フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

敗戦投手2011

2011年07月12日 19時46分58秒 | 日記
敗戦投手の背中は哀しい 男なら誰でもその理由を知ってる
長い人生に一度や二度は 自らマウンドを下りることもあるから


すばらしいピッチングで8回までぴたりと
相手の打線を抑えてたエースが
突如最終回に乱れて打たれ
満塁サヨナラのホームランを浴びた
そんな馬鹿化た話 あるもんなんだね
僕は笑いころげたあとで テレビに向かって

「いやいや、相変わらず成瀬の『一発芸(おい)』は堂に入ってるわ」

敗戦投手の背中は哀しい 男なら誰でもその理由を知ってる
長い人生に一度や二度は 自らマウンドを下りることもあるから


僕と彼女はとても愛し合っていて
実は今年の秋には みごとゴールインする
自分で言うのも何だがとてもお似合いで
だから自然に口元がゆるむ
朝目覚めてにんまり 歯を磨いてにこり
食前食後に、にたり トイレでにやり

「にっこにっこにっこにー、にっこにっこにー・・・」


ところがかげりは忍び寄るもので
彼女のO型気質は治らなかった
僕は過ぎるほどにやさしいものだから
次第に彼女をわがままにした
そうさぬるま湯はたぶん二人によくない
町の占いが僕を呼び止めて

「ふ、不吉じゃ、とくに取り憑いているネタの神様あたりが」

「悲しいときー 悲しいときー
 もう10年も経つのに、いまだに飛行機に乗る時に
 『ちゃんと乗れた?』って突っ込みが入るときー」



彼女は最近知り合った男を
まるでのろける様に僕にうちあける
「あなたが嫌いになったわけではありません
 あなたより好きな人ができただけのことです」
そんな誰かの下手な唄じゃあるまいし
僕はヒザから急に力が抜けてゆく

「悲しいときー 悲しいときー
 別れを告げられた時に最初に思ったことは
 『ブログのネタになるか否か』だったときー」



つまり僕はゆうべ フリーに戻った
長年親しんだ場所に 落ち着くようにね
知らせの受話器を僕はにぎりしめて
彼女の不幸せを、クトゥルーに祈った
(ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるー るるいえ うがふなぐる ふたぐん)
鏡の向こう側で神様がさりげなく
うれしそうにあっさりぽつりと言った

「どーも、ぬたりさん、知ってるでしょう? ネタの神でございます
 おいネタ喰らわねえか?」



敗戦投手の背中は哀しい 男なら誰でもその理由を知ってる
長い人生に一度や二度は 自らマウンドを下りることもあるから



元ネタは「敗戦投手」というより、DVD「まほろばの国で」の「敗戦投手2003」。
と言うわけで失恋ぶっこきました。
長々と長文更新をお休みしたわけだが、ネタにしてることからも分かるようにぬたりに失恋の痛手は全くない。なので心配は全くの不要ですよ。その辺の詳しいことは明日述べるから、明日もまた読みに来るのよ皆の衆。
まあ、明日読まないで「傷心のぬたりさんかわいそう」と思ううら若き独身の女性がおられましたらぬたりに連絡の程を。
万難を排してなぐさめられに伺って、母性本能に甘え尽くす所存ですから(殴)

ああ、元ネタ敗戦投手も貼っておこう。ホントなんでもあるなyoutube。
コメント (10)
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