工事自体は丁寧だし愛想もいいし説明も丁寧。うーん、人は見かけによらないな。この職人さんに比べれば社会人としてのぬたり(仕事は雑、ああ?職場での愛想?今日日マックだってスマイルタダじゃねえんだよ。馬鹿が、俺と仕事するなら内容など気合で分かれアホンダラ、etc)などゴミ以下だな。
さてさてそんな状態でも髪は伸びるもんで、行きつけの美容室に。んで美容師さん(割とオタクな50代)からアニメ「スーパーカブ」を勧められる。
で、アマプラにあったもんで早速全話見てみた。

・・・んー、微妙。
なんつーか、最近はアニメを積極的にチェックしてないもんで、逆に評価の極めて高い作品を厳選してみている傾向があるので、知らず知らずのうちに求めるレベルが高くなっているのかね? 素直には世界に没頭できなかった。決してつまんなくはないんだけどね。最後まで視聴には耐えられたし。
まあ、ぬたりとてかつてはスーパーカブ所有者。絶妙に気楽で絶妙に操作する感覚のあるあの乗り物は、実際独特の魅力があるのはよく分かる。だからちょっとギアペダルを踏みこむ感覚が恋しくなったな。結婚資金に化けたんだから、売ったことに関しては後悔していないが。
んでまあ、そういう感覚というのはシンクロニシティを生む。昨今キャンプの動画をYouTubeで見ているのだが、一番面白いなあ、と思っている人がバイクでのソロキャンやってんのな。



原付欲しい!
・・・いやもう、尻の毛まで抜かれて鼻血も出ねえが。
ただ、ミゼット2がもう乗れなくなった場合は、後継の自動車が思いつかない以上、原付(ぬたりは普通免許しか持ってません)を買うのが一番なんだろうな。人がほとんど通らないような山の中の狭い道を心地よく走るには、ミゼット以上大きくできないのよね。
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キャンプ用に車を買い替えましたとさ そのに

2021年07月02日 21時50分28秒 | 物欲
(昨日からの続き)

自宅から車で走ること20分。初めて来たディーラーではあるものの、事前に何時に行くかは電話で伝えてあった(中古車を見に行くときに事前のアポは重要です)。まあ、ぱっと車だけ見て帰るつもりだった。
いきなり半個室のスペースに案内されちゃったんですけど。
同系列の店の客だから知ってますけど、ここは商談スペースじゃないんですかね。いや、ぬたりはちょっと見に来ただけなんだがなあ。買う気だってそんなにねえぞ。
電話でアポとった営業さんは対応中なので少しだけお待ちを、と言われ待つことしばし、やってきたのは初めて見る営業さんと、「おやあ、どうも」なんて挨拶とともに、普段行ってたディーラーでよく顔を見ていた営業さんの姿。名刺を見ると店のマネージャーと書いてあった。栄転か。うらやましいのう。
で、見せていただいた中古車はホントに多走行というだけの車で、状態は年式相応で普通にきれい。同店販売車で女性ワンオーナーだから荒く使った形式はない、とのこと。しゃがみこんで下回りもチェックしたけど、オフロード走行の跡とかも見えなかった。メンテナンスも同店でずっと行われていた由。
装備的にも、ハイライン(高級グレード)ということで、有料オプションこそついてなかったものの、液晶メーターにレーダークルーズコントロール、パーキングアシストに、シートヒーター。各ゾーン(運転席、助手席、後席)独立調整オートエアコン、等々機能は充実。まあ4年前の車ともなれば、例えばスマホの置くだけ充電がなかったり、ナビの画面が少しだけ小さかったりという古い部分も見えたけどな。まあ、これは最新モデルと並べれば、の話。
ともあれ、ホントに多走行だから安くなってます、というだけ。多走行の受け止め方は人それぞれだけれども、値段とすれば案外妥当な感じ。でもぬたりは元々多走行をそんなに気にしないし、今乗ってる車(VWでは一番安い車種)に比べれば、高い車はやっぱり快適そうだなあ、程度の感覚で、車の見学は終了。まあ、あとは2、3確認だけして帰りましょ。

