そういえば、振るだけ振っといて書かないのもなんだし書いてはおこう。ただし、ぬたりさんは現在、絶賛ご機嫌斜め中なので、文章のキレはいつにも増して悪いかもしれんが。
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で、3月のとある週末、キャンプに来たわけであるが。
ただ、キャンプと言っても「デイキャンプ」と言って日帰りなんですけどね。休みが不規則なのはもちろんなんだが、ぬたり自身が子供の頃親と一緒にやったキャンプしか経験がない身。そのキャンプ自体は、キャンプ場じゃなく特に設備もない山の中でやったもんだから、昨今の至れり尽くせりのキャンプ場でやるんなら心配はいらないとは思うんだが、何事も様子見が大事。つーか、やっちゃいけないルールを気にしなきゃいけないキャンプ場と、何も設備がない分何が出来るかを想像しながらやる野山でのキャンプは考え方が違うので、逆に不安にもなる。というわけで、おためしで日帰りデイキャンプをしてみようかと考えてみたわけだ。
が、世の中なにごとも思い通りには行かないもんで、まず、冬の間は多くのキャンプ場がクローズしており、そもそも選択肢が限られる。んで、キャンプ場側とすると、デイキャンプって費用対効果が悪い(サイトは1泊分占拠されるのに値段は安く設定せざるを得ない)ので、土曜日とかは受け入れてないところもある。さらにはおかあちゃんを連れて行く関係上、トイレとかにもある程度の清潔性が求められる。まあ、用さえ足せればトイレなんかどんな汚くてもいいじゃん、という考え方は男性でも今では一部に限られるかもしれないけど。ちなみにぬたりは、汚いトイレのすぐそばにテント張れと言われたらさすがに嫌だが、そこで用を足す分にはあんまり気にしないな。
そんな感じで日程含めてあれこれ検討していった結果、とあるキャンプ場を予約するに至った。場所は長野県軽井沢町。
軽井沢CAMP GOLDさんにてデイキャンプをお世話になってみた。
さて、時まさに3月。まだ肌寒い季節の軽井沢である。んなわざわざ寒空の中に出掛ける人はいるのかいなと思っていたが。
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サイトはほぼ埋まってたりします。ざっと見た感じ、1つか2つくらいしか空きがない。んで、デイキャンプ利用はぬたり達くらいのもの。みんな帰ろうとはしておらずそのまま1泊の流れの模様。軽井沢という日本でも有数の観光地、ってこともあるんだろうけど、昨今のキャンプブームってのは本当なのかもなあ、と実地で感じた。まあ、ここが人気のキャンプ場、ってこともあるかもしれないけどね。新しいから設備もきれいで快適でしたわ。
さて、今回のデイキャンプはあくまでもキャンプのお試しと割り切っている。まず1つめのお試しはテント設営。ゆるキャン△のアニメで、しまりんは興味を持ったテントを家の中で組み上げていたが、ドームテントは設営に場所を取り、家の中では出来なかったので、広いところで組み立ててみたかったのね。
設営自体は簡単、とは言われているスノーピークのアメニティドームだが、説明書自体は、やる気あんのか、と問い詰めたいくらいには記述が簡素で分かりにくい。そこで事前にネットで調べたら、そういう箇所をピンポイントに説明しているサイトに出くわした。曰く「フライシートの正しい方向が分かりにくいので、「Amenity Dome」と書かれている方が前、ということを覚えておくと良い」という説明を読む。なるほどこれはわかりやすい説明だ。えーっと、文字が書かれている方が前、と・・・。
後ろ側にも同じ文字が書かれているのですがそれは。
どうも説明してあるサイトの時と仕様変更でもあったのか、ポールの説明も違っていたりした。まあ、実際組み上げ自体はそんなに難しいもんではなかったわ。お試しのテント設営なんだから、あれこれ間違えながらやっていくのが大事。
で、次なるお試しが焚き火。ぬたりの子供の頃は焚き火なんて地面でやるのが当たり前だったけども、炭は自然界ではなかなか分解されないことが分かってきて、今は焚き火台を使うのが当たり前。で、ぬたりもこれに合わせて焚き火台を購入。
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買ってみたのは
UNIFLAMEさんのファイヤスタンド2。店頭で見たりネットで情報収集したり、あれこれ考えた割には、結局は「ゆるキャン△」に出てくるやつ、というヲタ丸出しの選定になったあたり、もんにょり、ではあるけどな。ただ物としての評判はすこぶる高く、軽い、よく燃える、扱いやすい、と大評判。一応限定発売品で「今年しか作りません!」とメーカーは言ってるんだが、なぜか毎年毎年普通にそこら中の店頭で購入できる、という不思議な商品。もうレギュラー品にしちまえよ。ともかくこれ使って焚き火。
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すげえ燃える。
ぬたりは火起こしスキルは一応あるが完全に親の見よう見まね。そんなではあったんだがこれはホントによく燃える。適当に細い枝積んで、火種放り込めばあっという間に焚き火になっちゃう。下がメッシュという構造は下から容易に空気を取り込めるので、火が消えるかどうかなんて全然心配いらない。一箱買っていった薪があっという間に燃えて消えた。これすげえな。純粋に楽しい。
ただ、空気が通り過ぎるほど通り過ぎるんで、風が吹くと相当に怖かったが。消えるかどうかの火の番はいらないけど、風に関する番はいるなこれ。次やるときまでに風をよける板かなんか用意した方がいいな。
んで他には、前から持ってたアウトドア用バーナーでお湯を沸かしてカップラーメン食べたりコーヒーを飲んだり、焚き火使って焼き芋焼いたりしてのんびりとした休日を送ったわけだが、デイキャンプをやってみた夫婦の感想は同じものとなった。
時間が足りない。
ぬたり達は11時チェックインで夕方5時過ぎくらいまで滞在しており、これはデイキャンプとすれば相当に恵まれている。ほとんどのキャンプ場のチェックインはお昼過ぎからが基本だから、チェックインの早いここはデイキャンプをするにはほぼ理想的。我ながら良いとこ見つけたもんだ。
で、そんな感じで恵まれていても、お昼を食べて焚き火をして、その片付け(少し風があったので焚き火はつきっきりにならざるを得なかった)とかを済ませ、さてのんびりするか、と思っても、のんびり時間はそんなに長く取れなかった。のんびりとした滞在にするには、やはり1泊が基本となりそうな感じで、デイキャンプではちょっと忙しい感じね。
つーことで、そのうち泊まりのキャンプに行くことになると思うわ。でもそのためにはまだまだ買い足さなきゃいけない物があるという事実に、ホントキャンプって金かかるわ、と思う昨今。
ちなみに今回お世話になった軽井沢Camp Goldさんは、トランポリンやクライミングウォール、スラックライン等、子供が遊べる遊具が複数あるし、場内に川が流れているから夏なら川遊びも楽しめる。ファミリーキャンプにはうってつけだと思いますので、皆様も是非。今ならまだまだ施設もきれいだしね。