んで、車見に来たときのお定まりの言葉、今乗ってるup!の査定もしますか? が聞かれた。
そんなに買う気もないから普段なら断るんだが、まあ、いつも行くディーラーと同じ会社だし、と軽い気持ちで見てもらうことにした。ぬたりは車の扱いは荒いから、いつも査定は叩かれるので期待もせずにコーヒーを飲みながら待つ。今日は見に来ただけだし、査定の低さは体よく断る理由にもなるしな。
待つことしばし、営業さんが「基本こんなもんですね」と言いながら手書きの査定書を示した。

平静を装うのに苦労する。

正直こちらの考えよりも高かったのよね。ただ、満足してるってのは最後まで見せないのが交渉の鉄則。ふうん、まあ、中古の相場考えればこんなもんかね、程度の反応にとどめる。営業さんは、じゃあ、マネージャーの意見もらってきますので、と再度の待ち時間。数分後戻ってきた担当さんはこう切り出した。
「お待たせしました。ぬたりさんの車ですが、マネージャー決済で○○万円で下取りさせていただきます! いやあ、私もびっくりなんですが。」

吹き出す。

なんでマネージャー決済で買取が1.5倍になるかね。この時点で下取り価格にこちらが満足してることは向こうにモロバレ。もう交渉もクソもない状態になっちゃった。つーかなんでそんな価格で下取りできんの? 市場価格考えればギリギリじゃない? 凹みもあるぜあの車。
「タイミングなんですよ。up!は日本で販売終了して1年ですから、ちょうど飢餓感があるんですよ。普通に売ってるなら気にもならないけど、ないとなると欲しくなる、みたいな感じですね。キャラクター的にも手ごろなVWって今は代替車がないですし。
しかもぬたりさんのは限定のwith beatsですからね。ステアリングスイッチなどの各種機能がちょうど良いんですよ。レギュラーのup!だと機能が少し貧弱ですし。
2ドアは使い勝手がやや落ちるんですが、希少ですしwith beatsのキャラにもマッチしてます。多少飢餓感のある車は、こういう個性がある車の方が確実な引きがありますし、我々も売りやすいんですよ。それにマネージャーがぬたりさん知ってましたし。もう2台買っていただいたお得意様ですからね。あとまあ、いっそこの機会にぬたりさんをうちの店に引っこ抜いてしまおうかと。諸々合わせてこの値段です。どうすか!?」


・・・降参です。

購入を検討できる中古車があって、自分の車の買い取りも満足できる形になった、となれば、タイミングとすれば好機。up!に関しては、今は飢餓感があるかもしれないが、ニーズ自体はそれほど多くないと考えれば今後値段が上がることはあまり考えられず、確かに売り時は今だろう。それで自分のニーズを満たす車が安く買えるなら、まあ御の字でしょう。さらには、中古車ってーのは、この1台が売れちゃったら終わりだからね。
そんな感じで、お店に邪魔した翌日にはハンコついて契約する(まあ、翌日までに契約するのも下取り価格の条件だったが)というスピード決済。車の面白さという点では大きく劣るが(いい意味でも悪い意味でもup!はとんがってた。ティグアンは個性はまるでない)、各種装備による快適性は過去最大(つーか新車で400万以上もする車なんか買ったことない)の車。今後どんな活躍してくれんのかね。楽しみである。

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キャンプ用に車を買い替えましたとさ そのいち

2021年07月01日 21時00分23秒 | 物欲
さて、前々から言っているとおり、昨今ぬたり家で夫婦で楽しむ趣味にキャンプが加わった。
キャンプと一口に言っても楽しみ方は随分幅があり、貧乏くささと不便さに苦労しつつ、ただ焚き火を眺める、とか、朝寝不足の頭にインスタントコーヒーをガツンと入れる、という楽しみ方もあれば、様々なグッズを持ち込んで、おしゃれなキャンプ料理や雰囲気を楽しむ人もいる。
ぬたりの考え方はどちらかというと前者寄りで、キャンプなんぞ荷物は軽薄短小こそ正義、人の目なんか気にするもんか、と言う考えなのだが、そんなキャンプを良しとする人はそんなにはいない。おかあちゃんも、やれるもんならおしゃれキャンプをやりたい、という感じだ。
故にそれに対応するために荷物は増えるわけだが、ぬたり宅にある現実的な最大積載能力を誇る車はVWゴルフ。さすが永遠のスタンダードカーで、車格からすれば積載も十分頑張ってはいるし、何とか荷物も積み切れるのだが、トランクも後部座席も荷物で満載状態となり、さながら夜逃げでもするんじゃないかという状態になる。泊まりのキャンプもすでに経験したんだが、キャンプ定番のバーベキューはせず、グリルとかは持たなかったにもかかわらず、荷物は既に満載。バーベキューやりたいとなれば、ゴルフでは文字通り荷が勝ちぎみになる。
ライフスタイルというのは移り変わるものなので、それに合わせて車を買い替えるのはそれほどおかしな話でもない。だから荷物積むとなるとまるで役に立たないぬたりのVW up!の買い替えを検討してもよいのか、と、この春から考えていて、その辺の思考はすでに書いた。
ぬたりとすると、積載能力、欲しい気持ち、そして値段のバランスから5年落ちくらいのメルセデス・ベンツCクラスワゴンがいいなあ、という漠然とした希望のみを持っていた。ただ、おかあちゃんが「ベンツなんか乗って注目されたくない」と大反対であり、買うにしても時間をかけて説得してからだわね、程度の気長な姿勢ではあった。そもそもゴルフにキャンプ道具一式は積めなくもないわけだし、買い換えを焦ることもない。

しかし車、とみに中古車との出会いというのは一期一会にして突然やってくる。何気なくネットサーフィンをしていたぬたりは、本当に何気なくその車を発見することになる。
フォルクスワーゲン ティグアンの中古車である。
ティグアンはゴルフベースのSUV。欧州では人気モデルではあるが、SUV激戦国日本(各社様々なサイズでいろんな性格のSUVを取り揃えております)では正直人気モデルとは言い難い。が、車高は高いし荷物も積めるし、キャンプ行く車探しててVWディーラーと付き合いがあるなら実は積極的に検討すべき車ではあった。
でもVWの中では相対的に所帯じみてる車となる。同じVWのSUVでも基本設計の新しいT-CROSSやT-ROCの方が車のキャラクター自体は立っていて、ラインナップ全体の中でも、たぶんミニバンの次に所帯じみてる車だと思う。セダンのパサートですら少々押し出しの強いデザインをして、男性受けするルックスしてるしな。
そんな具合で、ティグアンは該当の中古車を見つけるまでは眼中にすらなかったのだが、その中古車はちょっと目を引いた。その理由は、割と情けない話ではあるが値段である。端的に言えば安かったのだ。
中古車の値段というのは、単純に「安かろう悪かろう」で決まる。安いからには理由がある。それは分かっているのでただ単純に安かったから気になった、というわけでもない。ぬたりが気になったのはその在庫店舗だ。
正規ディーラーの在庫だったのね。メーカー認定中古車というやつ。
認定中古車というものは得てして割高なので、今回のように値段を気にして見ていた場合、候補から外されることも往々にしてあるのだが、その代わりに品質に一定の基準があり、納車前点検や各種ローンなども手厚いし、アフターフォローも期待できる。同じようなサービスをつけるならむしろ安い、という考え方もできる。そんな認定中古車で、年式の割に安い車を見つけたわけ。なんじゃこら? と思うのも無理はないわね。
もちろん前述のとおり、中古車は安かろう悪かろう。この車が安くなる理由はちゃんとあって、単純に走行距離が多い。登録4年で6万6千キロ。1年で16,500キロ走ってる計算になる。これは確かに多い。つーかこれだけの多走行でもメーカーの認定中古車になれるもんなんだな。
でも走行距離は実はメリットデメリット両方のもの。部品の劣化が進むかわりに、日常的に使っていた個体はメンテナンスさえしっかりしてればたまにしか乗らない車に比べてむしろエンジンの調子は良くなることが多い。要はメンテナンス履歴をちゃんと確認して精査できれば、多走行の中古車なんて恐るるに足らん訳よ(もちろんギャンブル要素は残るが)。
しかもそのディーラー自体もぬたりが今付き合いのあるディーラーと経営会社が同じという偶然。気分的にふらっと車だけでも見に行きやすいし、根掘り葉掘り聞くにも「私は既におたくの会社から車買ってるんだぜ」と思えば堂々としていられる。なので見に行くだけ見に行ってみようかという気になった。おかあちゃんに話すると、いつもは車なんかてんで興味示さないのに、珍しく「自分も行く」と言い出したので、とある春の週末、初めてのディーラーに向かうことになった。

・・・んで、結論言えば翌日にはハンコついたんだけどな(おい)

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洋の東西問わず、車屋さんで車見るのは楽しいよね

2021年06月17日 22時02分20秒 | 物欲
アメリカのカーディーラーで車選び!次の車はまさかのピックアップトラック?スポーツカー? Shopping for My New Daily Driver!


ぬたりがチャンネル登録してる人の動画で、これ自体はもう数年前の動画になるんだが、日本語ベラベラのアメリカ人ユーチューバーが、アメリカの車屋さんを見て回る動画。この後実際に車も買ってるけれどもね。
日本に住んでると外国のカーディーラーなんて行く機会はまずないから、こういう動画は割と新鮮ではありますね。まあ、車売ってるのは同じだから、そんなに日本のディーラーとは変わらないけどね。
でも、ぬたりは車好きなもんで、こうして、ああでもないこうでもないとあれこれ車見せてくれる動画は純粋に楽しいよね。実際にスティーブさんは車を買おうと悩みながら見てるからね。その気持ちはよく分かるし、この時間が車選びで一番楽しい、ってのも知ってるから面白く見れるよね。

特に自分が実際に中古車を買ったタイミングだと猶更な。

というわけで、キャンプ趣味に合わせてぬたりは車を買い替えることにしました。今回は中古車な。ちょっと前にもうハンコも付いたんだがね。
首長くして待ってるとちっとも納車日までが遠い遠い。つーかまだ納車日の連絡こねえぞ。

ま、何買ったか含めて、納車になったらネタにするわ。
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はるのとなり

2021年03月27日 22時25分33秒 | 物欲

テント購入である。ブランドはたっかいたっかいあのスノーピークである。

・・・でもまあ、こいつは正直、相対的にはそんなに高いものじゃなく、「撒き餌」だと思うな。無論テントとして安いものではないが、モンベルのほぼ同じくらいの大きさのテントと値段が同じくらい。案外安いじゃんと思わせて食いつかせ、こうなったら他のギアもスノーピークで揃えたいな、と誘導してそっちで利益を得る、みたいな形。んで、ついでに将来的にはスノーピークのもっと高いテントにも誘導しよう、と、こんな感じ。ちなみにスノーピークの高いテントは文字通りぬたりのテントとは「桁が違う」。
まあ、アウトドアの総合ブランドのモンベルと、ほぼキャンプに特化しているスノーピークは考え方も違うので、実は横並びに値段を比べても意味はなく、それぞれに利点も弱点もある。テント一つとっても値段が同じでも細部は随分違うので、案外選びやすかったとも言える。簡単に言えばぬたりが一人で寝るテントを買うんだったら断然モンベル。今回はおかあちゃんの接待用なのでスノーピークになったと言う次第。
で、今回の購入なんだが、とりあえず押さえておいた、と言う格好での購入。
とりあえずで万単位の出費すんなよ、と思っているかもしれないが、もちろん理由がある。スノーピークの公式オンラインショップを見てもらえれば分かるんだが、今回ぬたりが買ったこの「アメニティドームS」は品切れとなっている。それだけならまだいいのだが、「よくある質問」にわざわざ「再販はいつか?」と言う質問を載せ、回答が「未定」となっているんだから、こらもうメーカー側に積極的に売る気が今はない。実際、複数店舗訪れた群馬県内のスノーピーク取扱店にも在庫は無しで、唯一某店舗にディスプレイしてあっただけ。ちなみにこのディスプレイ品は売り物にする気はないらしいし、売るとしても定価で売りつけられちゃうだろうからちょっと手が出ない。まあ、現品を確認できたのはとても助かったが。
このアメニティドームはシリーズとしてはかなり人気で、キャンプ場で見かけない日はないと言われるほどの商品のようだが、物欲のぬたりの経験則として、こういう売れ線商品の不可解な長期欠品はモデルチェンジ前によくあることを知っていたりする。新しいモデルの生産体制に移行することから、今までのモデルの生産ラインがもう動いていない、という形。
そして、モデルチェンジというものは決していいことばかりではないことも知っていたりしてね。機能がスポイルされたり、単純に値上げされたり。「前のモデルの方が良かったのに」という事態は往々にして存在する。
また、大人二人でちょうどいいというこいつのサイズは、キャンプ場でするキャンプでは実は中途半端。ファミリーキャンプには小さいし、ソロキャンプには少々大きい。メーカーが「シリーズの中で一番売れないし、見限っちゃってもいいんじゃない」と思ってる可能性すらある。要はこのまま静かに生産終了の流れってこともあり得るってこと。
以上の状況を鑑み、このモデルが実際一番いい、ということは実物見て判断できたとこで、どうせ買うなら万が一の前に購入した方が良かろう、と言う判断で今回さっさと購入した。今回はネットで取り扱いのあるところから購入したんだが、この購入だとスノーピーク会員のポイントがつかない(だから在庫があったんだろうな)。実は先日ネットからスノーピークもポイント会員登録したところで、こんな高額商品をみすみすポイント逃すようなことをしてしまったわけだが、ポイントなんかどうせ貯まらないから、だったら確実に入手できた方がいい。

まあ、今は新型コロナの影響もあるからね。長期の欠品がそれの影響だって可能性も否定は出来ないから、長期欠品がモデルチェンジや生産終了とイコールという訳でもないけどもね。技術の革新は日進月歩。モデルチェンジしてより良くなる可能性もあるから、実は急いで買うことはギャンブル。でもまあスノーピークはどこで買っても定価だから、不当に高く買ったわけでもないし、待ってたって安くはならない。傷は浅いさ。

そんな感じで、買っちゃったら話は早いもんで、写真のようにちょっとキャンプ行ってきましたわ。まあ、当日は大したネタもなかったしそのうち気が向いたらやると思うけどね。ツイッターで言っているように、ちょっとお兄さん今いろいろ面白くなくてな。精神的な余裕がないのな。
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Seize The Day

2021年03月08日 19時58分55秒 | 物欲
さてさて、最近は「ゆるキャン△」なんていう夫婦で楽しむ作品ができている。まあ軸足が微妙に違って、ぬたりはアニメ、おかあちゃんはドラマであるが。
ぬたりはキャンプって子供の頃しかやったことないけど、改めてこの令和の時代のキャンプ事情を見ると、ホント隔世の感。お店に行っても「へえ、昨今はこんな便利な道具があるんすか」とかといろいろと発見ができて、見ているだけで相当楽しかったりするのな。
そんな昨今、ちょっとアウトドア用の靴を見たくなり、某スポーツ用品店へ。トレッキングシューズは持っているが岩場を歩くのにいい靴がないものか、という思いがあってね。とはいえ、これから岩場をガンガン攻めるぜ! と言うほどでもないので、そんなにお金は出せないし、かといってそういう特化した用途を持つ靴は得てして高い、と言うわけで見るだけに終わったけどね。まあトレッキングシューズでこなせないわけでもないし、購入は必須じゃなかったしね。
トレッキングコーナーの隣はキャンプ用品コーナー。まあついでだ、とばかりにぶらぶらしてみる。


で、買っちった。えへ。

というわけで、アウトドアチェアとしては世界的に有名なブランド、ヘリノックスのチェアツーホームを購入。
いやもう買ったのは全くの偶然。ぶらぶらしてるときにおかあちゃんからLINEの着信があったので、返事を書こうとすぐ隣に展示してあったこいつに座ったのね。
いや、座り心地がいいのなんの。
アウトドアコーナーでのそれは、自分のアウトドアでの心地よくない思い出を比較として想起させるもの。昨今、アウトドアバーナーでラーメン作ることは増えたが、いざ食べようとすると地べたに座るか岩かなんかに座るか。いずれにしても居心地が悪いったらない。椅子の一つもあれば快適なお昼ご飯になるだろうなあ…、なんて思ったことが複数回あった。
とまあ、そこまでは考えたが、ぬたりとて昔に比べれば衝動買いにブレーキはかかる。何しろこいつは天下のヘリノックス。
安かろうはずがない(実際高かった)。
ここまでだったらひょっとしたら買わなかったかもしれない。まあ、値段だけでも、と首をめぐらし近くの棚に視線を走らせる。

どこにもねえぞ。

え? これここにディスプレイしてあるってことは近くに在庫あるんじゃないの? と思って近くの棚を見てみるが実際どこにもない。2か所ほどアウトドアチェアが置いてある棚も見たが最初は見当たらなかった。えーっと、これ品切れなのかもしれないなあ。詳細調べるためにスマホで見た公式サイトやアマゾンは品切れしてたし、ここの店でも品切れなのかなこれ。でもまあ、椅子は確かにあってもいいかもなあ、と思い、比較的安いやつが並ぶアウトドアチェアの棚をもう一度訪れてみた。
で、一番隅っこに目立たないように置かれているそいつを発見したりしてな。つーか、他のは軒並み4桁の金額なんだが、こんなとこに置くなよな。
ともあれ、アマゾンと公式サイトが在庫切れ、と、あっちこっち捜し歩いてしまった、という事実が重なり、まあ使い道はあるものだし、と腹を括って購入することにした。今はちょっと体調不良でアウトドアは遠慮してるが、体調良くなったらこれ持ってって、どこかで山の棒ラーメンでも食べよっと。
で、家に帰っておかあちゃんに「また物欲やらかしたんかよ」と言われつつ組み立ててみる。淡い色を買ったので実物見せたらおかあちゃんの趣味にも合い、衝動買いには違いないが、まあしょうがないか、という評価を得ましたけどね。

まあ、猫飼ってれば直後こうなるわけでな。・・・使う時は退けよ愛猫。
ただでさえおかあちゃんから「お前の山のラーメンと猫とどっちが大事だと思ってんじゃゴルァ!」と言われてるんだからな。
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むせる

2021年01月26日 22時24分23秒 | 物欲
突然だがぬたりは今、装甲騎兵ボトムズの気分である。
・・・いや、ネットでブルーレイボックスが発売されることを知り、ちょっと血が騒いだだけなんだけどね。ついでに言えばいくら全作品収録の完全版とはいえ、アニメのソフトに10万近い値段は、妻帯者にはちょっときつくて手が出ないが。
で、ぬたりは昨今プラモデルを作っているわけで、こうなりゃボトムズのプラモデルくらいは作ってみたくなるのが自然な流れ。とりあえず家の近くの模型屋にGOだ。

・・・無ぇ・・・

いや、まあ買い物するんなら事前に多少は調べるわけで、ないだろうなあ、というのは行く前から実は分かってた。なにしろバンダイのサイトにもほとんど情報ないからね。売れ残りでもないかと思って、割とそういうのが残ってそうな店も含めて複数件行ったんだが、そうそう世の中うまくはできてないな。
アマゾンだとプレミアついてたりするしな。

んで、模型屋にないのならいっそのこと中古品の方が目があるんじゃないかと思い付いた。とはいえ、いくら無駄につきやすいとはいえアマゾンでのプレミア品、中古だってきついだろうなあ、と思いつつ、ご存じハードオフへ。

まあ、ないんだけどさ。

世の中こんなもん。まあでもハードオフって棚見てるだけで楽しいよね、と思いつつ帰ろうと思ったが、近くにはブックオフもあることを思い出した。あそこにもホビー用品あるっちゃーあるよな。
でも所詮は古本屋だろ、と思いつつ行ってみると、これがまあ結構な品ぞろえで。店の半分ホビー用品じゃないの。プラモデルもかなりあり、これは期待できるかも、と棚を眺める。

まあ、ないんだけどね。

とはいえ、今度改めて宝探しにこよう。今日はいい偵察ができたなあ、とプラモデルを買わずに家路についた。




では、なんだこれは?

というわけで、なぜかぬたりがNゲージで一番欲しかったJR九州885系1次車を見つけた。まあ開封済みの中古品扱いだから定価より安くなってるのは当たり前で、それ考えれば十分に高い(えーと、5桁)のだが、何しろこの1次車は新品ならプレミア価格。それでもぬたりが長崎に通っていた際の特急かもめと言えばこの黄色い帯の1次車で、これは本当に喉から手が出るほど欲しかったのでな。中古だろうと手に入ったのは非常にうれしい。
程度を見るに、開封組みこみ済みって感じでアンテナとかはもう組んである。でもシールは貼ってないし、説明書やパーツの入っているビニール袋もほぼそのまま。このあたりマニアの人は基本扱いが丁寧だから良いよねえ。まあ新品同様といってもいいな。
とりあえずこれはコレクターよろしく大事に取っておく予定。走らせるにはもう持ってる2次車があるからね。こっちをこれからガンガン走らせるわ。

走らせると愛猫がネコパンチ見舞うのでな。2次車はすでに少し壊れてるわ(TT)
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壊れかけのパソコンからぬたりがお送りします

2020年06月28日 22時16分01秒 | 物欲
パソコン購入の出費が今痛いのは、こんな理由もある。

新型コロナ流行以降自粛していたんだが、先日久し振りにコストコに行った。
まあ、ぬたりんちでコストコでしか買えない必需品なんかペーパータオルくらいなもんなんだが、これは騒ぎの前に安売りしてて買っておいたのでな。まだしばらくは買わなくていい。
今回はとりあえず買うなら買っておいた方がいいか、程度のものを見繕いに行ったのだが、密を避けて平日の午前10時に行ってみたが、もうそこそこ人はいた。まあ、普段に比べれば空いてるが、これ土日とかの人出は想像したくないな。絶対密は避けられそうにないわ。
んで、この日のコストコ行きには一つの大きな目的があった。ぬたりが購入を検討しているとある商品を安く販売しているとネットに情報があったので、買うかどうかはともかくとりあえず見ておきたかったのよね。ただ情報自体も1年以上前の物だったし、コストコのネット販売にも該当商品はなかった。案外コストコも商品の入れ替えが激しいから、もう売ってないんじゃないのかね? と思ったので、まずは様子見をしておくべきかな、程度の感覚でコストコの入り口をくぐった。

まあ、買っちゃったんだけどさ。中国製の激安カヤック。
カヤックと言ってもこれはまあ安物。本格的なカヤックなら6桁の金額を下ることはまずあり得ないところだが、こいつは1万円弱で売られていた。そこまで安いとなれば通常なら様子見だけをするんだが、なにしろ行った日の翌日まで限定で1,000円割引、とかとなってれば、これは迷ってる暇はないわな。Amazonと比べて、とりあえずコストコの年会費に近い程度には安くなった感じ。安いようで実は多くのものが大して安くないコストコにしては、まあ気前の良い価格ではあったな。
まあ景気の良い話は値段の話だけ。実際にカヤックだと言っても、例えばモンベルあたりで扱ってるものと同列に語れるものではない。ただでさえ空気で膨らませるタイプのカヤックは進むのにやや力が要るので、これで長時間漕ぐとなるとかなり大変だろうというのは容易に想像がつく。趣味としてカヤックをやるとなると荷が勝ちすぎるのは間違いない。
ただ、カヤックではなく水に浮かぶと言うことを考えるならこれでも十分。単純なゴムボートなら5千円くらいで買えるから、これはやや高級な部類ともなる。軽く水の上を行くくらいなら丁度良さそうな感じだったのでな。今回これを購入したのには明確な目的もあるし、そのためには丁度良かったのよね。
で、だ。安物というのは相応な品質にもなるわけで、開封時に早くもその洗礼を浴びる。

最初から収納袋に穴が開いていたでござる。まあ、本体には影響しない部分ではあるが。



マニュアルにもやっつけ翻訳のあとがちらほら。そういう木端なところに金かけられねえんだよ、っていうメーカーの本音が見えるな。

マニュアルにもあるようにこいつは空気で膨らませるもんで、手動のポンプが付属。材質からして安っぽく、ムンクさんの経験から口でぷうぷう膨らませるのがいかに大変か知っているぬたりは、それなりの重労働は覚悟しましたな。こんな安そうなポンプどうせ役に立たねえだろ。

で、やってみると思っていたよりは楽でしたな。電動ポンプあたりも買ったけど、真夏の炎天下でもなきゃ別に手動でもいいか、ってくらい。ただ、もう一つあった懸念は現実のものになったな。

空気抜くのが大変だわ。手だと完全には抜ききらない感じ。まあ、買った電動ポンプは吸い込み機能もあるから、その点で頑張ってもらおう。

とまあ、いきなり何の脈絡もないものを買ってきたんだが、ちゃんと目的はあってな。その話は、まあ、実際に使った時にでも話しましょうかね。今年のうちには行きたいし。
コメント (2)
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